記事タイトル:さっさとお勉強しなさい! 


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お名前: Hide.   
to コムさん

>勉強さえすれば、といい、勉強しないから、という。勉強しないんじゃな
>くて、勉強できないのでは? 勉強する能力がないのでは? 勉強ができ
>るということそれ自体が能力だと思います。

昔、ウチのお袋が私に「才能が努力を呼ぶ」と話してくれたのを思い出しました。
努力ができることそのものが才能なんだ・・・逆には、才能があるっていうこと
は努力できる人間のことなんだ、ってことですね(^^)


私が大学卒業後、教師ではなく剣道の専門家を目指した背景には、「現在の学校
教育では成しえない部分を、剣道によって子供たちに教育していきたい」と考え
たからです。はなはだ傲慢な考えではありましたが、やはり知育偏重の学校教育
では不十分な部分があるのは否めません。剣道が、うまく地域の青少年の健全育
成に貢献していけるようにすることこそ、21世紀に剣道が生き残っていけるか
どうかの境目かもしれませんね(^^)


おっと、お題がらずれました(^_^ メ)

お名前: コム   
興味があるテーマなので前からカキコしようと思っておりました。出張な
どで時間がとれず遅くなりました。(剣道親バカ父の一人です。)

よくこういう話を聞きます。
「うちの子はどもは勉強さえすればトップクラスに入れるのだけれども、
欲がなくて、いくらいっても勉強しない。勉強さえすれば、トップになれ
るのに―」そうではないと思います。
勉強さえすれば、といい、勉強しないから、という。勉強しないんじゃな
くて、勉強できないのでは? 勉強する能力がないのでは? 勉強ができ
るということそれ自体が能力だと思います。

もう一つ例を、ある碁会所での会話です。
「もう少し考えれば絶対に負けないだが、俺はどうもじっくり考えないか
ら」と、負けた人がぼやきました。するとそばで見ていた碁会所(有段者)
の親父さんが、こういった。「そうじゃないよ。考えないから、じゃない
んで、考えられない、のだよ。考えさえすればもっとよい手が打てると思
うのは間違いで、考えるだけの力がないから考えられないんだ」・・・・

「勉強する」とは何を?また「頭の良さ」とは何でしょうか?単に記憶力
が良く成績が良いことをいうのでしょうか?
わたくしは思いますが頭の良さとは人間の持つさまざまな能力をうまく発
揮できることだとかってに考えております。

・「見る」「触る」「嗅ぐ」「聞く」など五感を通してものを感じ取る力
・生きるために必要な基本行動「食べる」「眠る」「呼吸する」「歩く」
 「走る」「逃げる」「浮かぶ」「泳ぐ」「手足をうまく使う」等する力
・平均感覚、平面や立体認識力、動く物の認識力、観察する力・・・
・集中力、拡散力・想像力・忍耐力・持続力・記憶力・観察力
・思考力・推理力・分析力・表現力、話す力・努力する力・コミュニケー
 ションする力・行動力・止める力・危険を察知する力・経済感覚・思い
 やる力・励ます力・共感力・美しさを感じる力・感情をコントロールす
 る力・ストレスを処理する力・自分や相手と逃げないで向き合う力・時
 間の認識力・責任を感じる力・・・
・判断する力(善悪を含む)・選択する力・・・・・・・・・・

思いつくまま上げてみましたが切りがなくなりますのでこのへんにいたし
ます。これらは基本的全部に脳が行なう力です。
これらの能力が低下すると色々なことが起きます。病気、失敗、事故、貧
困、ときには戦争さえ起こります。(ちなみに今話題のウサマ・ビン・ラ
ディンは数年前はアメリカの英雄でした。今は・・・)

学校教育は、この考える力を含め人間の持つ能力を強くする、鍛える、伸
ばす、頭そのものを良くすることをおろそかにしてきたように感じます。

先日、新聞に今の学校について専門の方がこんな見方をされておりました。
・「今の子供達は念入りにダメにされている。学級崩壊は、来るべき時代が
 到来した現われ」日本教育学会名誉理事―坂本秀雄さん
・「子供の大脳発達過程に変化が起き、それが学級崩壊などの問題と関連し
 ているのではとし、抑制過程(車でいうブレーキ)より興奮過程(アクセ
 ル)の優位な脳の型、いわゆる「興奮型」の子供が増えている。これはコ
 ミュニケーション不足で脳をダイナミックに使わなくなったせいでは・・
 信州大学教育学部助教授―寺沢宏次さん

など今の学校教育に関する問題は毎日のように報道されております。私は、
学校教育を否定するつもりはありません。逆にとても大切なものと考えてお
ります。しかし、先にふれました考える力を含め人間の持つ能力を強くする、
鍛える、伸ばす、頭そのものを良くするといった教育(トレーニング)が不
足していると思います。

剣道が万能なものとはいいませんが、しかし特に青少年の脳と体の育成に
はすばらしい効果があるものだと思います。

Hideさんも少年指導のページでお話されているように、剣道は「知育」「徳
育」「体育」を学び、身に付けていくことができるすばらしい場であると思
います。特に「徳」を学ことができる数少ない教育でもあると思います。

私自身、子供達が10年少年剣道クラブでお世話になり、自分も含め子供たち
も勉強は出来ませんが(^^)子供達は色々な能力を身に付けたことを観察い
たしております。

長々とわっかたようなことを偉そうに書きましたことをお詫びいたします。
わたくし自身まだまだ未熟もので、修行中(仏道)であります。生涯かかて
も身につけることはむずかしいでしょうが。(^^)

お名前: Hide.   
to およさん
皆さん同じですよ。私だって、このサイトで偉そうなことをいっぱい書いてます
が、ただの弱い人間にしかすぎません。みなさんとお話しさせていただく中から、
自分自身が日々、勉強させていただいている・・・。そんな気持ちで、レスを着
けさせていただいております(^^)

昨年3月末にここを開いてから、私もずいぶん考え方が変わったんですよ。この
1年半ほどで、10年分くらいの勉強をさせていただいたような気がします。い
かに無意に生きてきたのか・・・、恥ずかしくなることばかりです(^_^ メ)

>(某学院時代には俺も活躍したんだ、と大きく話をしてます。)
そうですか、じゃぁ、K高校との定期船などで活躍されたのでしょうか? 私も、
矢野先生にはずいぶんお世話になりまして、何度か学院のボロ道場にお邪魔させ
ていただきました(笑) ウチの代には、学院から2人、剣道部に入りました。
年代が近ければ、ニアミスの可能性もありますねヽ(^.^)ノ


to ne-mamaさん
アハハ、私だって自分の子供はかわいいですよ。盲目になりそうなことだってあ
ります(^^; でも、しょせん自分の子供ですから、そんなに大それたものにはな
りません。小梅さんが立てられた「自分が恥ずかしい」のトピのではありません
が、病気やケガなく、素直で健康に過ごしてくれているだけで、私は幸せだと思っ
てますけど(^_-)〜☆

お名前: ne-mama   
To およさん
こちらこそよろしくお願いします。
どんどんよりかかってください (=^_^=) 体だけはデカイのでびくともしませんから
私もお邪魔するようになって、いろいろな方のお話を伺えるのでこのHPが大好きです。

To Hideさん
大きな見方はできるのですが、我が子のことになると・・・ぜんぜんダメです。
これからも、たくさんの方とたくさんのお話を頂きたいです。m(_ _;)m

お名前: およ   
toみなさん
はじめてのカキコにこんなにお付き合いいただいて本当にありがとうございます。
普段ぼんやり暮らしている、ぼんくら母のわたしはただただ、ありがたいばかりです。
つつみこんでいただいてるみたいで、あんしんします。 このHPに溺れてしまいそう。

to ne−mamaさん
やさしくしてくださってありがとうございます。そんなやさしくすると
よっかっかて体重でつぶしちゃうかも。これからもよろしくおねがいいたします。

to hide.さん
私みたいな自立していないぶら下がりが紛れ込んで、さぞご厄介をおかけすることに
なりそうですが、ほんとにここにたどりついてありがたい、と思うことばかりです。
わたしも、もっと皆さんを見習って修養をかさね、少しでもお友達や家族にフィードバック
できたら、というのが今の願いです。よろしくおねがいいたします。
ところでぜんぜん話は違うのですが、我が夫、上石神井の某学院卒です。W大で剣道部に
入ろうかなと一瞬思ったらしいのですが、多分ついていけないと言う判断で、
やめちまったという経歴の持ち主です。入っていれば、世の中の人的配置が細かいところで
変わっていて、・・・・・と考えるとちょっとつまんないですね。
これがよかった。(某学院時代には俺も活躍したんだ、と大きく話をしてます。)

お名前: Hide.   
to 子供たちよ、もっと元気をだせ!さん
>およさんやHideさんの周りには、あまりいないかもしれませんが、世の中に無
>気力な若者が大勢います。(大半がそうかもしれませんが・・・)
私は今大学勤務でして、それもけっしてランクの高いとはいえない大学ですので、
それこそ無気力の塊のような若者をたくさん目の当たりにしております。それ以
前は女子高の教師をしておりましたが、県内で有数の受験校であったにも関わら
ず無気力・無目的の高校生だらけでした(^^;

まだ部活やサークル活動に燃えている学生や生徒は活き活きしておりましすが、
勉強オンリーの子や勉強にすら取り組めない子は学校そのものに居場所を見つけ
られず不登校などになる傾向もありますね。そういった意味からいくと、いわゆ
る学歴偏重社会が崩壊しつつあり個人の資質が評価される時代になりつつあるこ
とは喜ばしいかぎりです。

そうした新しい21世紀のために、マンパワーのある子供を、剣道を通じて育て
たいですねヽ(^.^)ノ


to あぴこさん
>ただ、その逆に勉強でお稽古の時間が思うようにとれずにいる子達にどのよう
>な言葉かけをしてあげたらよいのでしょうか。息子のとても大切な仲間たちな
>ので・・
そうですねぇ、剣道はなにも、道場で防具を着けて行なうだけがお稽古ではあり
ません。自宅でだってできますよね(^^)
基礎的な体力をつけるためのトレーニング、腕立て・腹筋・背筋、バービージャ
ンプ、インターバルランニング、垂直跳び、縄跳びなんていうのは、すべて剣道
に直結する運動能力を高めてくれますし、素振りは最高の一人稽古ですヽ(^.^)ノ

勉強で時間がないとはいっても、それは中学の部活に参加する時間があわないだ
けで、それら隠れた努力をする時間まで惜しんで勉強しているとは思えません。
そうした地道な努力こそ、いざというときの力になるのだ、とアドバイスしてあ
げたいですね(^_-)〜☆


to およさん
誰もが勉強と剣道の両方をガンバって、なおかつ両立できるとは思いません。で
も、最初からそれを放棄してしまうのは好ましいあり方とは思えません。とくに
義務教育の間は、勉強することを習慣づける大事な時期ですので、親がまず、そ
うした機運を家庭内で作ってやることが大切なのではないでしょうか(^^)


to 小梅さん
一芸に秀でることは素晴らしいことですが、多くを犠牲にしなければ人の上には
立てません。どうせのめり込むなら、そのくらいまでやるなら「勉強なんてやら
んでいいよ」って言ってあげられますが(笑)
なかなか馬鹿にはなりにくい時代ですからねぇ・・・( -o-) フゥ
でも、何事も馬鹿になってやる時代が、とくに若いうちには必要なきもいたしま
すが(^^)


to ne-mamaさん
ne-mamaさんの視点は、いつも温かいですね(^^)
むろん教師とて、生徒の一面だけを観ているつもりはありません。しかし、どう
しても、数字で表れるものに目が行きがちですね。
しかし、本当に目の見えている教師は、それ以外の部分をチャンと観ているもので
す。体育祭のヒーローが卒業式のひtに先生と抱きあって泣けたのも、その先生
が彼の数字に表れないいい面をチャンと観ていたし、彼もそれを感じていたから
です(^O^)

我々剣道指導者も、表面に現れない部分までチャンと見通せる目をもって、子供
たちの指導にあたらねばなりませんねヽ(^.^)ノ

お名前: ne-mama   
To およさん
私はここの「さっさとお勉強しなさい!」を拝読させていただき、とても勉強になりました。
およさんの様に、きちんとしたお考えを子どもたちに伝えることが大切だと思ったからです。
――昨日さっそく、本屋さんで、藤沢修平さんの「蝉しぐれ」買ってしまいました。
いろんな子どもがいるように、いろんな大人がいて良いんじゃないのかな・・・
こんなこと考える、私はヘンかもしれませんが、もし、およさんやHide.さんとクラスメイトだったら・・・
優等生のお二人には、きっと授業をフケるne-mamaを「信じらんなーい!」なんて思うかも・・・
そして、私は、「頭のいいやつにはわかんなーい」なんてことになっていたかも・・・
出会いを大切にして、本当の大人になりたいne-mamaでした。

お名前: およ   
to 小梅さん、ne−mamaさん
ありがとうございます。
子どもって、スーッと伸びた時、周りが見えるものなのかもしれないですね。
何がきっかけで自信をその高みに登らせることができるか、それは様々な
場合があるのですから、本当はそんなに周りが心配することではないのかも
しれませんね。スンげーーーーおばばの老婆心て奴だったのかもしれません。
反省します。あとはそれぞれのご家庭に微調節の機能があるかどうか。
おかあちゃんがうるさすぎたり、おとうちゃんが横暴だったり、逆に
無関心だったり・・・・あ、この辺も私には反省すべきところかもしれません。
私が心配していた彼は、おそらく今伸びようとしているのだと思うことにします。
自分の周りを見渡せる高みに上ろうとしているのでしょう。
それを待っていてあげられるご家庭であることを・・・・・・

お名前: ne-mama   
みなさん、こんにちは。
うーん・・・間違ってたらごめんなさい。確かに、文武両道がベストだと思っています。
ただ、子どもたちを育ててきて、なるほど・・・!と感じたことがあります。
中学の授業参観を見て、いかに落ちこぼれが多いか・・
勉強ができれば学校生活も楽しいし、先生方・友達に評価され将来○○になりたい!!なんて熱く語ることもできます。
でもその反面、本当に勉強が苦手で、教室では小さくなっている子もいますね。
あらあら、この先大丈夫かしら‥と心配になっておりましたが、体育祭のときオッ!!と思いました。  立場が逆転したりしてて・・・みんなから大きな歓声をもらって、クラスをひっぱてたりすると、なんか嬉しかったり。学校行事の意味合いがそのときわかりました。
勉強ができるに越したことはありません。でも何かひとつ、打ち込めるものを見つけることが大切だと思います。
体育祭のヒーローは、普段は保健室に通ったり、茶髪にピアス・・・でしたが、卒業式には、髪も黒く染め、大きな声で歌い、先生方と抱き合って大きな声で泣いていました。
 高校へ進学することが、中学の大きな目的になっているのも事実ですが、勉強だけでなくもっと大きな目で子どもたちを見れたらなぁ・・・と思ってしまいました。
チョッと話がそれましたが、きついお稽古をやっているから、勉強はしなくていい、なんてもちろん思っていません。
でも、続けていくうちに、何か目標が見えてきて進路が決まることもあると思います。
中学・高校のとき、自分の価値を見出せない子どもたちが増えています。
 ひとつの見方でしか評価できないのは、偏る気がします。ンッ!こいつも捨てたモンじゃないぞ!と評価してくれる大人が必要なんじゃないのかな・・・

お名前: 小梅   
 私の知り合いで、剣道しかしない奴がいました。彼は剣道で高校・大学と推薦入学、
そして警察に剣道で入りました。勉強はできませんでしたが、剣道はめちゃくちゃ強
く、負けることはありません。もちろん彼に負けは許されないのですが・・。
 彼の学生生活はまさに剣道一色。休日もなくデートもろくろくする暇もありません。
そんな彼のように極端に強くなればそれが社会で通用するんですね。第3者が認めるわけです。
そういう根性・信念・実力・戦績がないのなら、勉強はある程度やらないとダメでしょう。
 中学生が高校受験するとき、高校側は何を見るか?いい生徒をできるだけ取りたい。
では何で評価するのか?それは試験の結果です。それだけではないかも知れませんが、
中学生活3年間のうち勉強は誰もが公平に与えられた義務です。これをどのくらいまじめに
取り組んだかが成績となって現れるのですから、高校側にとっては唯一の公正な判断基準
になるのでしょう。受験校のレベルによっては勉強の準備期間が違います。だから進路が
決まったらその学校に合格するまでに必要な学力を身につける時間を逆算して剣道に割く
時間を配分するのです。いつまでも受験校が決まらないと、その準備期間はどんどん短く
なり、その期間に見合った受験校の中から選ぶことになるのです。受験期間と勉強時間は
反比例するのが通常ですが、集中力の違いがここでモノを言います。部活を引退して受験
期間の短い子、あとは集中力です。頑張れ!!

お名前: およ   
どっきどきの展開になってきました。
 to hide.さん
 レスありがとうございます。
>昔から「剣学一如」「左文右武」「文武両道」といわれるように、
>「武」だけ秀でていても「文」だけでもよしとはされてきませんでした。

身近な手ぬぐいにそんな言葉が沢山」 
あるのだから、はやく気づいてほしいです。ひとつの方向ではなく
全方位を見渡してほしいですね。 すごく的確なまとめをしていただいて、
ありがとうございました。

to 子どもたちよ、もっと元気をだせ!さん

私、実は義務教育のあいだしか「お勉強」はしませんでした。
大学を出るまでに、9年間の貯金を食いつぶしました。
でもおかげで、息子のお勉強にはばっちりお付き合いができます。
私自身も母や父に見てもらいながらお勉強をしました。
それくらい義務教育と言うものは威力を発揮するものなのかも
しれません。しかし運動オンチの両親のもとに生まれた私はお察しの通り
だめなやつで、スポーツより、本だ、ピアノだ、お習字だにはしる文弱の徒です。
それで、部活はチームワーク重視でブラスバンドやってました。
お勉強以外のやじろべえの反対側をどうやってうまく見つけるかが
ポイントかもしれませんね。レスをありがとうございました。

to あびこさん
ありがとうございます。ひとつの成果が出るとそれを維持していくのは
たいていの努力ではないとおもいます。それは勉強もスポーツも
バンド活動もおなじことですよね。かなりつらいですよね。hide.さんが
おっしゃることが胸にずしんときます。息子さんやおともだちがうまく連帯意識と
独立独歩の両道を見つけられるといいですね。

皆さんにいろいろ書いていただくと、そのたび、ひとつずつ駒が前に進む気がします。
息子(小3)がつまずくことがあれば、このカキコを見せます。

お名前: あぴこ   
改行の失敗&消し忘れの文章ありでたいへん、申し訳ありませんm(_ _)m

お名前: あぴこ   
最近、同じようなことで悩んでいたのでカキコさせていただきますね!
息子の中学では今年5人の一年生が剣道部に入部したのですが息子を含めて全員が同じ道場の子です。一年生といえども、やはり塾通いしている子が多くお稽古を休みがちで、5人の中で息子だけが塾等の習い事をしていないので週三回、部活と道場でみっちりお稽古していただいています。
そのかいあってか、この秋の新人戦に一年生で一人だけレギュラーで出場させていただきました。親の私としましては、夏休みも部活も道場も一日も休むことなく頑張った成果・・と、
うれしく思いましたが、他の子達はやっぱり複雑な気持ちですよね・・。
「負けずにがんばるぞ!」と、思ってはみてもやはり練習量の差が辛いようで、かといって
簡単に塾通いをやめられるわけもなく、イライラがこちらにもつたわってくるのです。

 >部活動や道場などで、帰宅部の人に比べれば家庭学習や塾に通うなどの時間が制
 >限されてしまいます。その分「授業に集中」し、授業中に要点をまとめてしまう
 >くらいの要領の良さが必要なんです。「常に先読みをする」は剣道でも重要な要
 >素ですよね。

Hide.さん、本当にそのとおりだと思います。
ただ、その逆に勉強でお稽古の時間が思うようにとれずにいる子達にどのような言葉かけを
してあげたらよいのでしょうか。息子のとても大切な仲間たちなので・・



イライラが
こちらにもつたわってくるようです。かといって、そう簡単に塾通いをやめられるわけもなく

お名前: 子供たちよ、もっと元気をだせ!   
面白そうなテーマなので、父親の立場から一筆させて頂きます。

To およさん
>それで社会にでても恥ずかしくなく仕事ができました・・・そんじょそこらの
>お兄さんたちには負けてなかった・・・
どんなお仕事かわかりませんが、それは、やはり中高生で”お勉強”をした結果
なのでしょうか?
お勉強した結果ではなく、それは、およさんの優れた人格によるものと推察致します。
そして、その優れた人格とは、勉強によるものだけではなく、むしろその他色々な経験
によって培われたものではないでしょうか。

ちょっと前(ほんの10年ほど前)までは、たとえば就職試験の際に学歴が唯一無比の
評価材料であり、面接や筆記試験は行いますが、やはり、優秀な大学さえ卒業すれば、
いい会社(世間一般でいう大企業)に就職でき、生活も安定する、
という図式がまかり通ってました。
しかし、最近はかなり様子が変わってきています。
身近な例では、私の会社で新入社員の質が変わってきたのです。
今までは、国立T大、私立W大、私立K大を中心に成績重視で採用してきたのですが、
最近は、出身大学がよくわからなくなってきました。
それも結構個性の強い若者が増えてきました。
会社は、(景気が悪いにも拘わらず)活気がでてきたように思います。
決して国立T大、私立W大、私立K大が暗いというのではありません。
あくまで新入社員の質が変わってきたのです。
私の部下でも、絶対に勉強してなかったと断言できるヤツが、
入社2年目で査定トップとなりました。
彼の出身校は、今までにほどんど入社実績がなく、更に入社成績もビリだったんです。
そんな彼は、小学校から剣道ばかりやってたそうです。
大学では結構有名な選手だったみたいです。
大きな声で挨拶はするし、返事も大きいし、おまけに集中力があり、なんでも
吸収してしまいます。将来がとっても楽しみな、頼もしい部下の一人です。
算数の成績が悪くても、国語の成績が悪くても、あまり関係が無いように思います。

およさんやHideさんの周りには、あまりいないかもしれませんが、世の中に無気力な
若者が大勢います。(大半がそうかもしれませんが・・・)
「文武両道」どころか、「文も無し、武も無し」、というよりも「どちらも興味無し」、
つまり無気力なんですね。
そんな中で、中学高校時代に一つのものに(一つだけでも)集中できるのは、
とってもすばらしい事だと思います。
二つのものに一所懸命に集中できたら、さらにすばらしいですけど。

たしかに、勉強をするのは、中高生の義務だと思いますが、勉強ばかりしている
子も多いですよね。
勉強はできるけど、挨拶も返事もできない子がたくさん社会に放り出されてます。
「文」と「武」、対極をなすものであるはずなのに、
「勉強ばかりしないで、たまには剣道もしなさい!」
・・・なんて事は決して言われませんよね。残念ながら。

長くなって申し訳ありませんでした。
これは、大変いいテーマだと思います。
もっと、公の場で議論したいものです。

お名前: Hide.   
to およさん

なかなか楽しいテーマをありがとうございますヽ(^.^)ノ 管理人としてもひとこ
と意見を言わせていただきましょう。

勉強をするのは、中高生の義務だと思うんです。だから、プロの中高生としてしっ
かり自覚をもって勉強するのは「当たり前」のことです。それができてはじめて
「剣道」だと考えます。

勉強をろくすっぽしないで剣道に明け暮れているのは、自分がやるべき本文を履
き違えている愚行です。昔から「剣学一如」「左文右武」「文武両道」といわれ
るように、「武」だけ秀でていても「文」だけでも良しとはされてきませんでし
た。ひとつのことに一生懸命になれる人なら、もうひとつのことにも全力で取り
組むことができるはずだ。そして、それこそが「優秀な人」である、といった考
え方が根底にあるのではないでしょうか。また、そうした人こそ「尊敬にあたい
する人」であり、だれもが目標とした人間像だったのでしょうね(^^)


部活動や道場などで、帰宅部の人に比べれば家庭学習や塾に通うなどの時間が制
限されてしまいます。その分「授業に集中」し、授業中に要点をまとめてしまう
くらいの要領の良さが必要なんです。「常に先読みをする」は剣道でも重要な要
素ですよね。
「常に一歩先を読み、今、やらねばならないことに全力で取り組むことができる
人」が、選手としても優秀な成績を収められるのだと思いますがヽ(^.^)ノ

お名前: およ   
改行がうまくできないんですーーー。
談話室の方にも同様のテーマでトピがでてましたけど、
ここにカキコするみんなはとっても頑張りやさんだなー
と、感心します。
それと、自分をよく知っているのではないかしら。とても謙虚に。
私が中学校に入って最初の国語の時間に先生が「この3年間で
自分の進む道をはっきり見極めるように」という意味のことを
話されました。15歳はもう社会人にならなければならない年齢だ、
実際、就職する人もいるだろう、その自覚を3年間で持つように
しなさい、という意味だったと覚えています。
剣道や他の部活でもそうなのでしょうが、中学生の時代って
扱いがデリケートで、そのくせごっつい意味をもつ3年間だと
いまさらながら思います。
愛読書のひとつに藤沢周平の蝉時雨というのがあります。
かぞえで15歳の少年剣士の成長の軌跡を描いたものですが
この時期の成長の重要さとか、輝きとかそんな大事なものを
感じさせるものです。いい小説です。

お名前: およ   
ぶっ壊してしまいました。
to dummyさん、crowさん、ありがとうございます。おっしゃるとおりうまく自分をコントロールしなければいけませんよね。私はその彼とは直接話ができるところにいないので、聞いた話で
しかないのです。彼にアドバイスをする、というより、彼のママに間接的にでも聞こえてくれたら、とねがっているのです。同じ剣道をする仲間がそんなことでつぶれてしまったり、本来の彼のいい特質が曲がってしまったりするのを恐れています。

お名前: およ   
to                                                                                      中学生のころって、確かに体力も(うまく使えば)充実していると思います。
それと同時に、知識欲と言うか、知的好奇心のアンテナもビンビンで、お勉強だって
したいはずなんだと思うのです。その部分を犠牲にしてまで「強くなる」と言う目的だけに
向かっていくのは人としての円満な成長というお題目から逸脱してしまいそうですよね。
せっかく試験期間を学校が設定して、お勉強をさせてくれているのだから、その間くらいは
復習に集中するのもひとつの手のはずなのですがね・・・。聞こえてくるのはそれすら
うまく利用できないらしい、という話しです。
私なんかの経験だと、小学校の勉強はものすごく頑張りましたし、中学校でもかなりいいセン
行っていたと思います。で、高校、大学で、それまで溜め込んだ貯金を食いつぶす、という学生生活でしたが、それで社会にでても恥ずかしくなく仕事ができました。むしろ、過分な仕事を任されて,社会人としてはそんじょそこらのお兄さんたちには負けてなかったという自負すらあります。それくらい義務教育は重要だと思っています。息子にも時々言うのですが、「義務教育が終わったら職人(宮大工なんかすごく儲かるらしい)に弟子入りしなさい。それまではしっかりお勉強をがんばろうね。」母親としては息子がお勉強で一番になれるタイプではないことはよーーーく分かっているので、そんなことは言いませんが、毎日の努力の後が見えなかったり、基本的なたとえば定規の目盛りの読み方が分かっていなければ、少し厳しく指導することはあります。
剣道は、本人もすごく好きになってきましたが、それでも必ず勝って来いだの、目指せ優勝だのは言わないことにしています。むしろ一生楽しめる、細く長い剣道を目指してほしいのです。
あと、稽古の態度がだらだらしていたり、先生に対する態度が間違っていればそれが分かったところですぐに指摘し、説明し、改めさせる方向でピシッと言うことはよくあります。

お名前: crow   
>およさん
初めまして中2のcrowです。
そんなに稽古オンリーの人がいるのですか!?
ちょっとびっくりです。
その人の成績はどうなのでしょうか?
人によっては授業中ぐわぁ〜っと集中して、
全部覚えちゃう、という人もいるし・・・・(私はそんなことは出来ないけれど)
本人の考え方の問題ですよね。本人はどう思っているのでしょう??
それに、剣道って機転が利かないとできないと思うんです。
だから、そんながむしゃらな練習に走ってしまうということはないと思うんですが・・・
ただ、ひとつの事にこんなに打ち込める、というのはとてもすばらしいことだと思うので、
それを傷つけないような声の掛け方がいいと思います。

中2の分際であんまりえらそうな事はいえないのですが
一応一中学生として思ったことです。

お名前: dummy   
to およさん
20年近くの昔に中学生だった者です。私の個人的なケースについて述べさせて頂きま
す。私が中学生の時は、毎日部活があり、それに加えて週二回道場での練習がありま
した。休日は試合に明け暮れました。(それでも疲労感なんて無かったのが、今思うと
不思議です)
学校の授業を休むということはありませんでした。とにかく、授業に出て、集中して、
後は中間テストや期末テストの前、部活が休みになると必死で勉強しました。
ただし、そのパターンがうまくいったのは中学生のときだけだったような気がしま
す。いくら稽古しても疲れが翌日に残らなかったから、授業にも集中できたし、テスト
前にも必死で勉強できたのだと思います。
高校時代は1年間しか剣道せず、少し剣道から離れていて、大学に進学、さあまた剣道
しようと思った時、週4日の練習なのに疲れて翌日講議を聞きながら思いきり舟をこい
だりしておりました。明らかに中学生の頃とは違っていました。
なんだか長くなってしまいましたが、要は中学生あたりならどっちも必死にできるのでは
ないでしょうか?ということです。もちろん、勉強と部活でどっちかを優先させなけれ
ばならないなら勉強と思います。でも中学生、勉強のみだときっと良くないですね。
体力有り余るし、よからぬことばかりが頭かけめぐりますね。私がいた中学校、相当
荒れてました。体力持て余したやつら大暴れ、体育教師がとめに入る。。。
すみません、以上です。

お名前: およ   
うーーん、タイトルが刺激的過ぎたかな。
toたいすけ君
>勉強が¥はそこそこで稽古が中心ですね
それでいいんじゃないかな。そこそこで満足してるのでしょ。
進路の心配とかなければ十分。
おばさんが気にしてるのはお勉強ゼロの人。授業にも集中できてないのに
部活の後も出稽古に素振りを日々欠かさずやる人のことなのです。

toM.木村さん
言わずにすむなら親子ともどもこんな楽チンはないよね。私も憧れの世界です。
デモね、「少し身体を休めなさい。」とか「最低学校の勉強くらいはこなしなさい」
と言いたくても言えない家庭もあるらしい、ということを耳にすると、まったくの他人事ながら
その子の将来を心配せずにはいられなかってのです。

そんな子もいるかと思えば、「僕は推薦ではなくて、できる範囲で勉強して、普通に受験して
公立に行きたい。」と言う主将も知っています。彼もなかなかいい選手です。
ね、とっても健康的でしょ。

ご両所、レスありがとう。

お名前: M.木村    URL
勉強と部活の両立はできる人もいるけど、かなりつらいです。
私は今、高校1年なんですが進学校でテストや宿題も多いし、
中学の時よりも両道はかなり辛いです。

>お勉強はいっさいしない、授業にも集中できない、稽古オンリー、
>明日になるまで素振りする、と言う生活がその対極にあると思うの
>ですがいかがなもでしょう。

確かにそれはいきすぎだと思います(^_^;)
でも、私の経験からいくと親からガミガミ「勉強しなさい!」なんて言われると
すっごくイライラします(~o~)
自分でも『勉強しなきゃ』っていうのは分かってるけど、
眠かったりしてやる気が空回りして、かなり焦りで苦しいんですよ〜
そこで親に「勉強しなさい!」って強く言われると、「分かってるよ!!」って感じです。
それに、剣道の稽古は真剣に力の限界までやるのもいいと思いますよ?
部活を頑張っていても勉強も出来ている人もかなり沢山いますよ〜。
だから親には、あまりにも態度がだらけているのならピシっと叱って欲しいですけど、
頑張っている時には暖かく見守って欲しいです(^_^)v

お名前: たいすけ   
はじめまして
うちはもう父があきらめてるんで勉強はそこそこで稽古が中心ですね
「どーせやれっつってもやんないだろっ」っていまれてますよ

お名前: およ   
皆さんはじめまして、およです。本当は中学生の諸君,諸嬢に直接お尋ねしたいのですが。
皆さんは部活や道場のお稽古と、学校のお勉強とどんな風にバランスをとっているのかしら。
私はどちらかというと、まず学校のお勉強ありきで、部活は余力の範囲で効率よく、自分の
身体の成長や、体力と相談して、と思っています。成長期ってやたらエネルギー必要ですものね。成績も気になるでしょ。
もし剣道で、高段者をめざし、剣道で身を立てよう(教師や指導者、警察官など)とするなら
私だったらまず、お勉強しなさい、と言うでしょう。(もちろん稽古もだけど)自ら、求めて
一生のプランを立てるツールとして、お勉強での実績は必要、という考え方です。
お勉強はいっさいしない、授業にも集中できない、稽古オンリー、明日になるまで素振りする、
と言う生活がその対極にあると思うのですがいかがなものでしょう。
また親御さんたちは、お家で、お子さんたちにどんな風に声をかけられているのか、おききしたいです。よろしくおねがいします。

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