記事タイトル:突入せよ!あさま山荘事件 


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お名前: ガロアウス   
 新聞報道によると、大阪池田小事件の犯人、宅間死刑囚が支援者の女性と獄中結
婚するそうです。おそらく若い人には、なにがなにやらさっぱり理解できないでしょ
うね。
 ところが、日本という国は、『あさま山荘事件』のような凶悪犯罪者が現れると、
その支援者がたちまち百人は集まるという変な国なのです。
 弱きを助け、強きをくじくなどというのは、ドラマ『水戸黄門』の世界でありま
して、現実の世の中というのは、悪人を助けたいという人がゴロゴロしているので
す。
 有名な例をお話ししましょう。
 昭和四十九年に「松戸OL殺人事件」というのが起きます。この事件の容疑者と
して逮捕されたが、小野悦男です。
 ところが、悪の味方をするのが大好きな日本人のこと、小野をほっとくわけがあ
りません。文化人、牧師、弁護士などがたくさん集まって、「かわいそうな小野さ
んを救え!」という大運動が起きるのです。
 彼らの努力が実り、一審無期懲役の判決がくつがえり、小野は冤罪(若い人向け
に注釈をつけますと、冤罪(えんざい)とは、罪を犯してない人が罪を犯したとでっ
ちあげられることをいいます)だったとして、無罪放免となります。
 さて、彼が刑務所から出てきてなにをやったか?
 東京・足立区の幼女(当時5歳)がわいせつ目的で誘拐され、首を絞められ意識
を失い、そのまま放置されたところを通行人が発見、一命を取り留めるという事件
が発生します。目撃証言から殺人未遂容疑で逮捕されたのが小野悦男(当時59
歳)。それだけではおさまりませんでした。ある女性をパットで殺害し、近くの駐
車場で、ゴミと一緒に焼いてから頭部を切断したことまで発覚します。
 さてそうなると、以前の「松戸OL殺人事件」の真犯人は誰だったのか?と、ま
ともな頭の持ち主なら考えるところですが、彼らはそうは考えないようで、まった
く反省ゼロなのです。私の言うことがウソだと思ったら、
このページを読んでください。
 自民党政府は悪、警察は悪、自衛隊は悪、彼らがそう思いこむこと自体に反対し
ようとは思いません。反権力の考え方そのものは、大事な発想です。
 それに、どこかの物好きの支援者が宅間死刑囚と結婚しようが、それ自体は社会
に害があるわけではありません。
 しかし、警察が追っかけている人をみな善人と思いこむ、あの考え方はどうにか
ならないでしょうか?
 事件はむろん小野悦男だけではありません。
 どうも小野悦男の支援者たちは、オウム事件も日本の警察のでっちあげと考えて
いるようです。
 ウソだと思ったらこのページからリンクをたどってみてください。
 警察官が地道な努力で犯人を捕らえても、こういうしょうもない運動をやってい
る人たちのせいで、なぜか悪人が無罪放免となってしまう国、それが日本です。
 日本で警察官になるということは、マスコミとの闘い、人権派活動家との闘いな
どがありまして、決して犯人との闘いだけではないのです。
 警察官志望者にはがんぱっていただきたいものです。

お名前: らいむ   
子供なのですがこのドラマが放送された日、
稽古(夜)から帰ってきてちょうど稽古の
シーンだったのでそこだけ見ました。なん
か広くてかっこいい道場だなぁとだけ覚え
てます。AE86さんの『死者3人〜』と
いうのを見てびっくりしました。それと『
動員警察12万人』もびっくりしました。
これって実話なんですよね??結構リアルだ
なぁ(?)と思いました。

お名前: ガロアウス   
 警察に対するマスコミの冷たさというのは、戦前の特高警察の暗いイメージをそ
のまま引きずっているからだと想像されます。
 テレビドラマ『おしん』に限らず、戦前を描いたドラマには、必ず悪役として、
少なくとも一人は特高警察が登場します。
 よく知らない若い方は、難しい本を読まなくても、たとえば手塚治虫のマンガ『ア
ドルフに告ぐ』などを読んでみるといいです。一般市民がどう特高警察を捉えてい
るかがわかります。
 なにも戦前までさかのぼらなくとも、六十年安保闘争でもいいでしょう。
 マスコミの側は、正当な市民運動を「権力の手先・犬」となった警察が押し潰し
たと見ているわけです。
 話は飛びますが、昭和四十三年、四人を殺害した永山則夫連続射殺魔事件という
のがありました。
 凶悪な事件でしたが、この事件の衝撃がおさまるにつれ、状況がおかしくなって
きます。犯人が「自分の無知、貧乏からこの事件が起きた」と言ったものだから、
マスコミの論調が、「無知が悪い、貧乏が悪い、社会が悪い」とだんだん変化して、
「結局のところ、こういう社会を産み出した自民党政治が悪い」と、まったく事件
がぼかされてしまったのです。
 こういう流れは現在に至るまで続いていまして、テレビに登場する文化人は、し
ばしば犯人の側にたって発言します。
 「あさま山荘事件」のときも、犯人を支持するかのような演説を東京でやった社
会党代議士がいたことを、佐々淳行氏が著書の中で怒りをこめて書いています。
 しかし、最近ではさすがに人々がおかしいと気づいたのか、「加害者の人権より、
被害者の人権を重視せよ」との声が大きくなってきました。とはいえ、新聞は相変
わらず、「刑務所の待遇が悪いぞ、なんとかしろ!」とばかり書いているのですけ
どね。

お名前: ガロアウス   
 もうお亡くなりですが、朝日新聞の小林という人がニュースステーションに出演
していた時がありました。
 その頃の話です。
 都内(私の記憶では練馬だったと思いますが不確か)で交番が襲われる事件があ
りまして、二人の警察官が殉職しました。
 そのとき、久米氏と小林氏が、「警察官がピストルを持っていたから襲われる。
ピストルを持っていなかったら襲われなかった──」と言っていたのを聞いてあき
れたのを憶えています。
 日本のマスコミは、久米氏に限らず警察には冷たいです。久米氏レベルの人が日
本の世論形成に大きな影響力を持っているのは日本にとってたいへん不幸なことで
す。
 警察官の殉職より、警官の発砲を受けた犯人の死亡のほうを大事件として取り扱
うのが日本のマスコミです。
 警察官志望の人は、それだけ覚悟が必要ですね。

お名前: Hide.    URL
To ガロアウスさん

>いつも思うのですが、このサイトでは、漢字を書き間違えると、ずっと恥ずかしい
>思いをしなくてはいけません。訂正できるといいのですがね。

申し訳ありませんm(_ _)m
BIGLOBEのお仕着せでそういう機能がついておりませんのでご容赦ください。

お名前: 小兵衛   
 昨夜の放送をビデオに録画し、たった今鑑賞し終わりました。なかなかの力作であっ
たと思います。
 作中、剣道の稽古場面がありました。天井の照明器具配置と、剣道具を壁面につって
ある様子、武者溜りの形状から推察すると、場所は、かの有名な道場でしょうか。
私は、書物で拝見しただけで、お邪魔したことがありませんが、なかなか趣のある映像
でありました。
 作中に、佐々氏が、突入部隊を募る場面がありました。その時、県警の前線指揮官は
「人は出せない」と回答し、彼は答えた「県警の今後百年の名誉が懸かっていることだ
・・・誰も出せないなら、あなたが志願するしかない、俺も一緒に行く」と・・・。
「率先垂範」言い尽くされた言葉かもしれません。しかし、人を指揮する者は、いかな
る場合も、この気概が必要であることを、改めて知らされた作品でした。

お名前: AE86   
Hide.さんや私の親の世代は生で見てたんですよね〜
この事件に関しては本など色々読みました
読んでいて涙が出てくる事もありました
極寒の中、政治など色んな考えがうごめく中
警察官の人達は凍傷になりながらも犯人逮捕、人質救出に努力していた・・・。
言葉では言い表せない話です

この事件では死者三人、負傷者二十七人
動員警官十二万人、戦後警察史上最悪の事件ではないでしょか

お名前: ガロアウス   
 訂正 下の発言5行目の「人質に同情的」を「犯人に同情的」に変えてください。
いつも思うのですが、このサイトでは、漢字を書き間違えると、ずっと恥ずかしい
思いをしなくてはいけません。訂正できるといいのですがね。

お名前: ガロアウス   
 あさま山荘事件の主要な登場人物、たとえば警察のトップの後藤田氏、主役の佐々
淳行氏、殉職した警察官の高見氏、内田氏などが本名そのままで出ていたのに、肝
心の人質の女性の方が仮名を使っていたのにお気づきになられましたか?
 この女性は、救出直後、かなりピンぼけ発言をなさったそうです。
 いきなり「ボウリングに行きたいわ」などと言ったり、人質に同情的なことを喋っ
たり……。
 精神分析の専門家によると、犯人と人質の関係というのはなかなか複雑で、何日
も一緒に過ごすと、ある種の連帯関係が生まれたりするのだそうです。
 ところが彼女も、だんだん現実がわかってみると、たった一人の自分を救出する
ために、何人も死者が出ているわ、何十人ものけが人が出ているわで言葉を失って
しまいます。
 その後、彼女は世間から身を隠し、長い隠遁生活に入ってしまうのです。
 現在までに、たくさんの「あさま山荘事件の真実」という名の番組が作られまし
たが、本当に話を聞きたい人物が、なぜかテレビに一度も顔を出していないという
ことに気をつけてください。
 自分一人のために、何十人もの人生が変わってしまった──この現実を突き付け
られたら、テレビでにこにこ笑いながら「あのときはねえー」などと発言する気に
はならないのでしょうね。世間から身を隠して、ひたすら死者の冥福を祈るより生
きる道がなかったのかもしれません。
 なお、私が映画監督なら、最後の殉職者の葬式の場面にもう少し力を入れますが、
関係者のほとんどが健在ということで、作りにくかったのかもしれません。
 ついでながら、連合赤軍のやった悪行のすべてがあきらかになるのは、あさま山
荘事件の犯人逮捕以後のことで、もう一度、日本中に衝撃が走ることになるのです。

お名前: およ   
Hide.さん
ビデオorDVDですよ。わたしゃ劇場で。
その当時の警視庁あるいは警察庁の道場という設定らしいのですが。
頭から湯気立ってました。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

そういうテレビドラマをやっていたんですか? 僕はテレビを見ない人でして(^^;
あさま山荘事件は僕にとっても生々しい事件でしたから、それがテレビドラマになるなん
て考えられませんねぇ・・・。


>テレビで剣道を取り上げているのを見ると「おぉ〜!!」ってメッチャ感動してしま
>います(笑)。

確かに露出度が低いですから、CMみたいなものでも出てくるとうれしくなっちゃいますね。
悲しい性です( -o-) フゥ

お名前: 岐阜の無名選手   
 見た人いますか?役所広司の味のある演技や登場人物たちの焦りなど、とてもすごかった
です!!その最初の方で、剣道をやっているシーンがありました。上段を執る方が電光石火
のメンを打って懸かっていった人が脳震盪起こして倒れてました。一体、誰がやっているん
でしょうかねぇ?剣道はインターハイでの競技種目の中では人気のある種目なのですが、
実際のところはマイナーでスポットライトを浴びることはなかなかないので、テレビで剣道
を取り上げているのを見ると「おぉ〜!!」ってメッチャ感動してしまいます(笑)。


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