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お名前: Hide.
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To ZEROさん
教員志望でいらっしゃいますか。
今は少子化の時代ですから、採用も難しくなってきていますが、ぜひぜひ頑張ってほしい
と思いますヽ(^.^)ノ
教員も、「単に頭がいいだけ」では通用しなくなってきています。とくに価値観が多様化
する現代においては、幅広い知識と知恵が要求されるたいへん困難な職種だと考えます。
剣道のみならず、多方面に渡っての見識を広めることが求められると思いますので、どう
か、視野を広く持って頑張っていってください(^^)
お名前: ZERO
返信遅れて申し訳ありません。
自分のような未熟者に返信してくださったHide先生その他の方々に感謝します。
自分は剣道が本当に大好きで、いつか教師になって部活などで剣道を教えてあげたいと思って
います。
自分のような未熟者の浅はかな知識で書き込みをして、お気を悪くされた方もいらっしゃると
思います。この場で深くお詫び申し上げます。今回の皆さんとの会話で、指導者はどうあるべ
きかということに関して、わかってきたような気がします。しかしまだわからないことも
たくさんあります。この点は自分で苦悩しながら学んでいきたいと思います。
剣道の理念に少しでも近づけるよう、またしっかりとした教員になれるようこれからも
たゆまず努力していきたいと思います。今回は夢に近づく大きな踏み台にりました。
どうもありがとうございました。
お名前: Hide.
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to 剣道ママさん
お役に立ちますれば幸いです。
剣道においても人生においても常に「正々堂々」といきたいですよねヽ(^.^)ノ
お名前: 剣道まま
ありがとうございます。
hideさんのきっぱりとしたお答えにホッとした思いです。
お名前: Hide.
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to ZEROさん
>結局は「正しい学び方」や「正しい心構え」を教えるのも指導者としての役目であるの
>ではないのでしょうか。
おっしゃる通りと考えます(^^)
剣道の指導者は一般的に、剣道の段位を取得することには一生懸命ですが、それ以外の勉
強をあまりしていないように見受けられますね。教育学や心理学はもちろんですが、哲学
などもしっかりと勉強していく必要があると考えます。常に自己研鑽しているような人物
でなければ「指導者」を名乗ってはいけないと思いますね(^^;
>オリンピックについてですが、礼儀自体が失われつつある今、礼儀を理由にして剣道を
>オリンピック競技化に反対する意味が無いと考えたからです。
っていうことは、オリンピック化によってさらに剣道から礼儀が失われても、「社会的に
そういう風潮だからOK」っていうお考えなのでしょうか?(^_^ メ)
私が剣道のオリンピック化に反対している理由は「礼儀」の問題だけではありません。
これはまぁ、その関連のトピに書かせていただいておりますので、ここでは省きます
が・・・。
to 剣道ママさん
>「剣道の質」も保ちつつ、「勝つための剣道」をする。
>両方は追えないのでしょうか?
追えますよ(^o^)
そうあるよう努力していくのが正しい学び方ですし、そう教えるのが心ある指導者です。
お名前: ZERO
to 剣道ママさん
剣道ママさんの言うとおり「正しい剣道」=「勝てる剣道」になってくれればよいのですが
そうもいってられないのが現状です。自分の後輩が通っていた道場では勝つために「三所よけ」
を教えているところもあるぐらいです。勝つことを目的とすれば、おのずとスピード重視となり
スピードのある剣道が基本から外れているとはいいませんが、スピードのある剣道は「あてる
剣道」となっていきます。いわゆる「あて剣」というやつです。
「正しい剣道」と「勝てる剣道」はそれぞれ独立した考えになってるのが現実といえます。
お名前: 剣道ママ
未熟者だから、こんな質問をするのだと思いますが、
よく、「勝つための稽古」「勝つことにこだわった剣道」とありますが
それをすると「正しい剣道」「真っ直ぐな剣道」から遠ざかって行くんですか?
単純に、「正しい剣道」「真っ直ぐな剣道」は勝利につながると思ってはだめなのですか?
「剣道の質」も保ちつつ、「勝つための剣道」をする。
両方は追えないのでしょうか?
お名前: ZERO
to りんごさん
最近どんな大会でも、勝つことが主眼となっている大会が高校生、大学生を問わず多くなってき
ているようです。剣道は勝ちあがるということが非常に難しい。なぜなら、柔道などのように
筋力のあるものが必ず勝てるわけではないからです。剣道は何かというと、「心理戦」です。
打ち込んでいくのはただの運動ですからね。もし仮に打ち込んでいくのが剣道の醍醐味だと
すれば、スピードのある剣士が必ず勝ちあがってくるはず。しかしそうでないのが事実。竹刀と
竹刀のけん制のしあいから相手の心理状態を見抜き、攻め込んで打っていく。そして、
「礼に始まり礼に終わる」。
結局は、確かにまっすぐ打ち込んでいくことも非常に大切なことですが、相手と
自分の間で行われる「駆け引き」、つまり、乗った・乗られた、攻めた・攻められた、
崩した・崩された、攻めさせているように見せかけて実は相手を誘っていたなど、これら
のことが剣道を教えるということなのではないのでしょうか。
また、相手の心を読みとれるようになれば、相手に礼を尽くすということもできるのでは
ないのでしょうか。
to Hide先生
剣道は学ぶものでもありますが、同時に伝承されるものであります。自分は今大学生ですが
自分たちのような年齢に近づけば「学ぶ」こともできるでしょうが、小学生たちが剣道を学ぶ
ことは難しいことです。結局小学生の時代は伝承によって剣道を身に付けるしかないのです。
この伝承を手助けするのが指導者であります。子どもの頃に身についた癖は直りにくいのと同じ
で例えば、小さい頃から勝つことが目的とした剣道を教われば、それがその人の剣道の土台と
なっているわけですから、大きくなってその固定観念をなくすのは難しいことです。
結局は「正しい学び方」や「正しい心構え」を教えるのも指導者としての役目であるのでは
ないのでしょうか。
オリンピックについてですが、礼儀自体が失われつつある今、礼儀を理由にして剣道を
オリンピック競技化に反対する意味が無いと考えたからです。でしゃばりすぎました。
すいませんm(__)m
お名前: Hide.
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管理人のHide.です。
「剣道をやっているから人間性が高められる」なんて電子レンジ的な効果を期待してい
たのではダメだと考えます。
どんなに技術が向上して段位が高くなったとしても、正しい心栄えでお稽古を積んでいな
ければ、「人間性」など身に付かないものです。
ZEROさんがおっしゃっているように、ここのところ剣道界で不祥事が続いてますが、それ
らは「剣道」とか「指導者」の問題ではなく、「正しい学び方」をしてこなかった方が起
こした事件ということができるのではないでしょうか。ゆえに、決して「剣道全体の質的
低下」を意味しているのではないと考えます。
どんな社会にも、ヘンな人っているのはおります。それは、剣道界も同じこと。剣道界だ
けがクリーンな社会ってことはありえません。それは理想であって現実はやはり違うんで
す。
ただ、事件を起こした人たちが「指導者であった」っていうことは大きな問題ですね。そ
の人たちに指導を受けていたお弟子さんたちは本当に気の毒でなりません。指導者たるも
の、すべてのことに衿を正して臨まなければいけないと、自らを省みるきっかけにしたい
と考えます。
ちなみに、この問題と「剣道のオリンピック種目化」は次元の違う問題ではありません
か?(^^;
お名前: りんご
中学校で顧問をしているりんごと申します。
学校で指導をしていると、いつもZEROさんのおっしゃるような「どうあるべきか」を
つきつけられて悩みます。
私は、自分が剣道を20年以上続けてきて、剣道からたくさんのことを学んだと
思っています。だから、子どもたちには剣道から自分自身を見つめ直してほしい、
自分がどんな大人になっていくのか考えてほしいという思いがあります。
部活動での指導も、あいさつをするとか、靴をそろえるとか、無断で休まないとか
基本的な生活について一番に声をかけ、のびのびと真っ直ぐな剣道を目指して稽古を
しようと心がけてきました。
そうすると、試合になっても正直に真っ直ぐに打って出てしまい、勝てなくなってしまう。
もちろん、多分指導に手落ちがあるのだろうということは認めます。
けれど、そうやって真っ直ぐのびのびとやらせていると、必ずと言っていいほど
周りの指導者の方から「いい剣道だけどそれじゃあ勝てない。」と言われるのです。
勝つことはもちろん大切だけれど、それを優先的に求めると子どもたちがゆがむような
気がしている私は、そういわれるととても悩んでしまうのです。
部活動などは、部員みんなでやっていくものではありませんか?
選手だけが活躍し、選手だけが強いチームは偽物だというのが私のポリシーなのですが
こんなのはきれい事、理想主義なんでしょうか?
ながながととりとめなくてすみません。
お名前: ZERO
そうなんですよね。高校生や大学生のレギュラーが合宿に参加したりしていますと、
これらの年頃は「勝つこと」が目的とされています。そうすれば自然と「勝つための稽古」
になってしまいます。ここから脱出しなければ剣道の質がもっと悪くなる一方です。
この勝利至上主義から抜ける方法はないんですかねぇ?
お名前: ガロアウス
私も小学生の合宿不祥事の話なら、新聞で読みました。
こういう事件は両方の言い分を聞くことが原則なので、新聞報道だけで、指導者側を批判するの
は遠慮したいのですけど、一つ気になることがあります。
現在の剣道の指導者たちが、合宿に対して、どのような見解をお持ちかということです。
たとえば、指導者の中に、過去に全国的に活躍した選手などが入っていますと、つい、子供に対
する要求がきつくなりがです。
合宿の期間中に子供を強くしようと、しゃかりきになりますから。
今回、問題になっている生徒は、小学四年生とのことですけど、その歳でしたら、「剣道をしっ
かりやろう」という決意が固まっているわけではなく、「近所の友だちが通っているから……」程
度の気持ちの子供のほうが、むしろ多いでしょう。
生徒がそんな気持ちなのに、指導者側が熱くなると、そのギャップから、今度のような事件が起
きるのだと思われます。(あくまで、私の想像です。この事件の関係者の方から、「真実は違
う!」と抗議されれば、あっさり謝りますので、一般論として聞いて下さい)
ある程度、剣道に対してのやる気が固まっている高校生以上と、まだ遊びたいさかりの小学生で
は、合宿といっても、完全にメニューをわけたほうがいいでしょう。
子供の合宿でしたら、「楽しかった、もう一度行きたい!」という感想の残るものにするのが一
番です。剣道ばかりでは、子供が飽きてしまいますから、合宿先で借りられれば、卓球などやって
みるのもいいし、サッカーボールを追っかけるのもいいと思います。子供のうちは、特定の運動に
偏ると故障の原因になるので、お寺の階段でかけっこしたり、楽しみながら基礎体力を鍛える工夫
が必要だと思われます。
指導者たちが、子供の宿題をみてやるのも、ふだんとまったく違う関係がもてて、子供たちも楽
しいのではないでしょうか。
警視庁の千葉仁氏は、高校時代、一日八時間の練習をやったと、『剣道日本』の対談で仰ってま
したが、絶対まねてはいけません。
子供の気持ちがよくわかる指導者が合宿に参加していること、できれば、レギュラーよりも、補
欠で挫折を味わっている人が参加していることが、あまり過大な要求をしないために必要だと思わ
れます。
お名前: ZERO
最近、剣道を行っている人たちによる事件が多数見受けられます。S大学の前監督
逮捕、熊本県警の剣道部内のいじめによる自殺、そして今回のとある剣友会で起きた
虐待事件などなど。私すべて指導者の質の低下により引き起こされた問題として
とらえています。こんなことばかりが剣道界で起こっているのです。ここ最近、剣道
に関するハッピーなニュースを聞いたことがありません。
剣道人口の減少に追い風をがかかるようなものばかりです。話が変わってしまうよう
ですが、もう剣道はオリンピック競技になってもいいと思います。
「礼儀」とかいう奇麗事を言っても結局現実はそんなものを理解していない人が殆ど。
皆さん、もう一度原点に返り、「剣道はこれからはどうあるべきか。どのように普及
させていくべきか。」考えてみませんか。そして「剣道人はどうあるべきか」ということも
皆さんで話し合いましょう。
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※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
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