記事タイトル:気象工学(今年の猛暑を消し飛ばす!)
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お名前: てら
Bulldogさん
レス遅くなってごめんなさい。
<太陽という巨大な火の玉で、地球は温められているのに、それに匹敵
するような熱を地球上で作ろうというのは無謀な気が・・・>
おっしゃるように、これは{真夏の夜の夢}ですって。
地上に太陽を作ろうというのが制御された核融合で、日本は最先端を
走っています。
ところで、太陽が水素燃料を使い果たすとだんだん膨らんで赤色巨星
になって、何億年?後かには地球も飲み込まれてしまうそうです。
人類が生きていれば、宇宙へ移住の旅でなければなりません。
あまり先の話より、今の地球を壊さないようにしましょう。
でも科学技術の進歩は諸刃の剣の側面がありますから、
人類の知恵が試されているような気がします。
お名前: Bulldog
温暖化を技術で解決するのと、季節の気温を入れ替えるのとは話が違う気がしますけ
ど、これはトピ主さんの問題の解釈にもよると思うので、ご本人にそのへん、はっきり
ご説明いただけると幸いです…。
てらさん:
地球にブラインドをかければ、熱いほうを冷ますことはできますけど、寒いほうを暖め
るのはどうするんですか?私が思うには、太陽という巨大な火の玉で地球は温められて
いるのに、それに匹敵するような熱を地球上で作ろうというのは無謀な気がしますけ
ど。間違っているかもしれませんけど、地球の温度を保っているのは、どちらかといえ
ば、地熱ではなくて太陽ではないでしょうか。寒いほうを暖めるのは太陽光線をどうに
か活用しないことには上手く行かないと思いますが…。
お名前: てら
考えてみると、
1、地地球を暖めているのは地熱と太陽の輻射熱
2、大気は断熱材
3、宇宙空間は極寒の世界
この絶妙なバランスが今の気候を作っています。
温暖化を促進するのが産業活動による二酸化炭素や、今は海底に閉じ込め
れているメタン・ハイドレートと呼ばれる物質です。海水温が上昇すると
これが溶け出して大量のメタンガスを放出するといわれています。
寒冷化を促進するのは火山の大爆発や巨大隕石・彗星などの衝突により生ずる
大量の塵でしょう。間違っても核爆発による核の冬なんてのはごめんこうむり
たいですね!
地球にブラインドをかけて太陽光の調節なんてできないでしょうかね。遮光粒子を
放出したり吸収したりする巨大な掃除機があればいいんですが・・・。
お名前: 物理学者
地球温暖化は、技術で解決という工学者も増えてるそうです。
お名前: Bulldog
てらさん:
おや、私と問題の解釈が少々異なるようですね。面白いです。
キヨフミさんの問題定義がイマイチよく分からなかったものですから、私なりに
解釈してみたのです。私が想定してのは:
1) 地球規模の話であること
2) つまり、北半球で夏に冬の気温にするなら南半球ではその逆をすること
でした。つまり、夏の半球の熱をいかに冬の半球に伝えるか、と考えたのです。
すると、まず、自然に起こる熱移動を利用したばあい、熱力学の法律の一つ目により、
双方の半球の気温は寒いほうと暖かいほうの中間になってしまいます。(赤道付近の
気流を完全にとめられたら、の話ですが。)
よって、どうしても人工的に熱移動をさせなければならなくなり、てらさんの仰るよう
に、熱移動の装置が作る廃熱のやり場に困ってしまうわけです。
物理に詳しい友人に尋ねたところ、「簡単じゃないか、地球の傾きを逆にすればいい」
だそうです。やっぱり、これが純粋な物理学者の思考回路らしいです。全然答えになっ
てない、と突っ込みたいBulldogでした。
お名前: てら
久しぶりでおじゃまします。
冬に気温を上げるのはかんたんです。大きな焚き火をすればいいんですから。
実際問題とすれば、熱核融合しかないでしょうね。
燃料は海水中にほぼ無尽蔵にありますから。
夏はちょっと厄介です。温度差を作るには熱力学の第なん法則で熱を必要とします。
早い話がクーラーと同じで、下げた温度以上の熱を発生しますので、この熱をどこか
に捨てなければなりません。その結果がヒートアイランド現象となります。
これを避けるには熱を地球外に捨てなければなりません。これには膨大なコストが
かかると思われます。
唯一可能性があるとすれば、次の氷河期が来そうなときに少しづつ熱を発生して
気温を一定に保つか、多少の加減をして夏冬の温度差を作り出すことでしょうかねぇ。
作今異常気象などといわれますが、50億年の地球の歴史からすれば、今は本当に
幸運な時代に生きているのかもしれません。
剣道三昧ができるのも感謝・感謝ですよね。
お名前: Bulldog
面白いですね。
気温を入れ替える、と言うことはどのような手法を使うにせよ、新たに大量の熱量を投
資することになります。傾いた地球が太陽の周りをまわることによって起こる季節の気
温の変化にたて突くには相当な熱量を要します。この熱量を太陽からとると、規模の問
題からして、地球を暖めている光線の量も減ってしまうと思います。地球の化石燃料な
どを加えても、どうでしょうね。
技術面、一体どのような装置が必要なのか、その装置を作る資源はあるのか、その装置
を動かすエネルギーはあるのか、などという問題ももちろんですが、熱力学を考慮した
場合、仕事に使う熱量は100%仕事に還元出来ないので、無理なような気がしますけ
ど…。
お名前: Hide.
URL
管理人のHide.です。
おおお、なにやら難しそうなお題ですね(笑)
でも、せっかく四季のある国に住んでいるのですから、夏は夏らしく、冬は冬らしくあ
りたいなんて考えますが(^^;
ついでに言うと、南半球には住みたくないですね。8月が真冬だなんてありえません(^_^ メ)
極点近くもダメだなぁ・・・。
あ、トピとはぜんぜん関係ない話で住みませんでしたm(_ _)m
お名前: 科学者キヨフミ
科学技術と言う学問の成果が日々、進歩している事はご存知だと思います。
現代の社会と生活は客観的に見ても科学が支えています。
今回の内容は "気象工学" と言う科学分野のことについて話します。
冬季に気温を夏季の気温にし、夏季の気温を冬季の気温にすると言う事は可能か?
この様な事が可能だったとして、実行したら無論、地球は滅びます。
でも私が述べたいのは実行するしないの問題ではなく技術的に可能かと言う事です。
皆様の議論をお待ちしております。
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