記事タイトル:伝統に生きる |
to およさん >こないだのne-mamaさんとこの納骨堂騒動のことも、初午のお祝いのことも、 >ne-mamaさんひとりの奮闘ではなくて、手を取り合っている人たちがいてこその >伝統を守っていこうとする生活が成り立っているのだなーと改めて考えさせられ >ます。 そうですね。伝統を守るっていうことはけっして個人の力でできることではありま せん。多くの人が伝統に生きる人と同じ視線で物事を考えられないと為しえるもの ではないようです(^^) しかし、この番組を見て感じたことは、その覚悟です。親兄弟の反対を押しきり、 たった一人で祇園という知らぬ町に身を投じる少女。また、そうした少女を町ぐる みで育て上げて行く力・・・。伝統とはかくも厳しい中にしか残せないのだろう か・・・という思いなんです( -o-) フゥ >人のネットワークなんですよね、きっと。電脳剣士会ってだからいいのです。 肩ひじ張らずに自分のペースで・・・。電剣会のスタンスが剣道という文化にどん な形で発展していくのか、祇園に生きる人々とは比較にはならないでしょうが、大 切に育てていきたいですね(^^)
to Hide.さん Hide.さんのおっしゃることはよく分かるような気がします。 こないだのne-mamaさんとこの納骨堂騒動のことも、初午のお祝いのことも、 ne-mamaさんひとりの奮闘ではなくて、手を取り合っている人たちがいてこその 伝統を守っていこうとする生活が成り立っているのだなーと改めて考えさせられます。 >しかし、舞妓や芸妓と呼ばれる職種のひとたちは、祇園という町全体から 支えられているということも番組で紹介されていましたが・・・・ 人のネットワークなんですよね、きっと。電脳剣士会ってだからいいのです。
先日、何気なくテレビを見ておりましたら、「17歳の少女が舞妓さんになる」半 年間を取材したドキュメンタリーをやってました。 その少女は、東京の高校に通っておりましたが、舞妓さんになるということで高校 を中退し、単身京都の置屋で住み込みで見習いをしているといったものです。 舞妓さん自体は祇園の名物ですから数十人はいるのだろうと思っておりましたが、 今は16名しかいないそうです。そして、その舞妓さんのほとんどが京都以外の土 地からやってくると聞いて、驚きました。 彼女達の生活は驚くほどストイックでした。剣道で寮生活を余儀なくされている高 校生でも、あんなにストイックではないのでは・・・と思うほどです。下働きや芸 事の稽古などで一日を忙殺され、見習いの彼女は給料はなくわずかな小遣いのみ。 実家とは手紙だけで電話も許されておりません。むろん携帯も持ってません。電話 で家族と話させないのは、覚えはじめた京言葉が崩れてしまうからだそうです。 しかし、舞妓や芸姑と呼ばれる職種の人達は、祇園という町全体から支えられ育て られているということも番組で紹介されておりましたが、これも感動的な話だと思 いました。地方から来て舞妓になるということは、祇園という町の一員、いや、町 そのものに組み入れられてしまうっていうことと同じなんです。 親兄弟を捨ててそうした世界に飛び込んでいく気持ちには、どのような決意がある のでしょうか? 舞い込み習いの少女も、舞妓の先輩である少女の目も顔つきも、 同じ年代の高校生達のそれとはまったく違った輝きを持っておりましたヽ(^.^)ノ 私達は剣道に取り組み、伝統文化に一翼を担っているような顔をしておりますが、 こんなにも伝統文化とともに生きている人達がいることを知り、さらに剣道という 文化を大切に育てていく気持ちを深めなければいけないのではと愚考した次第です(^^)