記事タイトル:敵に教えられる 


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お名前: Hide.    URL
To kazuさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
「汝の敵を愛せよ」ってことですかね…ってぜんぜん意味が違いますな(^_^ メ)

お名前: kazu   
To だみ声さん&Hide.さん

さっそくのレスありがとうございます(^0^)

「対立は対立のままに認める」ってなかなか出来ないなー(>_<)
と思いました。

勉強になりましたm(__)m

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

そうですね、「我以外皆師」は剣道以外にも通じる言葉ですが、なかでもライバルの存在
は自分を大きく成長させてくれるものであります。

楽で平たんな道ばかりでは人間は成長できません。「我に艱難辛苦を与えたまえ」という
言葉もありますが、さまざまな問題にぶち当たりながらその解決法を模索し、乗り越えて
いくことこそ、成長につながるのではないでしょうか。

この一文では「敵」題材に論じておりますが、人生の中にあって敵も己の成長を促してく
れる「アイテムの一つ」なんだと思います。

ただ個人的には、敵は少ない方がいいと思いますが(^^;

お名前: だみ声   
正に達観です。意義深いご意見であり、真摯に受け止め、実践したいと思います。
でも・・・・・
実社会では、異なる敵が10人(項目)以上あるのが現実です。 若いうちはそれを使い
分けて対応しておりますが、年とともにしだいに混乱してきます。
できるものなら、最も単純化した内容で、このご意見を実践できたらいいなあと感じます。

武田信玄と上杉謙信のように(彼等だってこの一事ではなかったはず)、憎い「敵」と拮抗
しておれたら、それこそ自他ともに向上していけるでしょう。

僕の場合(62歳いつクビになっても何とかなる)なら、まず仕事のしがらみを全部なく
す。 仕事上のライバルも、わがまま言う取引先もない、社長も専務もいない。
町内会のややこしい「しきたり」と「なあなあ」で動く各種行事も放り出して、唯一つ「憎
っくき」剣道のライバル、そう「あの野郎」とのみ競い合いたい!!!

きっとかなり向上するだろう・・・・でもそれがナンボのもんじゃ? しかもあり得ない
設定。
おおおーーーっ 現実社会は複雑じゃのぉ――

茶化したつもりはありません。しっかり受け止めさせていただきながら、実践の難しさに
つい愚痴ってしまいました。 ご無礼ご容赦。

お名前: kazu   
『己が正しいと思いこめば、それに異を唱える者は万事正しくない事になる。
己が正義で、相手は不正義なのである。いわば敵なのである。だから憎くなる。
倒したくなる。絶滅したくなる。

人間の情として、これもまたやむを得ないかもしれないけれど、我々は、
わがさまたげとばかり思い込んでいるその相手からも、実はいろいろの
益を得ているのである。

相手がこうするから、自分はこうしよう、こうやってくるなら、
こう対抗しようと、あれこれ知恵をしぼって考える。そしてしだいに
進歩する。自分で考えているようだけれど、実は相手に教えられているのである。
相手の刺激で、わが知恵をしぼっているのである。敵に教えられるとでも
いうのであろうか。

倒すだけが能ではない。敵がなければ教えもない。従って進歩もない。
だからむしろその対立は対立のままにみとめて、たがいに教え教えられつつ、
進歩向上する道を求めたいのである。つまり対立しつつ調和する道を
求めたいのである。』


長くなってすみません(_ _)
ある本にこのようなことが書かれていました。
とても勉強になったので、思わずここに書き込んでしまいました。
お忙しい所申し訳ありませんが、レス頂ければ幸いです。

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