Re: 先取り稽古 ( No.1 ) |
- 日時: 2014/03/06 07:17:20
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
えっとぉ、ここは指導者研究室ですが、たつさんご本人がお子さんの指導者でいらっしゃ るのでしょうか? もし、指導者ではなく保護者の方でしたら、ご指導は道場の先生にお任せするのが筋だと 考えますが…(>_<)
なお、稽古を大きく区分いたしますと、「切返し」「打ち込み稽古」「かかり稽古」「引 き立て稽古」「互格稽古」「試合稽古」と6つに分けるのが一般的です。これらをまとめ た総合稽古が「地稽古」ということになりますが、現在では「地稽古」といいますとほと んどが「互格稽古」になってしまいました。
分類から行きますと「技の稽古」は「打ち込み稽古」の中に含まれる「約束稽古」のひと つです。お尋ねの「先取り稽古」もこの約束稽古のカテゴリに含まれると考えます
「先取り稽古」は「先を取る意識を持たせる稽古」ですから明確な方法が存在するわけではなく、そういう意識をつけさせる目的で行う稽古でしたら、すべて「先取り稽古」であ ると考えていいと思います。
一例を上げますと、 ・正面を打って抜け、振り向いて詰めて出鼻面 というパターン。 これは、まず先の気でお相手を攻め、正面を打って抜け、さらにその先の木を保ったまま お相手を攻め、お相手の出をを引き出し出鼻面に乗る…といったもの。「ただの、面から 出鼻面」というパターンですが、ここで「先の気」の部分を強調して意識させることによ って「先取り稽古」と位置づけることができるわけですd(^-^)!
ご理解いただけましたでしょうか?(^^ゞ
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Re: 先取り稽古 ( No.2 ) |
- 日時: 2014/03/06 21:50:52
- 名前: やすき
- いつも楽しく拝見させていただきます。初めての投稿です。現在は、長崎で剣道の指導に携わっています。やすき、と申します。32歳剣道歴25年です。
hide 先生のおっしゃる通り、先取りとは、「先(せん)」取りと考えますので、技の稽古と考えます。先には「先先」(飛び込み技)「先」(誘いからの起こり)「後の先」(応じ技)と様々。ご年齢的に基本に忠実攻めてから、お相手がどう出られるかお子さんに、考えさせる良い機会ととらえます。
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Re: 先取り稽古 ( No.3 ) |
- 日時: 2014/03/07 09:32:45
- 名前: たつ
- Hide先生 やすきさん
ご丁寧に、教えて頂き有難うございました。 某ブログで、先取り稽古 先取り稽古 とよく出てくるので 何か先を取るための稽古方法があるのかと思いましてf^_^;)
攻めて仕掛ける 攻めて応じるで 先を取る感覚を養っていきますm(._.)m
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Re: 先取り稽古 ( No.4 ) |
- 日時: 2014/03/07 20:39:09
- 名前: やすき
- たつさん
お礼返信ありがとうございます。 先(攻)の感覚を、お稽古の中で覚えさせる為には、少年剣道では、なかなか難しいでしょうが、やはり防御の概念を取り払うことだとおもいます。特に、「互角稽古」部内での「試合稽古」、お子さんたちは、せっかく気持ちも、身体も、攻めているのにお相手が、それを防いでしまっては、物理的、精神的な縁(えん)が切れてしまい、伸びるべき芽を摘んでしまいます。剣道は、ご存知の通り「打つ(切る)、突く、捌く」お稽古は、理合を持って、縁を切らないが基本です。偉そうに申し訳ありませんが、私自身、散々言われてまいりました。のでご存知の事と思われますが、大切なお子様の事です。どうぞお楽しく、時に厳しく剣道に向き合われて下さい。
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Re: 先取り稽古 ( No.5 ) |
- 日時: 2014/03/08 09:42:36
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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- 参照: http://ichinikai.com
- To たつさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
「技の稽古」「打ち込み稽古」とひと言でいっても、やり方がいろいろあるのと同様、先 取り稽古にもさまざまな方法があります。意識の問題で稽古の内容が大きく変わると思い ますので、どのお稽古であっても「これはどういう状況なのか」ということを、しっかり と認識させて取り組ませることが肝要と考えますd(^-^)!
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