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オジンと中学生 9
日時: 2015/06/04 13:46:24
名前: だみ声  < >

オジンと中学生9
 新学年も始まって、すでに2ヵ月が経過しました。
気分を一新してスレッドも新しく「オジンと中学生9」として立ち上げました。

今年度は中学校が部活ではないという位置づけだということで、新入部員は男子2名のみというさみしいものとなっ
ております。
ただし部の位置づけは今の2年生が卒業するまでは、部活としての位置づけという延命策が取られております。
理由は、やはり2,3年生の保護者からの要求で、在学中の生徒の中体連出場権利を維持してくれということがあり、
28年度終了までは、従来通りの部活という位置づけです。
教員が不足で顧問がつけられないからという理由だったはずですが、ちゃんとやれてるじゃんかっ! と思うのです
がねえ… あまり言っても仕方ないので黙っておりますが、学校側も安易な方へとシフトしているのだと思います。

さて新入部員の男子2名ですが、一人は6年生の2学期から道場通いを始めた子です。 一応経験者ですが経験年数
は大したことありません。 とは言うものの、今年2月の審査で3級を受けて合格しております。
もう一人は男子3人兄弟の末っ子で、上二人とも剣道部で過ごしました。
こういう1年生をどのように仕込むか、しっかり上達させたいし、そういう気持ちで頑張って欲しいです。
初心者君のすぐ上の兄は中学3年生で、まもなく二段を受けます。 うまく合格して欲しいと祈る思いでいるところ
です。
その上の長男君は、高校2年生で高校でも剣道部におり、やはり二段を受けるようです。 兄弟同時合格して欲しい
のですが、この長男君の方がいささか運動神経が… で中学生の間には初段で卒業でした。

全体としては、男子3年生が3人、2年生が4人、1年生が2人です。 女子は昨年入部の2名のみで、総勢11名
という部活です。 詳しく言うと、2年生男子は5名いたのですが、おさぼり君の一人が4月を持って退部し、美術
部へ行っております。
なぜ美術部なのかわからないのですが、まあ「去る者は追わず」とするしかない状況でした。

こんな中で嬉しい出来事があったので書かせていただきます。
予定表に6月から大学生の教育実習があると書かれておりました。 一昨日の部活を終えて、靴を履いているところ
に後ろからその実習生に声をかけられました。

驚いたことに、10年前、この剣道部で指導してきた女の子だったのです。 1年浪人しての大学生なので、4年生
の今、22歳かな?  丁寧に挨拶してくれましたし、立ち話ですが10分程度親しくはなして別れました。
大学では剣道やってないそうですが、僕としては「剣道も実習して行け!!」という話もしました。 何しろ僕は毎
日部活に来ているのだし、彼女だって放課後ならやれる… チト無理かな? 夜稽古には来れるっ! などという会
話もしました。

何よりこうして彼女の方から声をかけてくれて、懐かしい話をしてくれたことが大変嬉しかったです。
当然のことですが、もう一人前の社会人としても十分認識できる成長もしております。 しかもこの日の夜稽古には、
帰宅前の彼女が武道場にやってきたのです。 流石に剣道の準備はありませんので、挨拶だけでしたが、昔汗を流し
た同じ場所は10年の時を経て、感慨深いものがあったようです。

今年はこのシリーズもどのように展開するのでしょう?  とりあえずスタートさせてみます。
メンテ

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Re: オジンと中学生 9 ( No.28 )
日時: 2015/10/10 09:48:46
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

>年の差は価値観の相違も生んでいます。
>彼らの価値観に同調させて語る難しさを痛烈に感じます。

日本人として普遍の心を教えるのです。
日本民族の美徳です

そしてそれを競技という形にしたものが剣道なのだと。
剣道は決してお相手の頭を竹の棒で殴りあう競技ではないことを、事あるごとに話して聴
かせる。それは、世代を超えて共感を呼ぶことなのではありませんか


う〜ん、初段二段とも、間合いをとって踏み込んで打つことができ、外れたとしても打突
部位を打った形が適正であれば合格できるという認識なのですが、そちらの県は違うので
しょうか?(>_<)

中学生は運動能力も柔軟で、基礎稽古をしっかり積み上げれば容易に到達できるレベルだ
と愚行します。基礎がしっかりと固まればどんどん応用に進むことも出来ます。遠回りな
ようでも試合に勝つ一番の近道でもあります。
時間はかかりますが、再度基礎固めをして力をつけさせてあげてくださいp(^-^)q
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.29 )
日時: 2015/10/10 23:16:16
名前: だみ声  < >

Hideさん
>日本人として普遍の心
    堅苦しく言えば「武士道」でしょうか?
>日本民族の美徳
「仁義礼智孝悌忠信」や「正義、廉恥、勇武、礼節、謙譲」等だと思います。
>お相手の頭を竹の棒で殴りあう競技ではない
    表現は色々ですが、稽古後の話では上記3点は、よく話しているつもりです。

僕が言いたかった「価値観の相違」とは、たとえば…
  分配の必要が生じた時、人数分あれば普通にやるのですが、一個しかない、あるいは人数分より少ない時にどう
分配するのかと言う時などに、じゃんけんやクジ引きによる以外の方法を知らないという事などです。
兄弟でも一つのものを分け合う経験がない子がほとんどです。 こういう価値観の相違を言いたかったのです。
食糧難を経験している僕ら世代は、分け与えなければ片方が「餓死」する、という危機感を背景にしております
が、彼らにそれを実践する文化(?)は「不要」であると言う相違と言えばいいでしょうか?
何しろ年間1千万トン以上の残飯が廃棄される国です。

昇段審査の方ですが
>そちらの県は違うのでしょうか?
   基本的な事は変わってないと思います。 ただ今回の合格率が、初段55%、二段45%と聞きました。
   従来初段70%、二段55%前後だったと思うので、今回低かったと思います。 だからと言うつもりはあり
ません。 次回に向けて基礎固めを再確認して行くつもりです。
二段の子2人については、過去の故障やら、受験もあって(3年生)稽古不足が出てしまったと思います。
   
   そして明日は、1,2年生の新人戦の地区予選です。 今の戦力では、好成績は期待できません。 まずは敵
を知り己を知らしめて、自発的に稽古量を増やすようになることが肝要と思っております。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.30 )
日時: 2015/10/11 09:16:34
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

>表現は色々ですが、稽古後の話では上記3点は、よく話しているつもりです。

そこがお題目に聞こえているのではありませんか?
彼らの身近な話題、実感できる部分にそういう考え方が当てはめられるとわかるように話
すことが肝要かとm(_ _)m


>分配の必要が生じた時、人数分あれば普通にやるのですが、一個しかない、あるいは人
>数分より少ない時にどう分配するのかと言う時などに、じゃんけんやクジ引きによる以
>外の方法を知らないという事などです。

これも、五常で考え方を教えることができると思いますが


>次回に向けて基礎固めを再確認して行くつもりです。

はい、お稽古での基礎の充実を!p(^-^)q


>そして明日は、1,2年生の新人戦の地区予選です。 今の戦力では、好成績は期待で
>きません。 まずは敵を知り己を知らしめて、自発的に稽古量を増やすようになること
>が肝要と思っております。

負けた時に、どう受け止めさせるかが問題ですね。
身近な目標の設定も重要だと思います。

ともあれ、大会での生徒さんたちのご活躍を念じておりますp(^-^)q
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.31 )
日時: 2015/10/16 13:56:57
名前: だみ声  < >

Hideさん
「良くない情報は早く知らせるのが、ベストの対応だっ!」とサラリーマン時代言われ続けました。 でも…
今回の報告は、5日かかってしまいました。 お恥ずかしい……

まず、新人男子団体戦、5校によるリーグ戦です。 審判は試合のない学校の選手の持ち回りです。
一人2年生初段でポイントゲッターの子が、39°の発熱で休みました(なんで試合の日にこうなる??!)。 代わ
りは、初心者1年生で9月に2級を取った子が出ました。

結果は、4回の団体試合で試合数20回のうち、勝者数1、取得本数2、順位5で、4位にも勝者で4少なく、本数
では、7少ない結果でした。 休んだ2年生がいたとしても、たぶん5位は変わらなかったでしょう。
女子は、2名しかおらず、このあとの合同錬成試合で、他校の子3人と組んで3試合やりましたが、勝ち数なし、し
かも1本も取れていません。 ガックリです…。
問題はこの結果に彼らが大した危機感を持ってない点です。 いやっ! 持ってないように見えるし、その後の稽古
も普段通りだし、「しかたがない」で終わっていると思われる点です。 そうでないかもしれませんが、そんな感じで
す…。 感想をしゃべらせても「悔しい」「この次はっ」という言葉がありません。

こうならせてしまったのも僕だと思います。 指導者失格だと思います。 もはや僕の指導が受け入れられてないと
も思われます。 と言いつつ、部活の稽古時間には全員揃うのですよねえ…。(いま部活時間は、35分間です)
正直、何度かやってきた部内戦では、しっかり戦っており、こんな戦況ではないのです。
平成28年度を持って、「部活としての剣道部ではなくなる」という状況ゆえとも思えません。 僕の心が揺らいでい
ることも認識しております。
「引き時」の感覚も脳裏にありますが、今の6年生4人(全員1級)が来年「中学で剣道やる」と元気ですので、無
責任なこともできないと思っております。

久しぶりに「Stray sheep.(迷える子羊? オジンのくせに!)」の心境です。 リベンジの作戦を立てております。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.32 )
日時: 2015/10/17 07:09:10
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

う〜ん、はっきり言って惨敗という状態だったようですね。
でも、ちゃんと稽古には出てきて普段通りお稽古ができるのですね?

ある意味、自分たちが弱いという事実を諦めにも似た感情で受け入れてしまっているので
しょうか? ちょっと謎ですなぁ…。

ここはやはり指導者が目先を変えて、お稽古内容を一新するなどしないといけないパター
ンかもしれません(>_<)

区長さんとしてもお忙しく大変だとは思いますが、生徒たちが「前向きに」「楽しんで」
お稽古に取り組めるような新メニューを立案を試みてくださいp(^-^)q
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.33 )
日時: 2015/11/19 16:29:39
名前: だみ声  < >

またひと月以上が過ぎました。 正直僕一人が気分的に空回りしているし、なかなかまとまった書き込みができてな
いです。
11月14日に中体連主催の合同稽古会が行なわれ、新人戦と同じルールで男女団体戦が行われました。 出場校は
隣の市も含めて、12校、団体の組めないところは合同チームとなって10チームでリーグ戦が行われました。
我が校は、男子1名の欠席があって、ちょうど5人、女子は2名なので他校と合同を組んで、9チームとなり、それ
ぞれリーグ戦を行いました。

相手校が異なっているし、こちらの戦力も前回より少しましなので、単純な比較はできませんが、男子は9試合中9
回の勝利がありました。全部で45試合ですので、勝率20%でした。 女子2人はそれぞれ8試合あって、一人が
4勝、もう一人が2勝、16試合中6勝ですから、勝率37%です。(いずれも個人戦換算です)
リーグ戦ですから、勝率50%ないと勝利できない(引き分けは計算してない)わけですから、これでは勝ち上がる
のが不可能と思われます。 これが今の戦力ということになりますが、やはり弱小ということです。
女子は前回よりかなり良かったですが、それでも弱小であることに変わりはありません。

>ちゃんと稽古には出てきて普段通りお稽古ができるのですね
   部活に故意に出てこない子はいません。 稽古内容も指示に従っています。 いかんせん月曜は部活なし、火
   水木金は年内は20分のみ、土曜日午前中3時間が唯一防具つけてやる週一回の部活です。
   これ以外の稽古をやりたがりません。 夜稽古もこのところ出席が悪いです。 夜稽古をやめるのは簡単です
が、ますますダメになると思うので、継続しております。

>生徒たちが「前向きに」「楽しんで」 お稽古に取り組めるような新メニュー…。
 安く買えた19型液晶テレビがあるので、中学校へ持ち込んで、ビデオ撮っては即見直しという方式を試みて
はおりますが、やれるのは夜稽古と土曜日です。 しかもだからといって画面の自分を真剣にチェックしてい
るとも思えません、画面見ながらの指摘もやっておりますが、その後の稽古で意識している様子もあまり感じ
られません。 もちろんその他雑誌の付録DVDも見せておりますが「あの稽古やってみたい」という言葉も出
ません。

やれやれと思いつつも、手を引くわけにも行かず、かと言って、彼らにとって僕の存在の意義が希薄になっていると
も感じます。 何しろ70歳のオジンです。 頼りなくよぼよぼしているほどオジンではないつもりですが、今まで
何とか繋がっていた糸が上達へ向けて、効果的な行動へと牽引出来にくくなっているのかもしれません。

なんだか湿っぽい内容ですね。 これでは若い人に嫌われかねない… もっと陽気に取り組んでみます。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.34 )
日時: 2015/11/20 07:27:13
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

う〜ん、どうもだみ声さんらしくありませんねぇ。
区長のお仕事が多忙で、お気持ちが剣道の方に十二分に向いておられないのではありませ
んか?(>_<)

だみ声さんのバイタリティはよく存じておりますし、若い人の気持ちをつかむこともお上
手でいらっしゃいます。そんなに中学生が「ついてこない」という状況を想像できません。

なぜ、生徒たちに向上心が芽生えないのか?
ちょっと手立てが思いつきません。申し訳ありませんm(_ _)m
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.35 )
日時: 2015/11/20 08:45:01
名前: サラ・ブライアント 

だみ声さん

こちらではおひさしぶりです。

新年度の部員たち、あまりやる気がないのですね…
でも、稽古に出てこないわけでもない。
「弱いのが当たり前の事に慣れてしまっている」というのは、
自分たちが強くなっている状況、というのが想像できないからでしょうね。
どうしたものか…、という感じですよね。

こんな提案でいいのか、という事を書かせていただくのですが、
剣道漫画を部内で貸してみる、とかいうのはダメですか?(笑)
中学生って、読んだものに影響されやすいと思うんですよね…
漫画は特に「中学生のハート」にはけっこう効くと思うんですけど…


私のおすすめは
「武士道シックスティーン」のアフタヌーン版と、
「しっぷうどとう」です。どちらも高校生の話です。

武士道シックスティーンの漫画は、なかなかいいですよ。
(映画より全然出来がいいですよ!!)
私も読むとやる気になります(笑)。
しっぷうどとうは、ちょっと主人公が強すぎますが、
その努力っぷりがスゴイので、多少感化されてくれるかな〜と。

どちらもamazonで中古なら、全巻揃えてもそんなに高い値段ではありませんので、
「だめもと」で回し読みさせてみてはいかがでしょうか。
やる気が出てくるかどうかは保障できないですが、
少なくとも、剣道への興味や知識はアップするんじゃないかなと思います。

みんなが同じものを読むことによって、共通の話題ができるというのも+面かと思います。
「あんな技、あり得ないよね〜」程度の話でも、
剣道の話題をみんなですることによって、
部内の雰囲気も違ってくるかな〜?と思います。
もちろん、だみ声さんも貸す前に読んで、
一緒にその話に突っ込みを入れて欲しいです(笑)

剣道をやる子って、たぶん「見た目がカッコイイから」とか
「なんか他のスポーツとは違うのがやりたい」って気持ちがあると思うんですよね。

だから
「剣道をやっている人ってカッコイイんだ!」
「でも、あまり努力してないのはカッコ悪いかも」
って思わせられるといいんですけどねえ。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.36 )
日時: 2015/11/20 09:05:06
名前: サラ・ブライアント 

だみ声さん

お勧めの漫画、ひとつ書き忘れていました!

「切っ先三寸」です。これも高校生が主人公です。

1巻しかないのですが、剣道初心者だけど、剣道大好きになっちゃった主人公が、
剣道の魅力を正面から語ってくれるのがとてもイイのです。
私の気持ちを代弁してくれてるみたいな本なんですよ(笑)
剣道漫画の中ではあまり知られていないようですが、実はこれが一番お勧めかも。

これもamazonで、なんと1円で売っております…。
(送料が257円かかりますが)
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4592214102/ref=sr_1_1_tw ..... 9%E5%AF%B8


あと、武士道シックスティーンの漫画は2種類ありますが、
私は「安藤 慈朗」版(アフタヌーン掲載)のほうしか読んだことがありませんので、
そちらをお勧めしています。

それと、中学生の親として一言つけ加えると
「テスト前には漫画は貸さないでくださいね!」
(笑)
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.37 )
日時: 2015/11/20 19:49:32
名前: サラ・ブライアント 

たびたびすみません、もうひとつ書き忘れていました。
中学校では、おそらく漫画は持ち込み禁止かと思いますので、平日はやりとりしないほうがいいかもしれません。
教室に持ち込んだら没収、注意されるかもです。
顧問の先生に事情をお話ししておいて、
貸す、返すは土曜日にこっそり…のほうがいいかもしれません。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.38 )
日時: 2015/11/26 22:31:44
名前: じじ 

こんばんは

だみ声さんのご苦労、本当に大変だと思います

何をいまさら、何だとはおもうのですが、本当に生意気なんですが、今は直接指導よりも、若い人を介した「間接指導」が有効ではないでしょうか?

臨時的でもいいので、だみ声さんの信頼できる教え子に稽古に来てもらって指導させる

無理であれば、最上級生に一定の指導権を与えて、その上で上級生に自主性を求める

やはり子ども達って若い指導者にひきつけられるケースも多いと感じます

不快に感じ取られたら、申し訳ございません

私くらいにのおっさんになるとむしろご高齢でも地に足着いたお稽古を疲労する先生にあこがれますが。。。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.39 )
日時: 2015/11/29 02:44:09
名前: だみ声  < >

Hide さん  サラ・ブライアントさん  じじさん  返信をありがとうございます。
ここ数日間、落ち込みながら考えており、返信を書けずにおりました。

やっと一つの道を見つけたように感じたので、その線に沿ってやってみようと思います。 

その前に、じじさんっ!!  七段合格おめでとうございます。 ここでお祝い書かせていただきます。 ご自身
の修行もしっかり積んでこられて、審査官の心を打つ「一本」を出せたとご自身が感じる立ち会いが出来た、とあ
ちらのスレでお書きですが、僕も頑張る気持ちを再確認できたと同時に、ここでの指導方針に方向性を感じた次第
です。

たどり着いた方針とは、多少時間がかかるでしょうが、付け焼刃的なことでは埒があかないと思いますので、しっ
かり考え、今までのやり方の反省も込めながら進めてみようと思います。
結論から言えば、「夢を語る」ことに徹してみようと思います。 もちろんサラさんの、漫画、小説も小道具として
活用しようと思います。 じじさんご指摘の「若い指導者」は、あと5年後に有効活用できる背景があります。
今その若者は、地元消防団の中枢におり、我が道場出身者ですが、消防訓練の指揮官でもあります。 どうしても
道場稽古にも月2〜3回しか体があきません。
その間我々年代がなんとか頑張るという構図です。

「夢を語る」という考えに到達したのは、過去に、個々のケースに対応しようと、あれこれ関わった結果、効果の
あった場合と、逆のケースもあった事への修正の必要性などからです。(過去に話題になった子は、今順調に高校生
、大学生で、しっかり学習しております。 E君が消息不明で、逆のケースです)。
そして今年の部員ですが、いわゆる「体育会系」に分類できる子がいません。 雰囲気に乗ってくるタイプがおら
ず、いつも一歩引いて考えてからノソノソ加わるという感じです。
勢い僕が「不満」を感じ、それを指摘してウザイ事を言い続けて来た結果が、今の状態なのだと思います。

どんな「夢を語る」のかは、工夫したり、楽しませたりし、さらに皆様のアドバイスもいただきながらになると思
います。 さしあたり明日の、今年最後のローカル大会(個人戦のみ)では「試合を楽しんで来い」「いい結果に出
会うと嬉しいぞっ」ぐらいでウォーミングアップさせようと思います。 決勝戦まで観戦する指導はしております
が、果たして全員が従うでしょうか? 帰っちゃった子を叱るのではなく、「決勝を見て帰ろう」と思わせる指導を
心がけるということだと思います。(必ずしも今までやれてなかったのです。)

ご意見ご指摘などたくさん頂きたいと思います。 この年にして未だ「迷える子羊」状態の僕です。 恥じ入るば
かりですが、自分をつくろっても仕方ないので、ありのままの感情を書き込みました。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.40 )
日時: 2015/11/29 08:04:45
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

久々にプラスの書き込み嬉しく思います 〜☆

指導者がマイナスの気持ちではいけません。
個人的にはあまり好きではないのでテニスの松岡修造は「いい指導者なんだろうな」と思
う時があります。常に前向きでアグレッシブ。彼の言葉にマイナス思考はありません。
そのウザイまでの熱い情熱が、人を動かすのではないでしょうか(笑)

「夢を語る」も大切です。
今の時代、中高生たちがなかなか夢を持てないのではないでしょうか。そんな中、夢を目
標に人生を歩めることは幸せなことなのだと思います。
どうか剣道を通じて中学生たちに前向きな人生を歩ませる…、そんなご指導をなさってあ
げてくださいp(^-^)q


一気に寒くなってきましたので、どうぞお身体をお大切に。
東京電剣にはぜひいらしてくださいね
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.41 )
日時: 2015/11/29 16:44:54
名前: サラ・ブライアント 

だみ声さん

だみ声さん、気持ちが前向きになられたようで、よかったです!
しかし子供の指導って本当に大変ですよね。

私も「指導補助がやりたい」とか書いていながら、
同じ剣友会に「かなりやる気なし」の小2の子供がいて、
その子のダメダメっぷりを見ていると
「こんな子は、私には指導できない…」と思ってしまいます(笑)

なにしろ「小手を打たないで!」って言うくらいですから〜
私、子供にそんなに強く打ったことないのに、
その子、めちゃくちゃ痛みに弱いんです。
いつもふざけて話を聞いてないし、
もう防具つけて一年くらいになるのに、面をかぶるのを嫌がるし。

正直、剣道は全く向いてない子だと思います。
なのに辞めたいとは思ってないようで…
その子がいると周囲もだらけた感じになっちゃうし…
どう注意したものかいつも悩みます。
(先生が優しくてあんまり叱らないんですよねえ)


さすがに中学の部活にはそこまでダメな子はいないでしょうけれど…、
でも、子供の個性はさまざまですよね。
やる気がないからといって切り捨てるわけにもいかず…。


中学生たち、イマイチ気持ちが乗ってない感じなのですね。
その子たちがなぜ剣道部を選んだのか…そのあたりを聞いてみたいです。きっと何かイメージするものがあったんですよね。
そのあたりの気持ちを引き出せるといいのですが。


私、今の先生に教えてもらうようになって、
今まで以上に剣道が楽しい、面白いと感じるようになりました。
教わる剣道理論などが面白いのも理由のひとつですが、
今の先生、とにかくほめ上手なんです。
「お世辞だろう」と思いつつも、言われるとやっぱり嬉しいんですよね。

だみ声さんもすでに実践しているとは思いますが…
「ちょっとした努力や出来でもほめてみる」のはいいと思います。
「よく見てくれてるんだな〜」って思うと、やる気出ます。


あと「夢を語る」のもいいと思います!
それと、今がんばっているOBさんたちに
来てもらって話してもらうのもいいかもしれませんね〜
やっぱり年が近い人の話は興味があると思いますので。
「剣道やって、こんなにいい事あった」って話をぜひしてもらいたいです。

プライベートもいろいろお忙しい事と思いますが…
部活の充実は、だみ声さんの充実にもつながりそうな気がします。
お体に無理がない程度に、がんばってくださいませ。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.42 )
日時: 2015/12/01 22:48:18
名前: じじ 

だみ声さん、Hideさん、サラさん

やはり「指導者がポジティブ」大事だと思います
子ども達が「やったら、弱い子でも強くなる子がい
る。」より「やった分だけ強くなるんだ!」の方が
子ども達楽しいですもんね
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.43 )
日時: 2015/12/02 08:55:48
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To じじさん

はい仰るとおりです。

自分も最近指導の現場では「ネガティブワード」よりも「ポジティブワード」を多用する
よう意識しております。
子どもたちも親たちも変わってきたように思います
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.44 )
日時: 2015/12/22 02:16:49
名前: だみ声  < >

陽気に振る舞い、小言を言わず、短い部活時間も出来るだけ基本重視でやってきました。 中には宿題が出来ず、居
残り勉強で部活に来れない子も出ますが、小言にせず「同じ事を2度はやらないように」と明るく伝えておりますが、
果たして効果が出ているのでしょうか?
とにかくウザいことは言わずにいるつもりですが、20日の中学生同士の錬成大会も下位グループにしかおれず、そん
なもんだと言う位置で納得しているように感じます。

そして来年2月7日は、昇段審査があり、申込書類提出期限が迫っております。
そんな中、昨日初段審査に2回不合格だった子の保護者が、顧問へ「今回受けない」と親子で相談して決めたと連絡
して来たそうです。
僕が「あ〜そう〜ですか」と言うのは僕にとって、最も楽な選択肢だと思います。 所詮は外部指導者ですから、そ
れでいいわけですが、本人にとってこれでいいのでしょうか?
顧問からは「指導者へも伝えなさい」の言葉があり、今日の稽古後本人が僕の所へ来ました。「受けない」と言うので、
ではその次の「6月に受けるのだなっ?」と質問すると返事がありません。
2回目の時、僕の見立てでは、五分五分だなと思っていましたが、良くない癖が出てダメでした。 この事が本人と
してはショックだったようで、今回は受けないようです(周囲の目を気にしているのか?)。 気持ちも萎えているよ
うだし、このまま卒業まで受けないで過ごすつもりのようです。 かと言って部活には出ますし「やめる」とは言い
ません。
更に他の子達のだれも、彼に「受けろ」とも言わないようです。
こんな子もいるチームで、どうやって来年7月の中体連を戦わせればいいのでしょう?  総じて体育会系でない子
達だと言えばそうなのでしょう。
そう言う子を奮い立たせて、戦う剣士に指導するのが僕の役目ですが、指導力不足のようです。

気持ちはついついネガティブになってしまいます。こんな状態でポジティブな事を言っても、きっとインパクトがな
いでしょうね。 ここは僕自身の修行の領域だと思います。
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.45 )
日時: 2015/12/22 07:26:35
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

剣道がうまくなることが目的ではなく物事への取り組む姿勢を教えることが大切なのでは
ありませんか。

「審査を受ける」「試合に出る」は、そんな中にある「身近な目標」です。
人間は弱い生き物ですから、明確な目標がないと前には進めません。明確なゴールイメー
ジなく漠然と取り組んでも成果は出ないのです(>_<)

中学生たちには年初にあたり、大目標、中目標、小目標をキチンと設定させ、いいスター
トを切らせてあげて欲しいと思います 〜☆
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.46 )
日時: 2015/12/23 03:13:34
名前: だみ声  < >

Hideさん
今日、当地の学校は終業式でした。いろいろ考えた挙句、午後3時にこの子の家へ行きました。 僕の指導としては、
2月の審査を受けないのは、気持ちの整理もあるからいいとして、6月は受けて合格するというシナリオを持って行
きました。
家業は理髪店なので営業中でしたが、客はおらず、お父さんも交えて本人と話しました、そこへ出かけていたお母さ
んも帰宅し、その5分後頃客が来て、最後まで話し合ったのは僕と本人、そしてお母さんでした。

母親の話では、防具は買ったので卒業までは頑張ると言う約束をしたそうです。 ただ、昇給昇段審査があるという
事を知らなかったし、受けねばならないと言う指導も知らなかったとの事でした。(僕が受けさせているのです)
2級、1級と順調に合格した時点では、「そんなもんなのだ」と言う認識だったそうで、初段もそんなもんと思ってい
たようです。
ところが、2回連続で不合格を経験し、一緒に受けた子が合格なのに、自分だけが落ちたと言う「負い目」を感じ、
今度また落ちたら(2月には1年生の遅生まれの子が受けるので、ここで落ちたら更に恥になるから)どうしようと
言う心理が親子にあって、「受けない」選択をしたことが判明しました。 だから6月以後も受けないという路線を考
えているようです。
言葉としては、「部活なんだから、受けなきゃならないという制約はないはず」と言う事です。 「段を取るつもりは
ない」という事なら、「ソーですか」で終わりですが、指導者としてそれでいいのでしょうか? いいともいえますが、
おせっかい指導者の僕はそこへ踏み込んで、とにかく初段は取得して卒業させる事を考えたいのです。 そんな後ろ
向きな親子なんかほっとけ。 他の子の指導に力を入れろ、と言うご意見も当然と思います。

結論としては、6月審査は受ける方向で指導するから「稽古しなさい」と言い、「拒絶してない」印象をもって帰宅し
ました。
サラさんご推薦の剣道漫画、「武士道16、切っ先三寸、しっぷうどう」の5冊を「読んでご覧」で置いてきました。
僕の指導と漫画に出てくる指導的言葉に「矛盾はない」ことを確認しての事です。 「しっぷうどう」のイントロな
んか、主人公をまさしく件の彼とラップしていいと思いますが、本人はどう受け取るのでしょう?

上記での一連の会話は、1時間にわたっております。
母親の言葉から感じ取ったのは、肝心な所での家庭内指導が出来ておらず、重要でない点に意識が行き過ぎていると
思いました。 そんなことを今指摘したら、本筋が物別れに終わると感じ、今日はその点には触れずに帰りました。
帰る時父親が店から出てきて、僕に礼を言い、立ち去る車に頭を下げておりました。

今度の部活は、24日、25日の二日間のそれぞれ3時間が予定されております(今年最後)。 ここで彼がどのよう
な稽古態度を示すのかが、僕が帰った後の家族会議の結果だろうと思います。
期待しすぎると落胆が大きいかっ???  更に、僕はやり過ぎているのでしょうか?
メンテ
Re: オジンと中学生 9 ( No.47 )
日時: 2015/12/23 09:21:50
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

そうですか、本人を交えて保護者ともお話ができたのは良かったですね

本人が「落ちたら恥ずかしい」という気持ちから審査を避けているとするならば、絶対に
受けさせなければいけません。もちろん、強制ではなく自身にそういう方向に持って行か
せるように指導していくべきですが。

人生は失敗の連続です。
失敗するからこそ人間は進歩できる。
たかが剣道の審査ごときで失敗を恐れていては、この先も困難から目を背ける人間になり
かねません。それでは、何のために剣道をやらせているのかわからなくなってしまいます。


前述した通り「物事に取り組む姿勢」を教ええてやることこそ大切。
上手い下手ではなく、一生懸命取り組む姿勢を生徒さんたちに教えてあげてくださいp(^-^)q
メンテ

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