このフォームからは投稿できません。
name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 記事閲覧
立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか
日時: 2017/07/31 18:33:53
名前: 三七式ヨシ  < >

三七式ヨシと申します。

立礼の際、踵は開くのでしょうか。

私が子供の時教わったのは、先生が軍隊経験者であったことに起因するのか、
踵を付けて、踵ととつま先で正三角形を作るように習ったと記憶しています。

剣道指導要領などに目を通しましたが、腰の折れ角は書かれているものの、
足の並びについては特段の記述が見つかりませんでした。

ある方は、正面(国旗、神棚等を含む)、道場への入退場は踵を付け、試合
や稽古の際は足の内側が平行(人差し指と踵のラインが平行)とおっしゃい
ます。

自分が文献、古流などについては知識が浅いため、結論は出ないかもしれま
せんが、何かご存知の方があればご教授下さい。
メンテ

Page: 1 |

Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.1 )
日時: 2017/08/01 07:00:51
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

師匠からの教えで文献などではないのですが、「剣道は柔道と違ってかかとを着けて礼
をするのじゃ」と教わりました。
「足先を着けよ」とは習っておりませんので、かかとかかとを付け、つま先を開いて
(角度までは不明)立礼をするものと思い、これまで実践し指導してまいりました。


古流はどうでしたかねぇ。
(小野派)一刀流は、立礼の時はかかとをつけつま先は開いていたと思いますm(_ _)m
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.2 )
日時: 2017/08/01 07:30:03
名前: 三七式ヨシ  < >

三七式ヨシです。

Hid先生、早速のご回答ありがとうございます。

やはり、踵を付けるが正解なのですね。
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.3 )
日時: 2017/08/02 07:14:15
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

正解なのかどうかは不明ですが、私はそのように教わりました。

かかと着けず足を開いて立礼をした先輩が、「剣道は柔道と違うんだ」と先生に叱責さ
れていたのを覚えていますので、少なくとも足を開いての立礼はよろしくないはずです。
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.4 )
日時: 2017/08/02 22:14:33
名前: 三七式ヨシ  < >

三七式ヨシです。

Hide先生、とりあえず今までどおりのやり方を継続します。

ありがとうございました。
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.5 )
日時: 2017/08/03 07:10:46
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

継続して調べてみます 〜☆
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.6 )
日時: 2017/08/19 19:38:47
名前: 十八徳 

三七式ヨシ さん

わからないことも多いのですが、興味のある話題でしたので、少しだけ。
まず、所作に関しては、明治期の軍隊と学校に導入された兵式体操に由来すると考えられます。
詳しくは論文をご確認ください。

  中村民雄「中学校武道必修化について 武道の礼法」 3. 武道の礼法 立礼
  ( hhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/budo/43/2/43_2_1/_pdf

なお、論文には「国民皆兵の下、軍隊教練ならびに…兵式体操の普及により」とあり、最近では、鈴木大地スポーツ庁長官が
「体育は軍事教練をもとにできている」と発言していましたが、もともとは軍国主義ではなく、国民体力の向上を目的にした
ものだと考えます。

柔道では初期の立礼は「自然本体」から行なうとなっていますが、嘉納治五郎氏の意向によるものと想像します。
Hide. さんの教わった剣道家の視点は、むかしの(武徳会)剣道と(講道館)柔道の方向性や立ち位置の違いが反映されていると
おもうのですが、剣道と柔道の関係はよくわからない点が多く、もしなにかご存知であればご意見ください。
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.7 )
日時: 2017/08/19 22:51:26
名前: 三七式ヨシ  < >

三七式ヨシです。

十八徳先生、資料ありがとうございます。

古流から派生した剣道ですが、武徳会、全剣連への流れから所作事の統一とは何かしら関連があるとは思っていました。

時代背景との関連が分かる資料ですね。

ありがとうございました。
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.8 )
日時: 2017/08/20 07:38:15
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 十八徳さん

管理人のHide.です。

たいへん興味深い論文をご紹介いただきましてありがとうございました。
子どもたちに指導するにあたり、さらっと読んだだけですので、プリントアウトしてじ
っくりと勉強したいと思いますm(_ _)m
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.9 )
日時: 2017/08/21 20:45:59
名前: 十八徳 


三七式ヨシ さん  Hide. さん


余談になりますが。

三節の礼の思想のはじまりが軍式や近代天皇制にあるのか、江戸時代にすでにあったのかわかりませんが
剣道になじみの薄いひとや当時の日本に悪感情をもつ外国人のことなどを考えると、取扱注意かもしれません。
剣道は、流派剣術よりも、社会状況や文化風習の影響が強い部分もあるようです。
なお、全剣連の所作の変更はなにを元にしているのかわかりませんが、別に確認されたほうが良いかもしれません。

現在の日本の礼法につながる『礼法要項』(1941年)は、姿勢、敬礼、競技の項目まであり、剣道と比べるととても
面白いとおもいます。

  [国立国会図書館デジタルコレクション - 礼法要項詳解 : 文部省制定](http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1026355)


お二人がご自身の経験をもとにして調べれば、もっと様々なことがわかることとおもいます。
こういった見過ごされがちな仕草や経験は貴重なものですし、体験談や昔話を「剣道談話室」なり、ブログなりに
書き留めていただけると嬉しいなあ、なんてちょっと期待してみたりするのですが...
流行りのオーラルヒストリーなんていうものありますし、風化させずに残してほしいと願います。
メンテ
Re: 立礼の際の踵は閉じるのが正解でしょうか ( No.10 )
日時: 2017/08/22 07:19:10
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 十八徳さん

>剣道は、流派剣術よりも、社会状況や文化風習の影響が強い部分もあるようです。

どうもそのようですね。
全剣連による座礼の所作の変更ははなはだ疑問ですが。


>現在の日本の礼法につながる『礼法要項』(1941年)は、姿勢、敬礼、競技の項目ま
>であり、剣道と比べるととても面白いとおもいます。

興味深い資料ですね。ありがとうございました。
なかなか時間が取れませんが、ぜひ、読みこんでみたいと思います


>こういった見過ごされがちな仕草や経験は貴重なものですし、体験談や昔話を「剣道
>談話室」なり、ブログなりに書き留めていただけると嬉しいなあ、なんてちょっと期
>待してみたりするのですが...流行りのオーラルヒストリーなんていうものありますし、
>風化させずに残してほしいと願います。

おっしゃる通りです。
仕事をリタイヤしたらライフワークとして取り組んでみたいと思いますm(_ _)m
メンテ

Page: 1 |

Subject 入力禁止
Title 入力禁止
Theme 入力禁止
題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
URL
URL
コメント中には上記URLと同じURLを書き込まないで下さい
パスワード (記事メンテ時に使用)
コメント

クッキー保存