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今さら人に聞けない「攻め」
日時: 2012/02/27 12:32:42
名前: 竹内 

恥ずかしながら、四段を取ってから二年の月日が経とうとしているのですが、未だに攻めとは何なのか、理解ができてません。今でも七段、八段の先生方に「シンプルでいいから、攻めがほしいな」とご指導いただきます。皆様は稽古中もしくは稽古前にどのように攻めを考えて(気をつけて)おられますか?是非ともご指導お願いします。
メンテ

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Re: 今さら人に聞けない「攻め」 ( No.1 )
日時: 2012/02/28 01:02:53
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

「攻め」は「こういうものです」と一言で言えるほど簡単なものではありません(>_<)

「攻めを考え出したら初級は卒業」と言われますが、以後、剣道を辞めるまで、この迷路
から逃れることはできません。たとえ範士八段をお取りになるような大先生でも、攻めの
迷路にハマリ、喘いでいるのです。

それほど、この問題は奥深く、「恥ずかしい質問コーナー」で「恥ずかしながら…」とご
質問なさるような類のものではなく、剣道に関わる人全てが思い悩んでいる「究極の難
題」なんですよ(^_^ メ)


「攻め」に関しましては、いちに会12年の歴史の中で、過去ログに素晴らしいトピがたく
さんあります。
ぜひ、「サイト内検索」の機能でそうしたトピを発掘し、一読されますようお勧めいたし
ますd(^-^)!


さて、それだけのお答えではあまりに不親切なため、簡単にまとめておきましょう

攻めを形態で分類しますと、
1.気攻め
2.剣攻め
3.体攻め
の3つになります。
それぞれは字から内容を想像できるはずですからここでは説明を省略します。

これらをお相手によって、局面局面で様々な比率で組み合わせ、強弱硬軟取り混ぜて攻め
るわけですd(^-^)!


さて、その柱となるのが得意技になります。
得意技を木の幹として、無数の枝葉(様々な技)が有機的に派生してくるのですね。
(例:得意技が面。お相手がその面を警戒し出小手を狙ってくるところを小手打ち落とし
面、など)


さらに、戦術面から持ち技を分類すると「攻め技、見せ技、得意技、決め技」という4つ
になります。

 ●攻め技…相手を攻めるために用いる技
 ●見せ技…多用し相手の意識をそちらに引きつける技
 ●得意技…自分が最も得意とする技
 ●決め技…最後に一本を取るために狙う技

双方のレベルに開きがある場合、「攻め技=見せ技」で、それだけで勝負が決まってしま
うことが少なくありません。
また、多くの選手の場合、一般的に「得意技=決め技」であることが多いですね。
しかし、全日本クラスのハイレベルな戦いの中では、そのような単純な戦術では到底勝ち
上がることは難しく、とくに昨今の傾向として選手のディフェンス力(打たせない技術)
がアップしてきているだけに、得意技も2つないし3つくらい持っている必要があります。

これらは、打突技術の面から見た「攻め」ですね


さらに、攻めのセオリーとしては、
「上をせめて下を打つ、下を攻めて上を打つ」
「表を攻めて裏を打つ、裏を攻めて表を打つ」
が基本となる攻めの戦術となります。


しかしながら、攻めの最も厄介な部分は、自分は「攻めた」と思っていても、お相手に通
じていなければ「攻めていないのと同じ(攻めの効果が上がらない)」という点です(>_<)

同じお相手であっても、局面によってその攻めが通じる場合と通じない場合があり、一筋
縄ではいかないのです( -o-) フゥ


攻めの問題は、簡単に書こうと思ってもこれだけ文字数を費やしてしまうほど難解です。

前述した拙サイトの過去ログをはじめ、やはり専門書といわれるもの(技術解説書ではな
い)を何冊も読破しなければ、そのしっぽすら掴むことは難しいでしょう 〜☆
メンテ
Re: 今さら人に聞けない「攻め」 ( No.2 )
日時: 2012/02/28 17:35:43
名前: 竹内 

ありがとうございます。
早速、いちに会さんの過去ログを見させてもらおうと思います。
後、hideさんに書いて頂いた返信をヒントに少しずつ、稽古していきたいと思います。
メンテ
Re: 今さら人に聞けない「攻め」 ( No.3 )
日時: 2012/02/28 22:42:56
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

上に書かせていただいたのは、あくまでも部分です。
形に現れない心法(メンタル面)の攻めや気による攻めまで領域を広げていきますと、さ
らに難解になってきます(>_<)

ともあれ、ご自身でできるレベルから実践して行かれるのがよろしいかと。
がんばってくださいねp(^-^)q
メンテ

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