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構えについて
日時: 2011/08/09 23:32:47
名前: 剣道かあちゃん 

構えについて質問します。構える時には、なぜ右足・右手を前にして構えるのでしょうか。刀を左腰に差すことから、自然と右手で刀を抜くのでそうなるのだ、という考を読んだりもしました。ですが、ではなぜ刀を左に差すのでしょうか。どうして右ではないのでしょうか。どうか教えてください。お願いいたします。
メンテ

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Re: 構えについて ( No.1 )
日時: 2011/08/09 23:43:09
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

私も確たることはわかりませんが、「左腰に差した場合、右手で抜きにくい」ただそれだ
けなんじゃないでしょうか。日本人は圧倒的に右利きが多いですから(^^ゞ

また、刀でモノを斬るとき、力の入りやすい右手を前にしたほうが楽だとは思いませんか?
巧緻性も右利きの場合右手の方が高いですしね
メンテ
Re: 構えについて ( No.2 )
日時: 2011/08/10 14:02:12
名前: 剣道かあちゃん 

hideさん、返信ありがとうございました。先生には聞きづらかったので、うれしかったです。これからもよろしくお願いします。
メンテ
Re: 構えについて ( No.3 )
日時: 2011/08/10 18:11:30
名前: だみ声  < >

Hideさん

 確認させてください。

 >、「左腰に差した場合、右手で抜きにくい」

 ではなくて
   「左腰に差した場合、右手で抜きやすい」ではないのでしょうか? 

 ごめんなさい、揚げ足取りみたいですが、確認させてください。 
メンテ
Re: 構えについて ( No.4 )
日時: 2011/08/10 22:40:16
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

>ではなくて
>「左腰に差した場合、右手で抜きやすい」ではないのでしょうか? 

アハハ、すみません「右腰に差した場合、右手では抜きにくい」の間違いです(^_^ メ)


To 剣道かあちゃんさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます
メンテ
Re: 構えについて ( No.5 )
日時: 2011/08/11 00:31:09
名前: だみ声  < >

剣道かあちゃん さん  はじめまして。
Hideさん ご訂正ありがとうございました。(そうか!右差しの右手抜きは不可能ですね)

さて、ご質問の疑問点、圧倒的に右利きの多い日本人の歴史から、このようになってしま
ったのではないかと思います。
その他の例で、書道や茶道に「左書き」や「左点前」があるでしょうか? 華道ではどう
でしょう? ないとは言えないでしょうが、ほとんど聞いた事がないと思います。
千利休が左利きだったら… なんて発想するのは邪道でしょうか?

若いころ、左利き剣士の時代劇映画を見た記憶があるのですが、詳しく覚えていないので
多くは語れません。
僕の解釈の域を出ない話ですが、剣道において現在「左剣道」を指導できる人がいるとは
思えません。 「僕は本当は左利きなんだ」と言いながら、右手前で大勢が剣道を楽しん
でいます。 小学生など初心者の時、竹刀を持たせたら「左手前」の子がいることは事実
です。 
いろいろ考えれば、左剣道があってもよさそうですが、まったく聞いた事がありません。
従って「左手前剣道の指導者がいない」と言うのが最大の理由ではないかと思います。

でも剣道の道具類は、左右どちらでも使えるものばかりなのですから、左剣道があっても
不思議ではないはずですね。 やはり指導者がいない点に行きつきそうです。

相撲や柔道は明らかに右四つ、左四つ、喧嘩四つと言う組み方がある通り、左右がありま
すね。 ボクシングもサウスポーと言うから両方あることが分かります。 空手、合気道、
少林寺拳法などはどうなのでしょう?
しからば左前剣道も「否定されるものではない」と言ってもいいのでしょうか? たぶん
否定する明快な根拠はないと思いますが、「それじゃ勝てないよ」「教えられないよ」等を
理由にやる人がいなくなった、と推測しますがどうでしょう?

左に差した刀の鍔元を右手で握って抜いた後、添える左手は、柄頭になるのが自然です。
このとき足は右足前が自然体となり、右手右足が前と言う形になる。
では、上の状態の左右を全部逆にしても問題は感じませんね。
でも、この時右手と左足が前ではどうなるのでしょう? 構えの形としてはありそうです
が、自然体ではなさそうな気がします。

フェンシングの構えは完全な半身であり、右手前、右足前で行われており、左足を前に出
したら「間合い」が取れないだけでなく、攻撃の前進力も失い「負け」の確率が上がりそ
うです。戦いの中でも、左足が前と言うのはないのじゃないでしょうか?

ボクシングも含めていわゆる格闘技という競技の基本姿勢は、右手右足前、または左手左
足前ではないでしょうか?(ナンバと呼ばれる二軸歩行の原理)
たとえばボクシングのパンチは、左手左足前の状態で構え、右手をのばしつつパンチを放
つと同時に右足もしっかり前に出して、身体が持つ質量エネルギーと運動エネルギーのす
べてを拳に込める事が出来るのだと思います。サウスポーの場合は左右が逆になります。

剣道の場合、長い獲物(竹刀)を両手で持っています。 そして右手を前にしたまま打突
が終わります(持ち替える暇もメリットもない)。この時右足も大きく踏み込んで打突位置
まで相手に近づくし、移動エネルギーもピークに達しているので、止まる事は出来ず、体
当たりか、すれ違う事になります。

では手は右手前とし、足は左足前とすると、「二足一刀」の打突での左足を前に出した瞬間
の姿勢に似ていますが、二足一刀の場合これは「攻め入った」瞬間であり、一瞬の溜めの
後の右足踏み込みと振りかぶりとが同時進行し、一拍子の振り下ろしで終了すると言う一
連の流れの一コマであって、「構え」ではないように思います。

さて… だんだんあい路に踏み入った感ありで、迷いが生じてきました。
あえて言うなら、誰もやる人がいないので、データがない!! と言う事になりそうです。
メンテ
Re: 構えについて ( No.6 )
日時: 2011/08/11 13:57:34
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To だみ声さん

剣道指導者は歴史的なことも踏まえ「左手前剣道」を指導しないのです。
しかし、剣道がとことんスポーツ化してくれば、当然のように「左手前剣道」が横行して
くるでしょう。


竹刀剣道の歴史には何度か技術的な「禁止」や「規制」が登場します。
詳しい年号を調べることができませんが、構えに特化して書きますと、
 ●二刀流の禁止
 ●上段への胸突きを一本にする
などがそれです。

いずれも、全日本選手権で二刀や上段の選手が増え、上位に進出してきて「正しい剣道の
危機」と禁止や規制が行われてきたのです。


今、全剣連では「右手前でなければいけない」とはしておりません。
ゆえに、左手前剣道は容認されています。しかしそれは、指導者がモラルとして「左手前
はつくらないだろう」という暗黙の了解の上にあるように思えます。
でも、当然のごとく、左手前剣道が出てくれば、私たちは対処に困るでしょう。実際に、
何人かの左手前剣士は国内に存在するそうです。

世界選手権でもまだ出てきませんが、この先はわかりませんね(>_<)


私たちは、文化としての剣道を後世に残していくためにも、左手前剣道を否定していく必
要があるのではと、愚考しておりますm(_ _)m
メンテ

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