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ルールとルーツ
日時: 2019/06/18 13:34:18
名前: 剣道大好き 

剣道のルーツは武士の斬り合いであることは言わずもがなかと存じますが、そもそも武術の稽古に勤しむ際に真剣を使っていては命がいくつあっても足りない。そこで生み出されたのが竹刀であると伝えられています。それが今日の剣道です。
しかし、昨今のルール改正や中央講習会での諸先生方の御指導はそのルーツからやや逸脱したものになっているように感じます。たしかに競技である以上は一定のルールを定め、それに則り行うことで公正な試合を促すことができます。ただ、それはルーツを守りながらルールを定めるという前提があってこそではないでしょうか。
例えば、竹刀落とし反則についてです。そもそも剣を落とせばそれは死を意味します。見苦しい竹刀落としや、打突に繋がらない竹刀落としは落とさせた側に反則をとる。ルーツから外れてますよね?
また、先日私が住む地方で行われた審判講習会では、三審のうち1人が一本と示し、あとの2人が消したとき、試合者が一本と勘違いし試合が止まった場合は一旦止めをかけるよう指導がありました。そもそもこれが全剣連自体で定まっている事なのかわかりませんが、そもそもの殺し合いでは止めなど無いので、これもおかしな話になりますよね?
ルール改正。今年改定された防具に関する事項は危険防止の観点から大変頷けるものだと私自身は思いましたが、上記のようなルーツと逆行するルール改正。みなさんはどうお感じでしょうか。ご意見お聞かせください。
メンテ

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Re: ルールとルーツ ( No.1 )
日時: 2019/06/18 23:04:34
名前: 虚刀 

剣道がやろうとしていることは、斬り合いの再現や模擬戦闘ではないそうです。
剣道の目的のために、あえてそもそもの殺し合いというルーツから離れているという事だとか。
試しに、はくどー庵をお読みになる事をお勧めしたいです。
まさにその点について記述があります。
メンテ
Re: ルールとルーツ ( No.2 )
日時: 2019/06/19 07:25:42
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

剣道はその理念で「人間形成の道」と位置づけています。
ルーツは・・・他人を殺傷する技術であって人間形成とはかけ離れたものです。
ただ、その思想的なモノ(=卑怯な行いはしない。正々堂々と戦う)などをピックアップ
して競技の指針としているわけです。

ゆえにルールもそのすべてが理念に基づくものと考えれば納得がいくのではないでしょうか。
試合者双方を「公明正大」に「正々堂々」と試合をさせる。そのためには、「反則を狙う
行為」や「審判の判定に競技者が迷いを生じたと思われる場合」など、一方に不利になら
ないようにルールを定めていくことは悪いことではないと考えます。


もっとも、ルールに定められずとも己を律して戦うことができるように育てるべく、現場
の指導者が日ごろから正しい考え方を伝えていく努力が肝要でしょう。
メンテ
Re: ルールとルーツ ( No.3 )
日時: 2019/06/20 23:51:41
名前: 剣道大好き 

御意見ありがとうございます。
理念に基づく運用という点においては激しく同意致しました。しかし、中学・高校のカテゴリーにおいて特殊ルールが存在したり、様々なルール改正が行われている事は試合ありきとしか言いようがなく、そのルール改正に必ずしも人間形成の基本理念を鑑みて作られているとは思えません。
メンテ
Re: ルールとルーツ ( No.4 )
日時: 2019/06/21 07:10:09
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

一番の原因は現場の指導者の「勝利偏重」の考え方です。
そこから若年層の剣道(観)が歪められてしまっているのです。

中体連や高体連では、その年代の生徒を少しでもいい方向に導こうと試行錯誤しておられ
るのではないでしょうか。
メンテ

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