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かかり稽古はいけない?
日時: 2017/09/06 20:22:04
名前: 剣士 

いつも七段の先生と稽古する時、かかり稽古というか、
私は最初から次々と面だけを打っていきます。
時間をかけるのは初太刀に間合に入る時だけです。
小手や面を打たれてもほとんど面だけを打ちます。

私も最初はそれがつらかったのですが、
今ではそれを続けてきたから上達していると信じて疑いません。

先生も、その調子で稽古するようにとお褒めの言葉をいただきます。

ですが、それをみていた六段の先生が、
最初からかかり稽古ではだめだ、しっかりためて打突をしないと稽古にならないと後でお話しされました。

五分の稽古はほかの先生がしてくださいますし、
この先生とはこんな稽古でいいと思っていますが、
やはり周りから見たら、
よくないのでしょうか?

その六段の先生は、道場の正規の会員の先生ですが、
あまり稽古には来られません。
メンテ

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Re: かかり稽古はいけない? ( No.1 )
日時: 2017/09/06 21:58:45
名前: ぱぱっす 

剣士さん、こんばんは。

かかり稽古にはかかり稽古の効果があり、互角稽古にや引き立て稽古にはそれぞれの効果があると思います。
それぞれ鍛えて高める部分が違うと思いますので、自分の稽古に必要なことを考えて行うべきではないでしょうか。

基本的にお相手が七段ならすべてかかり稽古でなくてはいけないということはないでしょう。
ある七段の先生にはかかり稽古だけでも別の七段の先生にはしっかりとお互いに張った稽古をお願いする場合もあると思います。

その六段の先生は「最初から」かかり稽古ではいけないとお話しになったのであれば、その先生の剣道観で互いにしっかりためて張った稽古が大切だとお考えなのでしょうね。

それも稽古の仕方だとご理解になればいいのではないですかね。

ちなみに私も七段ですが、段位が下の方と稽古する時はしっかり構えて張った稽古を中心にし、かかり稽古には滅多にすることはありません。
メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.2 )
日時: 2017/09/07 08:00:00
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

昔の地稽古は切返しに始まり、打ち込み、引き立て稽古、互格稽古(一本もしくは三本
勝負)、かかり稽古、切返しとフルコースでした。
最近は地稽古というと互格稽古ばかりになってしまいましたが・・・(-_-)

元立ちも大変だったんです。このお稽古をつけるにはパワーが必要ですから。
ゆえに、剣士さんの七段の先生とのお稽古は、何ら問題がないというよりも「よいお稽
古」だと考えます。今どきそんなお稽古をつけてくださる先生は、なかなか得難いです
メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.3 )
日時: 2017/09/07 09:15:08
名前: 長幼の序 

上懸かりの稽古の場合、元に立たれる先生の稽古の付け方も千差万別。
もちろんそこには、懸かり手の方の剣道の特性を見極めつつという観点があっての事。

剣士さんの書かれてる事から感じるのは、段階的に元立ちの先生との「気の攻防」の大切さを、その六段の先生は言われてるのかな〜という事。
勿論、直接受けられる先生の意志の元、おこなわれる稽古ですので、周りがとやかく言う事では、無いですが・・・・
それも1つのアドバイスと素直に受け止める事も大切だと思います。

ただ、この先生とはこういう稽古と断定してお考えにならず、剣先による「会話」も念頭においてやると、稽古の内容も更に深まると考えます。

引立て上手な先生は、地稽古の中に稽古法を総括したような「起承転結」のついた稽古をされるようです。
懸かるほうは、眼の前が真っ暗になって、息の根が止まるような感覚で、たまったもんじゃありませんが、そういう稽古を続けることで、心身の充実、上達に繋がっていると確信します
メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.4 )
日時: 2017/10/26 11:00:53
名前: アオダイ 

Hideさん
★昔の地稽古は切返しに始まり、打ち込み、引き立て稽古、互格稽古(一本もしくは三本
勝負)、かかり稽古、切返しとフルコースでした。

こんなお稽古、有難いですね。
一回お願いしたら、フラフラですが。。。
これを繰り返して、地力をつけたんですね。。
メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.5 )
日時: 2017/10/27 07:01:35
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To アオダイさん

そうですね、
ダラダラと地稽古はありませんでした。
また、互格稽古でも上手相手に待っているような稽古をしているとすぐに「かかり稽
古」といわれてしまいましたので、一人10分もやってなかったと思います。

地力はついたと思います。
数年前の話になりますが、角正武範士が京都大会の朝稽古でそんなお稽古をつけておら
れたような記憶があります。

まぁ、今どきそんな稽古をつけたら、自分の前からパーッと人がいなくなるでしょうが(笑)
メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.6 )
日時: 2017/10/27 10:21:24
名前: アオダイ 

To Hideさん

 何かの本で読んだのですが、大高野先生が
若かりし頃、それこそ山岡鉄舟先生門下の香川
善治郎先生にお稽古をお願いした時などは、半死
半生のお稽古をつけてもらった後に、お互いに面を
とって、挨拶をしたそうです。丁寧ですよね。

 生意気言えませんし、自分も出来ていませんが
上位の先生を向こうに廻して、ヤーヤーやってる
方を見ると、、「早く終わってくれ!」と思います。
  
 私は大学生の頃に、ある先生に知らずに「やーやー」やったところ、半殺しにされまして(笑)
自分で考えて反省したのか、それこそ此方の掲示板でHideさんにご教授頂いたのか、その次は思い切り懸かっていくお稽古をお願いしましたら、僅か3分くらいのお稽古でしたが、しっかり鍛えて下さいました。
良き思い出です。

 奈良には、子供でも教士七段でも古式正統スタイルのお稽古をつけて下さる有名な先生がいらっしゃいます。何というか、あの稽古法も「コツ」が要りますよね。時間的に長すぎてもダレるし、あまり苛烈にしても懸かり手は伸びてしまいますし、、剣道の伝統技術の一つですね。

メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.7 )
日時: 2017/10/28 07:11:17
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To アオダイさん

上手が「お相手のためにお稽古をつける」という感覚が少なくなってきているのかもし
れませんね。
「段が上だから打たれたら舐められる」「段が上だから打たせちゃいけない」なんて感
じになってないでしょうか?

私は剣道の指導者になるとき師匠から、「指導者の剣道はちょっと強くじゃ」と教えら
れた経験があります。圧倒的にお相手を打ちのめすのではなく、お相手のいいところを
引き出し、ならぬところは咎め、お相手の強いところや得意とするところで勝負する。
そういう遣い方こそ「指導者の剣じゃ」と教わったものです。


でも、元立ちも互格稽古しちゃった方が楽なんですよね。
自分の理合で戦えばいいわけですから。
「引き立て稽古」は非常に疲れますし技量が要求されます。


>あの稽古法も「コツ」が要りますよね。時間的に長すぎてもダレるし、あまり苛烈に
>しても懸かり手は伸びてしまいますし、、剣道の伝統技術の一つですね。

まさにおっしゃる通り。
そういう稽古法を知っている世代が、もう少し頑張らなきゃいけませんね
メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.8 )
日時: 2017/10/28 09:56:54
名前: アオダイ 

To Hideさん

 >でも、元立ちも互格稽古しちゃった方が楽なんで >すよね。
 >自分の理合で戦えばいいわけですから。
 
 なるほど!確かに長〜いこと地稽古をしている方は
稽古をつけている、というよりも、自分の技の実験をしている人もいるような気がします。

>「引き立て稽古」は非常に疲れますし技量が要求されます。

 中山博道先生が同じことをおっしゃっていたようです。「元立ちは懸かり手の倍の苦しみがある。それが嫌なら、元立ちの資格はない!」と。中山先生は、いわゆる互角稽古はなしで、先生がどんどん攻めてくるお稽古だったようですが。

 Hideさん世代の方が戦前派の先生方が元気な頃に
直接教えてもらった最後の世代ですから、お願いします!!
メンテ
Re: かかり稽古はいけない? ( No.9 )
日時: 2017/10/29 06:59:07
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To アオダイさん

>稽古をつけている、というよりも、自分の技の実験をしている人もいるような気がし
>ます。

おっしゃる通り。
ご自分の強さ(うまさ)をアピールするようなお稽古の方が少なくありません。
それは一本勝負などでお示しになればいいこと。
前半は「引き立て稽古」をこそしていただきたいですね


>中山先生は、いわゆる互角稽古はなしで、先生がどんどん攻めてくるお稽古だったよ
>うですが。

上手の理合でどんどん攻めることも仕立てを引き立てる稽古に手法の一つです


>Hideさん世代の方が戦前派の先生方が元気な頃に
>直接教えてもらった最後の世代ですから、お願いします!!

はい、こうしたことを語れるのもそうした指導をしていただいたからこそ。
力不足ではありますが、できうる限り努力したいと思いますm(_ _)m
メンテ

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