Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.1 ) |
- 日時: 2013/05/18 09:02:26
- 名前: 守破離のシュ
- だみ声先生
私の地元では移籍(引き抜き)によるトラブルがあり、試合に出られるのは在籍1年以上というルールが出来ました
あと、道場を掛け持ち(同時に2ヶ所に在籍)する子の問題もありますね 私の知ってる人ですが、車で1時間弱の道場と掛け持ちしている人がいます 基本的に試合はこちらの道場から出てますが、こちらが出場しない試合はあちらからも出ているようです 双方の指導者の了承を得ているようなので何も言いませんが、時代が変わったのかなぁという印象を持ちました
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.2 ) |
- 日時: 2013/05/18 10:14:12
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
はい、非常によく出来たまとめだと思います。 これまで、いちに会の中では個々の事例について見解を述べてきましたが、だみ声さんが まとめてくださったことにより、こちらのトピを参照していただくとわかりやすくなりま すね。 ありがとうございました
何点か、気がついた点を補足させていただきますと、
1、所属道場の定義 転居等した人が地元に戻ってきた場合「古巣が所属となる」のが基本ですが、自身が教わ った先生が亡くなる(その団体を離れる)、団体の経営母体(経営者、会長等)が変わる などして指導体制が大きく変革いる場合は、「知己を頼って他の所属となることもありう る」だと思います。
2.出稽古の定義 この場合の「双方」の定義は明らかにしておいたほうがいいと考えます。 原則的には双方とも、館長、会長、師範、指導責任者などのレベルで「了解」「同意」が なされている場合に限られると考えます。
2−1.出稽古のマナー これは出稽古の定義の補足です。
初めて出稽古に出かける場合は、双方の指導責任者同士のが連絡を取り合っていることが 原則であり、出稽古先に行った場合は、それら先生方にきちんとご挨拶をしてから稽古に 加わること。 出稽古先での整列順は一番下座とし、求められた場合は上座であっても案内された場所に 整列する。 稽古も基本的には下座から掛かる。かかる順番は、上位の先生からお願いするのが礼儀で ある。ただし、元立ちに立つことを依頼された場合、求めに応ずることがマナーである。
3.所属道場と、出稽古先道場の違い 出稽古先から大会出場を求められた場合、原則として断ること。 ただし、双方の責任者が了承している場合その限りではないが、出場いたことにより「選 手の貸し借り」として対外的なトラブルが発生することもありうる。
3−1.二股所属 原則禁止。双方の指導責任者が了解の上であれば可能ですが、どちらをメインと考えるか まで話し合いがなされている必要がある。さもないと、同一大会へエントリーする場合、 両方から選手として指名される可能性があり、子ども同士の信頼関係にヒビが入る恐れが ある。 二股所属を許可された場合、メインでない一方からは大会出場をしないなど明確な線引き が必要と考える。
4.所属を変わる事 それが都道府県が同一以内の移籍の場合は、原則として双方の責任者が了承の上行われる べきである。とくにトラブルによる移籍の場合、移籍先の責任者にその事情を(個人情報 を除き)包み隠さず報告し、納得していただいた上で行うことがマナーである。 指導者の間には「師弟筋」「先輩後輩関係」など様々な柵があり、虚偽の理由によって移 籍した場合、先生方同士に誤解を生じ、大きな問題に発展する可能性がある。
とりあえず以上でしょうか。 また、気づいた点があれば書き足したいと考えます
だみ声さんも4で指摘されてますが、最近では簡単に所属道場を移籍するという問題が散 見されます。育てていただいた道場を辞めより強い強豪道場へ移籍をするのです。 学習塾等でそうした考え方でしょうが、剣道の目的(=人間形成の道)を考えた場合、正 しい方法とは言えません。親を変えることができないのと同様、師匠も変えるべきではな いのです。
芸事の世界で「三年早く始めるよりも三年かけて良き師を探せ」と言われるのはこのこと です。とはいえ剣道をなさらない保護者にとっては、どこの道場・団体に入れても「同じ 剣道じゃないか」とお考えになるのは致し方ないこと。しかし、できうる限り、入門前に しっかりとリサーチし、
・信頼に足る指導者なのか ・会の運営はしっかりしているのか
などを確認していただきたく存じます。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.3 ) |
- 日時: 2013/05/18 10:20:37
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 守破離のシュさん
管理人のHide.です。
>私の地元では移籍(引き抜き)によるトラブルがあり、試合に出られるのは在籍1年以 >上というルールが出来ました
こうした規則を作らなければならないとは、大変嘆かわしいことだと考えます(>_<)
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.4 ) |
- 日時: 2013/05/18 10:38:07
- 名前: 首都圏
- 道場経営をしています。移籍するケースは様々です。
おそらく道場に入門する際に、すべての道場の体験を経て入門する道場を決めるケースは少ないと思われます。ほとんどの場合は住居から近いというだけの入門が多いのではないでしょうか。
しかし、道場のすべてが、間違いのない指導をされていれば、移籍・引き抜きという問題はかなり少なくなると思いますが、現実はなかなかそうではありません。
私の近隣で、よく引き抜きをされる道場があります。 そこは、素振り・切り返し等の基本の指導ができていない。保護者の指導ができていないため、保護者間のトラブルが絶えない。試合・試合しか念頭になく、礼儀や精神面の指導が不十分。 など、在籍していることが、子どもにとっては悪影響であると感じる門下生も出てくる。
また、別のケースでは、週に2回しか稽古がない。大会に参加すると他の道場とは練習量の違いを痛感する。そうなると出稽古を受け入れてくれる道場があれば稽古に行き始める。引き抜きのトラブルを避けるため、そうした場合は扱いが練習生となり所属が2つになる。練習したい子ども(家庭)にとっては練習量を増やすことができる。
さらに違うケースでは、大会等にはほとんど参加させてくれない道場もあります。保護者はもっと試合をさせて子どもの稽古の成果を把握したい。そこにニーズのギャップが生まれる。試合機会の多い所に移籍する。
ついでにもう一つの例は、少年道場という看板を掲げていながら、内容は明らかに大人が稽古したいために少年剣道として地域の小学校などを借りている。しかし、子どもの稽古は1時間程度で切り上げて、後半の2時間は大人が集まりだして、大人の稽古になる。大人の人は道場に所属している人でなく、地域の愛好家がフリーで参加する。そうした人が少年剣道の時間に指導することは全くない。子どものための道場なのか、大人の稽古の溜まり場なのかわからない。
このような道場がたくさんあります。
その他にも理由は様々でしょうが、私の見解は引き抜きであれ、移籍であれ、子どもが離れていく道場の方に問題や原因があるというケースの方が多い気がします。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.5 ) |
- 日時: 2013/05/19 04:31:26
- 名前: だみ声
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>
- 皆さん貴重なご意見をいただきありがとうございます。 いただいた返信からも僕の了解している内容
も、皆様とさほどかけ離れたものはなく、ほぼ許容の範囲内と言う所でしょうか?
守破離のシュさんの内容では、もはや移籍は止められない。 せめてほとぼり冷ます意味と、移籍によ る制限事項として試合出場が移籍後1年間出来ないと言う事のようです。 この期に及んでやむを得ない措置ともいえますし、安易な移籍に対する抑止力にもなりますね。 ただしこういう環境で育った子供が成人して指導者として活動し始めた時、移籍引き抜きを極力なくす 歴史的な理由や理解力は希薄になるでしょうね。 これも時代の流れですかね?
首都圏さんは、道場経営をなさっておられるとの事ですが、いわゆる伝統的な「町道場」を経営なさっておられるようですね? 文字通りプロの指導者であり、門下生減少は死活問題でもあると思います。 巷にある剣道教室とは異 なり、「強い道場」としての魅力と「人間形成」も同時に指導なさる事でしょうが、「内の子、勝てる 選手に仕込んで下さい」のみを要求する保護者対応も大変だろうと推察します。
この問題は、全国的にかなり根深い物があるのではないかと思います。 情報伝達速度は今や秒単位で すので、発言者の意識しない解釈も瞬時に報道されて、「問題発言」となって新たな波紋を呼ぶ時代で す。 軽はずみな発言にも行動にも十分配慮しなければなりません。
伝統文化として素晴らしい内容を包含している武道教育の一つとして、我々は剣道をこよなく愛し、そ の教えが、「心技体」を同時に鍛える物として指導にかかわっているつもりです。
そういう中で、少しでも町道場でも、剣道教室でも、学校の部活でも伝承したい「武道教育」だと思う のに、安易な発想、軽率な移籍、勝利至上主義のみで、せっかくの学ぶ機会を失わせたり、少なくさせ たりしてほしくないという願望があります。
もっといろんな角度からのご意見を頂けるとありがたいです。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.6 ) |
- 日時: 2013/05/19 14:09:52
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 首都圏さん
管理人のHide.です。 この時代、町道場経営、たいへんでしょうねぇ。お察しいたします。
ここで明らかにしておきたいのは、「引き抜き」と「移籍」の違いです。 「引き抜き」は移籍先の道場が主体となって行うもの、「移籍」は移籍する本人もしくは 親が主体となって行うもの。私の解釈はこうなのですが。
>その他にも理由は様々でしょうが、私の見解は引き抜きであれ、移籍であれ、子どもが >離れていく道場の方に問題や原因があるというケースの方が多い気がします。
そういった観点からいきますと、引き抜きは「離れていく道場に問題がある」とは言い難 いのではないでしょうか?
>ついでにもう一つの例は、少年道場という看板を掲げていながら、内容は明らかに大人 >が稽古したいために少年剣道として地域の小学校などを借りている。
これはいけませんね。 大人の団体になりますと使用料が発生するので子どもをダシに使っているケースですね。 許せませんな(`´)
ちなみに、貴道場では「練習生」を受け入れておられるのですか? 参考までにお聞きしたいのですが、受け入れておられるとすると、練習生の月謝は正規の 門下生とどれくらい違うのか、また大会参加における内規等はどのようなものなのでしょ うか?
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.7 ) |
- 日時: 2013/05/21 20:39:49
- 名前: 守破離のシュ
- 剣道を知らない保護者から見れば、剣道も塾やピアノなどと同じ「習い事」です
より条件の良い・より希望に沿った道場があれば、移籍を考えるのは仕方が無い事だと思います
そんな移籍先から「ウチに来ない?」なんて言われると、まさに渡りに船でしょうね
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.8 ) |
- 日時: 2013/05/22 00:41:32
- 名前: 親馬鹿一刀流
- だみ声さん
ご承知の通り、私少年剣道の指導者の末端におります。 過去には寂しい思いをした事もあれば逆の立場になった事もあります。 少年剣士減少の実情もあります。 また自分の師匠に言われ続けた事があり、自分の考えをまとめる機会を頂きました。
結論めいた事 移籍したいのなら正々堂々と移籍すれば良い。ただし、きちんと説明できてその後も隔たり無く付き合えるか。 指導者は自分の方針を再度説明し、それで納得しなければやむなしと思う。
剣道を習う目的目標と同じく、指導する目的と目標は何か?それが習う者に魅力があるか? こんな考えに至りました。
以下蛇足。 過去の移籍の経験 ・竹刀の握り方から防具を着けるまでを丁寧に指導した子が、転勤中に隣の少年団に移籍。 目的は試合に強い会に所属し活躍したいから。
・ちょっとした事で指導者と父母会の意思の疎通がうまくいかず、会に居られなくなったケース。 お互いに一所懸命だったが故の事で非常に残念。 でも私個人とは別の事として別の場所で一緒に稽古したりしています。
・同じく竹刀の握り方から指導した子。 家庭の事情で父母会の役割をこなせなくて移籍。 事情はお母さんから丁寧なお手紙を頂き納得しました。
過去の移籍の経験逆パターン ・とある稽古会で一緒になり、我が会で稽古したいと言って入会。 2名います。
師匠の言葉 ・私の指導が合わなければ他所に行っても構わない。 自分に合っていると思えば来なさい。 こう言われ続けて約30年師事しました。
私の経験考え ・剣道を習い始めた子供・親は誰もが初心者で、試合に出るようになると勝ったり負けたり、他所の会の事も分かるようになる。 ・試合に出て勝ってもらいたいのは親心。 ・指導者も教えた子が試合に勝ってくれるのは嬉しい親心。 ・しかし試合の結果は剣道の一割か二割もっと大事な事がある。 ・大事な事をぶれないで指導し続けられるか、親も本人も受け止めて守れるか。 私が良く使う言葉。剣道の目的と目標。試合に勝つのは目標。剣道の目的は何ですか? ・一方師匠の言葉。他所に習いたい先生が居れば行って良し。 二師は持たないと言う事と捉えています。 この二師を持たないという師弟制度を知らないとトラブルになる。 いわゆる守破離の教え。 ・出稽古は守破離の守の段階の稽古法。戻る場所がある。守の主(あるじ)は誰でしょう。 ・出稽古は一時の事。出稽古先の先生は竹刀の持ち方、構え方をどう習ったか、身体能力、持病、家庭環境を良く知らない。 ・破離での出稽古は出稽古ではなく離れる為の自分の稽古と思う。 以上のような事を分かった上で、習っている先生に堂々と事情を説明して出稽古に行けば良い。 大抵は所属の先生も良く知っている先生の会。
番外(別の事情) 我が地区では少年剣士の減少が著しく、隣の会と合同チームを作らざるを得ない状況があります。 そうなりますと、出稽古、移籍の問題以前の事が起きています。 指導者間、父母会の交流を深める事。 地理的に車での移動も必要ですがお互いの地域の子供達の為にどうすればよいかを真剣に考えなければならない実情もあります。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.9 ) |
- 日時: 2013/05/22 07:38:20
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 守破離のシュさん
確かにおっしゃる通りなのでしょうが、一時でもその団体に所属している間に「そういう ものではないんだ」という考え方を親子共に使えることができなかったという点で、指導 者の力不足なのではないでしょうか(>_<)
To 親馬鹿一刀流さん
管理人のHide.です。 ご意見ありがとうございました。
そうですね、長いこと剣道を指導しておりますと、悲しいことにもたくさん出会いますね。 私のところは幸いなことに、ともうしますか、私の指導力のなさゆえに、よそから移籍し てきたいという話を頂いたことがなく、そう言った意味ではやめる子のみです。 ウチからよそへ移籍していった例も、転居以外にはありませんが(^^ゞ
私も基本的には「来る者は拒まず、去る者は追わず」ですが、あちこちで強豪選手の移籍 によるトラブルの話を聞くと胸が痛みましてねぇ(>_<)
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.10 ) |
- 日時: 2013/05/25 21:49:37
- 名前: 首都圏
- hideさん
私は道場経営をしていますが、月謝は取っていません。練習会場(総合体育館等)を借りてやっているので、練習場所ごとに当日の会場使用料を稽古出席者で人数割りしています。
ですので、練習生・出稽古者も同様に会場使用料の人数割りの費用しかもらっていません。
当初は、月謝を集めていましたが、練習会場の使用料や遠征費で計算通りにならないので、赤字になることもあり、参加者負担の方針に変えました。
少年剣道はスポーツボランティアと考えていますので、お金が貯まる運営はしていません。
練習生というか、他の剣友会と二つ加盟のお子さんもいますが、すべて相手方の先生の了解を取った子ばかりです。
試合については、相手の剣友会から出てもらうようにしていますが、相手の剣友会が試合に積極的でない会もあり、どうしてもご家族が試合に出たい場合には相手の会の先生にお話をして許可をもらっています。
今の少年剣道は大会も多く、夏の武道館や春の水戸大会などについては、自分の会で長期間育成した選手で参加するものと考えていますので、練習生の子を試合に出すという場合も関係の道場が主催するオープン参加の大会にエントリーしてあげるという程度のものですね。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.11 ) |
- 日時: 2013/05/26 02:59:50
- 名前: だみ声
<
>
- 守破離のシュ さん
>剣道を知らない保護者から見れば、剣道も塾やピアノなどと同じ「習い事」です ピアノを習う場合は既に剣道を習うのと似た状況が発生しそうで、 たぶん発表会等では以前の教 室と同一会場と言う事が発生するでしょうから、これも移籍はしない事が基本ではないでしょう か? 特に守破離の守の段階ではそういう事だと思います。 「学習塾」は個人プレーの場ですから、受験で有利に展開できる「有名塾」と「子供の学力」のバラン スを吟味して通う塾を変わる事はそこそこある事なのでしょうか? 僕は自分の子供の塾通いも、基本的に変更させませんでしたし、子供も「変わりたい」といいませんで した。
首都圏さん >練習生というか、他の剣友会と二つ加盟のお子さんもいますが、すべて相手方の先生の了解を取った 子ばかりです。 基本的にこう言う方法で、本来の所属道場と出稽古先道場の使い分けが出来ていたのですが、車による 移動範囲の広さもあり、安易に「あっちの方が良さそう」と言う印象だけで、うやむやの内に所属をえ たりしちゃう事もありますね。 そして何らかの理由で道場を離れた指導者が、何人か集まって剣道教室を開いた場合、めぼしい子を「引 きぬく」と言う現実もありますね。(我が地域で実際おきております) この場合、移籍に関して詳しく知らない保護者は安易に鞍替えする事も起こります。
親馬鹿一刀流さん ご無沙汰しております。 電剣北海道では大変お世話になりました。 その後も元気に剣道を楽しんで やっております。 > 過去には寂しい思いをした事もあれば逆の立場になった事もあります。 少年剣士減少の実情もあります。 >結論めいた事 >移籍したいのなら正々堂々と移籍すれば良い。ただし、きちんと説明できてその後も隔たり無く付き >合えるか。 指導者は自分の方針を再度説明し、それで納得しなければやむなしと思う。
きちんと説明できる保護者は、逆に移籍のデメリットも十分理解しており、もっとやむを得ない事情に よる以外、移籍など考えないと思います。 要は無知による安易な移籍が横行している現実の方が多 いのではないでしょうか?
塾も含めていいと思いますが、所詮習い事で上達(成績向上)するのは、「やる気」に尽きると言う事 だと思います。 特に体を使って上達する習い事は、「休まない」「真剣に習う」「達成感を味わう」 事に徹すれば、移籍など「邪念」の何物でもないと思います。 そして所属の稽古日でない日にも稽古したいと言う気持ちから「出稽古」と言う選択肢を持って更に視 野と経験値を広げると言う事だと思います。 この場合所属指導者の了解を取り付ける事が重要になる のですが、その点の理解が希薄なのではないでしょうか?
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.12 ) |
- 日時: 2013/05/26 07:55:24
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 首都圏さん
なるほど、ということは、首都圏さんが道場をお持ちなのではなくて、練習会場を借りる 形での「道場経営」ということなのですね。
公営の体育館等を利用している場合は「利益」は出せないはずですので、ボランティアに ならざるを得ないと思います。たいへんなことですね。
ちなみに、トピと離れてしまいますが、「練習場所ごとに当日の会場使用料を稽古出席者 で人数割りしています」とのことですが、稽古日ごとに人数計算して頭割しておられるの ですか? ということは、参加者の増減によって、「毎回、稽古料が異なる」ということ なのでしょうか? 差し支えなければ、最少〜最大の幅を教え願えますでしょうか?m(_ _)m
>試合については、相手の剣友会から出てもらうようにしていますが、相手の剣友会が試 (中略) >練習生の子を試合に出すという場合も関係の道場が主催するオープン参加の大会にエン >トリーしてあげるという程度のものですね。
はい、この辺の運営は、正しい方法だと考えます。
ちなみに、練習生は何人ぐらいいらっしゃるのでしょう? 門下生との比率はどれくらいですか?
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.13 ) |
- 日時: 2013/06/21 11:46:00
- 名前: 移籍者
-
御最もと私も考えます。 剣道の本来の形であり、 子供たちに見て感じてほしい。 人情やありがたさ。を剣道でしか学ぶことが 出来ないと思っています。
ですが、移籍しました。 残念なことに、 あまりにも、指導して下さる主任先生が(一人) 剣道を知らなかったので、ガッカリで。
最低すぎて、書き込めば、個人が特定出来るくらいのありえない陰湿ないじめでした。
子供をダメにする指導者にも問題がありませんか?
移籍なんて、したくなかった。 もう少し、移籍を無くすために 主任先生も剣道や人を知るべきと 私は考えます。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.14 ) |
- 日時: 2013/06/21 13:15:52
- 名前: だみ声
<
>
- 移籍者さん
状況は、想像できます。 僕は、こんな指導者の元で我慢するのが所属だと言う事を言っているので はありません。 始めはよく分からないで入会する事は多いと思います。 入会してしばらく通っていると「こりゃひど い」と言うのが見えて来て、ここに書けないような状況が頻発するのであれば、早い内にやめるのは当 然の判断ではないでしょうか?
僕が最初に書き足りなかった部分があるとすれば、入会して数年経ち、大きな不満もなく、そこそこ上 達もしたし、会の雰囲気も悪くないと言う道場なのに、突然理由も言わずに退会し、翌月には(場合に よっては翌日から)別の道場に通い始めると言う移籍は「してはならない」「礼を失する」と言う事を 言いたかったのです。 こう言う状況の中での移籍は、大抵が「今の道場より試合に強くならせる」道場がある事が分かっての 移籍なのです。 しかも親の勝手な判断のみで行われたりすると、子供も含めての今までの人間関係ま でおかしくなるから、「よくない」と言いたいのです。
ただし、受け入れ道場側も、ホイホイと移籍入会を受け入れるのも問題です。 と言うより慎重さが不 足しております。 元の道場への相談もあってしかるべきと考えます。
そこでこう言う場合の解決策としては、移籍しないで「出稽古」による道を取るべきだと言いたいので す。 あすこの塾の進学率が今の塾より高いから、「明日からあっちの塾に行きなさい」と言う事はあっても、 道場の移籍をこれと同じにすべきではないと言いたいのです。 これが「道場と塾」の違いだと認識しておく必要があると言う事なのです。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.15 ) |
- 日時: 2013/06/21 19:16:50
- 名前: 移籍者
- だみ声先生
ありがとうございます。 でも、不愉快にさせてしまったかな?と反省中です。
私自身、当時はしてはならないこと、礼に反する行為、だからこそ2年間かけて悩み続けました。
してはならない。 その気持ちに何度も涙しました。
今は、その2年間より、もっと辛いです。 移籍して一見すがすがしく思われがちですが、 自分がしてしまったことへの罪は 一生消えませんから。 どんな理由であっても、絶対にしてはいけない。 心から離れません。
受け入れ先も強い選手が来てくれたからと ほいほい、受け入れちゃうのは絶対反対ですが、 私どものように、 剣道がしたくても、出来ない子供を見捨てないで下さったことにただ、ただ、感謝です。
だみ声先生、心から 移籍者がこれ以上増えないことを願っています。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.16 ) |
- 日時: 2013/06/22 07:48:56
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 移籍者さん
管理人のHide.です。
だみ声さんも書いてくれてますが、そういったご事情の移籍はやむを得ないのです。 しかしながら、剣道界には表面に現れない「先輩後輩筋」「学閥」など先生方同士び微妙 なつながりがあります。その部分に留意しませんと、移籍先でお子さんが辛い思いをした り移籍先の先生にご迷惑をかけることがありますので、注意が必要と考えます(>_<)
それに、どんな先生であれ、お子さんにとって初めてしないの握り方を教えてくださった 先生であるという事実は一生変わりません。私の一番最初の先生は、ろくすっぽ基本を教 えてくれない人間的にも「???」な人でしたが、あの先生がいなければ剣道に縁してい なかったわけですから、今でも感謝しておりますm(_ _)m
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.17 ) |
- 日時: 2013/06/22 22:29:58
- 名前: 相生の剣きち
- 真摯なお話で、我が身を振り返りながら拝読させて頂きました。
小生の考えも「だみ声」さんの仰る通りで、小生自身も出稽古に行く場合は所属道場で稽古の無い日のみです。
小生の師匠は、剣道以前に厳しい躾を重視され、正座・座礼・立礼のし方、竹刀の取り扱い方・目上の 方との話し方等々基本中の基本を教え込まれ、お陰で70に近くなった現在でも、出稽古等で恥ずかしい思いをすること無く感謝しております。
稽古も厳しく、中学生くらいになって師匠に懸かる場合には切り返し、懸かり稽古、地稽古を通しでし て頂くので、並んでいて自分の番が近づいてくると 心臓の鼓動が激しくなったものです。
昨今の少年剣道の指導者には、自身の稽古を疎かに していながら大きな態度(横柄な態度)で指導に 臨む者が散見され嘆かわしく思っているのは小生 だけでしょうか?(剣道は師弟同行!!)
このような事が、子供や父兄の五感に伝わり様々な問題の根源になっていると思われます。
指導者自身が、自身の修練を疎かにしたが為、例え ば防具の脱着を立ったまま行う、右起左座を弁えな い着座・起立、竹刀を携えての着座で竹刀の音をさ せる、小手の脱着順に無頓着、正座で足を重ねる場 合に左足が上になっている、面紐がバラバラでも 無頓着、立礼時に相手を見ぬ為相手が礼から直った 時には既に次の動作に移ってしまっている等々 剣道をただ単に、竹刀で相手を打突するだけのもの としか思っていないのではないかと考えさせられて しまいます。
上記の問題点は、相当な高段者にも屡々見受けられ 苦々しく感じているのは、小生だけでしょうか?
要は、指導者の真摯な剣道観とその実践が最も重要で、これが子弟や父兄の心を捉え、惹いては移籍問 題解消大きな要因と確信しております。
表題(稽古場の所属と出稽古)と少し違った投稿になりましたが、移籍問題が取り上げられていたので所感を投稿致しました。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.18 ) |
- 日時: 2013/06/23 18:57:41
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 相生の剣きちさん
管理人のHide.です。 ご意見ありがとうございました。
まさにおっしゃる通りです。 指導者にこれといった資格がないため、極論をいえば誰でも指導者になれてしまうのです。 それ故、きちんとした修行・勉強をしてこなかった「エセ先生」が乱立し、習い事として の剣道の低価格化と質的低下を引き起こしてしまいました。
この21世紀の現代で、竹刀を振り回して人の頭を叩くことが上手になったからといって、 それに何の価値があるのでしょうか? 大切なことは、まっとうな人間になること(またはそれを育てること)にほかならないは ず。試合の勝ち負けなんて二の次、三の次です(-_-)
私も長年指導者として子どもたちに関わっていますが、様々な事情で剣道をやめてしまう ことがあります。それが何よりも辛いですね。 指導者として、この子にもその保護者にも「剣道の良さ」を伝えられなかったんだなと。
日々精進ですね(>_<)
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.19 ) |
- 日時: 2013/06/24 22:33:41
- 名前: 相生の剣きち
- Hideさんへ
仰る通り、剣道もさることながら、人間としてと何とかして上げられないか思う子供が、 道場を去ってゆく度に、残念さと自分の至らなさが重なり慚愧に耐えません。 少年期は、保護者の剣道へ思いが大きな要因でもあるのですが・・・
別の投稿欄でも記載しましたが、愚鈍な子供でもその子なりに大きく成長してくれる時期が きっと来るのに、それまで辛抱できる保護者が 少なくなったようにも感じております。
中には十年、二十年後に道場を訪ねてくれて「先生は怖くて、きつかったけれど今なって有り難く思う。」 等と云ってくれると、この子には帰ってくる場所が有って良かったと嬉しく思うことも希に有り、 これも剣道の良さなのかと感じております。
終着点のないこの道、身を律しながら日々精進ですね
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.20 ) |
- 日時: 2013/06/25 07:22:39
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 相生の剣きちさん
>少年期は、保護者の剣道へ思いが大きな要因でもあるのですが・・・
おっしゃるとおりです。 よく、道場に顔を見せ活動に熱心に協力していただけるご家庭のお子さんは、弱い強いに 関わりなく剣道を続けてくれる傾向にあります。 我々指導者も、子どもにだけ目を向けないで「保護者にも剣道の考え方をを啓蒙していく」 という意識が必要な時代になってきていると考えます。
>これも剣道の良さなのかと感じております。
まさにしかり。 こうした子どもたちのためにも、頑張らねばと思う今日このごろです
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.21 ) |
- 日時: 2013/08/11 23:20:56
- 名前: morote tsuki
- このごろの主流なのか5年生6年生が進学のための塾通いが主な理由でどんどん退会していきます。
5年生のわが子は稽古できる子達が同学年にもおらず、ほとんどは防具をつけてすぐの2、3年生相手になりどんどん本人の剣道への情熱が冷えていくのを目の当たりにしてこちらまで悲しくなってしまいます。
親としてなにかしてやれないかといろいろ考えまして団体戦も組めるくらいお子さん達の多い別の団体への移籍を考えるようになりましたが、お世話になってきた会や先生方へ失礼になってはと気持ちが板挟みになって大変苦しんでいます。
こちらの皆様のご意見を参考にさせていただき感謝しています。アドバイスいただけると助かります。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.22 ) |
- 日時: 2013/08/12 00:37:35
- 名前: morote tsuki
- 先ほど投稿したものです。
つけたしで記入します。 愚息を竹刀の握り方から育てて下さった指導部長の先生は転職、そしてご家庭の事情で海外へ移住(*_*)。 残って指導してくださっている先生方には温度差があり現状のような状況になりました。指導してくださる先生方全員には本当に感謝しています。 ただただ少年剣道の会員の減少に心を痛めるものです。大会での経験も子供たちにはご褒美になるかなと思いますがこのままでは5人制はもちろんのこと3人制ですら組むことができません。 みなさんのご意見をきかせてください。 よろしくお願いします
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.23 ) |
- 日時: 2013/08/12 09:23:09
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To morote tsukiさん
管理人のHide.です。
そうですねぇ、私の住む地域でも「お受験熱」がありまして、同じような状態が続いたこ とがありました。非常に残念なことですが、各ご家庭の教育方針と申しますかお考えです から「ダメだ」というわけにもいかず、「受験が終わったら戻ってきなさい」というにと どまらざるを得ないのが現状です。
そんな中でも、6年まで頑張ってくれ、なおかつ受験にも成功していく子どもを見ると、 本当に頼もしくまた嬉しく思います。本人やご家庭のご努力や頑張りは大変なものだった のだろうなと頭が下がります(>_<)
さて、お尋ねの件ですが、このケースはやはり移籍させるべきではないと考えます。 まして、morote tsukiさんの場合、ご指導いただいてきた先生方に感謝の気持ちをお持ち になっておられるなら尚更です。
剣道への情熱が冷めていくということですが、このあたりは、先生に直にお話になってみ たらいいと思います。ご子息のために、いい稽古方法を考えてくださるかもしれませんし、 場合によっては出稽古を勧めてくださるかもしれません
「大会での経験がご褒美になる」というのももっともなお話ですが、子どもたちへの動機 づけは先生の話し方(お話)によって随分変わってきます。このあたりも、ざっくばらん に先生にご相談されるといいでしょう。
また、子ども全体の人数が減っているのであれば、先生方任せにせず、保護者会等で話し 合い募集活動に保護者も積極的に関わっていくなどなさってみてはいかがでしょう。
苦労して会員を集めたという思いがあれば、我が子が高学年になったとき「お受験のため 退会します」とは言いにくいでしょうし(^_^ メ)
なにしろ、営利目的の道場を除いて、先生方は手弁当で子どもの指導にあたってくれてい ます。「受験を理由」に子どもが退会していくことに一番心を痛めているのは、当の指導 者なんだということをご理解いただけますれば幸いですm(_ _)m
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.24 ) |
- 日時: 2013/08/12 15:05:43
- 名前: morote tsuki
- Hide先生
早速にもアドバイスをありがとうございます。 勇気を出して先生にご相談してみようと思います。 そうですね。この現状に一番心を痛めているのは指導してくださっている先生がたですね。 一昨日も稽古に行きたくないと休んでしまった子供の様子もお伝えしてみようかと思います。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.25 ) |
- 日時: 2013/08/13 00:39:57
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To morote tsukiさん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
そうですか、ご子息の心情を先生方にお話してみてください。 指導者と保護者が気持ちを一つにすれば、きっと道が拓けるものと思います。 頑張ってくださいねp(^-^)q
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.26 ) |
- 日時: 2014/12/16 00:53:01
- 名前: かりんとう
- 過去スレに突然失礼いたします。
道場の所属という記事を見かけ、皆様方のご意見をお伺いしたく、投稿させていただきました。
同じ地区の別々の道場に兄弟や家族がそれぞれ所属する事をどう思われますか?
先日子どもがお世話になっている道場に中学生の子が保護者の方と見学に来られました。
お子さんは道場の所属経験はなく、中学校の部活から始められたそうです。そこまではいいのですが、下の小学生のお子さんは上のお子さんの影響で既に同じ地区の別道場に通われているという事でした。何故同じ道場に通われないのか、色々と理由はあるようですが、同じ地区の為、色々な試合で顔を合わせる事になりますし、保護者の方は二つの道場の顔を持つ事になります。 対応に苦慮しております。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.27 ) |
- 日時: 2014/12/16 07:33:38
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
兄弟といえども別人ですからねぇ。 その子に合った道場に通わせることがあったとしても、不思議はないと思われます。
学校に置き換えてみるとわかり易くないですか? 通常は、保護者の手間になりますので、そういうことが行われていないだけだと考えます。
むしろ気がかりは「対応に苦慮している」という書き込みです。 愚息が通っていた都内の強豪校では、兄弟が別の強豪校にかよっている保護者の方もいら っしゃいました。都大会などの折には、両方の応援席を行ったり来たりされてましたが、 「対応に苦慮している」なんてことはありませんでしたが…(>_<)
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.28 ) |
- 日時: 2014/12/16 10:16:01
- 名前: かりんとう
- 管理人 hide 様
早速のご回答ありがとうございます。
道場と部活ではかなり意味合いが違ってきませんか? 下のお子さんはb道場に既に通われているのに、b道場のご指導者様はご気分を害されると思います。詳細は申し上げられませんが、私がそのように思うに至る事があり、トラブルになりそうで怖いのです。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.29 ) |
- 日時: 2014/12/16 12:20:57
- 名前: ずんべらぼん
- かりんとう様
悩ましいですね。 指導者が「そんなことは自由です」という方なら問題ないですが、 「私の指導が気に入らないのか」なんていう堅物なら 問題になりそうですね。 「下の子をやめさせたいが、やめさせられ無い。上の子は別の道場に入れる」という理由では気を悪くする指導者もいるかもしれません。
指導者によっては、どんな理由を準備してるかが問題になりそうです。
ちなみに私が指導者なら意に介しませんが。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.30 ) |
- 日時: 2014/12/16 14:18:56
- 名前: でいだらぼっち
- かりんとう様。
>下のお子さんはb道場に既に通われているのに、b道場のご指導者様はご気分を害されると思います。
確かにそのような事もあるかもしれませんが、それは中学生を連れて来た保護者の方が、きちんと下のお子さんが通われてるb道場の指導者とお話合いをして、理解を得てからかりんとう様の道場へ入門すれば良いわけですよね。
又、かりんとう様の道場の指導者の方も当然その保護者の方に確認は取っているはずです。
>保護者の方は二つの道場の顔を持つ事になります。対応に苦慮しております。
どなたとも変わり無く特別視せず、お付き合いされて行けば、保護者同士の対応に問題が生じることはないと思います。
と言うのも私は二人の息子がおりますが、私自身は剣友会、長男は道場、二男はスポ少で別々に剣道をしています。 別々の理由ですが、指導方針や人間関係の問題では無く稽古日時や距離、友達の所属といった物理的理由でそれぞれに稽古しています。
道場と剣友会とスポ少の交流も盛んで招待試合、練成会、出稽古など子供達のみならず先生方も地域全体の底上げにがんばっています。 尤も私の所属の剣友会の先生は二男のスポ少で指導もされていますし、長男が中学生の時は長男の道場の先生とスポ少の先生が外部指導者として中学校にお見えでしたので、私とも子供達とも所属に分け隔てなくお付き合いして頂いています。 私自身もそれぞれ稽古のお手伝いに駆り出されますが、身体疲労はあっても人間関係で苦慮した事はありません。
かりんとう様の地区でも相互の協力があり、先生方の交流も多々あると思いますので、該当の保護者が意を尽くして先生方や保護者とお話すればよいことだと思います。
今後について心配であれば、保護者の代表幹事さんに指導者の方と該当の保護者の方を交えて話し合いの機会を設けて頂くようお話しては如何ですか?
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.31 ) |
- 日時: 2014/12/16 22:46:51
- 名前: かりんとう
- ずんべらぼん様
ご回答ありがとうございます。
あくまでも私一個人が受けた印象ですが、【b道場】というよりは、厄介な団体という印象です。なので『苦慮』という表現を使わせていただきました。 私の印象が勘違いであるといいのですが…
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.32 ) |
- 日時: 2014/12/16 23:04:02
- 名前: かりんとう
- でいだらぼっち様
ご回答ありがとうございます。 そうですね。先ずはb道場のご指導者様としっかりとお話をしていただくよう、お伝えしようと思います。色々と事情はあるかもしれませんが、大人の事情でお子さんを振り回したくはないです。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.33 ) |
- 日時: 2014/12/17 07:19:05
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To かりんとうさん
>道場と部活ではかなり意味合いが違ってきませんか? >下のお子さんはb道場に既に通われているのに、b道場のご指導者様はご気分を害される >と思います。
え〜、そうですか? どこでやろうと剣道です。兄弟揃って自分のところでなきゃいかん、なんて、エゴでしか ありません(-_-)
中学生の子にとってはかりんとうさんの道場が都合が良かった…というだけのことなんじ ゃないですか?
>何故同じ道場に通われないのか、色々と理由はあるようですが、同じ地区の為、色々な >試合で顔を合わせる事になりますし、保護者の方は二つの道場の顔を持つ事になります。
中学生と小学生ですから、とくに問題が生じるとは考えられませんがねぇ。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.34 ) |
- 日時: 2014/12/17 15:58:56
- 名前: かりんとう
- 管理人 Hide 様
どこの道場の方々も Hide様のようなお考えの持ち主であればいいのですが…私自身は全く剣道の経験は無く、剣道界の事がまだよくわかりません。また、参考にこちらを覗かせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.35 ) |
- 日時: 2014/12/18 00:09:59
- 名前: 発破隊
- だみ声様
管理人 Hide 様 良い内容ありがとうございました。 大変勉強になりました。
転勤組の小生ですが、ある地域で本家と元祖のような指導者同士の確執を見た事があります。 小生は季節限定のよそ者なので良かったのですが、そこは上位団体との窓口等でも揉めているようで、純粋に剣道をやりたい子供達に対して大人の事情が有りすぎて、辟易した物でした。 本家側は来る者拒ます精神で、元祖は本家に居るのは認めない精神で、外様からすれば、純粋に剣道を学べるのは無いのか?と思った次第です。 道を教える人たちがまず、剣交知愛の精神で過ごして欲しいと思うところです。
別の地域では、息子を入れていたら、中学生は学校単位で動くようにしてください。という案内をされた事があります。中体連という特殊な枠もあるようでした。 蛇足失礼致しました。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.36 ) |
- 日時: 2014/12/18 07:21:15
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
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>
- 参照: http://ichinikai.com
- To かりんとうさん&発破隊さん
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。
まぁ、剣道指導者の中には縄張り意識が強い方や閉鎖的な方がいないわけではありません。 ただ、多くの方は「自身も修行の身」と考え、広く門戸を開放し出稽古等を受け入れてい ます。
もちろん「所属」という考え方は大切です。 大会や審査会、各種行事などは「所属」から参加しなければなりませんし、所属の先生に はしっかりと礼を尽くす必要があります。
その辺りのところが認識されていれば、ご兄弟で他の道場であっても問題は生じないもの と考えます
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.37 ) |
- 日時: 2016/08/08 15:59:07
- 名前: 青空
- 転勤族で娘が一人。3年生です。
春に移転してきました。私自身も段を持っており、指導者として子供たちを指導しております。
今まさに悩んでおります。 娘が所属している少年団は代表が段位を持っておりません。剣道経験者ではありますが、試合も出たことがないのではないと思います。 ご自身の名前を残したくて団を立ち上げたそうなのですが、技術的な話はできず、今は忙しいを理由に稽古にもあまり顔を出しません。先生方も義理で教えているという意識が強いのか、指導に熱心ではなく、意見を言っても「代表の許可がないと」と逃げ腰なのです。 ですから、子供たちの礼儀作法は本当にひどいものでした。挨拶も返事もできません。剣道も稽古に工夫がなく(失礼な発言ですが)、通り一辺倒のことをさせているため、6年生でこれか…。という印象です。これを心ある先生方と変えていこうと話し合いながらまずは礼法をしっかりさせることから始め、少しずつ変化が見られてきています。
しかしながら、稽古は週2回。 ですので、今は許可を得て娘を出稽古に連れて行っております。 今は出稽古先の方に(所属する団の稽古のない日です)より多く出席しております。指導も統一されています。正直、移籍したほうが良いのではないかと考えてしまいます。 が、指導者でもあるので、他に移籍するのは本当に心苦しいですし、おそらく影響があると思います。
しかしながら、内情を知るにつけ、(他にもありますが、記載すると特定されそうですので書けません)「だから変革が難しいのか…」と複雑な思いでおります。娘の成長を優先するのか、団の子供たちを優先するのか…。 迷いながら指導するのは失礼だと思いながらなかなか前に進むことができずにおります。 皆さまであればどのようにお考えになりますでしょうか。良ろしければご意見をいただきたく思います。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.38 ) |
- 日時: 2016/08/09 07:56:28
- 名前: 長幼の序
- この状況は,それぞれの環境、立場で様々な諸問題を抱えている事が多く、「これだ!」という答えは、中々出しにくい所ですね。
よって、もし自分だったら・・って事で、考えた場合・・・・
指導者という立場、父親としての立場で、団の子供達、娘の成長を共に促していく方向を目指します。 優先順位はつけません。 指導者であれば、すべての子供たちの為に分け隔てなく指導をするのが責務、当然その中には娘さんも入っていますので。 青空さんの真の指導心が、伝わればきっと変わってくると思います。 幸い、少しずつ変化が見られるとの事。 それを継続することで、稽古日を増やしたりする事も可能になるやもしれません。 ポイントとしては、それまでの団の経緯を否定するでなく、今後、共により良い剣道を目指し頑張りましょうと考える事。 段位を持たない代表に、段位を持っている自分を是非、活用してください、という謙虚さも必要と感じます。 そこが、後から入団した者の、正しき礼節と考えます。
中途半端は、指導力も曇らせます。 ピシッと割り切って、HN同様の「青空」のような心持で指導に一所懸命になられては、いかがでしょう。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.39 ) |
- 日時: 2016/08/09 08:02:36
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- 管理人のHide.です。
う〜ん、お嬢様を入門させるときに近隣の剣道団体のリサーチをされなかったのでしょう か?(>_<)
私は一通り見て回り、 1.同級生(子ども)が比較的多い団体 2.指導に改革の余地のある団体(指導者の段位が高くないところ) 3.対外試合に強くないところ を強いて選びました。 自身で改革していこうと考えたからです。
しかし、様々な障壁があり自分の理想とする団体になるまでの12年の時間が必要でした(^^ゞ
これはあくまでも私の考え方ですが、一度指導者として指導を引き受けてしまったからに は、出稽古は問題ありませんがお子さんを移籍させるべきではありませんし、青空さんご 自身がお辞めになるのもNGかなぁと思います。
幸い青空さんと志を同じにする先生もいらっしゃるようですので、その方々とともに剣道 を学ぶ子どもたちのために改革を断行していただきたいと念じますp(^-^)q
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.40 ) |
- 日時: 2016/08/09 11:49:47
- 名前: 青空
- 長幼の序様。
ありがとうございます。より良い剣道を目指すということで私自身ができることをこれからも続けていきたいと思います。 先日、悩んでいる旨を他の指導者に伝えたところ、是非、いろいろなところに出稽古に行き、見聞を深めて欲しいと言われました。
私の中にあるのは娘だけを出稽古に行かせることについて他の子供達に申し訳ないという心があるからなのです。 出稽古に連れて行っているお陰で場所見知りもせず、明るく友達を作り、強い子供たちに揉まれながら成長しています。 これを自身の子供だけに受けさせているということに申し訳なさを感じてしまうのです。そこが一番気になる所でした。
しかしながら、私の見聞も深まり、指導力を上げるためと割り切りその分を子供たちに伝えると切り替えれば少し納得ができます。 他の指導者からもその様な言葉をいただきましたので一生懸命に努め、年配の先生からも慕われるように努力し、お話を聞いていただけるようになるまで頑張りたいと思います。 ありがとうございました!
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.41 ) |
- 日時: 2016/08/09 12:16:33
- 名前: 青空
- Hide様。
お返事、ありがとうございます。 近隣の剣道団体のリサーチはもちろん、しました。が、もう少し時間をかけても良かったのかなと思い ます。ただ、選択肢が少なく、稽古量も同じであった ため、家から近く、先生の数が少ない方を選びました。 団の保護者の方から「団を変えたいから先生の力が 欲しい!是非、入って欲しい」というプッシュに負けてしまった感があります…。ただ、その方も内情は 知らなかったので仕方がないのかな…。と思います。 Hide様の以下の基準に照らしてみますと、
1.同級生(子ども)が比較的多い団体 6年生が多いのですが、もうすぐ卒業。5,4,3年生が一人ずつ。1,2年生が今年、たくさん入り、10名以上おります。
2.指導に改革の余地のある団体(指導者の段位が高くないところ) 指導者は派遣されてきている意識があります。 段位は最高段位ではありませんが、高いと思い ます。やはり、ご自身の指導に自信がある ため、なかなか話を聞いていただけません。 面もおぼつかない子供に小手面体当たり引き胴 をやらせたりするので崩れてしまって。 やらなきゃ覚えないんだ!と具体例も見せずに やるのでちょっと困っています。木刀で素振り をさせることについてやっと了解をいただき ました。
3.対外試合に強くないところ 全く強くありません。聞く限り、1回戦を勝ち上がったことがないんじゃないでしょうか?
こんななので成果は出やすいと思います。足腰の強化、素振り、面を打たせる切り返しを集中してやりましたら、 かなり形がきれいになりました。先日の日本武道館での試合では防具を着用して間もない6年生を出しましたが、基本で勝利することができました。 短期とはいえ、稽古量を増やしたお陰だと思っています。その子のおばあ様が泣いて喜ばれまして、私もやって良かったと思った瞬間でした。
私として一番ネックだったのは自身の子供だけを出稽古に連れて行っているという不公平さ (他の子供も親が連れて行けば自由にいかれるのですが)に心が痛むからだということに気がつかされました。 しかし、これは私の指導力を高めるためのものでもあるから堂々と出稽古に行き、他の指導者と協力し、進めて行けばよいのだと考え方を切り替えようと思います。
他にもたくさんしがらみがありますが、その辺りはすぐには変えられません。が、子供達の心は育てることができます。そちらに注力していきたいと思います。
相談に乗っていただきありがとうございました。 心が軽くなりました。
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.42 ) |
- 日時: 2016/08/10 07:59:02
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 青空さん
>団の保護者の方から「団を変えたいから先生の力が欲しい!是非、入って欲しい」とい >うプッシュに負けてしまった感があります…。ただ、その方も内情は知らなかったので >仕方がないのかな…。と思います。
そういう要請があったのなら、やはり心は動きますよね
>こんななので成果は出やすいと思います。足腰の強化、素振り、面を打たせる切り返し >を集中してやりましたら、かなり形がきれいになりました。先日の日本武道館での試合 >では防具を着用して間もない6年生を出しましたが、基本で勝利することができました。
素晴らしいですね。 たとえ試合には弱くても、基礎をしっかりと作ってあげることによって、中学高校と順調 に伸びていくものです。 指導者は目先の勝ちにこだわってはいけませんね
>しかし、これは私の指導力を高めるためのものでもあるから堂々と出稽古に行き、他の >指導者と協力し、進めて行けばよいのだと考え方を切り替えようと思います。
「ウチの子どもだけ」というのはあまりお考えにならない方がいいでしょう。 指導している団体の中で分け隔てなく指導できていれば問題ありませんから ~☆
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.43 ) |
- 日時: 2016/08/10 09:44:10
- 名前: 青空
- Hide様
ありがとうございます。 指導をしておりまして、一番難しいのはやる気のない 高学年の子供にいかに真剣に剣道に向かわせることができるか(剣道の楽しさを含め)ということに苦戦しております。
先日の大会も防具を着けたばかりの6年生と主将が勝利しましたが、やる気の差が歴然で、低学年から始めた子もおりますのに、こちらはやる気が全くないため、勝てませんでした。
挙句の果てに「相手が弱かったから勝てたんだよ」と勝った子に言う始末。これには激怒しました。
素直な心、相手を認める心を育むことが一番大切だと痛感しております。これはまた、自分に対しての言葉でもあると思います。
力不足故、なかなか思うように指導ができませんが、精進していきたいと思います。
「ウチの子供だけ」は考えずに、団の中で分け隔てなく指導できるように努めます。娘には厳しくなってしまうのが難点です。これも修行ですね...
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Re: 剣道における稽古場の所属と出稽古について ( No.44 ) |
- 日時: 2016/08/11 08:28:38
- 名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk
<
>
- 参照: http://ichinikai.com
- To 青空さん
剣道がいかに価値あるものか…をことあるごとに話して聞かせることによって、子どもた ちが剣道に向かう姿勢が変わってくるものと考えます。 それは歴史であり哲学であり民族の思想であると考えています。
自分の子どもにはつい目が行ってしまいますが、何しろ分け隔てなく接することです。 「先生の子ども」というだけで、子どもにとっては目に見えぬプレッシャーがありますし、 他の保護者からもそういう目で見られますゆえ。
私は自宅では斯道はもちろん極力剣道の話をしませんでした。 子どもから見れば私は先生ですから、それが剣道に対するプレッシャーになってはいけま せんので
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