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審判の養成を。
日時: 2012/11/16 09:44:57
名前: 名もない母 

息子が、剣道を始めて7年ほどになります。
私自身は、剣道の経験はなくまったくの素人です。
ですから、こんなことを書くのは気が引けるのですが、素人のたわごとと思って読んでいただければと
思います。
先日、地元の剣道大会がありました。
小さな大会ですが、近隣の道場からたくさんの
選手が集まる伝統ある大会です。
子供達は、この大会のタイトルをとることを
目標にがんばっている子も多いです。
うちの息子も、昨年は家の用事で参加できませんでしたのでとても楽しみにしていました。
息子の通う道場の保護者会から人手が足りないので
手伝って欲しいという要請があり、私もお手伝いとして参加しました。
いくつかあるコートの時計係や記録係をさせていただきました。
審判の先生方は、各コートに十分なほど配置されていたと思います。ところが、試合が始まってみると
ひどいものでした。
一本入ったのに、試合をとめない。副審二人が旗を揚げているのに主審はあげない。合議もしないで
試合を進める。副審が、同じ場所にたったままで
動かない。入ったのが面なのか小手なのか声が小さくて選手にも聞こえない。素人の私が見ても
ひどいものでしたから・・経験者の方がみたら。
そのたびに、コートの責任者である審判長が試合を
止め指導していましたが、最後には審判長が審判に
入る始末。
あとで聞いた話ですが、すでに実戦から離れた
年配の方が多かったようで、子供達のスピードに
ついていけなかったとか。
さまざまな大会で、審判批判を聞いたり目にしたりします。週末に行われることの多い剣道大会ですから、ほぼボランティアの審判の先生方を集めるの
は大変だということは理解しているつもりです。
ですが、どんな大会であれ子供達は真剣にやっています。そんな子供達のためにもどんな大会でも気持ちよく試合ができるように審判の養成が急務ではないでしょうか。
いちに会では、大きな試合のたび審判批判を繰り返していますが、それを解決するための具体策ってでてこないですよね?たくさんの剣道関係者が見ているのに何故ですか?批判したら、それで終わりですか?それだけでは何の解決にもならないと思うのです。
幸いなことに、その大会では、子供達から不平不満は聞かれませんでした。それだけは、親としてうれしく思っています。
素人考えで申し訳ありませんが、関係者の方の
ご意見を伺ってみたいです。
メンテ

Page: 1 |

Re: 審判の養成を。 ( No.1 )
日時: 2012/11/16 22:22:29
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

まさにおっしゃるとおり、審判は試合場に立つ限りは自分の剣道人生を賭けてそこに存在
しなければなりません。それが「審判の礼」と考えます。

そして良質な審判を集めるのは大会主催者の責務です。
私は常々拙サイトで申しておりますが、「大会の質は審判のレベルによって決まる」と言
っても過言ではありません。


どんないいい選手、いい道場を集めたとしても、審判の質が低ければいい大会にはなり得
ません。たとえ出場した選手のレベルがさほど高くなかったとしても、審判の質が高けれ
ば格の高い大会になるものです


>いちに会では、大きな試合のたび審判批判を繰り返していますが、それを解決するため
>の具体策ってでてこないですよね?たくさんの剣道関係者が見ているのに何故ですか?
>批判したら、それで終わりですか?それだけでは何の解決にもならないと思うのです。

それもおっしゃるとおりです。
私がある意味、拙サイトにおいて「審判批判を容認」しているのは、(たいへん僭越では
ありますが)そうした声が当該大会に関与した審判員の耳に入り、ご自身を律していただ
けるのを期待してのことです。

本来は大会主催者、あるいは、審判長を任された先生が苦言を呈するべきものなんですが、
自浄作用が働かない大会が多いのが現状ですm(_ _)m


>幸いなことに、その大会では、子供達から不平不満は聞かれませんでした。それだけは、
>親としてうれしく思っています。

それは何よりです。
指導者としては、審判がどんなに陳腐であろうとも、負けの原因を「審判のせい」として
子どもたちに受け取らせることは避けたいと考えております。

それは彼らの成長を妨げる要因になると愚考しておりますゆえ(>_<)
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.2 )
日時: 2013/06/11 23:55:20
名前: 相生の剣きち 

小生の審判観としては、自身が稽古を継続していることが大前提と考えます。 次いで、所属都道府県の剣連が実施している審判講習会を受講し、部内での試合稽古などで数多く審判を経験し、有効打突を見極める眼力を養う(指導者同士で批評しながら)こと。これが公正で的確な審判を行える最低条件です。 又、大会主催者側で的確な審判の出来る方を開催毎に収斂させる事も大会の質を向上させる大きな要因とも思います。 大会規模の大小に拘わらず選手にとっては、大切な物であることを心掛けるべきでしょうね。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.3 )
日時: 2013/06/12 00:43:36
名前: 親馬鹿一刀流 

名もない母様

お子さんが剣道を始めて7年と言うことは、中学生ですね。
審判問題は常に取りざたされますね。
審判に必要なのは所作云々ではなく有効打突の見極めなのはなのは周知の事実。
所作事が出来ないのはそれ以前ですね。

肯定した上で反対の事を書きます。
試合は剣道の1割か2割。でも小中学生の剣道では8割くらい占めますねえ。
では、大会を選んではどうでしょう。
きちんとした審判の元、運営されて居る大会も多いのではないでしょうか?

極論です。
審判技術が伴わない大会には参加しない。参加者が少ない大会はそのうちに消滅するのではないですか?
大会要綱連絡に対し、参加の意志表示は子供達にありますよね。
所属道場、および剣道連盟に対して、審判の技術が伴わない大会は出場しないという意思表示、取り決めを
なされてはいかがでしょう。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.4 )
日時: 2013/06/12 00:57:34
名前: 親馬鹿一刀流 

名もない母様

投稿してから文章がおかしい事に気づきましたので再度投稿します。

・審判は有効打突の見極めが大事。
・合議はあいまいな点があれば必要に応じて行うべし。
・審判技術が未熟な大会もある。そういう大会もある。
・試合は剣道の2割程度。
・審判が悪い大会には参加しなくても良いのでは?そういう大会は自然消滅するでしょ。
 審判が研鑽をサボって良いわけではない。
・7年間の経験があれば所属の先生と良く良く相談して、年間の参加大会を選ぶ事も可能ではないでしょうか?
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.5 )
日時: 2013/06/29 00:45:30
名前: いつも審判員 

審判員の最も重要な仕事は有効打突の見極めです。
所作云々は審判員をするにあたっては出来て当たり前です。
しかし、前述のような審判員が見受けられるのも事実であります。
その大会の規模にもよりましょうが、優秀な審判員を招聘するのは大変な事だと思います。
審判長・大会主催者の腕の見せどころでしょう。
私も審判員もやらせていただいていますが、監督もやるときがあります。
前述のような審判員にあたるときも少なからずありますが、もし理解できない場面があれば迷わず異議の申し立てをさせていただいています。
有効打突に対する異議の申し立ては出来ませんが、有効打突の確認の申し立てはできます。
当然所作等や審判員らしくない振る舞いがあれば審判主任にこそっと耳打ちもさせていただいています。
監督さんが前述のような審判員がいたら堂々と異議の申
し立てをされるのも一考かと思いますが…。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.6 )
日時: 2013/07/12 20:57:48
名前: 素浪人 

「審判員育成のステップとして、未熟者または生徒による審判練習に関する提言」

<提言の背景>
現状
・審判員の力量不足による誤審を目にする頻度が、多くなってきています。
・練成会などの試合審判を生徒が行うことも多くなっています。

理想
・審判員は公平かつ正確な判定を行ってほしい。
・未熟者や生徒でもお互いが容易に審判をできることによって、剣道の面白さがより一層増し、さらに剣道の上達に繋がってほしい。

原因と問題点
・剣道の「一本」は、誰でも容易に判定できるものではなく、審判の力量の差が出易い。(問題点)
・有効打突(*)の判定要素の共有化が不足しているため、見極めに差が出易い。(原因)
・判断の力量に差が生じるのは、主審および副審が共に両選手の動きを同時に見て判定するため、見ている距離および角度の適否により打突時の瞬間を公平に見ることが難しいことや選手が交錯した時の紅白を錯誤することに原因が潜んでいるように思われる。(原因)
・試合を適切な距離および角度から全体を見ることは、従来より指導されていますが現実的には多くの経験を必要とするため、習得が難しい。(問題点)
・審判を行う上で、高度な力量を習得するには技術的や経験的にかなりの時間を要する。(問題点)

*有効打突・・・剣道試合・審判規則第12条に、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものと規定されています。
このような諸条件を満たした一本が有効打突となります。

課題
・公平かつ正確な判定を行える審判を育てる。
・剣道の経験が少なくても容易に判定ができる審判方法を創出する。(ステップとして)

<提言内容>
これらの課題を解決するには、試合がある程度出来るようになった段階から早期に審判の知識と所作を習得した方が良いと考え、3つの案を提示します。

1.若年齢層から審判をできるようにするため、講習会などで審判のやり方や有効打突の判断を共有し、練成会などで指導下のもと実際に審判を行い、経験を積ませる。(ただし、本大会は力量のある有段者が行う)

2.審判員講習受講制度や試合種別審判資格制度(初級、中級、上級など)などを設け、審判員の数を裾野から広げる。その際、段とは無関係にすることも一考する。
例、初級:選手層が2段以下の試合まで審判できる
  中級:選手層が4段以下の試合まで審判できる
  上級:全ての試合を審判できる

3.熟練していない審判員が判定し易くする方法案として、審判する範囲(片方の選手など)を限定する。個々の審判員は集中する範囲が少なくなるため判定し易くなり、結果的に誤審を減らせる。

<特に提言内容3についての具体案>
有効打突の判定要素をしっかり身につけることを目的として、
具体的な判定範囲または判定要素を限定することで、判定に集中した審判を行う。
なお、留意点は以下のいずれの場合でも、選手が交錯した時に紅白を錯誤しないことである。
(1)2人審判(主審◎・副審○)の場合
・判定範囲と判定要素:
主審および副審は、自分から向かって左方の選手が受ける有効打突(面、胴、籠手)を判定する。
・判定:
(a)有効打突があった場合、自分から向かって右方の選手の色の旗を揚げる。
(b)2人の審判のどちらか一方が有効打突を示した場合、「一本」とする。
(c)2人の審判が両方共に有効打突を示した場合、相打ちとして無効とする。
・勝敗の提示は主審が示す。

 ◎
  \
○×●
 \
主◎

(2)3人審判(主審◎1名・副審○2名)の場合
・判定範囲と判定要素:
副審2名は、(1)の2人審判(主審◎・副審○)の場合と同様に位置し、自分から向かって左方の選手が受けた有効打突(面、胴、籠手)の有無を判定する。
主審は、従来どおり、両選手の試合全体を審判し、打突(面、胴、籠手)の有効性と優劣を判定する。
・判定:
(a)有効打突があった場合、副審は自分から向かって右方の選手の色の旗を揚げ、主審は有効打突を放った選手の旗を揚げる。
したがって、副審2名が同じ色の旗を揚げることはなく、主審の判定と合わせて初めて2本の旗が揚がることとなる。
(b)主審・副審から上がった旗が同色2本の場合、「一本」とする。
(c) (b)の場合以外を無効とする。
      
・勝敗の提示は主審が示す。

 ◎
 \
○×●
  \
  ◎
 ∨
主◎

(3)1人審判(主審◎のみ)の場合
・判定範囲と判定要素:
従来どおり、両選手の試合全体を審判し、有効打突(面、胴、籠手)を判定する。

○×●
 ∨
主◎

                     以上
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.7 )
日時: 2013/07/12 21:36:53
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 素浪人さん

管理人のHide.です。

「審判員育成のステップとして、未熟者または生徒による審判練習に関する提言」ありが
とうございます。たいへん興味深く読ませていただきました。


提言内容の2までは賛同いたしますが、3は反対かなぁ。
瞬間的に左右が入れ替わり打突した場合、「赤、白」よりも旗を揚げるのが難しいことは
明白です。

ex.相面を打ってすれ違った選手が、振り向きざま面と出小手でさらに左右が入れ替わった


また、微妙に副審に対して斜め位置で打突が起こってしまった場合、どちらを「右の選手、
左の選手」と判断するか難しいと思われますm(_ _)m


学連で試行しているような、左右の大垂につける標識などで、赤白の錯誤を少なくする方
策の方が間違いが起こりにくいと思われます。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.8 )
日時: 2013/07/12 22:06:39
名前: 素浪人 

To Hide.さん

早速、ご感想をいただき有難うございます。
提言内容3は、おっしゃる通り不十分ですね。
学連の方法は、赤白の錯誤を少なくする方法として大変いいですね。
審判を育成するためにどのようなステップを踏めば良いのか、と考えた場合、私は「審判が見る範囲を限定する方法」に行きついてしまったわけですが、他に良い方法がきっとあるはずです。
是非、生徒たちが分かり易く自信を持って審判できる方法が出てくることを期待しています。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.9 )
日時: 2013/07/13 08:49:48
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 素浪人さん

>是非、生徒たちが分かり易く自信を持って審判できる方法が出てくることを期待してい
>ます。

私が高校の指導者をしている時に行なっていた方法は、地稽古の最後に行う「三本勝負」
や「一本勝負」の時、見ている者(順番を待っている者)に審判をさせる(有効打突の判
定のみですが)というものです。

剣友会では、大人の会員に月例試合の審判をさせるなど、底辺の活動が大切と考えます。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.10 )
日時: 2013/07/13 17:44:16
名前: 中学指導者 

審判の問題としてはもう一つ考えられます。それは年代に応じた判定です。小学生や中学生の指導者でない一般剣道の愛好家の方が審判に立たれた場合、一般の一本を子どもたちに要求してしまい、小学生なら取っても良い技でも旗を打ち消す傾向があります。私の県は長いこと近隣の県から弱小県と呼ばれてきました。うちの県に来た他県の方々は、お宅の審判員は面しか取ってくれない。と嘆いておられました。それが10年近く経て、それも是正されてきました。それに伴って全国でも上位に入るチームも増えてきました。審判の質は県のレベルまでも左右する重要課題だと考えます。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.11 )
日時: 2013/07/13 22:34:06
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 中学指導者さん

管理人のHide.です。


>審判の問題としてはもう一つ考えられます。それは年代に応じた判定です。小学生や中
>学生の指導者でない一般剣道の愛好家の方が審判に立たれた場合、一般の一本を子ども
>たちに要求してしまい、小学生なら取っても良い技でも旗を打ち消す傾向があります。

それは言えますね。
そこがまた、剣道審判の厄介なところです(-_-)

各年代毎ごとの有効打突の見極めを「どう教えるか」も課題ですね。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.12 )
日時: 2013/08/05 00:18:18
名前: ただし 

お伺いします。

以前、道場主より審判講習会に出席して下さいと頼まれました。
いままで審判の経験が無かったので良い機会と思い出席しましたが、直ちに中高生の試合となり副審をやって下さいと言われました。断ることもできず見よう見まねでやりましたけれど汗顔ものでしたね。

「試合」と「講習会」とを聞き違えたのかと思いましたが、それが講習会だったそうです。「教わっても中々憶えないよりは実地で恥をかきながら覚えるほうが速い」とは、一昔前の営業マン育成方針(結局長続きはしませんでした)みたいです。

先輩に伺いましたが、皆さんは「自得すべき」とのご意見でした。また何人かの方は一切試合に関わらずに稽古を続けていらっしゃいます。

私は高齢から剣道を始めて8年間になりますし、多くの先輩の方に指導していただいたので少しでも協力したい気持ちはあるのですが、審判規則のブックレットを「購入して読んでおいて下さい」では中々身につきません。ましてやルールだけではない「一本の判断」の訓練も必要だと思います。

私は特別な環境に居るのでしょうか? それとも日本中で同様の傾向にあるのでしょうか? 先輩の皆さんのご意見を承りたいのですが、よろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.13 )
日時: 2013/08/05 07:05:18
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To ただしさん

管理人のHide.です。

そうですねぇ、全国どこでも似たり寄ったりだと思います。
道場内で月例試合があったり、試合稽古があったりする場合は、そこで審判の実地練習を
することができますが…。


とりあえず有効打突の判定につきましては、見取り稽古の中から自得していくしか方法が
ありません。地稽古を待っている時間に、他の人の稽古を見て、「今のは有効打突だな」「今のはちょっと軽いな」
「今のは部位から外れているな」なんていう見方をするのです。

また、大会などを見るのも参考になります。
審判と同じような気持ちで両者を見て、上記のように判定していきます。
大会等の見取り稽古の場合、審判の所作や宣告の仕方も同時に勉強することができますの
で有用ですねd(^-^)!
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.14 )
日時: 2013/08/06 23:18:17
名前: ただし 

Hideさま
そうですか、全国どこも同じような感じですか。
少しずつ大会などの試合を見ながら学んでみます。

ありがとうございました。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.15 )
日時: 2013/08/07 07:08:27
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To ただしさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。


見るというのは大きな力になるものです。
追っかけ専門の剣道をしない保護者でも、わが子の試合を見続けることによって有効打突
がわかるようになってきますから。

注意点は、
●自分の打てない技は有効打突として認識できない
●自分が関わっているレベル以外の有効打突を見極めることは難しい
という二点です。

後者をもう少し説明しますと、たとえ範士八段の先生であっても、日ごろ小学生に関わっ
ていない方は明らかな有効打突は分かるにしても、小学生の微妙な一本を判定することが
できません。中学生なら中学生に、高校生なら高校生に日頃から関わり、その有効打突を
よく認識している必要があるということです。

日々の研鑽が必要ということですねd(^-^)!
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.16 )
日時: 2013/08/16 14:18:27
名前:  

管理人さんと同感です。
が…G県は教士七段以上の年輩の先生方ばかりで刃筋が通ってないとかそんは話ばかりで試合どころか剣道談義になっていて選手が可哀想です。いつか変わるのを待つしかないのでしょうか?
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.17 )
日時: 2013/08/17 09:52:36
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To あさん

管理人のHide.です。


>が…G県は教士七段以上の年輩の先生方ばかりで刃筋が通ってないとかそんは話ばかり
>で試合どころか剣道談義になっていて選手が可哀想です。

なまじ高段位をいただいてしまいますと、それらしいことを言わないとカッコがつかない
んです。周りの取り巻きも「ははぁ」と拝聴するものだから、そうなっちゃうんですよね。

そんな時に、ちゃんと話をもとに戻せるような方がそばにいるといいのですが、高段者を
向こうに回して話のできる人ってなかなかいないんですよね( -o-) フゥ
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.18 )
日時: 2013/09/05 17:05:22
名前: 大上段 

初投稿させて頂きます。

審判の質は地域性の問題も強いです。
現に私の所属剣連は、私が幼稚園の頃から顔ぶれが変わりません。
因みに私28歳になりました。

20数年も入れ替わりが無い審判員の面々を観ていれば、早い話大変恐縮ではありますが、老いてゆく反射神経や老眼、現役で試合をしていない、昇段審査至上主義etc…と、試合を審判するには…というような場合が多々あります。
私の地域では市民大会だと御粗末極まりないです。

高段位を取得しふんぞり返る先生もよくありません。
段位は取得してからが修行です。
取ったから偉いわけではなく、取得出来た時がスタートラインだと思わなければならないと思います。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.19 )
日時: 2013/09/06 01:03:03
名前: とくめいきぼう 

>>大上段さん
なんとも状況が目に見えるようで・・・
県地域連盟の交錯する地域に住んでいるのでそれぞれの大会を目にする機会も多く、一応地域の知り合いとも話すのですが
町・区民大会レベルでは20年以上メンツがほとんど変わっていないところもありますね。
後継者としての指導する立場についてくれる人も出てきていない悲しい現実もあるのでしょうが
足腰がおぼつかないのか、時間内殆ど立ち位置が変わらない方もみえて誤審を誘っているようで残念です。

県下の強豪も参加する某市の大会では市連盟所属の方だけの審判に拘るあまり
相面など全て打ち負けている側を常に上げる残念な初心者の方も居たり・・・

また別の地域の大会では、その地域全体で子供たちに高度な応じ技を指導しない為に
どれほど見事に打っても誰一人旗が微動だにしない悲しい光景もあります。

審判として立つ以上は、自身が出来なくとも難度の高い技でも一本は一本として認めて欲しいと思います。
又、どんな小さな大会であっても そこから全国へ羽ばたく可能性のある子の芽を摘むことのないように
きちんと審判講習を運営側や審判を出す側で行っていって欲しいと切に願います。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.20 )
日時: 2013/09/06 06:10:08
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

大上段さんやとくめいきぼうさんのお話を拝見して不思議なのは、その人たちに続く大人
の会員って皆無なのか、ということです。
20年もの間、審判の顔ぶれが変わらないということは、審判員を育成しなかったのか育成
すべき人材がいなかったのか? 

そんなことでは、地域の剣道の発展にはつながりませんねぇ(>_<)
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.21 )
日時: 2013/09/06 12:48:19
名前: とくめいきぼう 

>>Hide.さん
残念ながら恵まれた人材の多い東京とは違い地方の一部地域のようなところでは
全く変わらないとは言えないまでも新たに審判をする・してくれるような
移住されてくるような方・リバ剣の方など皆無な状況です。
リバ剣されても子供と共に居なくなってしまうのが関の山で続くということがありません。

当方はリバ剣で、当時の剣友会のイザコザで地域・道場(応じ技の取れない大会のある地域)から
移籍し別の道場・連盟に所属してますが、当方の全剣連段位も低く他地域の試合などでは
高段者の方々に煙たがられ「出来たら来るな」的なアウェイ感満々^^;

当所属地域連盟で審判講習に出て研鑽しているつもりですが閉鎖的な地区の審判に出るのは・・・
出来たら辞めておきたいところです。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.22 )
日時: 2013/09/07 00:06:34
名前: 昔剣士 

有効打突は、充実した気勢、適正な姿勢をもって、竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。
(剣道試合・審判規則 12条 有効打突より)


刃筋が正しくなければ有効打突とはならず、それを
有効打突とした場合、明らかに誤審です。

刃筋論ばかりというのも問題あると思いますが、刃筋
軽視というのもどうかと思います。


理想どおりいかないという事も承知していますが、偏
った考えで判断するのは間違った方向に進んでしまう
のではと危惧します。

田舎の状況は、都会の方には中々ご理解頂けないのが常ですね。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.23 )
日時: 2013/09/07 08:44:16
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To とくめいきぼうさん

20年経てば当時小学生だった子どもも一端の大人になります。
そこで育った子どもたちの全てが、他の地域に流出してしまうのでしょうか?
地元に残って家業を継いだりする人、地元に就職する人などはいないのですか?

移住してきたリバ剣ではなく、子飼いの次世代は育っていないのでしょうか?(>_<)
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.24 )
日時: 2013/09/07 13:49:44
名前: 道心 

私の住んでいる地方もとくめいきぼうさんと同じような傾向があります。
剣道をやっていた子供たちも年齢が上がってくるとやめてしまい、社会人となって続けるものはごくわずかです。
ですから若手の審判は、こちらの地域に転勤してきた剣道部顧問の先生か警官というのが一般的です(笑)
年配の方も様々で、稽古を定期的に行い審判技術も優れた方もいる反面、昔の経験で参加され、審判がおぼつかない人、もしくは遅くから始められたのに審判の人数合わせに借り出され仕方なくされる人、など・・・。
その方々が悪いわけではなく、人数が確保できない地域に問題があるのですが。
私は職業柄審判講習会に参加することも多く、その視点で見ると、「これはマズイんじゃないの?」と思うことも多いです。
しかし人数も限られているため仕方ないというのが現状です。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.25 )
日時: 2013/09/07 18:00:07
名前: とくめいきぼう 

>>Hide.さん
これも残念ながら当方が小・中の頃の剣友もほぼ見当たりませんし
地域的な気質なのか剣友会OBという方も殆ど聞いたこと無いです。
進学・就職で流出するのが当たり前な大都市近郊新興住宅地ですから・・・
(特定されるとなんですが、世界選手権の監督をなされた先生の息子でさえも見掛けた記憶がありません。)

大企業も近郊にあるので移住されてくる方も多く、リバ剣し子供が剣友会を卒業しても
続けてくれるような気質の方を「まずは」待ち望んでいるような感じですw
(リバ剣し〜には当方がハマって逃げられない状況に陥ってるとも言えますw)
これに関しては憂いていても仕方がないので現所属道場で経験者を引きずり込む作戦を徐々に進行中ですw
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.26 )
日時: 2013/09/08 07:36:56
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

管理人のHide.です。

そうですか、道心さんやとくめいきぼうさんのお話を伺っても、なかなか子飼いの剣士が
定着するような土壌ではないということなのですね(>_<)

そうなると、やはり審判講習会が頼りってことになってしまいますね。
それにきちんと出席するという気質を作り上げることが、まず必要と思われます。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.27 )
日時: 2013/09/08 19:50:04
名前: 審判員 

公平な審判
稽古を積んだ審判員この要素がすべてです。

審判講習会の参加の有無は、稽古を積んでいないものが受けてもほぼ意味がないと感じます。

また,準決、決勝審判においても連盟の役員等、力のない審判員の投与が目立つのはどうしてでしょうか。

しかしながらどこの地域においてもそんな審判員は1割か2割でしょう。

誰が見ても、どんな審判をされても勝つだけの力をつけることがすべてと考えています。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.28 )
日時: 2013/09/09 10:21:58
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 審判員さん

管理人のHide.です。


>審判講習会の参加の有無は、稽古を積んでいないものが受けてもほぼ意味がないと感じ
>ます。

おっしゃる通りです。
段位に関係なく、稽古を積んでいる方には審判講習会に出て欲しいと思います


>誰が見ても、どんな審判をされても勝つだけの力をつけることがすべてと考えています。

それも然りです。
自分が試合をした時、いい審判員に当たる確率の方が少ないと考え、研鑽を積むべきでし
ょう。

ただ、それは選手としての心構えであり、審判員の養成・育成に対する解決策ではありま
せんが(^_^ メ)
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.29 )
日時: 2013/12/10 22:20:15
名前: titito 

はじめて投稿させていただきます。

当方小学6・4・2年の少年剣士を持つ剣道素人です。

審判の養成をというスレタイを見て興味を持ち拝見させていただきました。


確かに前途されているとおり審判員の方々の質の向上等考えさせられる部分は多々あります。
私の私見ではありますが、私の住んでいる地域では審判員の質云々ではなく、所属団体(県剣道連盟や出身道場等)での縛りがかなりの影響を占めているように思います。

先日スポーツ少年団の県予選が行われましたが、昨年までは道場として全国大会に繋がる唯一の大会ということもあり、白熱した良い大会であったと記憶しております。しかし本年、全国大会が地元開催ということもあってか、県剣道連盟が主導し県の選抜チームを編成し出場してきました。
そのチームには資金(遠征費等)もかなり注ぎ込んでいたらしく優勝以外では意味がないような状態。
実際色々な方にお話を伺ったところ、優勝させると明言されていたそうです。もちろん審判の方々も連盟所属ですし、上の方の方針に従わざるを得なかったようです。
決勝戦が特にひどく対戦したチームが明らかに不利な判定(一本は全く上がらない)を受け結局一本もとれず3-0で敗戦しておりました。

明らかな出来レースであり、それを主導した連盟の責任は重いとかんがえております。
後で所属道場の監督に伺ったところ、選抜チームへの異論は多数出たそうで、特に食い下がった指導者の道場は以後大会で不利な判定に泣かされ続けているようです。それを見る限り逆らうと自分たちの選手が泣きを見るとの考えから黙認しているそうです。
そもそも少年剣道において勝敗は二の次で日々の精進を試す場だと、審判長も言っています。
どの口が言うのか?

努力し成長した選手を選抜チームという名目で引き抜き、子供集めからも苦労している道場や少年団の全国行きの機会まで奪いさる。メンツが大事なのか相手チームには絶対に旗を上げないと決めているかのような審判。

剣道を主導する連盟がそんなだった場合、審判の質向上なんて無理な話だ。むしろ少年剣士の減少も当たり前のような気がする。

第三者機関とまでは言わないが、大会の判定を検証し、反省・是正を促す組織や部署を設け連盟の暴走に歯止めをかけなければ、剣道に未来はない。
そうすることで派閥や連盟の顔色を伺う必要のなくなった審判員の方々の己を信じた公平な審判が初めてできると思います。

スレタイとは話がすり替わっており且つ、長文・駄文で申し訳ありません。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.30 )
日時: 2013/12/11 01:12:24
名前: 豆キチ 

最近の親は目が肥えてて審判する先生方も大変ですね。
一つ言える事は、素人がごちゃごちゃ言うな!ってことです。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.31 )
日時: 2013/12/11 07:26:14
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To tititoさん

管理人のHide.です。

う〜ん、たいへん残念な事例ですね。
あってはならぬことだと思います。

選抜チームを作るのは悪いことだとは思いませんが、偏った審判をすることは別問題です。
剣道はその試合審判規則で「公明正大な試合をする」という大原則に反する行為です。
審判員として試合場に立ったならば、派閥や連盟の意向に関係なく、公明正大に審判をす
ることが求められているのです。偏った判定をした審判がいるとしたならば猛省すべきで
しょう。

また、もし連盟がそうしたことを強要したのだとするならば、連盟そのものの抜本的な改
革が必要でしょう。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.32 )
日時: 2013/12/11 09:59:31
名前: 麦芋剣士 

縦社会での、上の人に対する顔色伺いは、剣連とて同じ。それと御自分の剣道の信念を、礼を尽くしながら、貫けぬ事のなんと多い事か。有効打突云々以前の問題です。そういう組織の抜本的改革に本気で取り組まぬ限り、絶対に変わりません。問題勃発前の柔道界となんら変わりません。対岸の火事ではありませんし、むしろもっと根が、深いと思っております。審判の養成には、色々な意見が、有ると思いますが、1つの提案として選手の遠征と同じく、審判員の地域外、特に県外への、遠征を頻繁に行う事が、必要かと思います(審判員としての交流)。大変なのは、承知していますが、何よりも多くの審判員に様々な経験を積ませ、ルールの統一化をはかる、有効打突、反則等の見極めの安定化をはかる、現在の中央講習会の伝達だけでは、不完全でしょう。その為には、公認審判員制の導入は、不可欠と考えます。最後に素人が、ごちゃごちゃ言うな・・・の意見、これこそが、この問題の根源では、ないでしょうか。剣道未経験者の方でさえ、納得できない問題と捉え、真摯にとらえるべきです。
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.33 )
日時: 2013/12/12 07:37:18
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照:

To 麦芋剣士さん

管理人のHide.です。
ご意見ありがとうございました。


>1つの提案として選手の遠征と同じく、審判員の地域外、特に県外への、遠征を頻繁に
>行う事が、必要かと思います(審判員としての交流)。

これはいいですね。
見識を広げるという意味もありますが、主催者や剣連の思惑に左右されることのない審判
が期待できますし、それらを見ることによって、また地元の審判も磨かれていくと思いま
す。
遠征組にしても、下手な審判をすれば笑われますから、真剣に取り組むことができるはず。

こうした交流を積極的に進めることは、審判育成にプラスになると思います


なお、ベタなテキストはどこかで改行していただきませんと読みにくいもの。
ご理解とご協力をお願いいたしますm(_ _)m
メンテ
Re: 審判の養成を。 ( No.34 )
日時: 2013/12/12 10:38:06
名前: 麦芋剣士 

Hide様、了解しました。以後、気を付けます。
メンテ

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