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初心者指導について
日時: 2012/01/03 16:46:45
名前: ヒットマン 

あけましておめでとうございます。
久しぶりに書き込みさせてもらいます

題名のとおりなのですが、皆様は初心者を指導するときに注意していることはありますか?
私は田舎のほうでスポーツ少年団の指導をしているのですが、初心者といっても、いくつもパターンがありまして、小学生からはじめる子、中学生から始める子、一般の方などがいます

小学生の指導は長い目でみて防具をつけさす時期など考えれるのですが、
中学生は部活三年間しかないし
一般の方は、個人でさける時間も少なく目的も異なっていますし、

剣道は人間形成の道と指導のですが、
せっかく始めてやめてしまう人もいますし
うまいこれらのパターン別の指導方法を教えてくださると嬉しいです
メンテ

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Re: 初心者指導について ( No.1 )
日時: 2012/01/03 22:19:08
名前: だみ声  < >

あけましておめでとうございます。 よろしくお願いします。

さて、本題ですが、いずれの初心者にも言える事ですが
1).「おもしろい」と思わせる事。
2).褒める事。
3).飽きさせない事。

落合監督ではありませんが、上記の事を「おれ流」で書かせていただくと、幼児・低学年、中学・高校生、一般成人、それぞれに上記3点得を盛り込みながらの指導です。
かといって、これにはそれぞれにかかわる指導者が、各1名必要になります。 同時進行は難しいと思います。 特に幼児・低学年は一人必要になると思いますし、最も卓越した指導者が要求されます。 中学生以上はまとめても何とかなるでしょう。

幼児・低学年
防具着用まで、時間をかけてしっかり足さばきを仕込みます。 最低1年間は徹底的にこれをやります。
僕の道場は、防具着用は小学3年生からとしております。 幼稚園児の場合、3年間は、足さばき、打ち込み、切り返しと、その他礼法、ひも結び、面下着装です。
と言っても、飽きてしまうとだらけますので、組み合わせて稽古に変化をつけます。
切り返し、打ち込みも時期を見てやらせながら、足さばきとの連携動作が出来るようになると、次への移行がスムースになりますね。

特に見学なり、遊びなり、最初に道場に来た時に、どのように「おもしろい」と思わせるかが、最初のポイントになると思います。 ふたたび「おれ流」ですが、ぼくは「打つ快感」を味あわせる事にしています。
ただ竹刀をもたせて、握り方も構え方も何にもなしで「力いっぱい打ってご覧!」と言うのから始めます。 左手前だったり、野球握り、ゴルフ打ちもありますが、何発か打たせると、運動神経も、手足のバランスも、気の強さも分かります。
そして「もっと強く」「ここを打て!」と部位を教えてやりますが、10発も打つと疲れる様です。

最後に足の位置、構える注意点を教えておしまいですが、「どうだった?」とたずねて「おもしろい」と答えた子は、100%入会します。 たまに「おもしろい」と言わない子もいますが、次回来るかどうかは、やはり微妙ですね。

中学・高校・一般成人
特に一般成人の方に最初にお伝えするのは、上達速度は学生より遅くならざるを得ない点ですが、その理由は生活のための「仕事」があり、いろいろの制約の中だから仕方ないと言う事です。
もう一つ言っているのは、それでも大人の判断力による理解度は高いから、伸び率は早く、稽古時間を上手に工夫すれば、早ければ1年後に初段が視野に入るでしょう。 そういう目標を持って下さい。
と言う点です。
中学、高校生で「道場だけ」と言う子はほとんどいませんので、そういう子はレアケースとしますと、
部活でやっている内容を聞き出しながら、それらの上達速度が上がるよう、多少の負荷をかけながら、仕込んで行くと言うやり方でおります。
防具着用も、学校でだいたい夏休み前には着用させていますから、それに従っています。
また、道場出身者の場合は、初心者ではないので、ここでの対象外かと思います。

そして成人の場合、本人の努力や決意が何より重要なようで、いつの間にか稽古に来なくなる人もありますが、それこそ「来るを拒まず、去るを追わず」なのだから個人的に「こだわり」は持っていただきたいです。

成人初心者の防具着用の時期ですが、3カ月〜半年ぐらいで、本人に「多少早いですが」と断って、普通の成人の稽古に加わっていただく中で、基本のおさらいのような事を盛り込みながらやっているのが現状でしょうかねえ。
決してベストな方法とは言えないでしょうが、「剣道なんてつまんない」と思わせないで続けている内に、気付いてくれて、基本稽古に力を入れてくれれば…と言うのがこちら側の本音です。

断っておかねばなりませんが、僕の道場で、ここ10年「成人の初心者」はいませんでした。大抵が学生の頃かじった、やってた、途中でやめた、といういわゆる「リバ剣」がほとんどです。 従って本人にお尋ねして、道着、防具が揃っているなら、すぐ着用しての稽古になる事が多いです。

お尋ねの内容に直接的な答えになっていないかもしれませんが、指導方法の詳細より先に、「面白い」
「上達したい」「継続しよう」と言う気持ちにさせることの重要性を書かせていただきました。
メンテ
Re: 初心者指導について ( No.2 )
日時: 2012/01/04 09:18:38
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。
う〜ん、このトピは「指導者研究室」のほうがよかったかもしれませんね(^_^ メ)


そうですねぇ、私が心がけていることは、
 1.所作礼法の徹底(武道としての考え方を含む)
 2.足さばきの徹底(踏み込み足を含む)
 3.空間打突の徹底(正しい握りを含む)
の3点です。

あとは、だみ声さんが書いておられますように「飽きさせない工夫」ですね。

これは、子どもよりもむしろ大人のほうが難しいかもしれません。
と言いますのも、どうしても早く先へ進みたがるのが大人なんですね(^_^ メ)

また大人は力で竹刀を振り回せてしまいますので、筋が悪くなりやすいものです。
2と3を徹底させることによって、「足で打つ」感覚をマスターさせます


中学生も、基本的には大人と一緒ですね。
まず、しっかりした足を作ってあげることと徹底的に素振りをさせます。
面を着けさせる前に、切返しと踏み込み足まできちんとできるようにしておきたいですね。
あとは、三挙動&一挙動で、面・小手・胴・突きの高さを体に覚えこませます。

ここに絞れば、夏休み前に面を着けさせられるはずですd(^-^)!
メンテ
Re: 初心者指導について ( No.3 )
日時: 2012/01/07 13:44:26
名前: ヒットマン 

だみ声さん、Hideさんありがとうございます
やはり指導するのは難しいですね

個人差などがあるのでしっかりとそこを見極めてしっかり教えていけるようにしたいです

子どもたちには、ずっと剣道を続けてほしいので
飽きささず上手に考えていきたいです

ほかにもアドバイスがありましたよろしくお願いします
メンテ
Re: 初心者指導について ( No.4 )
日時: 2012/01/08 14:46:37
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To ヒットマンさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。


>個人差などがあるのでしっかりとそこを見極めてしっかり教えていけるようにしたいです

そうですね、お互いに頑張りましょう!p(^-^)q
メンテ

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