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剣道日本の中のコラムについて考えてみる。
日時: 2018/11/15 12:03:11
名前: 日々是鍛錬 

剣道日本の復刊0号vol.2の世界選手権の件で、外国に剣道顧問として行かれているある先生が世界選手権の在り方について物申されていた。内容を要約すると次のようなものであった。
「昔はまだ日本以外の参加国のレベルも高くなく、参加する諸外国の選手達は、正しく綺麗な日本の剣道を学ぶ目的で高額な渡航費を支払い世界選手権に参加していた。だが、今はライバル韓国をはじめとする外国選手に負けないように鍔迫り合いでの逆交差や三所隠しなど見苦しい、所謂勝つための剣道をしている。」的なことだった。
たしかに綺麗な剣道で勝つに越したことはない。
ただこの問題は日本代表に限らず、昨今の日本剣道界では至る所で声が挙がっていた。ある意味強者の定めなのだが、その声により中体連特別ルールや高体連特別ルールなどが作られたのも事実である。
そこで皆さんに意見をお聞きしたい。
綺麗に勝つという理想を叶えつつ勝つ。そんなことは本当に可能なのだろうか。

加えて、これは私の興味本位なのであるが、日本代表及び候補選手の選定はどのように行われているのか。ご存知の方がいらっしゃれば是非教えていただきたい。
また聞いた話によると、代表等の合宿は学生などが含まれるにも関わらず平日に行うと聞いたが。これも本当なのだろうか。併せてお聞きしたい
メンテ

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Re: 剣道日本の中のコラムについて考えてみる。 ( No.1 )
日時: 2018/11/16 08:06:52
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

その記事は読んでおりませんが、私も常々同じことを考えておりました。
個人的には、「宗家として日本の剣道はこうだというものを見せてほしい」と考えています。
ここ数年の日本の代表選手は、他国のパワーとスピードに負けない剣道をしている若い選
手が起用される傾向にあります。もちろん、その人たちがみな「試合偏重」で「正しくき
れいな剣道をしていない」とは申しませんが、確かに「この人たちなら負けないだろうな」
という選手たちです。

毎月のように代表選考合宿があり、そこでの厳しい稽古や練習試合を経て決められた選手
たちで、今回の全日本選手権を見ても、彼らの打突力や試合展開力は群を抜いていたと思
います。


今行われているかどうか不明ですが、昔の世界大会では、試合が終わった後、選手も交じ
って合同稽古が行われていました。外国人選手はこぞって日本人選手や日本からの著名な
審判、監督、コーチにお稽古を願っていました。世界大会には、そうした部分での国際交
流としての意味もあったのです。
私は13回の台湾大会を拝見しましたが、日本人選手は合同稽古に参加してませんでした。
たいへん残念に感じたものでした。


「Hide.剣道研究室http://ichinikai.com/zakki.htm」の「剣道雑感、一言申す!」に
「なぜ、世界大会で日本は負けてはいけないの?」というタイトルだけ書かれています。
この一文は公開しておりませんが、私はその中で「日本は負けてもいいが宗家として世界
中から目標とされるような立派な剣道を示すべき」と書かせていただきました。

いちに会の掲示板でも書かせていただいておりますが、外国人の審判員の育成およびその
レベルの引き上げがなされない以上、世界大会は継続すべきではないと考えています。
ナショナリズムを競うような大会方式をやめ、「世界剣道フェスティバル」として、京都
大会のような立合いの場をメインとし、真の国際化を目指すべきと愚考する次第ですm(_ _)m
メンテ
Re: 剣道日本の中のコラムについて考えてみる。 ( No.2 )
日時: 2018/11/21 12:11:19
名前: 日々是鍛錬 

Hideさん
そうですね。聞いた話だと、日本代表候補に加え骨太合宿?という代表のタマゴ的な選手を集めたものもあると聞きました。正直私はそんなレベルに該当するような選手ではありませんが、平日にも関わらず招集したり、4〜50人集めている?とか聞くと、ほんとやってる事は野球とかサッカーみたいな他のスポーツと一緒じゃないか、と思います。
剣道はあくまで武道だと押し切るわりに、やっている事はスポーツそのもの。そういうところも含めて日本剣道の在り方を今一度考えたほうがいいし、コラムに書かれていた先生もそのようにお思いなのかな?と個人的には感じました。
メンテ
Re: 剣道日本の中のコラムについて考えてみる。 ( No.3 )
日時: 2018/11/22 06:57:03
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 日々是鍛錬さん

平日に集めて強化をやっているかどうかは私は存じ上げません。

優秀な選手を集めて強化合宿や稽古をすることが「スポーツと一緒」とは思えませんが、
どのような観点でそうお考えになられるのかお教えいただけますでしょうかm(_ _)m
メンテ
Re: 剣道日本の中のコラムについて考えてみる。 ( No.4 )
日時: 2018/11/27 11:09:08
名前: 日々是鍛錬 

学生の本分は学業、そして社会人は職業
敢えて剣道にプロが存在しない事をここで申し上げるならば、学業や職業を差し置いてまで強化を行うというのは如何なものかと思います。学業においては選手個人がその分損するだけで、後から本人の努力次第で穴埋めはできます。しかし社会人においてはそうはいきません。その分の仕事を誰かがやらなければいけません。これまでは理解ある職場環境の人がたまたま選出されているだけで、いつもそうとは限りません。また、前述の通り剣道のプロが存在しないということは、いくら代表レベルとはいえ一般の人から見たらそれは趣味や特技レベルです。
警察官の特練員は剣道でメシを食っていると勘違いする人もいますが、特練員としてできる期間には規定があり、40年近く警察官として勤務する期間に比べれば4分の1程度の短い期間です。

これは99%の人から見れば屁理屈です。
しかし、剣風だけでなくそういった代表の在り方に対しても臭い物に蓋をする体質ではいけないと思います。考え直す機会としてせっかくのコラム。名実共に誰からも批判されることのない世界一の剣道大国日本としてこれからも在り続けて欲しいと思っています。
メンテ
Re: 剣道日本の中のコラムについて考えてみる。 ( No.5 )
日時: 2018/11/28 08:56:52
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 日々是鍛錬さん

別に強制されてやっていることではないのではないでしょうか?
ご本人が仕事や学業を優先したいと考えれば、そちらを優先できるのでは?

一度しか生きられない人生の一時、自分の趣味や特技のために自身が納得の上で汗水流す
時間があっても、他人からとやかく言われる筋合いがない問題です。
ましてそれが、スポーツ化とは言えないのではないかと思います。

私は勝利至上主義に傾き、子どもたちに教えたくない剣道で勝ったとしても「意味のない
こと」とは思いますが、それは強化をしている担当者やそれを管理している全剣連の責任
であって、選手個人が責めを負うべきでなないと考えています。
メンテ

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