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地稽古でなかなか打てません
日時: 2020/01/11 13:52:06
名前: ケント 

以前に質問させていただいた者です。
30代で剣道を始め2年ちょっとが過ぎ、去年初段を取り二段審査に向けて週2回程稽古しております。

最近なかなか自分が思い描いているような稽古ができず悩んでいます。必ず稽古の最後に地稽古を二・三段レベルの大人や先生方とやったりしていますが、なかなか打てず、打とうとすると交わされたり、瞬間に面や小手をくらってしまう始末です。

自分なりに考えたり、先生方からのご指摘は以下です。

1.竹刀を速く打つことができない。(小さい面等)
2.タイミングが遅い。一足一刀に入っているにも関わらず打たない。(攻めのタイミングが遅い)
3.どこを打とうとしているか分かってしまっている。目線が打突部位を向いている。
4.打たれすぎて、慌ててしまい崩れてしまう。


最近、転勤で今までの大人と子供別れた稽古できる稽古場から別の子供メインの道場に通うようになり子供の試合がある場合は大人の稽古時間が減ってしまい、なかなか思うような稽古ができていないのも事実です。

基本メインでやっていても、地稽古では歯が立たない状況です。素振りもやってはいますが、間違った素振りになってるのかなとも思っています。

もともと運動神経は良い方ではなくセンスがないのかなとの疑問も沸いてきてしまい、前は楽しく稽古に行けていたのが、稽古に行っても全然上達できず稽古に行くのも苦痛に感じるようになってきています。

どのようにすれば良いのかご相談に乗っていただけないでしょうか。


メンテ

Page: 1 |

Re: 地稽古でなかなか打てません ( No.1 )
日時: 2020/01/12 09:02:05
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

うーん、あちこちに問題点がありそうですが、実際にケントさんのお稽古を拝見
しておりませんので、技術的にどうこう言うことはできませんが、考え方の点で
はいくつかお話しできることがあります。


>30代で剣道を始め2年ちょっとが過ぎ、去年初段を取り二段審査に向けて週
>2回程稽古しております。

ということですが、厳しい言い方を許していただければ、それで自由に竹刀操作
ができて二、三段の方と同等な勝負ができるとお考えになるほうが間違いかなぁ…
と(>_<)

週に2回のお稽古で2年ですと、ウチの剣友会だとまだ1級を取得したかどうかの
レベルです。「基本メイン」と書かれてますが、どんな基本をおやりになってい
るのでしょう?

ウチの剣友会ですと、大人も子どもも有段者も等しく、面をつけてのお稽古の前
に、礼法所作、足さばき、三挙動と一挙動、連続技、すり足、素振りに1時間かけ
ています。
その後、面を着けてのお稽古ですが、これは有段者には元に立ってもらいますが
「切り返し」と「打ち込み」だけです。
地稽古は「残り稽古」に参加する人のみで、必須ではありません。

剣道の動きは日常生活の動作と全く異なりますので、まず基礎をしっかり固める
必要があります。
とくに大人にとって500gくらいの竹の棒は、腕力で振り回すことが可能です。
どうしても筋が悪くなりますので、足さばきにしっかり取り組んでいただき、上
半身の脱力を体得していただき「上虚下実」ができるよう留意しています。

あとは、「しっかり踏み込んでの真っ直ぐな打突」です。
初段〜三段くらいまでは、これができていれば合格できます。
出端や応じ技を打たれることを気にせず、「ここだ」と感じたところで、思い切
って打っていくこと。当たっても当たらなくてもしっかりと打ち切ること。
ここをポイントに指導しています。


「地稽古で勝つ」なんていうことを考えていては上達は望めませんよ。
当てようと思えば思うほど当たらないのが剣道です(笑)
それは「色」が出るからですね。

剣道では「正しく打てば正しく応じられる」といわれます。
初心の内は打たれていいのです。打たれることを嫌がるから力が入り、構えが崩
れ隙ができ打たれるのです。
積極的に仕掛け、10本20本応じられても「いいとこ」と言っていただける一本を
目指してお稽古するのです
もちろん、それが「つらい」「つまらない」とおっしゃられてしまうと身も蓋も
ありませんが…。


私は剣道を始めて50年以上になりますが、まだまだ修行中です。
私の上には、打って行ってもかすりもしない化け物のような先生や先輩がたくさ
んいらっしゃいます。打たれれば悔しいですが、「足らざるを知る」ことは楽し
いです。
何歳になっても課題があるということが嬉しい。
こんなに奥深いものに出会えてほんとよかったって思いますけどね(^_−)−☆
メンテ
Re: 地稽古でなかなか打てません ( No.2 )
日時: 2020/01/13 14:26:28
名前: ケント 

Hide.先生ありがとうございます。

基本を今までやっていたつもりになってしまっていました。まだまだということが分かりました。

前いた道場では大人と切り返し少々、あとは面打ちを1回だけやりあとは応じ技の練習という形で、今いる道場では子どもたちと一緒に足捌きから打ち込みメインでやっています。(ここのところ試合やホームの施設が使えず短縮稽古となってしまっております)

今は焦らず基本稽古に励んでいきたいと思います。
相談できて気持ちもすっきりしました。

まずはできる限り稽古に行く回数も増やしていけたらと思います。
メンテ
Re: 地稽古でなかなか打てません ( No.3 )
日時: 2020/01/14 09:04:05
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

剣道は先の長い勝負です。
根気よくお稽古を継続することにより、30代で始められて七段を取得された方を何人も知
っています。

そのためには「正師に就く」「正しく学ぶ」が大切です。
基礎をしっかりと固めなければ、高い建造物を建てることができません。
「打った、打たれた」ではなく「正しく打つ」を目標にお稽古を積み上げてください。

長年指導しておりますが、運動神経が良くすぐに上達してしまう子よりも、運動が苦手で、
でも剣道に根気よく取り組んだ子が、剣道の魅力に気がつき高校大学でも活躍しています。
ケントさんも根気よく頑張ってみてくださいp(^-^)q
メンテ
Re: 地稽古でなかなか打てません ( No.4 )
日時: 2020/01/17 18:56:13
名前: 三七式ヨシ 

三七式ヨシと申します。

HIde先生からのご回答で概ね結論は出ているようですが、老婆心ながら基本打ち
切り返しの注意事項などを参考までに書き込みます。

すでに身につけられたり、ご指導されている先生方も同様な注意をされているか
もしれません。

基本打ちで注意することは、

1.ご自分の体制を崩さずに打てる間合いを確認してください。

2.正面打ちなど、一歩進んでから打突されると思いますが、一歩目は攻めの形を
 表すためのもので、勢いをつけるためではないことを注意してください。

3.剣道指導要領の切り返しの仕方は、一本目の正面打ちは一歩攻めてから打ち、
 二本目と三本目の正面打ちは左右面を打って下がったところから足を継がずに
 打つようになっています。

4.左右面から正面を打つときには息継ぎをしないように。

5.切り返しの左右面を打つときに、刃筋を意識して手の内を返していますか。

6.切り返しの左右面を打つときに、左手の下からお相手の面が見えるまで振りか
 ぶっていますか。

7.遠山の目付は意識されていますか。

8.構えた時に、左足がすぐに打ちにいける準備はできていますか。

ケントさんの書き込みを拝見し、お相手の方はケントさんの目線や、肩、足に力
が入ることにより、打突のタイミングや打突部位を予測しています。

遠山の目付ができると、こちらもお相手の打突の機会を察知しやすくなります。

切り返しはなるべく大きくした方がよいと思います。

早くしようとすると、竹刀を握りぱなしになり、手の内が使えません。肩を大き
く使い、打突の瞬間手の内を絞る、切り手を作ることにより打ちも強くなります。

また、刃筋を意識して手の内を返すと、応じ技の習得が早くなります。

先の話になりますが、剣道は呼吸法も大切です。

高段者の先生方は、こちらが息を吸おうとしたときに攻め込んでこられます。

高段者の先生とお稽古されるとき、息が上がることを経験されたことはないでしょ
うか。

人は息を吐いたり、止めているときは力が出ますが、吸うときには力が入りにくい
ようです。

切り返しなどもなるべく息継ぎをしないように、長くはけるようにすると後々稽古
が楽にできるようになります。

剣道では、有効打突を打つには機会を捉えなければなりません。

上半身の脱力と、下半身の充実、特に左足の準備が大切です。

約束稽古(正面の基本稽古など)では、攻め、打ちを分離(一歩出て静止、打突)
するような打ち方をしてみるのもよいと思います。

特に、一歩出ながらすでに剣先が上がて行くようなことのないよう注意しましょう。

三段までは初級者、四段、五段が中級者、六段以後が上級者。

焦らず地力を付けてください。
メンテ
最近では ( No.5 )
日時: 2020/09/16 22:21:08
名前: ケント 

皆様アドバイスありがとうございます。

最近稽古も再開し、稽古が再開しておりますが、自分の剣友会ではコロナの影響で大人は正味30分(実際は10分)位の稽古、地稽古でなかなか基本中心の稽古ができておりません。

最近では地元の剣道連盟の稽古にも参加し始めていますが、ここも地稽古のみで、道場の先生揃いで全然相手にされず、時間も短めで立ち合いも終わってしまう始末でして。中には基本中心で面打ちメインの先生もいらっしゃいますが、本来は切り返しもしっかりやりたいのですが。

ここのところ全然切り返しをやらせてもらえず、すぐに地稽古って感じでそのままでは打たれるだけで稽古時間も短く自分自身全然進歩できず先に進めなくなるのではないのか不安です。切り返しやらせて下さいと言いづらいですし。

本来であればコロナ前のように子ども達と一緒に基本稽古したいのですが、それも今ではままならず、かといって地稽古で相手にされず打たれまくってなかなか先に進めないのも将来の二段審査に繋がらないのではないかと不安になっております。
どうしたら良いのでしょうか。

メンテ
Re: 地稽古でなかなか打てません ( No.6 )
日時: 2020/09/17 07:32:44
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To ケントさん

お久しぶりです。

新型コロナの感染が収まっておりませんので、どこの団体もお稽古には慎重「手探り状態」
なのが現状です。
中にはまだお稽古が再開できていないところもたくさんあります。
そんな中で竹刀を握り少しでもお稽古ができる状況に感謝することが大切です。

基本稽古がしたくてもできないのはつらいですが、今はやむを得ないと考えるほうがよろ
しいでしょう。
昇段審査対策としては、素振りや形の一人稽古などご自身で出来ることを頑張りましょう
メンテ

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