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竹刀を握らなけらば反則ではない?
日時: 2016/11/23 12:57:02
名前: 素人指導者 

当方四段の若輩者です。
諸先輩方の意見をお伺いしたく投稿します。

先日、地区の指導者講習会に参加しました。
そこでこのような状況があったのですが、少し納得がいっていません。

選手Aの竹刀が選手Bの右腕の胴着の袖に入ってしまいました。
Bは右手を竹刀から離し、袖を引き抜いた後、竹刀を持たないままの右手で相手の竹刀を払い、右手を握り直して面を打ちました。

講師からは「竹刀の刃部を握ること」が反則であって、この場合握っていないから反則ではない。
審判をやる以上、そういうルールをしっかり知っておかなければならないという話がありました。

確かにそうですが、握らなければ反則ではない。という単純な考え方でいいのでしょうか。
例えば、二刀の選手は小刀で竹刀を抑えたり払ったりして大刀で攻撃します。
これと同じように片手上段をとって空いた手で相手の竹刀を押さえたり払ったりして打ってもいいということでしょうか。
握るかどうかというのは、偶然またはとっさに触れてしまったう場合に関してであって、技につなげるべく意識的に竹刀に接触しに行くというのは本来おかしいのではないかと思います。このような場合は「公正を害する行為」に当たると思うのですがいかがでしょうか。

メンテ

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Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.1 )
日時: 2016/11/24 07:06:05
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

意図的に手を使って竹刀を払いのけたり避けたりすれば反則になると思われます。

当該事案の場合は、胴着の袖に竹刀が入ったところで「やめ」をかければこのようなこと
は起こりませんから、危険防止の観点からも早めの「やめ」が必要でしょう。
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.2 )
日時: 2016/11/24 16:06:48
名前: 長幼の序 

この場合、B選手が竹刀を引き抜いた時点で、膠着状態は回避されています。
よってその後、右手で相手の竹刀を払う事は、故意と捉えられ反則となると考えます。

たまに見かける場面として、竹刀が相手の体に引っ掛かり、相手に積極的な修正行動が見えず、審判員の止めも無き場合、引っ掛かった側が、拳の裏などで引っ掛かった竹刀を払いのける事があります。
このような時は、反則を取らないようです。
同様に抜こうとして振り払った時、瞬間的に当たった場合も、反則は取りません。
これらは、正常な状態に戻し、円滑な試合を遂行しようとする積極的な態度と取れます。

そこの反則の有無の判断理由は、試合・審判規則よりも試合・審判・運営要領の手引きの「規則の解釈と運用」の1、反則事項の見極めに記してある
一般的な通常の概念を超えた異常行為かどうか・・
その「結果」に至った「原因」の見極め・・
それに伴う3審による「合議」で判定
これが、最も正しい判定理由にあたると考えます。


どっちにしても、その状況を審判員が瞬時に正しく判定することが、円滑で適正な試合進行に欠かせない事と考えます。
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.3 )
日時: 2016/11/26 22:25:39
名前: 素人指導者 

Hideさん、長幼の序さん、ご丁寧にありがとうございました。
特に、試合審判運営要領の手引きについては全く不勉強で知りませんでした。なんか、感覚的に反則だよなあと思っていたのですが、ちゃんと裏付けがあるのですね。
納得の行く説明をいただき、迷いなく審判に立てそうです。迷ったら積極的に合議しますが。
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.4 )
日時: 2016/11/27 07:44:42
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 素人指導者さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

「反則をさせない」というのも審判の試合運営にとって大切なこと。
どちらかに非があって反則になりそうな場合を除いて、反則行為が発現しそうな状況を速
やかに回避させてやることも大切と考えます。

よき試合運営ができますよう、互いに精進いたしましょうp(^-^)q
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.5 )
日時: 2016/12/06 15:46:20
名前: 中年愛好家 

故安藤宏三先生著「目で見る剣道上達法」の182ページの”突き外し面打ち”の説明で---相手の突きを左小手で上から押さえて面打ち---といったような説明をされております。つまり相手の竹刀をゲンコツで押さえるということです。剣道試合・審判細則の第十六条の二では禁止行為として「相手のしないを握るまたは自分の竹刀の刃部を握る」と記述してあります。刃部を握る行為でなければ反則にならないということではないでしょうか。
 戦後スポーツ化されたといっても剣道は武道の内に入ると思うのですが、武道であるならばあまり厳しいいルール解釈をして行動をがんじがらめにするべきではないと思います。また、剣術などでは刀の棟に右手を添える技もありなす。真剣勝負でも刃部以外を触ることに何ら問題はありません。
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.6 )
日時: 2016/12/07 08:35:26
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 中年剣道愛好家さん

管理人のHide.です。

今その本が手元にないので確かなことは言えませんが、それは上段への突きに対する説明
ですね

左諸手上段を執ったとき、片手突き(もしくは諸手突き)が来た時に左小手で突きのコー
スをカバーしながら面に伸びることによって、突きを逸らせ面を打つことができるといっ
た技です。
安藤先生ご自身に大学で指導を受けましたので間違いありません。
面を打つ過程で突きを防御する打ち方ですので「拳で押さえて」という解釈は間違いです。


>また、剣術などでは刀の棟に右手を添える技もありなす。真剣勝負でも刃部以外を触る
>ことに何ら問題はありません。

昔は竹刀の刃部(ツルの側=峰)に右手を添える上段がおりましたが、今はルール上ダメ
だったように思います。
定かではありませんので、ご存知の方がいらっしゃいましたらフォローをお願いいたしま
すm(_ _)m
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.7 )
日時: 2016/12/07 13:16:47
名前: 中年愛好家 

To Hide様

 安藤先生のお弟子んでしたか。大変恐れ入りました。余談ですが、私は早稲田大学とは無縁ですが、初心の時剣道本で最初に購入したのがその本ですので大事にしております。
 さて、おっしゃる通り”拳で”というのは私の間違いです。大変失礼いたしました。解説では「上段で構えているとき、相手が突いてきたら左小手でその竹刀を上から押さえて面を打つ」とあり、Hide様の言われる通りの技と思います。解説写真では左小手の”手刀”部若しくは肘前部あたりで相手の竹刀を押さえています。となれば、意図的に手などで相手の竹刀に触れても”反則ではない”と解釈できるのですが、如何でしょうか。
 
 私は竹刀の刃部とは弦の反対側と解釈しているのですが(素人指導者様の講師の先生も同じ解釈?)、現在は竹刀の刀で言えば刀身の部分という解釈なのでしょうか?
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.8 )
日時: 2016/12/08 07:08:56
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 中年愛好家さん

大島宏太郎先生や安藤宏三先生が大学におられる頃の学生です。
お二人はよく共著されてましたね

面を下ろす過程で突きをカバーしお相手の竹刀のコースを外す技ですので、
 1.左手で打ち落とす(よける)
 2.面を打つ
という二段階の技ではありません。
打突の一連の動作の中で起こる動きですので反則ではないと理解しておりますし、素人指
導者さんの事案とは異なるものと思われます。
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.9 )
日時: 2017/04/09 20:57:08
名前: 剣士 

どこかで見たような気がするのですが、見つかりません。

竹刀が引っ掛かった時には、選手は解消する義務があるというようなことが書いてあったと思うのですが、
赤の選手が面紐に竹刀が引っ掛かったとして、
それを抜こうとしているところを、白が技(たとえば引き面)を出すのは、
反則になるのでしょうか?
それはしっかりと部位をとらえていても一本にはならないのですか?
メンテ
Re: 竹刀を握らなけらば反則ではない? ( No.10 )
日時: 2017/04/10 07:23:00
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To 剣士さん

管理人のHide.です。

引っかかりを解消している最中にお相手に打たれ、それが有効打突の要件を満たしている
ものであれば当然一本になります。

引っかかりの解消は最大限の注意が必要です。

引っかかりの程度にもよりますが、打突される危険を感じる場合は審判の「やめ」を待つ
か「タイム」をかけるなどしたほうがいいでしょう。
メンテ

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