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「後の技」に勝ちたい!
日時: 2016/08/28 16:22:45
名前: おやじま 

常に「先の技」を心掛けています。しかし、機会を捉えて面を打ってもお相手に「後の技」で返されてしまいます。「後の技」を打たれた時はどう対処すれば良いのでしょうか?
メンテ

Page: 1 |

Re: 「後の技」に勝ちたい! ( No.1 )
日時: 2016/08/29 07:13:41
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

機会をとらえて打ったとしても、後の技をいただいてしまうということは

 1.お相手の読み筋であった
 2.引き出されて打たされた
 3.機会をとらえてから打つまでにタイムラグがあった
 4.打突に鋭さが不足している
 5.打突前動作がある

などの原因が考えられます。
その前の「攻め」、攻めによる「探り」が十分ではない可能性もありますね


ちなみに「後の技」とは具体的にどんな技ですか?
メンテ
Re: 「後の技」に勝ちたい! ( No.2 )
日時: 2016/08/29 09:31:29
名前: 長幼の序 

技(攻め)を「言葉」に置き換え、攻め合いを「会話」と置き換えて考えてみましょう。
先の技は、自分の意見を先に述べ、結論に達しようとする行動です。
ここでその意見が、本当に的確なものであれば、ひとまずそれで良し。(但し、本当の会話が出来ているとは、言えない所です)
しかし、返されてしまう、それは何故か?

ここで足りないもの、それは相手の意見を聞く事です。
いわば、自分勝手な意見だけ言って、結論を急ぎ果ては、答えを見誤ってしまう・・・・会話が成り立っていないのでしょう。
機会を捉えて面を打っても〜ここはまだ議論を尽くしてない、まだ会話が足りない、もう少し相手の意見を聞いてみようか、と考える場面なのではないでしょうか。
剣先の攻防から、ジリジリと徐々に核心に近づいていく、言葉を選びながら、相手の意も理解しながら、会話を重ねていく・・・・そして、その中で、ここが自身の真意だと渾身の一撃を述べる。
これが、正に相手と「理」する理合の中での、打つべき機会と捉えられます。

読むからに、相応の我慢(相手の話を聞く)が足りないのだと感じます。
また先の技をしかける前に「先の気」「先々の気」がないと心技体の一致した打突はできません。

ある範士は、
「剣道は、相手に攻め勝って、待って打つ」と称されました。
また別の範士はもっと略して
「勝つ為には、打たない事」とあたかも禅問答みたいな事を云われます。


後の技を打たれない為には、
「打った剣は受ける剣、受けた剣は返す剣」と常に攻防が一致した心構え、身構えを持つ(残心)事が大切です。
メンテ
Re: 「後の技」に勝ちたい! ( No.3 )
日時: 2016/09/04 18:31:51
名前: おやじま 

返事が遅くなって申し訳ございません。       

Hideさま。                    
まさしく「読み筋であった」「引き出された」と思います。精進します。後の技は具体的
には「面返し面」「小手返し面」などが多いと思います。


長幼の序さま

なるほど、会話ですか。おっしゃる通り、自分では「機会を捉えている」つもりでも、攻
撃ばかり考えていて一方的であったと思います。
攻防一致を心掛けたいと思います。


とろで、こんな質問は失礼にあたるかもしれませんが「返し技を返す方法」があれば教え
て下さい。よろしくお願い致します。
メンテ
Re: 「後の技」に勝ちたい! ( No.4 )
日時: 2016/09/05 07:07:43
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To おやじまさん

「面返し面」や「小手返し面」だとすると、タイミングを少しずらして打てばこちらの技
がうまくいきそうです。

攻めて打つ前に少し「タメ」を作ってみてくださいd(^-^)!


なお、返し技を返すことはできますが、それよりも返し技を打たれないように攻めること
の方が容易です。ちなみに私は、若い人対策のために面返し面返し逆胴、小手返し面返し
逆胴などは打てるように稽古してますがけっこう難しいです(^_^ メ)

剣道は、基本的にはすべてをカバーするよけ方はありません。
面をかばえば小手と胴が、小手や胴をかばえば面と突きが空いてしまいます。

故に
 ・上を攻めて下を打つ、下を攻めて上を打つ
 ・表を攻めて裏を打つ、裏を攻めて表を打つ

が有効な「攻めの定石」なのです

また、お相手の竹刀を「払う、捲く、抑える」などして打ち間に入れば、お相手は返し技
を打ちにくくなりますし、打たれる率も少なくなるはずですd(^-^)!
メンテ
Re: 「後の技」に勝ちたい! ( No.5 )
日時: 2016/09/05 07:53:57
名前: 長幼の序 

返し技を返す方法は、前記した通りです。
具体的には、前述のHideさんが書かれていらっしゃる通りです。
しかし、この場合、返す事よりも、最初の一撃を如何に返されないように打つかを工夫した方が、結果返されない・・につながると思います。
その場合、少しでも迷いがあれば、相手に悟られ返される要因になります。
いわゆる四戒の疑にあたる部分です。
どんな大きな大会、一流選手の試合でも最後は、基本技(特に面)で決する事が多いようです。
また、中々勝負が決しない延長戦などでも同様、そこから見え隠れするものは・・・・
腹を据えて、「ここ」と決めたら、渾身の一撃を捨て切って打つ事です。
自身、最高の打ちを放ち、結果、返されたら、お相手が一枚上だったという事、そこから次の課題が見えてきます。
この場合、打たれた事(後悔)より、渾身の一撃を打てた事(満足感)を良しとしましょう。
剣道は打たれて強くなるは、まさにここです。

メンテ
Re: 「後の技」に勝ちたい! ( No.6 )
日時: 2016/09/05 22:57:59
名前: おやじま 

Hideさま
「タイミングをずらす」「ためをつくる」とは、例えば「竹刀を振り降ろす際に前腕は普段通り振り下ろすが、手の内は遅らせて前腕の振り出しより竹刀の振りだしが遅くなる」様な工夫をするという事でしょうか。
又、打つ前の「返し技を打たれない攻め」も大切なのですね!攻めの研究もしたいと思います。

長幼の序さま
「最初の一撃を如何に返されない様に打つか」そうですね!自分のスレッドの題名を見直して「勝ちたい!」と言う気持ちが強すぎて「自分だけが良ければよい剣道」になっていると思いました。相手の「後の技」も尊重し、相手に返されても満足のいく「面」を目指したいと思います。

ありがとうございました。またよろしくお願い致します。
メンテ
Re: 「後の技」に勝ちたい! ( No.7 )
日時: 2016/09/06 06:12:38
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

To おやじまさん

>「タイミングをずらす」「ためをつくる」とは、例えば「竹刀を振り降ろす際に前腕は
>普段通り振り下ろすが、手の内は遅らせて前腕の振り出しより竹刀の振りだしが遅くな
>る」様な工夫をするという事でしょうか。

それもありますが、簡単に言えば「攻め即打突」ではなく、「攻め入り」と「打突」の間
に、「1拍」とか「0.5拍」とか間を空けてみるのです

返し技はお相手の技の発露を感じて仕掛ける技ですから、こちらが打ち気で間に入ればお
相手は返し技を打とうと準備をします。その逆を狙えばいいっていうことです。
簡単ですね ~☆


>又、打つ前の「返し技を打たれない攻め」も大切なのですね!攻めの研究もしたいと思
>います。

「返し技を打たれないための攻め」ではなく、しかけ技にしても応じ技にしても「攻め」
が命です。
一本一本「どこをどう攻めて、何をどう打つか」を考え、前の攻め、技を「布石」として
用い、「機会を厳選」し、「決まった、決まらなかった」理由を検証する…。
そうしたお稽古を積み重ねていくことが「攻める力」を蓄えてくれるものですd(^-^)!
メンテ

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