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高校剣道における攻め
日時: 2014/05/06 00:22:24
名前: 輝の剣 
参照: http://ichinikai.com/

毎日学校で稽古をしている高校二年生男子です。
最近うちの学校では、実践重視の稽古をしています。
基本うちの際にも
・打突前にはお互いが攻め合い、崩してからうつ
ということを意識してやっています。
ですが、「相手を崩す」というのがなかなかできません。剣道歴6年ですが、同級生と地稽古をするときにも、「お前は力任せの剣道だ」と言われました。
試合等見ず知らずの相手なら多少は相手は反応してくれるかも知れないのですが、毎日稽古する仲間相手だと、「攻め」で相手が簡単に崩れません。
自分としては、
・足を使って前後移動の中に緩急をつける
・止まってみたり、竹刀を上下させる
等を意識しています。
基本うちがうまくいかないと、その後の稽古内容もあまりよくできたとは思えず、また試合稽古でも自分で相手を崩すことで一本をとれなくなっています。
それこそ「力任せ」の剣道なのだと思います。
基本うちの際の「攻め」はどのようなことを意識すればよいのでしょうか。

また、上記には関連しない事なのですが、
自分はひと月前の自分より確実に弱くなっています。
というのは左足首を少しの間痛めていて、掛稽古とか
あまり激しい稽古は出来ずに、また基本稽古にも影響がでて、それまでの動きで稽古ができていなかったのです。特に「振り返ってすぐ」の打突ができなくなりました。相掛りでも左足で上手く蹴れずうまく跳べていないません。このような事が原因で、ひと月前までは練習試合でも勝ち数が負け、引き分けより圧倒的に多かったのが最近は勝つというより負けばっかりです。原因は「左足」なのだと思います。
稽古で意識をしているつもりなのですが、左足を使うことがなかなかできません。どうすればよいでしょうか。また、明らかにコンディション、力が落ちている時はhide.さんはどうしていますか。
Aチームの補欠なのですが、これでは次の大会で補欠以下になってしまうかもしれないです・・・
長文、多質問ですみません。よろしくお願いします。
メンテ

Page: 1 |

Re: 高校剣道における攻め ( No.1 )
日時: 2014/05/06 09:28:42
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

管理人のHide.です。

「基本打ち」というのは技の稽古のことを指しているのでしょうか?
多くの学校や道場で、「打ち込み稽古」と「技の稽古」を混同して実施しているのが気に
なります。

同じ「面打ち」でも「打ち込み稽古」と「技の稽古」とでは意識すべき点や取り組み方が
異なります。

「打込み稽古」は、
 ・正しい間合いから正しい姿勢でしっかりと正しく打つこと
 ・気持ちと技を切らず、連続して行うこと
これが主となりますので、「攻め」や「崩し」は必要ありません。

これに対して「技の稽古」は、
 ・どこをどう攻めるか
 ・どう攻めてどう打つか
 ・打ち切り決めきりをどう行うか
 ・外れた時にどうするるのか
といったことがポイントになりますd(^-^)!


お尋ねの「基本打ち」が「技の稽古」であると断定してお答えしますが、これは稽古の種
類から行きますと「約束稽古」という分類になります。元立ちはある一定の約束事に従っ
て「打たれてあげる」ということが要求されます。
たとえば「表を攻めて面」なら、まっすぐ構え合っていますが、お相手が表を抑えるよう
に攻めてきた場合、少し中心をゆるめてやります。「表を抑えて(面を攻めて)小手」な
ら、表を攻められた時に少し反発したり手元を上げたり、と言った動作をします。
ガチで構えあったら、なかなか元立ちを打つことなどできませんので、あくまでもシミュ
レーションしつつ行う稽古ということで、双方の「約束」の上に成り立っているのです

そういったことを踏まえて考えますと、貴校で行われている「基本打ち」は、元立ちがガ
チで構えている感じがしますので、極めて難しい形のお稽古に思えます。


>稽古で意識をしているつもりなのですが、左足を使うことがなかなかできません。どう
>すればよいでしょうか。

左足の怪我が完全に治っているのであれば、左足を強化する運動を行い、そこに対する精
神的は不安を拭い去ってやることが一番でしょう。
もし完治していないのであれば、まずは完治させることが大切ですね


>また、明らかにコンディション、力が落ちている時はhide.さんはどうしていますか。

私は選手時代、どこか痛めている時はお稽古をしませんでした。
自分にできることのみに集中し、一日も早く完治させることに意識を集中しました。
足を痛めている時は椅子に座って素振りや打ち込み台を打ちました。
腰を痛めている時は、無理せず見取り稽古や形稽古、腰に負担をかけない上半身のトレー
ニングなどです。
腕や手首の怪我の場合は、走りこみや足腰の鍛錬、足さばきの稽古などを行いました。

みんなと同じお稽古は「やっても集中できない」ので、お相手にも迷惑をかけてしまいま
すから、別メニューで頑張りましたよ 〜☆
メンテ
Re: 高校剣道における攻め ( No.2 )
日時: 2014/05/09 00:07:50
名前: 輝の剣 

返信ありがとうございました。
うちの高校の基本うちは、hide.さんのいう「技の稽古」になると思います。その「技の稽古」でどうすれば相手を崩して打てるようになるか、その例を教えてください。
また、左足は完全に治っています。
hide.さんのいう左足を強化する運動とは、たとえばどのようなことを行えばよいですか。
今日も稽古をしましたが、相掛かりのとき振り返ってすぐ打てませんでした。左足をどうにかしたいです。
あと最後の件ですが、好調だった一か月前、自分がどこをどのように攻めていたのか今はわからなくなりました。先生にも「自分の剣道」ができていないと言われました。地稽古でも思うように動けずますますわからなくなりました。「自分」を取り戻したいです。
メンテ
Re: 高校剣道における攻め ( No.3 )
日時: 2014/05/09 07:31:33
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

>うちの高校の基本うちは、hide.さんのいう「技の稽古」になると思います。その「技
>の稽古」でどうすれば相手を崩して打てるようになるか、その例を教えてください。

技の稽古で元立ちが「崩されまい」と頑張ってしまいますとなかなか打てるものではあり
ません。君の学校の技の稽古は、元立ちは攻められた時に打たせてはくれないのでしょう
か?

間合いへの入り方は基本としては3つあります。
 ・表から中心を制して入る
 ・裏から中心を制して入る
 ・下段攻めから入る
です。

前の2つは、「抑える」「払う」「張る」「巻く」などの竹刀操作でお相手の構えを崩し
ます。
下段攻めは、お相手の剣線の下に自分の竹刀を隠すようにして手元を攻め上げる入り方で
すねd(^-^)!


>hide.さんのいう左足を強化する運動とは、たとえばどのようなことを行えばよいですか。

左足の片足飛びや、階段走で右足で登るとき二段(もしくは三段)飛ばしで駆け登る、な
どです


>今日も稽古をしましたが、相掛かりのとき振り返ってすぐ打てませんでした。左足をど
>うにかしたいです。

それは振り返った時の足幅が広いことが考えられます。
姿勢が崩れている(背中の張りがキープできていない)ことも原因でしょうか。


>好調だった一か月前、自分がどこをどのように攻めていたのか今はわからなくなりました。

君には小中学生時代育てていただいた「古巣の道場」というのはないのですか?
自分の剣道を見失った時は、「古巣へ帰れ」が原則ですよ 〜☆
メンテ
Re: 高校剣道における攻め ( No.4 )
日時: 2014/05/16 00:43:14
名前: 輝の剣  < >

回答ありがとうございました。
今日の稽古でも、「技の稽古」をやりました。
それは、お互いに対峙して打つ方が攻め、相手を崩してから打突する、というのものです。
元太刀は、打太刀の攻めが不十分だったり、自分が技を打てるような場合は反対に打ってきます。
僕は面においては、
・竹刀が交わらないところから構え気合いをかけながら遠間まで入り、そこから中心をとり素早く入りこみながら面を打つ
・↑の入り込んだ後に竹刀を相手の竹刀の下に回し、裏から面を打つ
・遠間から飛び込み面
・遠間から素早く入り止まる、入り、止まるそこから面
等の攻め方をしています。
今日の稽古では「表からしか攻めがないから分かる。」「↑の入り、止まる攻めは、止まった時に相手に打たれる」と先輩から言われました。
いちに会の過去の「攻め、崩し」に関するトピに、
・攻めは相手に打たれるという恐怖を抱かせる。
というものを拝見しました。
その、相手に恐怖を抱かせるような攻めは、どうすればよいのでしょうか。↑のような入り止まる攻め以外の足さばきをうまく使った攻めを教えていただけませんか。自分が相手にやられたものを自分でやるのがいちばんだとは存じています。そのうえでお聞きしています。よろしくお願いします。
メンテ
Re: 高校剣道における攻め ( No.5 )
日時: 2014/05/16 07:43:33
名前: Hide.◆vm9xYr4tCqk  < >
参照: http://ichinikai.com

>それは、お互いに対峙して打つ方が攻め、相手を崩してから打突する、というのものです。
>元太刀は、打太刀の攻めが不十分だったり、自分が技を打てるような場合は反対に打っ
>てきます。

なるほど、「技の稽古」の中でも、かなり高度な部類に入る方法だと思います


>今日の稽古では「表からしか攻めがないから分かる。」「↑の入り、止まる攻めは、止
>まった時に相手に打たれる」と先輩から言われました。

間合いの中で止まる目的は何ですか?
もしそれが、お相手を引き出す(誘う)目的であるならば「あり」だと思いますが 〜☆


>・攻めは相手に打たれるという恐怖を抱かせる。
>というものを拝見しました。
>その、相手に恐怖を抱かせるような攻めは、どうすればよいのでしょうか。

その攻めから「打てる前提」があってはじめてお相手は「打たれる」と感じるのです。
そう感じさせられるかどうかは、「打てるか打てないか」に関わってきますd(^-^)!


>↑のような入り止まる攻め以外の足さばきをうまく使った攻めを教えていただけませんか。

たとえば「左回り」というのがあります。
左に回る時に、左足を右足のほぼ真横に出してそれから右足を正しい位置に持って行くと
それだけで間合いが詰まるのわかりますよね?

右回りはお相手に「来る」と悟られやすいですが、左回りは「急」を感じません。
そんな使い方もありますよ
メンテ

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