記事タイトル:家紋と胴 


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お名前: Hide.    URL
To gadeninsuiさん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます(^^)

お名前: gadeninsui   
わかりました!どうもです

お名前: Hide.    URL
To gadeninsuiさん

管理人のHide.です。

同じ「銘」の竹刀でも、重いものと軽いものがありますから、一概には言えませんねぇ(^^;

お名前: gadeninsui   
竹刀で軽い竹刀っていったら
どのような物がいいですかねぇ?

特製忠廣 とかっ!?

お名前: ikeda   
Hide様 

いろいろとありがとうございました!

お名前: Hide.    URL
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

身だしなみを整えることと、流行を追ってカッコつけることは、一見似ているようでまっ
たく違います。
剣道は「質実剛健」。華美なことを嫌う文化です。
そんなところを理解して修行していってほしいと思いますp(^-^)q

お名前: ikeda   
そうですか! 貴重なご意見をどうも有り難うございます!!

Hideさんは40年も剣道をやっていらっしゃるのですね。

やはり、大先輩に学ぶといったことはクラブチーム以外は

ありませんでした。「ブームのきっかけ」(Hideさんが

かいてくれたもの)も、ものすごく勉強になりました。

また、何かあったときはよろしくおねがいします。

お名前: Hide.    URL
To ikeda君

はじめまして、管理人のHide.です。

まぁ、40年も剣道をやっておりますと、自然にいろいろなことを見聞きいたしますので、
知識もついてくるってわけでして。
でも、知らないこともたくさんありますよ。
このHPのカキコで一番勉強させていただいているのは、ほかならぬ管理人の私だと思いま
すから(^_-)〜☆


>で、最近家紋を胴に入れたんですが、今度は袴の背もたれに「四字熟語」をいれたいと
>おもいます。

過去レスを読んでくれているということですが、私が腰板に四字熟語を入れることに否定
的な立場なのをご存じないのですか(^^;

理由は、関連するトピにも書いてますが、
 ●腰板は、広告塔ではなく、そういう文字を入れる場所ではない
 ●自分の心栄えは他人にひけらかすものではない
 ●カッコイイという理由で文字を入れるのは「質実剛健」たる剣道の精神に反する
が主なものです。


こんなブームのきっかけは、学校で作ったの試合用の袴に「校訓」や「部訓」などの文字
を入れたのがそのはじめでした。学校として「こういう風に取り組んでいます」というア
ピールだったわけですが、そも、腰板は「広告塔」ではありませんからね。スタートからし
て間違っていました。
それをあちこちの学校でまねし始め、昨今では「個人で入れる」というところまで来てしま
いました(-_-)


ちょっと物のわかった剣道愛好家なら、そんなみっともないことはいたしません(>_<)
君は家紋を大事に考えているようですので、むしろ、腰板に家紋を刺繍するのでしたら、
和装の観点から考えましても、お勧めできるんですがね(^^)

お名前: ikeda   
申し訳ありません! 文章が横に長く
なってしまいました。

お名前: ikeda   
初めまして。僕は小4から剣道を始めていまでは中2です。 で、最近家紋を胴に入れたんですが、今度は袴の背もたれに「四字熟語」をいれたいとおもいます。 過去レスをみていてもわかるんですがHideさんの知識は凄いなぁと思います。ところで、Hideさんおすすめの四字熟語ってありませんでしょうか?あれば教えていただきたいと思います。 宜しくおねがいします。

お名前: Hide.    URL
To むささびさん

いやぁ、素晴らしいまとめ、ありがとうございますヽ(^.^)ノ

お名前: むささび   
度々済みません.
「Hide.さん,そうですね,丸や角,菱などの外枠をつけて代表的表紋から替紋
をつくり分家,格下を表わすのはよく見かけます.

あと同じ紋でも羽二重留袖など正装に白抜きの染め抜き「陽(=日向,ひなた
)紋」,アウトラインだけの縫い紋などで略装,普段着などには「陰(かげ)紋
」にしたりしますね.これも家紋アレンジの伝統でしょう.

源平,太平記にはじまり安土桃山から元禄まで,派手好みの「歌舞伎もの」は
多いに旺盛し,武張った心意気を示したのも武道,剣術の「ハレ」の一面です.
儒教的,禁欲的「かしこまり」だけが武道の伝統でないとするならば,家紋を
あしらう標章等も立派な武道の「華」の一面と,卑しくならない範囲を心得
つつ愉しみたいものですね.」

お名前: むささび   
Hide.さん,ぞうですね,丸をつけて略式,格下を表わすのはよく見かけます.あと同じ紋でも染め抜き羽二重,留袖など正装に白抜きに「陽(=日向,ひなた)紋」を,略装や普段着に縁取りだけの縫い紋などの「陰紋」という区別もありますね.これも過去家紋のアレンジが盛んだった名残の遊び心でしょうか.

源平,太平記の時代から安土桃山,そして元禄なども武士の派手ごのみ,「歌舞伎もの」は旺盛し,多いに武張った心意気を表現したのも武道,剣術の「ハレ」の一面です,儒教的,禁欲的な「かしこまり」だけが武道の伝統でないとするなら,家紋を標章し「華」を取り入れるのも一つの伝統の継承だと思います.卑しくならない範囲で愉しみたいものですね.

お名前: Hide.    URL
To むささびさん

>一方それに止まらず公家から庶民まで広く意匠をアレンジしつつ多彩に普及した日本の
>家紋は,欧州の紋章が高貴に限ったのとも対照的です.

なるほどぉ、苗字が許されなかったのに家紋だけはそういった形で普及していったってい
うのは面白いですね(^^)


>主な家紋のアレンジとしては,外枠の丸や菱を加えたり除いたり枠の太さや全体の
>バランスを変えたりするのが多いですね.あとは別の紋との合成紋もあります.本家
>の表紋から分家の紋にしたり,女紋(替紋)にしたり,一代個人の私紋まであるそう
>ですから.

組み合わせっていうのはいろいろ目にしますね。
丸がついているのは「分家」っていう話を聞いたことがありますが・・・。

お名前: むささび   
 Hide.さん,家紋は元来武家がその誉れを標章し武具,装束に示したのが普及の
由来ですから剣道具には全く相応しいものと言えますね.まさに武士(もののふ)
の戦に赴く心意気が「伊達好み」に表れたものでしょう.一方それに止まらず公家
から庶民まで広く意匠をアレンジしつつ多彩に普及した日本の家紋は,欧州の紋章
が高貴に限ったのとも対照的です.

主な家紋のアレンジとしては,外枠の丸や菱を加えたり除いたり枠の太さや全体の
バランスを変えたりするのが多いですね.あとは別の紋との合成紋もあります.本家
の表紋から分家の紋にしたり,女紋(替紋)にしたり,一代個人の私紋まであるそう
ですから.

 小手麺さん,拙方の家紋もかなり特殊な意匠でまず一般には見かけません.実家で
紋付羽織を誂えるのも決まった呉服屋さんです.気軽な貼付け紋も手に入りませんが
それも趣きだと納得しています.

お名前: Hide.    URL
To むささびさん

ははぁ、そんなバックボーンがあったのですか。
いやぁ、勉強になりましたねヽ(^.^)ノ

武家以外では、かなりラフなものの考え方をしていたわけですね(^^)
ホント、ありがとうございました!!

お名前: むささび   
済みません,改行を忘れてました.
『小手麺さん,江戸時代から名字所持の(勿論帯刀も)許されない百姓,町人にも
許されていた様です.(庶民の名字は仮に使用のみ)家紋は明治以前から庶民に
開かれてある権利だった様で,武家や公家の特権と毛嫌いする理由はない様です.

あとHIide.さんの仰る「家紋はファッションではない」も,ファッション故に庶民
に解放された面,また複数の家紋(公式の定紋に対し様々の替紋)の所持,アレンジ
の自由やお互いに他家に付与交換したりと言う歴史もあります.

今でも関西西日本で「女紋」(女性が嫁いでも実家の紋を継続使用する風習)用に
家紋デザインをアレンジしたりしますから,武具用に家紋をアレンジしても素敵では
ないでしょうか.ただし,自分の家系や家族を尊重する精神からはみだりに他人の紋に
憧れるのは頂けませんが.

居合では刀の鞘等に家紋を入れますが.他の意匠(特に思想性のある文字)が控える
べきとされる中,家紋が武士の華,伊達者の精神の発露する拠り所に貢献しているとも
言えましょう.』

お名前: むささび   
小手麺さん,実は江戸時代から家紋は名字所持(勿論当然帯刀も)の許されない百姓町人にも家紋は所持が認められていた様です.(庶民の名字は公式には持てず場合に拠り仮に使用した様ですね)つまり明治に先立ち家紋は開かれた権利であったと言えます,武家や公家の特権と毛嫌いする理由はないのではないでしょうか?
あとHide.さんの仰る「家紋はファッションじゃない」とのご指摘も,ファッションである故に寛容に庶民に許されたり.複数の家紋(公式の定紋に対し替紋と呼ばれ,かなり自由に創作,アレンジ,他家に交換付与された)所持が流行したりした歴史もあります.今でも「女紋(西日本中心に嫁ぐ先で女性が実家の家紋を継続使用する風習)」用にデザインをアレンジした家紋が普及していま,ですから武具用に一部アレンジしてデザインした紋を特注したりなんて素敵だと思いますよ.ただ,あくまで自分の家系家族に誇りをもつ意味で他人のものをみだりにってのは感心しませんが.
居合の世界では鞘等に家紋を入れたりしますが,他の意匠(特に思想性のある文字など)は控えるべきとされる中,家紋は武士の華,伊達者の伝統を表現出来る大切な表現根拠としても活躍している様です.

お名前: Hide.    URL
To 小手麺さん

>高校時代、防具を買いに訪れた武道具屋で、
>わが家の少し特殊な家紋を笑われ、特注も断られ、その挙句に
>他の家紋を勧められて以来・・・・・(家紋をせめても仕方ないのですが)。

なんと、そんなことがおありになったのですか(>_<)
でも、とんでもない話ですねぇ。

私の教え子の女の子に、自分の家の家紋が気に入らないからといって、剣道具屋で家紋帖を
見て「これがカッコイイ」といってまったく関係ない紋を入れた奴がおりました。家紋はフ
ァッションでもなんでもありません。そんな風潮になると困りますけど、家紋が廃れるの
は寂しい気がいたしましてね(^^;

お名前: 小手麺   
Hide様へ
確かに仏式の葬式では家紋が必要ですし、確かに、武家でなくとも家紋はありますよね。
すみませんでした。少し感情的になってしましました。
高校時代、防具を買いに訪れた武道具屋で、
わが家の少し特殊な家紋を笑われ、特注も断られ、その挙句に
他の家紋を勧められて以来・・・・・(家紋をせめても仕方ないのですが)。
いずれにせよ、個人的な理由で、感情的な書き込みはイカンですね。
以後気をつけます。

お名前: Hide.    URL
To 小手麺さん

管理人のHide.です。ご意見ありがとうございました(^^)

小手麺さんは、ご自身でお葬式をお出しになられたことはありますか?
お葬式の方法にも寄るでしょうが、葬儀の時に提灯をぶら下げます。それには家紋を入れた
りするんですね。で、一生懸命親戚に聞きまわって、自分の家の家紋を探したりします。
これは、武家であれ農民であれ町人であれ、ご先祖を大事にする一つの形式なのではないで
しょうか。

剣道具に家紋を入れることが、いつ頃から始まったことかわかりませんが、私は大和民族の
いい風習だと思いますけどね(^_-)~☆

お名前: 小手麺   
失礼いたします。
私は家紋はつけません。現代剣道と家って何か関係あるんでしょうか?
私の先祖は武家ではありませんし、家を意識して稽古や試合してるつもりもありません。
家紋をつける方を否定するつもりは毛頭ございませんが、家紋をつけるのが当たり前だとか
それが礼儀だとか、という雰囲気にはなってほしくないです。

お名前: Hide.    URL
To お人よし猫さん

管理人のHide.です。

>貼り紋にも剥げにくくてきれいなものや、少し大きめのものが出ればいいですね。
>印刷でもよいので、安くなればもっとよいですね。

う〜ん、私は貼り紋はあまり好きではありませんね。
業者の方には申し訳ありませんが、やっぱ、安っぽい感じが否めません。剣道具をよろい
と考えた場合、やっぱ、シールではねぇ(^_^ メ)

お名前: お人よし猫   
久しぶりに来て見ました。私は、気に入った貼り紋がないので、携帯電話用の家紋シールを貼ってしまいました。
こんな変なやつもいるので、貼り紋にも剥げにくくてきれいなものや、少し大きめのものが出ればいいですね。
印刷でもよいので、安くなればもっとよいですね。

お名前: Hide.    URL
業者の方で家紋までセットになった価格で出すようにすると皆さん「入れるのが当然」って
感じになるのだと思います。
「少しでも安い価格」を表示したいのが人情なのでしょうが(^^;

お名前: 一応指導者   
私のくだらない質問に対してこれだけの方がたから
意見をもらい大変感謝いたします。
HIDE先生のおっしゃるとおり高いんですよね(汗
実は値段はわかっていたんですが今回は一から作ってもらうため
普通は後から家紋をいれると思うのですが今回は覚悟をきめて
塗る前に家紋をいれてもらいその上から漆るという後でいくらになるんだろう?
ということをやっていただいている最中でございます。

お名前: 大剣人   
一応指導者さん 始めまして。
前にも一度書き込みさせて頂きましたが、私は胴はもちろん
防具袋、竹刀袋にも家紋を入れてますよ。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

そうですね、胴に家紋を入れている人って最近少なくなったかもしれませんね。
金蒔絵ってけっこうな値段がするんですよ。それで入れる人が少なくなったのかもしれま
せん(^^;
でも、やはり、武将の鎧みたいなものですから、そうしたものもしっかりと入れるってい
う風潮になってほしいですね(^^)

お名前: 清正鉄心    URL
一応指導者さん

私は、防具は伝統工芸美術品としての価値があると思っています。
機能性に裏づけされた防具そのものの形の美しさと、
機能とは別の装飾美(雲形、飾り糸、胴塗りなど)。

その思いが高じて、自分で防具を修理、加工し、
胴の塗り、絵入れ、胸の仕組みまでするようになりました。
あくまでも剣道愛好家の趣味ですが。

昔の武士は、家が貧乏になっても、鎧兜は手放さず、
節句には床の間に飾り、大切にしていたようです。
江戸も太平の世になってくると、そうでもないようですが・・。

防具は、もっともっと個性的になっても良いと思います。
もちろん際限なく派手になったり、下品になるようでは困りますが、
自分の身を守ってくれ、自分を表現するものである以上、
何でも良いというのでは寂しいと思います。

よろしければURL、覗いてみてください。
同じ趣味の方たちが良く訪れてくれています。

お名前: yoshi   
中学の娘の追っかけ? で、防具購入係のyoshiです。
娘の場合は、必要に迫られて手頃な胴やもらい物が何点かありますが、
人と違うものがいいようですね。
道場に置きっぱなしのが暁雲塗りのヤマト胴、地元の稽古用が梨地塗り
のファイバー胴(別の中学の先輩からももらい物)、部活の置きっぱな
しが黒の竹胴(リサイクルショップで購入)、試合用が紅梨地のファイ
バー胴(一番高かったもの)で、試合用のだけは塗りの家紋入りになっ
ています。
小学生の頃は、シールの家紋でよかったのですが、「塗り」に気がつい
てしまったようですね。
胸のこだわりまではないので助かりますが、軽い=ファイバー+違う=
変わり塗り+先生みたい=家紋と、頭の構造ができあがっているようで
す。
yoshiとしては、もらい物の胴が意外と価値があると思うのですが。

お名前: 一応指導者   
確かにファッションという文化ともとらえられますね!
それにしてもすごい数ですねぇ!防具屋さんになれそう(汗
ちなみに私が注文した胴は胸はまだ考え中ですが台は
職人さんに頼み込んでもらい海の青、湖の青、夜空の青
を津軽塗り(唐塗り)にしてもらいました。

お名前: 剣弁   
胴はファッション!

ネクタイやジャケットのようにTPOや気分に応じて使いわけます。
面5個、小手6組、胴5台、垂4枚を所有しています。

胴が一番個性を発揮しやすいように思います。
良いものを一点(有名職人作)と樹脂胴台・変わり塗りの物が数台あれば楽しいですよ。

有名職人が作った防具は、どこに行っても必ず1人はいてる防具オタクの人と会話も
はずむのでオススメです。

アカン。また欲しくなってきた〜。また買おう〜っと♪

お名前: 一応指導者   
すいません、続きです(汗
ここまでしなくてもと思う方はいると思うのですが、家紋すらこのごろ
見なくなってきたきがします。剣道の文化としてはとても寂しいことの
気がします。みなさまはどうお考えか教えてください。

お名前: 一応指導者   
こんにちは。今度新しい胴を購入することになり、ここで質問というか
個人的なことになるのですが、皆様は胴を購入するとき(もちろん胴だけではなく)
どのようにお考えになっているのかなと思い記入させていただきます。
考えというのは私は防具=鎧=お家の顔と考えております。
もちろん財政的なものは発生してきますが今回はここぞというとき用のいわば一生つかう防具なのですべて自分で考えて購入しようとしています。考えているというより
もう注文してしまいましたが(汗
このところ鮫胴、溜塗りと技術が進歩しておりよく見かけるようになりましたが
購入にあたり何かが違うと考えました。というのも人間個性があらなくてはいけない
と思うのです。もちろん今ある胴を批判してるわけではございません。防具はお家の
顔と考えている私の身勝手な考えから発生するくだらない質問だと思ってください。

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