記事タイトル:七段審査について 


書き込み欄へ  ヘルプ
ここは「剣道 いちに会」という剣道専門の個人サイトです!

1.匿名であっても、剣道関係者として気品と礼節あるカキコをお願いします。
2.特定の個人や団体に対する誹謗中傷はおやめください。
3.
個人情報の流出は厳禁です。
  (進路などプライバシーに関わる書き込みは違法行為として罰せられます)
4.書かれた本人や関係者が不快にならないように留意してください。
5.意見と感情論は違います。
  (根拠が明記されていないカキコは意見とは言えません)
6.カキコは書き捨てにしないで最後まで礼節をもってください。

7.ルールを逸脱したトピ・書き込みは、管理人Hide.により削除されることがあります。


お名前: Hide.    URL
To 凡人さん

管理人のHide.です。

試合であれば、機会でないところで打った打突でもあたれば一本になるわけですが、審査
ではそういう打突が「かえってマイナス」に評価されるケースも無きにしも非ずです(>_<)

 ●機会には迷わず素直に技が出ること
 ●はずれたとしても、しっかりと打ち切ること

これが審査員が「錬度」を見るポイントですからd(^-^)!

お名前: 凡人   
そうですね、私も今回受験しました。試合なら一本になっている
打突を2回の立会いで何本か決めたとう手応えがあったので、
もしや・・と思いましたが、あえなく不合格。
おそらく当たっただけの一本だったのだろうと反省しています。
七段たるもの、気攻めで相手を動かし、然るべき時に振りぬく、
打ち切る一本を打たないとダメなんでしょうね、それが決まらなくとも・・。
しかし本当に難しいですね。

お名前: Hide.    URL
To 努力さん

うーん、実際にその立合いを拝見しておりませんので何ともコメントのしようがありま
せんが、審査って「当たった当たらない」だけじゃないと思いますよ。

それに、特錬の人たちの打突って、外れてもしっかりした打突になってませんか?
姿勢も崩れないし、流れないし。
打突後のさばきも、民間人とは一線を画するくらい違うと思いますがねぇ(^^;


会長が立ちあがってみていたから「合格」なんてことはないと思いますよ。
たとえ審査員から会長の姿が見えたとしてもね(^_^ メ)

お名前: 努力   
昨日の名古屋での7段審査は最悪なものでしたよ。
愛知の特練の選手が審査を受けていましたが、二人の相手に全く当たらず空振りや
抜かれていたりしたのに合格??おかしい結果でした。
おまけに立会いが始まると剣道連盟の会長が立ち上がって見ていました。
本来、審査は公平であるべき。
誰が立会いをしているのかを知っているようです。
我々、一般の社会人が何とか時間を作って稽古をして地方へお金をかけて審査に
行っているのに著名な選手が内容もよくないのに合格だなんて・・・
おかしな世界です。
少し前に6段審査で国会議員の問題があったのに、同じようなもんですね・・・
こんな世界で自分の子供達に剣道を続けさせるのは考えてしまいます。

お名前: Hide.    URL
To 剣さん

アハハ、私もよくやります(^_^ メ)

いきなり「書き込み欄」に書かれるよりも、ワードパットなどに下書きを作って推敲して
からアップすると、間違いが少なくなるようですよ(^^)

お名前: 剣   
Hideさん
誤字がありました。すいません。
また、情報ありましたらカキコしま〜す。

お名前: Hide.    URL
To 剣さん

管理人のHide.です。
ご経験に裏打ちされた実践的なアドバイスありがとうございました。
私も勉強させていただきました(^0^)

お名前: 剣   
私も平成18年5月1日に七段に合格しました。963名中79名合格率8,2%です。厳しいと思いますが、私も何度も・・・挑戦し失敗の連続でした。ある先生から年賀状を頂いたときにそうかと思うことがあり実行しました。成功したなって感じです。
それは、誰もがそうかも知れませんが稽古においては誰に対しても全力で懸かる気持ちその稽古の中で相手を引き出し応じる。後の先ではありません。『先先の先の後の先』の気持ちで稽古をすることを心掛け繰り返し繰り返し行う。最初は、打たれてばかり、でもでも少しずつでも努力すれば絶対に力は付いてくはずです。頑張って下さい。段位が高くなると勘違いしてしまう人って必ずいますよね。性格でしょうか?

剣道の受審料は、確かに高いですが実際に全剣連に入っていく受審料(七段)は、7,350円です。また、格県の剣道連盟によって受審料は、違います。多分2万円近く取られてませんか?その中の金額の一部を格県剣連からまとめて全剣連へ振り込みするんです。残りの金額の使い道は、私も分かりませんが?多分審査員の派遣代(交通費)格県剣連の運営費等になるんじゃないでしょうか。また、登録料も高いですよね。ウン万円ってとこですか〜〜合格者は、格県剣連へ振り込みし全剣連へはその金額の中からの一部をまとめて振り込みするはずです。登録料の金額は分かりません?ゴメンナサイ。このような金額が、格県剣連に入る訳ですから上納金なんてとんでもない事だと私は思います。

先にも述べたように私も七段に合格しました。なんの為に剣道をするのか?剣道が好きだから、自分のため・現在指導している子供達のために精進するだけです。

これから、六・七段受審する方ガンバレ〜ガンバレ〜ガンバレ〜

参考にならなっかたらすいません。

お名前: Hide.    URL
To 剣士さん

管理人のHide.です。
まさにおっしゃるとおりですねヽ(^.^)ノ
「受かろう、受かろう」と思うから、それが無意識のうちに色となり出てしまうんですね。
力をつけ、ふだんどおりの立会いで臨むのが一番です(^^)

お名前: 剣士   
私が師匠から聞いた話。

段位は取りに行く物ではない、着いてくるものだ。正しい精進を続けていれば必ず着いて来る。

又、榊原正範士の著書の「求める味」のなかに、八段審査について、良いものは良い。
受かる人は受かる。と言った意味の事が書かれています。

何段受験をするにしろ、其の段以上の実力をつけて置けば、良いのでは無いでしょうか。

それと、段はあくまで道しるべ、段を取る事を目的にしてしまうと、剣道が可笑しくなります。

あくまで、自分の修行の道しるべだと、認識すべきだと思います。

たとえ8段を頂いたとしても、まだまだ勉強する事は沢山ありますから。

お名前: 剣士以前   
高段者の皆様のご意見は中々説得力があり、得心致しました。
段位を取ることが目標では、テレビ・ゲームと一緒ですね。
剣道という道を求め、結果自分が今どこにいるのか、という確認のために段位を受けるのであれば
無理をする必要はありませんね。
私の様にリバ剣の低段者にも希望が持てる話です。
有り難う御座いました。 

お名前: しーやん   
重来さん;そうなんです。まさしくおっしゃる通りなのです。

六段以上になると上座に上げられますが、自分の実力や立場を分かっている方は
なかなか上座に上がろうとはしません。
手前味噌ですが、私も座礼の時は上座に上げられても、稽古ではまだ下から掛かっています。

元立ちの品定めですが、これも仕方のないこと。この先生から何かを学びたいと
感じ取って下の者は先生の基に並ぶのです。従って、基に立つ先生は下の物に
何かを感じさせてあげる稽古をしなければならないのです。

自分がまだその段階には不足していると思えば自然と体は下座へ向くのが修行者
としての努めでしょう。

ここからは苦言になるので、聞き苦しい点はご容赦下さい。

そもそも高段を取得したいと思う方の一部は、早く昇段して上から物を言おうと
言う考えの方もいる訳で、実力が本当にある者は何段だろうが自分の修業の道と
いうものを持っているので受かろうが落ちようが自分の課題を常にもって稽古されて
いるけど、そうでない方はやはり肩書きが欲しくて昇段したいだけなのでは
ないでしょうか?
この点では剣道もサラリーマン社会と同じなのです。
七段だろうと八段だろうと同じなのです。やはり死ぬまで修業。常に自分に課題を
もって取り組んでいる方は一回一回の稽古が楽しいはずですよ。
だから七段受かっても「目標がなくなった」なんて事はないのです。

確かに昇段余りの現実は私も感じます。ですが、「あの先生は七段だからすごい」
という目で見るより、「あの先生は剣道が立派で強い。」という目で見れば、
おのずと本質が見えてくるでしょう。
昔は段位などよりも中身を重視していたので、段位で人を判断することはなかった。
それよりも如何に相手と見ている人の心を打つ稽古ができるかが大事なんです。
自分勝手に相手の頭をポカポカ叩いて、終わってビール飲んで気持ちいいでは、
身勝手な稽古といわざるを得ませんね。
そういう人に列ができないのは自然の流れでしょう。まだ下の者に見る目がある
ということです。そういう方たちに如何に希望を与えるか?が今後の課題でしょうね。

お名前: Hide.    URL
To 重来さん

管理人のHide.です。


>段位も 車のように定期点検整備(定期審査・講習)並びに車検(審査会)が絶対必要
>です。

ご意見ありがとうございます。
私も常々、このサイトで「段位更新制」を提唱し続けてきました。段位が既得権であるが
故の弊害というのがたくさん起きています。段位の上に胡坐を書く高段者が、残念ながら
少なくありません。これが「降段」ということになりますと、安穏とはしていられません
ね(^^)

段位が本当に「剣道修行の目標」であり「技術の目安」であるなら、ぜひとも全剣連には
「段位更新制」を断行してほしいですね!!
でも、絶対に不可能でしょう、組織が動脈硬化を起こしてますので(-_-)

お名前: 重来   
人数割合(制限)で七段の合格基準があるのですか?

稽古で ときどき経験することですが、一般で稽古して、仕事家事都合で
同じ時間集合ができないのですが 終わりの礼式の時になると上座が多いことがあります。
こんな状況を見て 六、七段が多いなんて感じているのでしょうか?
先輩・後輩・剣友、皆さん昇段して、私としても凝ったりしますが、
上座が多い状況を体験すると 失礼と思いつつなんか滑稽で、なんか上座の方々を見て
「うーん 皆6,7段なんだな」と品定めしたような錯覚にも陥りました。

もう一つとして、基立ち余り現象です。稽古はシビアなもんで、下者は正直です。
人気ある先生には4.5人待とうが並びますけど、意にそぐわない基立ちは
空いていることがあります。こいう場合 空き基立ちからの指名や、様子を見て
稽古を致しますが、本来 目的とする先生と稽古できるほうのが、自身高揚には
効果大かと思います(まして子供なら尚更のことでしょう)

苦言を呈するなら、
段位も 車のように定期点検整備(定期審査・講習)並びに車検(審査会)が絶対必要です。
段位により連盟に対しての上納金制度を設けること
(審査料・登録料が高すぎ)七段合格した場合審査料登録料はいくらなんでしょうか?。
そしてお金の行方は? 今回1000人以上が受審したと聞きます
(2日で1000人の審査なんてできるのか疑問に感じる思いもします。入試じゃないですよ)
お金も場所代・証書代が重要であとは何にかかるのか?

お名前: Hide.    URL
To 受審者さん

少しでも拙サイトのカキコがお役に立ちますればうれしく存じます。
目標と目的を履き違えなければ、きっと平常心で審査に臨めますよね。
楽しみながら頑張ってくださいねp(^-^)q

お名前: 受審者   
To しーやん様 好月様

ご教授ありがとうございます。お二人のカキコを拝読して眼前が開けました。
これからも精進します。感謝の気持ちで一杯です。

お名前: 好月   
To 受審者 さん

 諦めるなんて、もったいない! 続けているからこそ「道」なんでしょう?

 私も基本的には、しーやんさんのおっしゃる通りです。<普遍的に皆から立派と認め
てもらえる剣道を・・・>ということです。受審者さんも、七段が欲しいのではなく、
七段に相応しい剣道をしたいのではありませんか?

 一月ほど前に、懇親会で2〜3人の範士の先生との会話の中で、厳しい審査について
話題となりました。もちろん実際に審査に当たっておられる方たちですが、「厳しゅう
してるんやないで。結果的に厳しなってんや!」とのことでした。
 先生方がおっしゃるには、「緊張してるなぁ」「面が得意やな」「いつもなら、今
のは打ち切ってるやろな」などと、現在置かれている心理状態や、得意技や稽古量や
普段なら、段位に相応しい稽古ができているだろうということまでもが分かると、皆
さんおっしゃいました。続いて「ところがや・・」、「時間内にやらな、○でけへんがな!」

 審査に当たられる先生は、ほんとに剣道が大好きな方たちです。受審されるすべての
方を、良く見て下さっています。合格率は合格者数の目標値ではなく、結果なのです。

不断のご精進が望まれます。ほんと、お仲間のためにも諦めないでください。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

七段あまり現象の緩和(?)のために審査基準を厳しくする。ナンセンスです。
年間4人ペースで合格する八段も、10年で400人になります。こちらもあまってきますね。
どこかで何とかしませんと、どんどん下の段位にしわ寄せが来ています。
さぁ、どうするんでしょうね、全剣連は??(^_^ メ)

お名前: しーやん   
私は七段まであと4年ありますが、知り合いが何人か受審していますので、参考に
なればと・・・。

今年は愛知で9.0%、東京で8.6%と厳しい結果です。
でも、必ずしも審査の内容が実力に応じた結果ではないと感じている面もあります。

七段を受ける前になぜ七段になりたいのかそれを考えてから受けて欲しいと思います。
なぜそう思うか?

愛知での七段審査に受かった人のコメントです。
「俺よう〜。もう目標なくなっちゃったよ。この先何を目標に剣道やっていけばいいのかなあ〜。」
「八段があるじゃないですか。」
「バカいえ!人生狂っちまうよ。」
「じゃあ、稽古後のビールを楽しみにして剣道やればいいじゃないんですか?」
「そうだよな。それしかないよな。」
という具合です。七段を取るような人が稽古後のビールだけを楽しみに
剣道を続けて欲しくないというのが率直な感想です。
七段でも初段や二段の人からすればスーパースターです。そんな人が
ビールを飲むためだけに剣道を続けるなんてあって欲しくないのです。
そんな人でも合格する反面、もっと志が高くて、実力も十分な方が東京での
審査に落ちてしまいました。こんな程度なのです。

受審者さんが今後も高い志を持って剣道を続ける意思がおありならば、
七段を受審し続けるべきです。
しかし、剣道の修業は段位取得だけが修業ではないのです。
世間はすぐ階級や階層で序列を決めたがりますが、それはただ人間が作っただけの
つまらない序列にしか過ぎません。
段を取るための剣道をするより、普遍的に皆から立派と認めてもらえる剣道を
目指してください。その過程で昇段という付加価値がついてくるものと考えて
修業されれば、別に合格率が悪くとも大した問題ではないでしょう。

お名前: 受審者   
ついに夢の?8%台となりました。そろそろ諦めようかと思います。
受審された方 どう思いますか。

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る