記事タイトル:大人の竹刀の長さ 


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お名前: Hide.    URL
To 猫銀さん

いやぁ、猫銀さんは博識ですねヽ(^.^)ノ

これまで、竹刀の長さの定義がどこから来ているものなのかの根拠がまったく不明でした
が、猫銀さんのご説明によりはっきりいたしました(^0^)
江戸時代の初期の幕府の御触書に根拠があったとは!

いやぁ、ありがとうございました!!m(_ _)m

お名前: 猫銀   
38(サブハチ)について、補足させてください。

下にある話は、江戸中の剣術道場を恐慌に落とし入れた柳川藩士大石進の長竹刀と
一刀流中西道場の白井亨の竹刀を足して二で割った、というヤツですが、もちろん
ただの与太話です。

現在、主流となっている竹刀の長さの起源は、安政三年に出された講武所規則にある
「撓(しない)は柄共総長サ曲尺(かねじゃく)ニて三尺八寸より長きは不相成(あ
いならず)」という記述に拠っています。 幕府の機関が制定したものを剣道も引き
継いでいるのです。  

では、三尺八寸がどこから出てきた数値なのか、といいますと、これまた幕府が出した
御触書に拠っているのです。 江戸時代初期、戦国の世も終わり平和を謳歌して久しい
頃、「傾奇者(かぶきもの)」という今で言うツッパリかヤンキーのように派手な服装
で狼藉を働く若者が闊歩するようになりました。 やたら長い刀を差し、中には鞘の先
に滑車を付けて引きずって歩く者までいたといいます。 わざと邪魔になるような刀を
さして、もしぶつかろうものなら「ヤレ、鞘が当たった、武士の魂に傷がついた」などといいがかりをつけるためにそのようなことをしていたのです。 困惑した幕府は、
度々御触書を出して、校則よろしく髪型、鞘の色、鍔の形状と服装を規制しました。
この中で大小の長さも規定されました。 正保二年(1645)のものでは、「刀は
ニ尺八、九寸、脇差は壱尺八寸を限とすべし」とあります。 これが幕末まで有効に
はたらいており、幕府の公的機関である講武所もこれに準じて竹刀の長さを決めた
のです。 刃渡りニ尺三寸の刀であれば柄は七寸か八寸ですが、ニ尺八、九寸とも
なるとそれに合わせて柄も九寸から一尺にしなければバランスがとれません。
柄と身を合わせて全長が三尺八寸になるというわけです。 (念のためお断りしておき
ますが、持ち主によって拵えが異なる刀剣の長さは刃渡りで、木刀や竹刀など鍔があっ
たりなかったりする稽古用具は全長で表すのが通例です)
 
よく「真剣と竹刀の長さは違うから」という話がありますね? これは真剣を定寸の
二尺三寸とみての意見とおもいますが、これは江戸城に登城する際の規定であって、
日常差して歩く刀の長さまでそう決められていたわけではありません。 

しかし、幕府の御触書にしても、「一尺未満を短刀、一尺以上ニ尺未満を脇差(小刀)
ニ尺以上三尺未満を刀(大刀)、三尺以上を大太刀」という実技とは関係のない適当な
区分に拠っているわけです。 以上のことから、38、39という竹刀の長さ規定は
実技とは無関係であることを留意して、自分の技量に合わせた竹刀の長さを模索して
みることが肝要ではないでしょうか。

 

お名前: Upnew   
Hide.さんのおっしゃる通り、竹刀を刀の代わりと考えると竹刀の長さは長いですよね。
以前、小柄な先生が、剣道形の模範演技を刀でされた時に、抜けずに苦労されているのを
お見受けしたことがありますが、(刀の扱いは、居合をされている方とされていない方で
随分、差が出てしまいますね。)刀の長さは、身長、特にリーチ(腕の長さ)に密接に
関係していますよね。(私は、居合をしませんので、もし間違っていたらご指摘下さい。)
それに比べると、竹刀の長さというのは、ガロアウスさんがカキコされていたように、
結構、いい加減に決められた長さなのかもしれませんね。
最初に小柄な私が、「39」をという話をしましたが、一般の女性も重さは、440g以上で
男性と比べると軽い規定ですが、長さは「39」以内ですよね。150cm以下くらいの小柄な
女性も、やはり「39」を使われているケースが多いのでしょうか?
どちらにしても、「39」と「36」で長さの差は、約9cmしかありません。身長、リーチの
差を考えれば、大した差ではないように、思えてきました。

お名前: ガロアウス   
 けっこういい加減に決められたと聞いてます。昔、いろいろな流派があった時代、
一番長い竹刀を使っていた所と、一番短い竹刀を使っていた所とを足して二で割る
と、三八になったように聞いています(剣道のなにかの本で読みました。どの本か
は忘れましたが)。
 ところで、私も短い竹刀というのを作ってみました。馬場先生お勧めの、三八五
です。まだ実際に使ったわけではありませんから、使い心地はわかりませんけど、
しばらく、これでいってみるつもりです。
 身長のないものは、面は捨てて、鋭い小手と胴で勝負するのも一つの考え方だと
思います。

お名前: hide   
To Upnewさん

>「39」に本当に適切な身長というのは、いったい何cmなのか、疑問に思ってしまいます。

私も同じような疑問を持ったことがあります。っていうか、そもそも竹刀の長さっていうのはど
うやって決められたんでしょうねぇ・・・?(^^;
私が子どものころから「小学生は3.6」でしたし・・・。刀のいう観点であればもっと短く
ていいはずですから、いったいどういうところから導き出された数字なんでしょうねぇ???

お名前: Upnew   
ガロアウスさん、Hide.さん、つぶやきさん、情報、ご意見ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
数年前、ゴルフのドライバーで、飛距離が飛躍的に伸びるという触れ込みで「長尺」という、
48〜49インチというそれまでの常識的な長さから、10〜15cmも長いクラブが流行
ました。ヘッドが大きくなり違和感は少ないと言われましたが、背が低いゴルファーには
とても振り回せる代物ではありませんでした。ミート率を重視するプロも極端な長尺は
使わなかったため、今はまた次第に常識的(振れる)長さに戻った感があります。
竹刀の長さは、どうでしょう。185cmの高校生が「38」を使い、155cmのご年配の
大人が「39」を使う。体力差が大きくあって、身長差も30cmあっても大人が、長い竹刀
を使っている現状が不自然に感じたのです。剣道は1cmの竹刀の長さの差で勝負を決する
ことがあると思うので、Hide.さんのように「39」が長いと感じなければ、ルール上、
Maxの長さの「39」を使うというのが正しいと思うのですが、「39」に本当に適切な身長
というのは、いったい何cmなのか、疑問に思ってしまいます。
ただ竹刀の長さには、身長だけではなく、体力、腕力、剣風など他の要因も大きく影響して
くるとは理解しますが、身長と竹刀の長さの相関関係は気になるところです。

お名前: つぶやき   
中学校で剣道部を顧問している者です。
最近ようやく間合いというものがつかめるようになったのか
3.9の竹刀で3.7の中学生と稽古をやっていると
なんだか犯罪のような感じがしてきて
思い切って3.7のできるだけ重めのものを用意して生徒と稽古を始めました。
最初は3.9と同じくらいの技の成功率で「あまり変わらないや」
と思っていましたが,(もちろんやっている感覚は3.9とは違う)
自分の試合が近くなったとき,竹刀の重さのことがあるので
3.9の竹刀に変えたところ,「生徒にほとんど打たれない」
「技の成功率が3割以上は上がった」などの変化がありました。
なぜそうなったのか現在研究中です。
剣道に何らかの変化をもたらした竹刀の長さについて
私はとても興味を持っています。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

私は身長が決して高いほうではありませんが、依然3.9を使いつづけていますね。子供とお稽
古するときも3.9です。
お稽古しているときに「長い」って感じたことはありませんね。子供相手には「短く使う」って
いうことを勉強できますし(^_-)~☆

お名前: ガロアウス   
剣道伝統の技術 馬場欽司著 スキージャーナル という本があります。
馬場先生は小柄な方ですが、竹刀は短くして使っていらっしゃると本にあります。
私もぜひ真似たいと思っていますが、計量でいんちきにならないようにチェックす
るのがいささかめんどうくさいし(もっとも、私が出場するレベルの大会は計量検
査はありませんけど)まだ、実行してません。
 最近私が読んだ本では、昔の小川忠太郎先生も三九でなく、短い竹刀だったそう
です。
 馬場先生は、本の中で、先生の義理の弟にあたる桜木氏に短い竹刀を譲って、そ
れを使って桜木氏が優勝した秘話が語られています。一度、お読みになってはいか
がですか。

お名前: Upnew   
初めて書き込みさせてもらいます、Upnewといいます。
ここ10年程、1年間に1、2度のお稽古でしたが、40歳を前に五段を取ろう
お稽古を復活し、先日何とか五段をいただくことができましたサラリーマン剣士です。
今さらですが、竹刀の長さについてご意見を伺いたいと思います。
私(男)は、身長が163cm、小柄ですがガッチリした体型です。(ちょっと太め)
背が低いこともあり、少しでも遠間から届くよう、竹刀の長さは大学入学以来、今まで
「39」以外は使ったことがありません。また、変えることも考えてもみませんでしたが、
先日、数年前に亡くなられた「北の小天狗」といわれた小柄な範士九段の先生が、生前、
「37」を使っていたというお話を伺い、自分の身長に「39」の長さは合っているのか、
疑問になりました。
今は、学生の頃のように、定期的に試合にでることもありませんが、もちろん重さは規定の
510g以上を使うつもりです。背の低い方で、竹刀の長さにご意見をお持ちの方は
いらっしゃいませんでしょうか?Hide.さんも別の書き込みで、165cmだと知りました。
短い竹刀をお試しになったことはありませんか?
また竹刀を短くした場合、長さを使い分けること(例えばお稽古は「38」、試合は「39」)は
良くないでしょうか? 自分としては、竹刀を短くすると、近間での小手や応じ技、返し技が
冴えるような気がして、「38」、思いきって「37」を試してみようかと思っていますが、
これから長く剣道を続けていく上で、竹刀の長さを変えることは影響があるものでしょうか?

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