記事タイトル:足の運用 


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剣道 いちに会はネチケット強化月間です!

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お名前: Hide.    URL
To 義さん
少しでも拙サイトの情報がお役に立ちましたのならうれしく存じます(^^)

ちなみに、私は剣道を始めて40年になろうとしておりますが、いまだに「振りかぶったと
きは足を出さない」という技術を実践しております。なんら不自由はありませんし、一拍
子で打てていないという実感もありません。
ゆえに私にとってこの技術は、微分でも積分でもありませんね(^_-)〜☆

お名前: 義   
TOきょっちゃん。 

>だっつーの!
言っちゃいましたね!

>やっと足し算が出来る子供に、いきなり微分積分なんか教えるか?
ハハハ素晴らしい例えですね。その通りだと思います。
小学高学年〜中学生ぐらいにならないと難しいと思いますよ。
私が外部指導に行っている中学でも2種類を教えています。
素振りも全員が揃ってくるのでなかなかかっこ良いです。
但し、中学デビューの子にはあくまで三挙動がメインです。

>これを機会に足だけでなく色んな事をしようと言うことになりました。
そうですね色んなことを少しずつ教えていく為にも基本動作で悩みたくない
ですよね。次を教えたいけど先に進めず後戻り状態でしたので
私も自信をもって先生方と話し合い指導していこうと思います。

今回、遅くなっての書き込みでしたが”?”が無くなりすっきりしました(^_^)v  

お名前: きょっちゃん   
義さんも悩んでおられたのですね!

先日も始めて半年の子供が私に向かって面を打ってきましたが、右足が先に着地してしまい、
そのあと竹刀を振り下ろしたので、竹刀のスピードに体(足)が付いていけず転んでしまいました。
要するに 前につんのめる形 です。

『栄花選手のビデオでもそうやっている。全剣連で推奨している。筑波大学等強豪校も実践している。』

だから〜 基本をきっちり出来ている人が、より高める為にやるやり方だっつーの!
栄花君は第四の時にそんなやり方してなかったぞ!(え、ちょっと一緒にやった事がありましたんで)
やっと足し算が出来る子供に、いきなり微分積分なんか教えるか?
と、先日もさんざん言い合って・・・一部父兄が何事か?と心配してくれて(^^;

仲間もやっと半分折れたみたいで、今度から2種類共やることになりました(それが今日です)。
どちらも ダメ や 絶対 と言うことは無いので、良いとこ取りしよう!と。
その代わり、この足のやり方はこういう利点があり、このやり方はこういう・・ときちんと説明して
納得させること!
経験者の父兄が『それが良い』と後押ししてくれたので、お手伝い頂きながら教えていきます。

これを機会に足だけでなく色んな事をしようと言うことになりました。
試合になればどんな場面に出くわすか分かりません。
転んだ後に受けるやりなんかも教えよう〜と話しています。

仲間(独身男性)とは本当に仲が良いので、言い合いも出来ます。
子供の為にも、自分達の為にも、意見をするのは大切なことですよね(^^)

お名前: 義   
Hideさん。
早速のお返事ありがとうございます。

そうですか意見が分かれているのですか。
ついでに私の考えですが、あくまで初心者に関しては
この方法は如何なものかと痛感しています。
個人差はありますが間違いなく技量の進歩が遅くなります。
但し、私もそうですが踏み込み足の基本が出来、気・剣・体
の一致が出来るようになった後であればこの方法も有りなの
かなと今は思っています。
素振りや、切り返しも皆が揃うと結構きれいでかっこよく見えます。
又、私自身もあくまでも応用ですが、この方法のおかげで新しい面打
が出来るようになりました。
それは一足一刀の間から足(腰)から始動し剣先は中心(突き)
のままぎりぎりまで進み右足着地と同時ぐらいに竹刀を
上げる、打突するを一拍子で行う面です。
(お相手の竹刀を超えるぐらい大きな面を打ちます。)
お相手はどこを打って来るのか戸惑いますのであっと思って
受けてもその竹刀を超えていますので面がよく決まると
言った技です。
上げながら足を出すとは若干違いますが、足始動型、一拍子での打突
といった意味です。

意見が分かれているお話を伺えて安心しました
あくまで応用であると捉えて行きたいと思います。
ありがとうございました。

お名前: Hide.    URL
To 義さん

管理人のHide.です。

あくまでも聞いた話なのですが、この件に関しては、全剣連の中でも意見が二分している
そうです。で、「どちらとも言い切らない」のが全剣連の方針のようで(^^;

ただ、昨今目にする多くのものが「足を出しながら振りかぶる」としておりますのは間違
いありません。
私は、拙著でも拙DVDでも、一貫して「振りかぶるときは足を出さない」を基本と考え発
表しておりますがね(^_-)〜☆

お名前: 義   
すみません見落としていました。
遅くなりましたが少し参加させて下さい。

きょっちゃんさんへ。
私も全く同じことを経験してきましたので一言。
7年前に埼玉県で剣道を再開した当時に道場の師範先生が同じ指導をしていて
個人的に戸惑っていました。
それから3年後福岡へ転勤になり現剣錬会でも同様の指導をしていました。
実際は、素振りと切り返しぐらいしか使いませんが、きょっちゃんさんの
言われるように弊害が出て来ています。
それでも感の良い子は先輩を真似して普通に出来るようになる子もいるのですが
足が先に着いてしまうので気・剣・体の一致が出来ない子供が現れてくるのです。
大人になって始めた方などは典型的に足が先に着いてしまいます。
そのまま防具を付けて上がってくる子に私は子供達には素振りと切り返しの時
だけだと説明し、竹刀を先ず上げて踏み込むのだと再度教えています。

Hideさん。これは一体何なのでしょうか?
(初心者の基本は私も三挙動からと習って来ています)
上記両道場共、全剣連の推奨や講習会でこのように言っていることに始まっている
ように見受けられます。
以前放送のあったもので確認したところ、筑波大学の学生の素振りの様子でも
そのようになっていました。
応用で片付けて良いものなのか?本来の剣の基本であるのか?
単に早く左足を引き付けさせる為にそう言っていることがどこかで屈曲して
しまったのか。もしそうであれば指導方法も勘違い?
全剣連や講習会での先生方のこのことに関しての説明が本当に聞けないものか
実際個人的にすごく悩んでいます。

お名前: Hide.    URL
To 再会剣士さん

少しでも拙サイトの情報がお役に立ちますれば幸いです。
疑問が出てまいりましたら、何なりとどうぞ(^_-)〜☆

お名前: 再会剣士   
TO  Hideさん

ご指導有り難うございます。
思わず、ここに書き込んでしまったのですが、「左肘」でサイト内検索
をすれば、いっぱい参考になる書き込みがありました。
そちらを参考にさせていただきます。
また、疑問点があれば質問させていただきますので、よろしくお願いします。

お名前: Hide.    URL
To 再会剣士さん

やはり伸びきった打突になってしまいますので、剣先に力が入りにくいと思いますよ。手首
も使いにくいでしょうし(^^;
それに、左肘が曲がっても、左脇が抜けていなければ曲がった打突にはなりませんよd(^-^)!

お名前: 再会剣士   
Hideさん
きょっちゃんさん

ルール違反の質問に回答いただき有り難うございました。

私は「左肘を伸ばすのが正しい打ち方」と思いこんでいました。
きょっちゃんさんのご指摘にあるとおり、先生からは「手の内を絞って打て。」と
指導を頂きます。
しかし、どうしても面の上に竹刀を置くような打ち方になってしまいます。
右拳を左拳に近づけて打ってみたり、いろいろと工夫しましたが、思うようにいかず
悩んでいました。
ところが、「左肘を伸ばす」が迷信であれば納得できます。
少々曲がっていようが、そちらの方が自然で正しい打ち方なのですね。
早速、次の稽古で試してみようと思います。

お名前: Hide.    URL
To 再会剣士さん

管理人のHide.です。
本来のトピの内容とは異なりますので、「Q&A」にでも書いていただくのがベストではあ
りましたが、とりあえずお答えしておきましょう。


「左肘を伸ばす」は迷信ですね。
「伸ばすように」というのが元々の指導内容だったはずです(^^)
右手と左手は同じ長さですよね。で、右手前左手後ろで握っているわけです。とするなら
ば、両肘が伸びたら竹刀は立ってしまいませんか?
そうならないために、左肩をあげたり引いたりして「自然体」とは違う体の使い方をして
おられませんでしょうか?(^^;

お名前: 再会剣士   
きょっちゃん さん
すみませんでした。そうします。

お名前: きょっちゃん   
きっとHideさんに 別にトピを立てて下さい と言われますよ(^^;

ちなみに私は小学生の頃 打突時は手の内を絞れ と言われました。
左肘だけ伸ばしたら左手首が反り返って竹刀が曲がると思うのですが。

お名前: 再会剣士   
初めて書き込みをさせて頂きます。
私は、27年ぶりに剣道を再開した者です。
イメージ通りに体が動かず、何か良い方法はないかとネットを彷徨う内に、ここにたどり着きました。
テーマとは違うのですが、話の流れから、ここでお尋ねするのが良いかと思い、書き込みをさせて頂きます。

>剣道界にはたくさんの迷信がありますね。
>そのひとつが打突時に「左ひじを伸ばす」

についてですが、私は昔、「肘を伸ばせ」と教わりそれを信じて今も稽古を行っているのですが、ダメだったのですか。
「左肘を伸ばした方が遠間から打てる。」「左手中心の竹刀さばきができる。」と
教わったのですが・・・・
良ければご教示いただきたくお願いします。

お名前: Hide.    URL
To 一指導者さん
また、いろいろと意見交換いたしましょうヽ(^.^)ノ


To きょっちゃんさん
>言葉(思い)を文章にするのって難しいですね!
おっしゃるとおり、ホント難しいことだと思います。
私も毎日ここで苦しんでますよ(^_^ メ)


>【応用】も沢山あるのですから【応用のひとつ】ですね。

御意!
ただし、基本は本来ひとつのはずなんですがね(^^;

お名前: きょっちゃん   
Hideさん

言葉(思い)を文章にするのって難しいですね!
【応用】も沢山あるのですから【応用のひとつ】ですね。

迷信【左肘をのばす】 初耳でした。
子供達に言ったら、振り下ろしが肘からになりそうですね(^^;)

【剣道】奥が深いですよ。
勉強させていただきます☆

お名前: 一指導者   
Hideさん

有難うございます。頑張ります!
また色々相談に乗って下さい。

お名前: Hide.    URL
To 一指導者さん

別に尋問しているつもりはありませんよ(笑)
「ご意見を」というお話でしたので、いくつか疑問点を上げてみただけです。

子どもたちにとって学びやすい方法を考えてあげるのも指導者の大切な視点。
自分が出来るから子どももできるだろう出は困りますね。
どういう理屈でその運動がなりたているのかっていうところからお考えになってみると、
方法論も見えてくるものだと考えます。

ご指導、頑張ってください(^_-)〜☆

お名前: 一指導者   
Hideさんへ

>●後ろにさがるときのバランスが不安定になりはしないか?

不安定になる子供には、後ろへ下がる時の足さばきに問題があるか、もしくは打突時に上体に
力が入っているからそうなるという風に指導し、是正させます。

>●早素振りとの整合性をどう説明するのか?

ここなんですよ。整合性はありませんね。しかし前回の書き込みで記したように、通常の早い
面(一足一刀の間合いからの面)との整合性はあります。早素振りには別の前後の跳躍力強化や
持久力強化など、別の側面での効果が期待できるのでさせてはおりますが。

>●切返しの体さばきがぎこちなくならないか?

よく意味がわかりませんが、なるということは先ほど記述した通り、上体や足さばきが不安定に
なるためであって、基本動作が上手く出来ていないからだと考えています。ですから切り返しに
ついても同様の方法で指導はしていますが・・・

尋問されているみたいでつらいなぁ・・・
Hideさんは基本的にこの素振りについては理にかなっていないと思われているみたいで。
私の意見はどちらの素振り法も正しいと申しております。ただ、色々な整合性やらの話をして行
くと、早素振りにもその場で振りかぶってからする素振りにも実際の打突とは整合性のとれない
ところが出てくると思うんですよ。
でもこの議論で、また新たな発見もあったように思えます。勉強になりました。

>剣道界にはたくさんの迷信がありますね。
>そのひとつが打突時に「左ひじを伸ばす」ですが(-_-)

初めて聞きました。ありえません。

お名前: Hide.    URL
To 一指導者さん
信念を持って親理になっておられることであれば、私はこれ以上何も申しません。
剣道という同じ山の登り方は、いく通りもあるのが当たり前ですので(^_-)〜☆

ちなみに、ご質問なんですが、
 ●後ろにさがるときのバランスが不安定になりはしないか?
 ●早素振りとの整合性をどう説明するのか?
 ●切返しの体さばきがぎこちなくならないか?
なんていうことに対する回答はお持ちですか?(^^)


To きょっちゃんさん
>これがきちんと出来る様になったら応用として『振りかぶりとともに右足を出す』を教
>えたいと思います。
これも「応用のひとつ」なのであって、」これが応用」なのではないと思いますよ(^^)

>足の運用方法以外にも私の知らない【剣道】が沢山あると思うので、色々と勉強したい
>と思います。
剣道界にはたくさんの迷信がありますね。
そのひとつが打突時に「左ひじを伸ばす」ですが(-_-)

お名前: きょっちゃん   
一指導者さん。 お返事ありがとうございます。

そうですよね!絶対なんて事は無いんです!
剣道のみならず、世の中色んな考え方があって、色んな方法があって…
色々試して良い所を得ればいいんですよね!
ですが 大人はそう思っても、子供にはまず いろは・123・ABC等の基本は必要です。
その基本が出来て初めて次のステップへと成長するのだと思います。

そういう意味で、私はやはり基本は『振りかぶりの時は足を出さない』としたいと思います。
これがきちんと出来る様になったら応用として『振りかぶりとともに右足を出す』を教えたいと思います。

足の運用方法以外にも私の知らない【剣道】が沢山あると思うので、色々と勉強したいと思います。
また 教えて下さい!

お名前: 一指導者   
toきょっちゃん

早速の返答有難うございます。

>自分で理解出来ていないのに「基本だぞ!」と教えているようで、そこが一番気に入らないのです(^^;)

問題はこの点だと思います。以前、高段者の先生より「剣道に絶対はない」というお話をいただ
きました。これが絶対正しいとか、これは絶対間違っているという考え方はよくないという話で
した。しかし、指導する側としては、なぜこの指導法を選択したのかというのは、ある程度説明
出来なければならず、本に載っていたからとか、先生がそう言っていたからなんてのは、指導者
としては失格ですよね。

>仲間とは気さくに話を出来る仲です。今後も色んな事に関して話したいと思っていますし、
>この件についても話し合いは継続中です。

それがいいでしょう。お互いに意見をぶつけていくと、更に良い稽古法にめぐり合えるかも?

>質問なのですが・・・
>『振りかぶりとともに右足を出す』で打ち込みもされるのですか?

大きく振りかぶっての打ち込みの時には、振りかぶりと同時に足を出すような指導はしていません。
これをすると、恐らく打突よりも踏み込みが先になり、手と足が合いません。
振りかぶっての打ち込みについては、構えからそのまま振りかぶり、足が出るのと同時に振り下
ろしをするのが自然でしょう。

>素振りも打ち込みも同じ形だと思うのですが。

素振りと打ち込みが同じ形であるのは理想ですが、振りかぶっての面打ちについては、素振り
と打ち込みについては同じ形にはなりません。(私の教えている素振りであれば)
ただし、あくまで一足一刀の間合いから一拍子で打つ面(小さい面打ちといいますか試合で打つ
普通の面打ちといいますか)については、私が指導している素振りと手足の挙動が合致します。

>それと以前他のトピにもありましたが、この方法での一挙動がどうしても出来ません。
>どのようにやられているか教えて頂けませんか?


もちろん一挙動も無理です。できません。

こうして考えてみると、この素振り法については応用として考えるのが妥当かもしれません。
しかし、私としてはこの素振りの方法についての効果や利点、目的について説明能力がありま
すし、基本形として考えていますから、この方法でやって行こうと思います。
まあ、初心者には最初からこの素振りは教えませんけどね。やはり最初は三挙動とかで指導し
てますから。そのままの体勢で振りかぶり、振り下ろしと同時に足を出す。それが出来れば、
その次のステップとしてこのような素振りをさせる。このスタンスでやっていきます。

お名前: きょっちゃん   
一指導者さん。 
実際にやっていらっしゃる方のお話を伺いたかったのですよ〜ありがとうございます。

社会体育指導員の講習を受けられた時に、目からウロコだったのですね?!
私の仲間は書籍等で見聞きしただけのようで、私が思うに、本当の利点がいまいち分かっていない様子。
自分で理解出来ていないのに「基本だぞ!」と教えているようで、そこが一番気に入らないのです(^^;)
私もHideさんと同じで、【基本】ではなく【応用】と考えています。
一番の理由は、自分が恩師より教わり身についた事を【基本】と位置づけたいからです。
仲間とは気さくに話を出来る仲です。今後も色んな事に関して話したいと思っていますし、
この件についても話し合いは継続中です。

子供達の様子は、出来る子が1割。他はロボットのようにギクシャクしています。

質問なのですが・・・
『振りかぶりとともに右足を出す』で打ち込みもされるのですか?
素振りも打ち込みも同じ形だと思うのですが。
それと以前他のトピにもありましたが、この方法での一挙動がどうしても出来ません。
どのようにやられているか教えて頂けませんか?

お名前: 一指導者   
仕事の合間に見てみると、もう返信してくださってますね。
有難うございます。Hideさん。

>一拍子とは「よどみない動き」のことであって、「振りかぶった時足を出さない」という方法
>でも一拍子は可能だと考えますがいかがでしょうか?(^_-)~☆

可能だと思います。振りかぶった時に動きが止まらなければ可能ですよね。なるほど。

>振りかぶりながら足を出した場合、私は振り下ろす剣先に力を込めにくいんです。
>私の場合、一刀流を少しかじっているのですが、切落しのとき、そのような振り方では、お
>相手に太刀をはじかれてしましてね(^^;

へぇ〜。そうなんですか。なるほど。確かにそんな気がします。

>子どもにとっても、「振り下ろす時に足を出すんだよ」と教えてあげたほうが簡単ですし覚
>えやすいと思います(^^)

確かに。きっちり出来てる子供の方が少ないですね。低学年にはことさら強調してこれを教える
ことはしてませんが、高学年の生徒にこれを指導すると、すぐに理解して出来る子供が約3割程
度しかいません。やはり高度すぎるのでしょうか?
ただ幼稚園の子供なんですが、高学年のマネをしてこの素振りをしている子供がいるのですが、
なかなか幼稚園児とは思えないしっかりした素早い打突をするようになってきました。
ただし、この素振りが出来るに越したことはありませんが、一つの目標として指導していくのが
正解なのかもしれません。確かに小学生には難しいかも。

私がこの素振りの方法で指導しようと考え出したのは、社会体育指導員の講習を受けてからであ
り、そのときの講習内容がすばらしく、この素振り法に対する理由付けもしっかりなされていた
からで、自分も納得して導入に踏み切りました。他の指導者も、私の説明に納得していただいた
ので、一年ほど前からこの指導法を取り入れています。
ただ、こうやって色々Hideさんに突っ込まれていくと、どういう理由でこの素振りを採用した
のか何点か忘れてしまっている自分に気づき、恥ずかしい思いです。何事も指導するときは、
その指導法に対する信念を持って指導していかないと、同じような突っ込みを生徒や父兄から
された場合、きっちり説明出来ないと立場がありませんからね・・・

色々とご教授ありがとうございました。
また、この書き込みに対するご意見をお待ちしております。

お名前: Hide.    URL
To 一指導者さん

>一拍子は、構えから打突完了までを考えています。

一拍子とは「よどみない動き」のことであって、「振りかぶった時足を出さない」という方法
でも一拍子は可能だと考えますがいかがでしょうか?(^_-)~☆


振りかぶりながら足を出した場合、私は振り下ろす剣先に力を込めにくいんです。
私の場合、一刀流を少しかじっているのですが、切落しのとき、そのような振り方では、お
相手に太刀をはじかれてしましてね(^^;

子どもにとっても、「振り下ろす時に足を出すんだよ」と教えてあげたほうが簡単ですし覚
えやすいと思います(^^)

私は「足を出しながら振りかぶる」は基本ではなく「応用の振り方の一種」と考え位置付け
ております。

お名前: 一指導者   
Hideさん。早速のご返答有難うございます。

>そういう振りかぶり方をしたとき、振りかぶる動作に力が必要になりませんか?
>体は前に進む、腕は後方に引き上げる。
>運動のベクトルの違和感はありませんでしょうか?(^^)

肩(肩甲骨)使った振りかぶりを心掛けると、さほど違和感は感じないです。
ただこれが(肩を使っての振りかぶり)出来ない子供は大変です。
振りかぶりの時に力が入っちゃって・・・

>一拍子、これが曲者ですよね(笑)
>いったいどこからどこまでを「一拍子」とお考えでしょうか?

一拍子は、構えから打突完了までを考えています。

確かに考えてみると、打突と同時に左足をひきつけるのは、通常の踏み込み
打突との違和感はあります。
私としては、この前の書き込みの理由で素振りについてはこういう指導をし
ており、どちらが正しくてどちらが悪いかというのは、それぞれの指導に理
由・効果を確認し、それを生徒に説明できればいいと考えています。

問題は、指導者同士で指導方法が異なることなわけで、生徒が戸惑うのも無理は
ありません。徹底的に指導者同士が話し合って解決するべきでしょう。

Hideさん、私の素振り指導法について御指摘頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。

お名前: Hide.    URL
To 一指導者さん

管理人のHide.です。
ご意見ありがとうございました。

一拍子、これが曲者ですよね(笑)
いったいどこからどこまでを「一拍子」とお考えでしょうか?

そういう振りかぶり方をしたとき、振りかぶる動作に力が必要になりませんか?
体は前に進む、腕は後方に引き上げる。
運動のベクトルの違和感はありませんでしょうか?(^^)

お名前: 一指導者   
私は、小学生に素振りを指導するとき、右足を出す時に振りかぶり、
左足をひきつける時に振り下ろす様指導しています。
理由としては、構えから打突完了までを「一拍子」で完結するように
指導するためです。もちろんこの考え方は、剣道連盟の講習会での
受け売りに過ぎませんが・・・
自論としては、打突の始まりが構えであり、当然振りかぶりも素早く
行うことにより全体の打突スピードを増すことが出来ると考えます。
また、相手の打突する気配というのは、上半身の動きから察知するこ
とが多いと思うので(これも自論)、振りかぶりの動作をする前に右
足を出すことを心掛けるよう指導しています。要するに上体が動く前
に先に足を出せということです。

意見下さい。私の生徒には、これが基本であるという風に指導しており、
他の指導者とも確認済みです。

お名前: きょっちゃん   
Hideさん
 そうですね。他も少し見てるのですが、明確な答にまだぶつからないので、
 色々探してみます。
 

お名前: Hide.    URL
>管理人さんが反対意見だと、書き込みは遠慮されるのでしょうか(^^;)

アハハ、どうでしょうねぇ(笑)
ひょっとしたらそうかもしれませんよ。
よそのサイトでもお尋ねになってみてはいかがですか(^_-)〜☆

お名前: きょっちゃん   
Hideさん お返事ありがとうございます。

私が反対したせいか、仲間は消極的に教えているように見えます。
ですが、やり始めた事をやっぱり元に戻すというのはなるべく避けたいので、
私は【基本】ではなく【応用】として子供達に教えたいと考えています。
先にも書きましたが、足の運用は幾通りもあり、それぞれ利点があると思うからです。

と気持ちは少し整理ついたのですが、さてどのように教えたら良いのか?
私自身、このような足の運用は習っておりませんし、いまいち利点も分かりません。
まず自分が理解し実際に出来なければ、子供達へ教えることは出来ませんよね。
ですので是非とも実際に御指導されている方のお話を伺いたいのです。

私は広い意味で・いろんな方面から剣道を理解したいと思っているのですが、
管理人さんが反対意見だと、書き込みは遠慮されるのでしょうか(^^;)

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

最近多いんですよね。基本と応用をごっちゃにしてしまうこの手の考え方。
まぁ、それを「基本」とおっしゃる方々には、また言い分もあるのでしょうが(^^;


>振り下ろしとともに左足が前に引き付けられるので、摺り足の左足の引き付けが早くなる。

もしこれが第一理由だとするならば、かなり根拠は希薄ですね。
私の提唱する「振りかぶるときは足を動かさない」というやり方ですと、振り下ろすとき
に「右左」と足を送りますので、足さばきとしてはこちらの方がより俊敏性を要求される
んですがね(^_^ メ)


>名だたる学校や全剣連でも推奨している。

これは困りましたね。
ご自身の実践や研究の中から「こう指導すべき」というのならわかりますが、こうした理由
で指導方針とするのはいかがなものでしょうか。

お名前: きょっちゃん   
研究室も読みましたし、たくさんのトピも読みました。ですがどうしても納得出来ず、悩んでいます。

最近仲間が素振りの時に・振りかぶりながら右足を出す・を教え始めました。
私は反対しました。私の考えはHideさん論と同じです。
ですが仲間は
  振り下ろしとともに左足が前に引き付けられるので、摺り足の左足の引き付けが早くなる。
と言うのです。
  名だたる学校や全剣連でも推奨している。
と言うのです。

足の運用は幾通りもあると思います。それぞれに利点があると思います。
数ある練習方法の内の一つとするなら良いのですが、
  これが基本だから
と言うのはおかしいと思うのです。ではいままで、子供達には嘘を教えていたのでしょうか?

これが癖になった時に心配…疑問なのは 気・剣・体の一致が求められる有効打突で、
例えば 気合充分・竹刀は面に当たっており・既に左足が引き付けられている と言うのは有りなんでしょうか?
打突の最初の一瞬は剣と右足が同時で、左足の引き付けは残心の部分になると思うのです。
説明が下手で申し訳有りません。

郷に入り手は郷に従え・・・と言いますが、もともと『郷』ではないし。
同じ道場で基本が2つもあると子供達は戸惑い困るはずです。
仲間には何度も話をしましたが、なかなか埒があきません。
私が折れるしかないような状態です。

『振りかぶりとともに右足を出す』を実践されている方がいらっしゃったら、お話を伺いたいのですが。

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