記事タイトル:審判・延長に入っての一本 


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お名前: Hide.    URL
To 辛口評論家さん
>その全てキチンといえる先生方がどれほどいるかは疑問です何しろ大会会場に試合・
>審判規則、試合審判細則を持参されている方が何人見えますでしょう?
おっしゃるとおりですね。
さらに、「申し合わせ事項」そのものが我々一般の剣道愛好家に知れ渡っておりません(^^;
高校生や中学生も熟知して試合をしてる・・・なんて事はありませんな、たぶん(-_-)

>有効打突の見極めに懸命になられている審判方に新しいガイドライン・アウトラインを
>作るのはヌずかしいことだと思います。
辛口評論家さんのご意見はわかりました(^^)
まぁ、ためしに創ってみるのも悪い事ではありませんでしょ。
出来上がったものにも辛口のアドバイスをいただけますればうれしく存じます(^_-)~☆


To ユウタクさん
管理人のHide.です。ご意見ありがとうございます(^^)

>大人になれば試合の一勝二勝それほどこだわりませんが、学生時代の試合はその後の剣
>道に大きく関わってくると思います
>毅然とした判定に対しては子供達は従うと思います
おっしゃるとおりですね。
20年以上経ってなお、その負けが心に残る・・・審判をする者にとっては肝に銘じなけれ
ばならないことだと思います。
審判に自信がなければ毅然とした試合運営はできないと思われますだけに、審判をする人
には、日ごろからの自己研鑽に勤めていただきたいものですね(^^)

お名前: ユウタク   
よこレス失礼したいます
ちっつと話がそれるかもしれませんが
私が中学時代の試合で負けた時の話ですが
一本目も二本目も審判の協議という試合がありました
今思うと恥ずかしい事なのですが、試合が終わった後面もはずさずに(正確にいうと悔しくて泣いていたのではずせつせに)竹刀を床にたたき付けたことがあります
人間ですから間違いはあるかもしれませんが、やはり審判は毅然とやってほしいと思います
大人になれば試合の一勝二勝それほどこだわりませんが、学生時代の試合はその後の剣道に大きく関わってくると思います
毅然とした判定に対しては子供達は従うと思います
私は学生時代に経験したどの試合よりもこの試合が20年以上たった今でもなっとくがいかなくて、一番印象に残っています(今でも二本とも入ったとは思えない)
基準が変わるのは仕方ないとは思いますが、審判の方は自信を持って判定して頂きたいと思います

お名前: 辛口評論家   
To Hide. さん
ご指摘ごもっともです。言葉が足りませんでした。
「試合運営のガイドライン、アウトラインのようなもの」をつくることについてはやはり自分の
観点では難しいと思います。
「ただし」のあとに、たとえば「剣道いちに会の定める『幼少年剣道試合審判要領』にそって行います!」などと加えることもいいかと思ったわけです。
高校や中学の大会でも高体連もしくは中体連の申し訳事項に則って行います。と審判長挨拶が行
われますが、さー馬鹿にしてる・舐めているわけではありませんが、その全てキチンといえる先
生方がどれほどいるかは疑問です何しろ大会会場に試合・審判規則、試合審判細則を持参されて
いる方が何人見えますでしょう?それに加えて新しい『細則等ができてしまったら』もう有効打
突の見極めが困難になるでしょう。有効打突の見極めに懸命になられている審判方に新しいガイドライン・アウトラインを作るのはヌずかしいことだと思います。

お名前: 是井理史(hn)   
To Hide. さん
ノリ気(?)のレスありがとうございます。
気長〜に待ってます。(^.^)

To 辛口評論家 さん。
ご意見ありがとうございます。あいまいさも大事かもしれませんね。
Hide.さんが書いてくださいましたが、
そうですね、明確な基準を作ろうと言いたいわけではありません。
審判長の「ただし」の後にくっつけるとすれば、明確にならざるをえないとお思いになる
かもしれませんが、何かしらガイドラインのようなものがあれば、
「ただし」のあとに、たとえば
「剣道いちに会の定める『幼少年剣道試合審判要領』にそって行います!」
などと加えることもいいかと思ったわけです。
そうすれば“例外的に”1本が甘くなったときも正当化が可能になりますし。

現実に大人の試合と低学年の試合とでは、
試合者の性質上、審判の仕方、考え方が違う点が少なくないと思われます。
にもかかわらず、頼るべきものは大人用ともいうべき全剣連の試合規則等のみ。
このことが少年剣道大会の審判をする際に漠然とした不安を招いているのでは?
というお話のつもりです。
まだまだ私の表現力が未熟かもしれませんが、こんなところで・・・。

お名前: Hide.    URL
To 辛口評論家さん

>私なりの考えなんですが、審判に明確な基準をつくるとうのは無理なんじゃないですかねー?

これが、是井理史さんの「雛形・原案つくり」のお話に対するレスだとしたら的外れです
よ(^^) 

是井理史さんは「試合の明確な基準作り」を提言されたのではなく、「少年剣道における
試合運営のガイドライン、アウトラインのようなものを作っては」というお話と受け止
めましたが・・・(^^;

お名前: 辛口評論家   
私なりの考えなんですが、審判に明確な基準をつくるとうのは無理なんじゃないですかねー?
大切なことだとは思うんですが、明確な基準がないこと自体が剣道ではないかなーと考えること
があります。外国人から見たら剣道はいかにも日本人らしいとのことです。イエス・ノーが明確
ではない。その状況に応じて臨機応変に対応が変わる。もし、判定に不服があってもこの角度で
は不十分だった、延長戦の基準についても「あれを取らなければ取るところがなかった」などと
言い訳ができる。外国人の剣道愛好家と話しをすると、そのあいまいさだけは理解できないそうです(あくまでも私の知り合いだけですが)。10年近く前に「分かれ」が再度採用されたとき
には膠着した状態になったときに「分かれ」を宣告するとなりましたが、その基準もあいまいじ
ゃないですかー?主審の判断をゆだねるしかないのですがこの審判では「分かれ」ですが、違う
審判では「つばぜり合い」の反則、または「時間空費」になりますし…その判断のあいまいさで勝負を左右されることもありますから。数年前の岐阜のインターハイ女子団体決勝の阿蘇対守谷
のときも先鋒から副将までは引き分け(勝数・取得本数が同数だったかも)で大将戦で両者がつ
ばぜり合いの反則その後、守谷のほうが竹刀落としで反則2回の1本負けという結果を目の当た
りにしましたが、非常に審判は大変だなーと思いました。1回目の反則は人によってはそこまでではなかったのではという意見が半々でした。膠着にしてもつばぜり合い早々に膠着状態と感じ
ることもありますし、延々とつばぜり合いをしてから膠着と考える方も見えますので、この点で
も審判個人の判断が優先になりますよね。話題となっている延長後の有効打突についても疲れて
いる状態でも審判自身の一本の基準を変えない方も見えますし、延々とした試合で有効打突の基準を甘くされる方も見えますので非常に難しいですね。
1度経験があるのですが小学生中学年の試合で20分以上行った試合があったときには自分が副
審をしていたのですが、選手がもつれ合って試合ができない状態になったときに「やめ」をかけた後、合議によって、1本の基準を再確認したことがあります、選手の疲労度を考えて、それを
踏まえて有効打突のレベルを考えましょう。という話し合いでしたが、小学校低学年・中学年の
選手に関してはそのような話し合いはあってもいいような気がします。前提は審判3人が同一見
解であることがあたりまえのことなんですが…3人の審判の1見解より3人の審判の共通の見解
のほうがフェア-的じゃないですか!つばぜり合いの20秒ルールってのも私の少年時代にあっ
たような気もしましたが、そのときは注意2回で搬送1回打だったよう思い出がありますが、現
行のルールでは時間で測るのも試合での有効打突の見極めよりそっちの方に脳が気になります
し…
徒然なるままに書き込んだ結論は明確なルールを躍起になって考えるより、あいまいさに起こる
矛盾も剣道の一つだと考えるのもありかなって思います。

お名前: Hide.    URL
to 是井理史さん

少しでもお役に立ちましたならうれしく存じます(^^)


>この際、Hide.さんが少年剣道大会のパンフ用に、
>この基準、注意事項みたいのの
>雛形、原案作ってサイトに載せたら結構全国で使われるかもしれませんね。(^.^)

なるほど、DVDの仕事が終わりましたら「Hide.剣道研究室」あたりで考えてみますかね(^o^)

お名前: 是井理史(hn)   
みなさまありがとうございました。

原則、延長になったからといって甘くしてはいけない!
例外的に試合者の習熟度によっては基準の引き下げをせざるをえない場合もある、
かもしれない?
といったところでしょうか。

同じような思いをしながら審判をされている方がいらっしゃるのは安心しました。
(もちろん「見逃し」が許されるわけではありませんけど。)

低学年の試合では「まだ試合する段階じゃないだろ!」という子もみられますが、
試合を経験させることも大事です。
勝敗をどうこういうよりも、
とにもかくにも試合を成立させるだけで精一杯というケースもありますね。
剣道をよくわからない親は、
こんな試合でも勝ち負けで一喜一憂してしまうのが頭が痛いところですね。(失礼!)

さて、私なりに考えたことを書かせていただきます。
少年剣道の大会でも審判長の挨拶(注意?)は、
ほぼおきまりの「本日の試合は全日本剣道連盟の・・・。ただし・・・。」かと思います。
「ただし」以降の部分は、幼少年用に基準があるとありがたいと思います。
特に試合時間が2分、3分であることによるつばぜりあいの時の注意事項など。
(何秒で分かれ!とかじゃなくHide.さんが書いてらっしゃるようなことを注意事項等として)
大会ごとに申し合わせ等で、口頭できくよりは、
よりどころとする基準の文書があると「あそこに書いてある!」と、審判の迷いが少なくなり、
また、審判同士の知らない人同士の指導(助言?)もしやすくなるかと思ったりしました。

この際、Hide.さんが少年剣道大会のパンフ用に、
この基準、注意事項みたいのの
雛形、原案作ってサイトに載せたら結構全国で使われるかもしれませんね。(^.^)

お名前: 辛口評論家   
皆様のご意見に賛成です。

>「それとるなら、あの時のをとっとくべきじゃない?」と
 審判席などに戻って周りから言われても仕方がない状況。
よく言われました。「だんだん旗が重くなっていたぞ」って(^^)私の経験では最初の方で旗を
あげるべき迷った技以上、自分は上げたけど他の2人があげなかった技以上の技が有効だと基準になってしまいがちですね。さっきの技を認めなかったからこの技では認められないと考えてし
まいます。打突部位の違いはあるのですが…あと旗をあげる勇気も大切だと思います(わかりに
くい表現なんですが)。

>明らかに時間空費なのに、それを見極められない審判員が多すぎる
そうですね、ただ審判は毅然とあるべきなんですが、やはり周囲の反応も気になってしまって…
おまけに私はそのことを逆手にとって「2回は時間空費の反則を取ることはないだろう」と作戦
立てたこともあります。一回時間空費の反則を取られたら故意に監督旗をフリフリ・チラチラさ
せたりして…(卑怯ですみません。馬鹿にしていると思わせてすみません。)でも、私のような
愚かな監督が生まれたのは審判長さんのおっしゃるとおりレベルの低さが産んだのだと思いま
す。私を含めてレベルの高い・ルールに則った審判をしていればこのような愚行はないと思いま
す。本年、いくつかの都府県の大会を拝見させていただきましたが結構このようなことは多かっ
たです。

正しい審判からただし剣道が生まれると思いますし、審判の見逃し・過ちの結果、剣道に不信感
をもつ少年も多いと思います。
言っていることと今までの行動が一致していないところもありますが、そう心にとめて審判をし
ています。
あしたも、少年剣道大会の審判です…

お名前: Hide.    URL
To 是井理史さん
管理人のHide.です。

是井理史さんがおっしゃるような状況、よくありますよね(^^;
でも、私は「基準の引き下げ」はしないようにしています。
自分がプレイヤーとしてそういう一本をとられたら寝覚めが悪いからです(笑)

ただ、小学校低学年などで両者ともに長い延長で体力がなくなり「もはやこの子達のレベ
ルにおける有効打突の基準をクリアできる打突は出ない」と判断された場合に限り、若干
のレベル調整を行なう事も例外的にあります。


To 審判長さん
はじめまして、管理人のHide.です(^^)
問題点のご指摘、ありがとうございます。

>私が強く思う2点は、始めの初太刀を見逃す審判が非常に多いということです。
>これは、剣道のもっとも大切な初太刀を見逃すということです。
>原因は、審判員が初太刀を大切にした稽古をしていない。ボサッとしている。力がない
>と考えられます。
ありますね、とくに「はじめがかかって直後」の打突が見逃される率が高いですね(^^;
それをとりそびれてしまったがゆえ、試合がいたずらに長引いてしまう事も少なくありま
せん。

>2点目は、つばぜり合いが長すぎる。2分の試合時間で20秒、30秒たたないと別れ
>をかけない、またお互いの指導に入るという点です。明らかに時間空費なのに、それを
>見極められない審判員が多すぎる。中学、高校は厳しいですね。小学生も厳しくしない
>といけないと思います。小学生も明らかに初心者レベルだと話は別ですが。
>高校、一般の試合の4分、5分じゃなく2分なんだといいたいですね。
おっしゃる通りです。空費がわからない審判が多すぎます(-_-)
高校生でも都道府県の上位クラスになりますと、実に巧みなアクションで「わかれるふり
だけしてわかれない」というような事をいたします。こうしたときに英断を振るえる審判は
まずおりません。表面しか見えていない、いや、見ていないからでしょう(^^;

「わかれ」にしても、安易にかけるのは「わかれを待ってしまう」のでよくありませんが
こう着状態は「20秒」等という時間で測れるものではありませんね。

また、小学生での2分と一般での4分5分との試合時間をまったく考慮できていない審判が
いるのも考え物です。

>あと、審判員は自分の打てない技、見たことのない技など見事に決まっていてもっ取れ
>ないことがよくあります。
これは、「この人の技量ではしかたがないのかなぁ・・」と思わざるをえないのですが、そ
うした方は、上位の審判は自らご辞退いただきたいですね(^_^ メ)

>審判のレベルが高いと子供はよくなります。
私も「大会の格は審判の質で決まる」と考えております(^0^)
よりよい審判が増えてくれる事を願わずにはいられません。

お名前: 流浪の勤王志士   
私も是井理史(hn)さんと同様のことはよく感じます。
審判をしながらそれぞれの学年(低・高学年)に応じて自分の中で一本の基準を持つように
心がけてはいますが、一回戦ではその基準では勝負が決しないこともしばしば・・・(特に低学年では)
私はそういう場合は試合者のレベルに合わせて観るようにします。
団体戦であれば当然引き分けになりますが、個人戦の場合そうはいきませんものね。
原則延長でもそうでなくても一本の基準は同じだと思いますが「臨機応変」(都合の良い言葉かも・・・)に
考えるようにしています。

お名前: 審判長   
よく延長に入ったので軽くても取ったというのを耳にします。
1本の基準は変わらないと思います。
私が強く思う2点は、始めの初太刀を見逃す審判が非常に多いということです。
これは、剣道のもっとも大切な初太刀を見逃すということです。
原因は、審判員が初太刀を大切にした稽古をしていない。ボサッとしている。力がない
と考えられます。
2点目は、つばぜり合いが長すぎる。2分の試合時間で20秒、30秒たたないと別れをかけない、またお互いの指導に入るという点です。明らかに時間空費なのに、それを見極められない審判員が多すぎる。中学、高校は厳しいですね。小学生も厳しくしないといけないと思います。小学生も明らかに初心者レベルだと話は別ですが。
高校、一般の試合の4分、5分じゃなく2分なんだといいたいですね。
あと、審判員は自分の打てない技、見たことのない技など見事に決まっていてもっ取れないことがよくあります。
私が見た中で、熊本県の審判員は非常にレベルが高いと感動しました。
それだからみんなレベルが高くなるんだと重います。
打っても審判が取らないと子供はその技を使わなくなります。
審判のレベルが高いと子供はよくなります。
取りとめもなく書きましたが意見として聞き流してください。

お名前: 是井理史(hn)   
審判の立場での指導をいただきたく、指導者用にカキコしました。
 ※ 見取り高段位(?)の方は、カーッ!と頭に血が上るかもしれませんが、
  で、できれば見てみぬフリを・・・。

延長戦に入って、

あまりにも試合が長引くようなので、ついやや不十分っぽい技をとってしまい、
「それとるなら、あの時のをとっとくべきじゃない?」と
審判席などに戻って周りから言われても仕方がない状況。(ーー;)

試合開始早々のそれなりの技(?)をとらなかったがために、
「さっきのをとらなかったから、この程度ではダメダメ」と旗が重ーくなって、
でも、も、もう、あれ以上の技は出ないんじゃないかぁ?
と審判をしながら固まってしまいそうな状況。(ーー;) etc.

建前上は、有効打突の定義は変わらないはずですが、
小学生の審判をする時などに、このように悩む場面があります。
試合者にとっては特に大事な場面でもありますし、
大人として逃げてはいけない問題だと思うのですが、
自分の中で曖昧にしてすっきりしていません。

延長に入ってから、
同じ試合の中で「一本」の基準は変わっていいのでしょうか???
延長になったら少々軽めでも・・・は ○? ×?

日ごろ少年剣道大会の審判をされる先生方のご指導をお願いします。

(サイト内検索いまいち上手くできませんでした)

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