記事タイトル:小学生のかかり稽古 


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お名前: Hide.    URL
To 鬼のほそしさん

管理人のHide.です。
実践に裏打ちされたご意見、ありがとうございました。


>私が懸かり稽古で一番心掛けているのは、アフターフォローです。稽古中は面越しから
>声をかけたり、稽古終了時に抱きしめたり、笑顔で褒め倒します。あと、保護者のとこ
>ろへ行き、頑張りましたよ!と話に行きます。

ハイ、とても大切なことだと思います。
子どもは決して厳しい稽古を嫌ってはいないのです。ただ、指導者の愛情が感じられない
稽古は嫌いますね。ここが重要なところでしょうね(^^)

お名前: 鬼のほそし   
皆さんの投稿を拝見しました。それぞれの意見がすごく理解できます。
私も週1回の稽古会の時の懸かり稽古で倒したり、壁際まで追い込んだり、面を剥ぎ取ったりとしますが、約10年間怪我人がいません。たまたまと思われるかもしれませんが、常に周りに気を配ったり、倒す時も頭を打たないように転ばせたりしています。
 この稽古で一番大切なのは、皆さんが言っている「信頼関係」ではないでしょうか?
強くなりたいという子供、懸かってくる子供一人ひとりを強くしたいという先生、強く
なってほしいという保護者とのそれぞれの関係だと思います。
 それでもクレームが出るようであれば、一度ご自分の懸かり稽古をビデオカメラで見て
はどうでしょうか?何か問題点が見つかるかもしれません。
 私が懸かり稽古で一番心掛けているのは、アフターフォローです。稽古中は面越しから声をかけたり、稽古終了時に抱きしめたり、笑顔で褒め倒します。あと、保護者のところへ行き、頑張りましたよ!と話に行きます。ただ全員に伝わるには困難なのが現実で、拒否している子供は全く稽古に来ません。強くなりたいと思っている子供は、私を見つけるとすぐにやってきます。1度では足りないと2度来たりします。それが小4の子供なので、まさに脱帽ものです。
 現時点で稽古に来る子供たちが強くなりたいと思っているとは限りません。ただ強くなりたい、楽しいと仕向けることが指導者であり、指導の醍醐味ではないでしょうか?
 若輩者が長々と書き込みましたが、何かのヒントとなればと思っています。

お名前: Hide.    URL
To 愛剣人さん

少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

信頼してもらおうとして信頼って勝ちとれるものではありませんよね。
日々の地道な積み重ね、子どもたちとの触れ合い(稽古)以外、方法はありません。
機会があったら、親御さんとも積極的にコミュニケーションをとりましょう!

あせることはありません。じっくり腰を据えて取り組んでください。誠は必ず通じるはず
ですのでp(^-^)q

お名前: 愛剣人   
義様有難うございます。
>最後の最後には面を打った時に抱きしめてくれました。
私も子供の頃の最後に抱きしめてもらった気持ちよさは、今でも忘れられません。
現在私が受ける側になりましたが、必死に掛かって来る子供たちを見ると
最後は自然と抱きしめてあげたくなります。
>お稽古をしているのは親ではなく子供達です。子供がついて来れば親もついて来ると信じて頑張っています。お互い、愛情いっぱい熱く熱く頑張りましょう。
心強いお言葉有難うございます。大変励みになります。
頑張ります。

お名前: 義   
To 愛剣人 さま
始めまして。福岡の義と申します。

>「いじめだとこどもが感じてる」
この言葉が気になりましたので書き込みさせていただきます。

私も同様に?35年ほど前にもっとひどい少年剣士時代を送って来た経験を持ちます。
倒され、馬乗り、壁に叩き付けられ、面を外されてもまだ打ち込みが終わらない等など
但し、最後の最後には面を打った時に抱きしめてくれました。
これがすごく気持ちよくて温かかったことを今でも覚えています。

私の息子も小学生のころから(現中学3年生)必ず80歳過ぎの最高顧問先生がいらっし
ゃると一番に走って行ってお稽古を頂いていました。内容は通常の地稽古(足掛けあり)
最後の方は掛かり稽古、途中で切り返し最後の面から又掛かり稽古、最後の最後に抱きし
めてもらって終了と言った内容です。本人曰く私と一緒で辛いけど気持ちがいいとのこと。

私も立場が変わった今、上手な倒れ方や、倒れなくなる体裁き・足捌きを覚えることがど
れだけ大切なことかが理解でき、程度は違いますが似たような事を行っています。でも最
後に必ず抱きしめて「よ〜し!よく頑張った」とか「倒れなくなったな〜すごいぞ!」と
声を掛けることは続けています。

お稽古をしているのは親ではなく子供達です。子供がついて来れば親もついて来ると信じ
て頑張っています。

お互い、愛情いっぱい熱く熱く頑張りましょう。
ご参考まで。

お名前: 愛剣人   
Hide.様だみ声様ありがとうございます。
やはり何度お二方のご意見を読み返しても、方法うんぬんより
信頼関係の構築が先ですね。
まずそこから見直したいと思います。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

クレームは一部の親御さんだけでしょうか?
それとも、多くの親御さんが同様のご意見なのでしょうか?


だみ声さんのおっしゃる通り、指導者-子ども-保護者の三者に信頼関係が成立していれば、
こうした問題はおきませんね。
「虐待ではなく荒稽古という伝統的な稽古法なんだ」という風にご理解いただけるといい
のですが(>_<)

中高生のころに運動部の経験がない親御さんもいらっしゃるでしょうから、こうした行為
を「いじめだ」「虐待だ」「しごきだ」と勘違いされる方もいらっしゃるようですが、き
ちんとご説明し、安全には十分配慮していること(実際に配慮して行わなければいけませ
んが)をお伝えするようにすればわかっていただけると思うのですが・・・(^^;


なお、元立ちが複数立ち、時間で区切って連続にかかっている「連続かかり稽古」などは、
苦しさに打ち勝つ稽古法として優れていると思います。まぁ、それすら「しごき」「虐待」
といわれないとも限りませんが、倒したりしなければそうクレームもつかないのではと思
われます(^_^ メ)

お名前: 愛剣人   
>根幹にあるのは、信頼関係ではないでしょうか?
だみ声様のおっしゃる通りと思います。
私達も各種イベントの際は子供たちと一緒にはしゃぎ、稽古の際は前後に説明を入れ、
父兄の方々とも、お話をさせていただいたりなど厳しさだけが前面に出ないように
努めてきたつもりでした。
なにより大切にしてきた事は、子供たちに厳しく指導した後には必ず指摘した事象について、直後に褒めるといった事を繰り返してきました。
しかしながら及ばなかったのでしょう、クレームが一部で上がり改善を図りました。
現在はクレームなどは耳にしませんが、気持ちが負けた試合を見たり「勝敗は別」
するともっと効果的な稽古方法はないものかと相談させていただきました。
人として、指導者としてまだまだ未熟です。更なるご指導おねがいします。

お名前: だみ声   
>かかり稽古の際転がし稽古、私が学生の頃は「倒し」と呼んでいましたが
>ご父兄の皆様からは、「虐待だ!」という意見も耳にするようになり。

表面的にはこう言う意見であらわれてきたのだと思いますが、根幹にあるのは、信頼関係ではな
いでしょうか?

ここで言う信頼関係とは、指導者、被指導者(大抵が子供)、父兄の関係だと思います。
どんなに必死に指導しようとしても、信頼されてないと効果は少ないですね。 そして何とか効果を
上げようとして、昔自分が受けた激しいけれど効果的だった稽古をやらせてみると、意外な事に
「いじめ」と言われてしまう。

これでは3者ともが空回りしてしまいますね。 やはり指導者は指導の意味を公表し、お互いの了
解のもとに指導に当たらねばならない事になります。

一例ですが、僕がお邪魔する出稽古先では、小学生低学年もかかり稽古の時は、すっ飛ばされ
て手元を離れた竹刀を取り上げられて、組みつくまで返してもらえなかったりしています。
子供もいっぱい泣きながら、食らいついて行ってます。
見ているとか「わいそうだなあ」と思うし、僕の教室ではやってません。 

でもこの教室では、クレームは一切ありません。
その理由は、しっかりした信頼関係が背景に存在してるからです。 指導陣から稽古の最
後にこう言う稽古の感想を本人に言わせたり、必ず起き上がって組みついてこい! と説
明してます。

さらに新年会、新年稽古会、寒稽古打ち上げ会、夏季合宿、クリスマス会、忘年会の時は
指導者一丸となって、子供達とじゃれあってます。 膝に乗せるとか、頭なでるとかより
もっと中身の濃いーーースキンシップでがっちりとじゃれあってます。ときには指導者一
人に何人もの子供が馬乗りになって、つぶれるまで人数を重ねて行ったりの、どんちゃん
騒ぎをやります。 もちろん父兄も同席しています。

僕は、こう言う関係が樹立しているから、あのような稽古にもクレームが出ないのだと理解しております。

要は、それぞれの稽古内容に、ちゃんとした裏付けとなる説明がなされることと、厳しさの中に楽しさと納得を同居させることによる信頼関係の形成ではないでしょうか。

お名前: 剣好き   
ここに昔の稽古が紹介されています 
http://jp.youtube.com/watch?v=xoRO1LJ05SM&NR=1
基本的には現在と変わっていないと思います
現在が軟過ぎるんじゃないですかね。子ども時代のが転ばされても
怪我もなく、ドンドン吸収できるのですが
剣道もモンサターペアレンツには参りますね。 
突き攻め、転ばし、足掛け、ぶつかり、・・・
当てるだけがクローズアップしてしまいます。
これで当てっこはいけない、気で攻めることを教えても体得は難しいですよ。

お名前: 愛剣人   
かかり稽古の際転がし稽古、私が学生の頃は「倒し」と呼んでいましたが
ご父兄の皆様からは、「虐待だ!」という意見も耳にするようになり悩んでいます。
もちろん、ご父兄の皆様には「気持ちが負けている時には転がす事もあります。激しく見えますが、ヘロヘロになっても転ばされても、そこから立ち上がって必死になって打ち出す一本は試合はもちろんの事、養われた不屈の闘志は必ず糧になります。」
と説明させて頂いた事もあります。
しかし理解は得られず、「いじめだとこどもが感じてる」と反論されてしまいます。
今はかかり稽古は小学生同士、つまり元もかかり手も小学生、側から劇を飛ばす方法
をとっています。
最近試合の際、気持ちが負けて思い切り打ち込むというのができていないといった
場面をしばしば、見受けられます。
なんとか稽古方法の改善や、子供たちのモチベーションを上げたりと対策はしている
のですが、ここ!という時に相手に合わせてしまい打ち込まれることが多い現状です。
やはり時には激しい稽古も必要ではないかと考えてはいますが、上記の様な事態が再発しては子供たちのモチベーションが下がってしまう恐れもあるので苦慮しているところです。
似たような場面を経験された方がいましたら、ご意見お聞かせ下さい。
また、メンタル部分でのいい稽古がありましたら、アドバイスおねがいします。

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