記事タイトル:子供の基本指導2 


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お名前: Hide.    URL
To 素人指導者さん

管理人のHide.です。


>子供に大きい面打ちと、小さい面打ちの使い分けを教えるのに、苦労します。

私はことさら小さい面打ちを指導しません。
打ち込みなどでは「大きく」といっています。
でも、小さい面打ちって自然にできるようになってますよ(^_-)〜☆

お名前: 素人指導者   
久々に、書きます。剣道には、段級審査と、試合用と二通りの指導があるのですね。
子供に大きい面打ちと、小さい面打ちの使い分けを教えるのに、苦労します。

お名前: Guest   
いつまでもGuestではまずいので、
恵(男です)と言う事でよろしくお願いします。
皆さん よろしくお願いします。現在アメリカで生活しており、
何かのえんで 剣道を教えるようになりました。アメリカの
西海岸では 剣道は盛んなのですが、東南部は え?剣道て何?
といわれる環境です。 このWebを見るようになったのも皆さんと
同じ悩みを持つからです。 入門者は90%がアニメファンで 
アニメの主人公のようになりたいと言う理由で入ってきます。
十人中9人が最初の三ヶ月でやめるという状況です。
アメリカの剣道でユニークなのは、剣道試合大会が土曜日に、
剣道審査が 同じ会場で試合の次の日の日曜日にあることです。
審査のあとが 合同練習と言う状況です。
面白いのが、土曜日の夜に宴会があることです。日本では、
自分の先生以外の七段や八段の高段者の先生とお話する機会が
無いのですが この宴会で段級関係なく剣道などの色々なお話が出来ることです。
七段のお偉い先生が 他の道場の4級の小学生をつかまえて色々、お話してある。
先生はかなり飲んであるのですが、また熱心に小学生のお話を聞いていらっしゃる
ところを見るのも 常あることです。 コレが楽しいから剣道をつつ”けるという人も
いるぐらいです。 
コレをみて 親近感も大切だなぁーと思うこの頃です。
若い世代には、あの偉い先生と話が出来たと喜び、励みになっているようです。
また、先生方々も 最後に「剣道をつつ”けてね!」といわれるのが
いつも印象に残ります。

お名前: 素人指導者   
先日、当支部の級審査があり、そのときの話から。剣道を始める動機は
楽しい、カッコイイ、親が、兄弟が、等さまざまです。けれど、いつまでも
軽い気持ちだと、練習の辛さや、稽古の退屈さの壁に当たった時、それを乗り越え
られないと思います。子供の目的、目標を具体的にしていかないと。Kさんの始めた
きっかけは、{健康のため}。小さい時喘息ぎみで、親の意向で始めました。
それはそれで、もっともです。そのKさんが、6年の一級審査に落ちました。
6人中、一人だけ。また、受ければ良いことですが、残念ながら、中学では剣道を辞めるそうです。いまから、中学で続ける子は4人で、2人は違う部活に入るとのこと。
いろんな道があるからと。いつかは、強くなるためと目標を定め、すり替えないと、
続けられないと思います。子供の指導の目標は、人間形成とあります。それが題目だけにならないようにしたいと考えます。鮭の稚魚が大海から戻れるように、環境(道場)
だけでなく、小学、中学と、せめて2段合格までは続けて欲しいです。それには、勝つ
喜びを体験させてあげたいです。
剣友会は基本重視で、目先の勝ち負けにはこだわらないといいますが、それは子供には
早すぎます。試合から遠ざかった指導者では、試合に勝つ剣道は教えられないのです。
先生の流派の違いで、技の指導が違うのです。そして、縦社会で、高段者の意向に
若い先生が我慢しているー指導方法に口出しできずいる、悪い慣習も、先細りの原因
になっているのではないでしょうか?

お名前: 悩める中年剣士   
素人指導者さんのご意見を興味深く拝見しました。
私がほんの少し前まで、指導者兼育成会長としてお世話になっていた少年剣道部は、地域の
公民館サークルとして発足した経緯があるため、本格的に指導してくださる少数の先生方と
それをサポートする比較的大勢の保護者兼指導者がいるのですが、比較的大勢の保護者兼
指導者の方は仕事の関係もあって、どうしてもなかなか常時稽古に来ることが出来ず、
継続的な技術指導ができません。それでも普段は本格的に指導してくださる先生方がキチンと
指導されているので問題ないのですが、その先生方がたまたま稽古に来れなかった時が問題
でした。
特に初心者は「この子はどの程度のレベルまで習っているのか?習得できているのか?」が
分からず、大いに戸惑っていました。
そこの稽古環境に応じて工夫は必要でしょうが、客観的な評価を指導者が共有することの
重要性は大いに感じます。
今は少年剣道の指導から離れているので、私自身はあまりそのモチベーションが無いので、
どんな工夫をすべきか良いアイデアが湧きません。申し訳なしm(_ _)m

お名前: ishida   
久々にいちに会を覗かせて戴きました。ishidaといいます。
私は某剣友会に属しておりましたが、会が存続の危機に陥る程の不祥事続き(馬鹿な指導者が遠征時に子供に飲酒させたり、死ね暴言をはいて罵ったり)という状況から、その会を退いてしまい、今では過去の生徒のうちishidaのファンでいてくれる子や、噂を聞きつけて頼ってくる子に、会としてでは無く、個人で指導しています。

まさに素人指導者さんの抱えておられる悩みと日々闘っています。
と、申しますのが、小学生2年から中学生まで一気に指導しているからです。私に賛同してくれる他の先生も多少ヘルプして頂きますが、殆どが一人での教えになります。
従って、その日の稽古メニューや、参加者の顔ぶれ・・・等々を考慮して稽古しておりますが、やはり一長一短は避けれません。
かなり無茶な事をしているの、分かりますか?

でも、稽古会を辞める気は無く、状況に応じて工夫を凝らすようにしています。
線引き上、この技は未だ無理だ!はできる子だけにさせて、出来ない子は基本打ちや摺り足等で無理なSTEPUPはさせません。絶対に。それこそ悪しき癖の元ですよね。
でも、ここで少し面白いことがあります。
例えば小2の子が中学3年生と小手打ちの稽古をします。小学生は飛び込んで小手、中学生は出小手です。小2の子は、元立ちの時だけ、面を打たねばなりません。
中3の子は、ちっちゃい相手に上手く小手を打たさねばなりませんし、小2の子は面を打つ時に、小手を打たれちゃう事がある・・・って事を先に学んじゃったりする訳です。
また、てんでバラバラの地稽古では、もちろん強い方が相手に合わす訳ですから、難しくなります。上手く打たせる事で、自分の隙の出来方を学んでいきます。
大体、私共指導者でも、子供達から逆に学ぶことは非常に多く、小2と中3の稽古で中3が学ぶことは無いかというと、実は沢山あり、本人も難しいけど面白いと言っております。
もちろんちびっ子相手の後は、みっちり私が地稽古や試合稽古、技の稽古で足りなかったところをお相手してあげるのですが・・・。

何歳になれど、剣道において向上する心さえあれば、できない事は無い!と信じ、竹刀を振っています。今は出来ない子も、もうすぐ出来ると信じてやっています。

ダラダラ書いてしまいましたが、もちろんレベルが合う面子の時は、同レベル同士の子でグループ分けしての稽古としています。
が、一見無茶な組み合わせになっても、それなりにお互い得るものがある場合も多々あるという事を申し上げたくてカキコしてしまいました。
指導上の悩みって、クリアしたり良かった事があった時に絶対笑顔で満足が得れるものです。それに負けないで頑張れば・・・を信じ、日々試行錯誤を繰り返しています。
反省する場合もありますが、一人一人に今日はひとつでもいい事あったと思える稽古をしてもらえるように、今後も努力していきます。
お互いに頑張りましょう。

お名前: 素人指導者   
教える先生の人数と生徒の人数も課題ですよね。基本組は幼稚園から初心者までとして。防具をつけることを許された防具組はさらに分けてあるのでしょうか?たとえば
試合組と技能、体力組。高学年(5.6年)と低学年(1〜4年)。練習日を分けて
基本、技能、試合とずらすべきだと思いますが。
生徒が少なく、分けることが出来ない道場もあることでしょうけれど。
基本(17:00〜18:00)防具(18:00〜19:30)一般(19:30
〜21:00)  水、日
土(特錬)18:00〜19:30
教える側は、全体の生徒に教えて時間が過ぎますが、個々、ひとりひとりに対して
は面倒を見ていない。2,3回教えて子供が出来なければ、見放してしまう。
原因は子供が聞く耳が無い、運動神経、理解出来ない、なぜやるかが判らない。
そして、各レベルが不揃いのまま、同じ練習を繰りかえす。
剣道の練習、修行ー漠然として、先生の経験だより。生徒、親(未経験者)にかんたんでいいから指針が欲しいです。

お名前: Hide.    URL
To ジンさん

管理人のHide.です。

素人指導者さんからのレスがまだありませんが、十分に手が足りている指導者あまりの団
体でなら、この方法はきわめて効果的だと思われます。
でも多くの団体の場合、なかなかそうはいきませんよね(>_<)

お名前: ジン   
指導者兼父母会のジンと申します
素人指導者さん 錬度別指導良いですね〜 理想ですね〜 6年生でも手足バラバラの子がいます
自分が子供の頃は、子供も指導者も多かったので、学年別のグループ指導が中心でした。
当道場でも指導責任者に提案した事が有りますが、反応は冷ややかでした、剣道を知らない父兄に子供の比較? 自分の子が何故、駄目なのか? 説明するのが大変!!との事
指導者の担任制とかが出来る、指導者の多い道場は良いと思いますが、現実問題難しいですね

お名前: Hide.    URL
ご説明いただきましてありがとうございます。
いやぁ、勉強になりますよ(^0^)


>あくまで基本組ですが、習得できるまで先に進まず、同じ練習をさせます。先生が見本
>を見せて、親にも理解してもらい、親にも教えてもらいます。

同じ基本組みでも進度が違ってしまった場合ですが、その子は誰が指導することになるの
ですか?
自主錬ですか?
それとも、別のスタッフが教えるのでしょうか?(^^)


>週一位で、個々にテストを行い、指導者の判断(6割くらい)で判子をつきます。

けっこう時間がとられそうですね。
ちなみに、素人指導者さんの道場は、週に何回お稽古があるのですか??

お名前: 素人指導者   
to hideさんへ

本を出されておられる方に、説明することも、とても気がひけるのですが。
学校、塾の授業と似ていると考えております。足し算ができない生徒に
九九を教えるもので。積み重ねの部分が無いと、結局、習得できず無駄に
なってしまうと思います。
さらに九九ができない生徒に方程式を教えるようなものです。
ある話で、高校受験の生徒が数学を理解できず、先生は、さかのぼって小6の算数を
教えていた、と聞きました。周りは受験なのに。
技の習得表は、基本組(礼儀から基本)と防具組(技能)に線引きがあります。
踏み込み足が出来てない子が、面打ちの稽古に参加するかは?一緒に教えるか
分けて教えるかですが、ひとつづつの方いいと思いますけど。
基本から、防具をつけるには、切り返し等のテストがありますが、すり足、素振り
がいい加減で防具をつけてしまうと、防具をつけてから、変な癖がついて、上達
に苦労します。
あくまで基本組ですが、習得できるまで先に進まず、同じ練習をさせます。先生が見本を見せて、親にも理解してもらい、親にも教えてもらいます。
週一位で、個々にテストを行い、指導者の判断(6割くらい)で判子をつきます。
「○○ちゃん、ここは出来たよ。次は正しい小手を打てるようにするよ。」
「○○君、小手面が打てたね。次は払い技に行こう。」
メニューは道場により、指導方針が違いますので変わると思います。
ある熱心な生徒が、強くなりたくて家で自主錬をしました。
面打ちを100本毎日。けれど落とし穴がありました。
ひじが曲がったまま、握りが外に向いたまま。悪い癖の反復になって
しまい、ひどくなりました。(自分の子でしたが)親も判らなかった
のです。子供のやる気で満足して、正しい反復を見落しました。
百錬自得も正しい反復なのですね。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

たしかに剣道の技術や技能は「どこまで習得したの?」って素人の親御さんにわかりにくい
ものがありますね。それをこうした形でわかりやすくしてやることはとてもいいことと考
えます(^^)


>通信簿のように、できたらチェックをします。習得しなければ、先には進みません。

ひとつお聞きしたいのですが、ってことは、「踏み込み足」までしかできていない子は、
その先のお稽古にメニューが進んじゃったときは、どうすればいいんですか?
傍らに座って見取り稽古でしょうか?(^^;

あと、チェックですが、完全にできたらチェックですか?
「まだ曖昧だけど、とりあえずはできる」っていのはどうしましょう??(^_^ メ)

スイミングと違いまして、ひとつの泳法で「何m泳げる(何秒で泳げる)」ってな具体的
な達成目標が明確でないだけに、このあたりの客観性についてどのようにお考えになって
おられるのかお聞きしたいところです(^^)

お名前: 素人指導者   
子供の基本指導について
道場の指導で感じることは、あまりに個人差があるということです。(ここではやる気が無いとか、精神論ではなく)他のスポーツに比べ、道具の多い競技です。防具の良し悪し、合う合わない。小さい6年生に、36の竹刀を使えば、竹刀を振り切れずに、上達が遅れます。竹刀の握り方ひとつが間違えば、素振りから、面打ちまで正しい技が身に付かず、上達が遅れます。高学年、試合に勝ってしまった子供程悪い癖がなおりません。よく学校、塾と比較して考えております。主に小学生ですが、一年から六年生まで、同じクラスで教えているもので、高学年は試合に勝つため。低学年は体力作りを目的としております。学校の授業はひととおり教えますが、個々の進捗には責任をもちません。お任せ状態では自分の子供が、理解してるか、できているかが判りません。そこでイトマンのスイミングスクールで貰った、技能検定冊子を真似することにしました。道場の出席カードに技能上達表をつけてみてはどうでしょうか?

剣道技の習得表

基本
足さばき 足の形        基本打突 大きく早い面
     すり足             正しい小手 
     踏み込み足           正しい胴 
     開き足        小さく強い面打ち
正しい竹刀の握り        小さく強い小手打ち
正しい構え           小さく強い胴打ち

                小手面胴の受け
跳躍面早素振り         正しいつばぜりあい 
切り返し 

技能
しかけ技  出ばな技     出ばな面
               出ばな小手
      連続技      小手面
               面胴
               面小手
      払い技      払い面
               払い小手
      引き技      引き面
               引き胴
               引き小手   
通信簿のように、できたらチェックをします。習得しなければ、先には進みません。
できるまで、繰り返しさせます。指導者がよく入れ替わる所ほど、指導に一貫性がありません。親には、ここまでできているとわかります。子供には宿題をだせます。
悪い癖が付き易く、直し難いー子供の技術力が判らず、技の習得目標が理解させられない。かかり稽古の最中に、左足がでていると注意しても判らないのです。もっと踏み込めと言っても、踏み込み足の練習をしてるのでしょうか?もっとかかとを上げろと注意したら、左足がつま先だってしまいました。 

基本30分は習得表を基に、後60分は学年別、指導者別に。
             

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