記事タイトル:女性指導員にできること 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: Hide.    URL
To りょうさん

>女は男を立てるもの、男は女を守るもの。
>っていう小さい頃からの考え方がしっかり根付いてしまっていて・・・^^;
>日常生活では大歓迎で、ぜひ守ってくださいとも思うんですけど(笑)

男性も女性も互いに立て互いに守りあうものなんじゃないですかね。でも、私は性役割っ
ていうのは必要と考えています。どんなに頑張っても男親に女親の役割はできません。そ
の逆もしかりだと思います。その夫婦家族によって役割に差があるにせよ、性役割をまっ
たく無視することはできないと考えます(^^)

男だからこそできること、女だからこそできることを互いに認め合い、それを高められる
ような状況こそ望ましいでしょう。剣道は残念ながら男社会ですから、女性のできること
という範囲が狭められて考えられがちだと思います。でも、いい意味できちんと主張して
いってほしいですね(^^)


>そうやって上で頑張ってくれる方がいると、自分もがんばろうと思えます。

そうですね、りょうさんもそうした先輩たちの背中を追いかけながら道を切り開いていっ
てくださいヽ(^.^)ノ

お名前: りょう   
私はすっかりはまっているので、人様に意見できる立場じゃないんですが・・・。

たまに女性の差別を作っているのは、女性自身にも原因があるのかもと思ったりします。
思いどうりに事が進まなかったり、不満があったりすると、
どうしても「未熟だから」ではなく「女だから」と思ってしまうんです。
男性の中に一人混ざって稽古していると、足を引っ張っているんじゃないか、とか。
迷惑に思われているんじゃないかと不安になりますし。
ここは女の出る幕じゃないんじゃないか?と自分から勝手に一歩ひいてしまいます。
逆に、かばわれたくない、認めて欲しいと思って必要以上につっぱってしまったりもします。

女は男を立てるもの、男は女を守るもの。
っていう小さい頃からの考え方がしっかり根付いてしまっていて・・・^^;
日常生活では大歓迎で、ぜひ守ってくださいとも思うんですけど(笑)

稽古中は『男』と『女』ではなくて、『あなた』と『わたし』
という風に個性を捉えらえられるだけの自信と余裕が欲しいです。
それと同時に矛盾するようですが、男性と同じことをやってもかなわないのだから、
『女性だからできること』を追っていきたいと思っています。
卑屈にならず、力むこともなく、自然にそういうことができるのが究極の理想です。

・・・えらそうに書いてみましたが、自分がもやもや考えていることを
文章で伝えられているかわからないです。
これを読んだ女性の方が嫌な気分になられたら申し訳ないと思います。

Hideさん>
女性の審判員増えるといいですよね。
そうやって上で頑張ってくれる方がいると、自分もがんばろうと思えます。
そして女性の審判員がいないことに疑問を感じてくださる方がいらっしゃることを
とても嬉しく思います。認めてくれる方がいるから、がんばれるってとこもありますから。

くれーまーさん>
周りとはそれなりに楽しくやっていますが、やっぱり男同士のようにはいきませんね^^;
私自身うまく出来なくって困っている女の子にはアドバイスするように心を配りますが、
男の子は管轄外のような気分がしていました。
そういう雰囲気から「女の子の指導頼むね」になってしまうんでしょうか。。。
ちなみに、うちは更衣室は女性のみ、男性は適当な場所で着替えています。

お名前: Hide.    URL
To くれーまーさん

>近年は女性の活動も盛んですが、私の周りには・・・まだ少ないんです。
>今回のように「あれ?」っと思ったことにお返事頂けて、嬉しいです。
>ジェンダーの問題って難しいですが、他競技の良いところなども参考にできればいいで
>すよね。
>審判技術研鑽もだいじですね、すごく励みになりました!

私も元女子校教師として生徒たちに生涯剣道の観点から指導を行なっておりましたので、
やはり、こういった部分にも少なからず関心を抱いております。女性が剣道を続けていく
事は色々と難しい問題点がありますが、少しでも垣根を低くしていくお手伝いができれば
と考えております(^^)


>余談ですが、剣友からHN悪すぎって言われてしまいました。
>これ実は、アスリートサポート系ブランドの名前なんですぅ・・・(^^);

へ〜、そうなんですか?
そういったものに疎いためよくわかりませんが・・・(^^;

お名前: くれーまー   
hideさん レスありがとうございます!
近年は女性の活動も盛んですが、私の周りには・・・まだ少ないんです。
今回のように「あれ?」っと思ったことにお返事頂けて、嬉しいです。

ジェンダーの問題って難しいですが、他競技の良いところなども参考にできればいいですよね。
審判技術研鑽もだいじですね、すごく励みになりました!

りょうさんも、気軽に話せる環境ができるといいですね。
横から失礼しました。

余談ですが、剣友からHN悪すぎって言われてしまいました。
これ実は、アスリートサポート系ブランドの名前なんですぅ・・・(^^);

お名前: Hide.    URL
To くれーまーさん

管理人のHide.です。ご意見ありがとうございます(^^)


>女性指導者に対して、男性指導者はまず「女の子たちの指導、頼むね。」
>とおっしゃいますよね。

そうですか? 私はそんなことは申しませんがねぇ・・・(^^;


>ただ、男子部という名称がないことに気づいて頂きたかったのです。

元々男子として存在し、後から女子剣道振興のために作られた部門だからなんじゃないん
ですか?(^^) とりたててどうこう言うようなこととは思えませんが・・・。

私がむしろ問題にしたいのは、女子の大会となると女性審判員をやたら起用する点です。
これは、関東学連ばかりでなく、東京都高体連もそうなんだよなぁ・・・。
なぜ、男子の大会のときにも、女性審判員を積極的に集めないのでしょうか? また、女
子学生の大会だと準決勝や決勝などに必ず女性の審判員が入りますが、男子の大会のとき
に入らないのはなぜでしょう。私はこちらのほうがよほど奇妙に思えますよ(^^;
「女性には男子のスピードや有効打突側からない」とでも言うのでしょうか???


>ちなみに、各種武道館の師範室で更衣される男性指導者のみなさま。
>女性指導者が更衣できる環境が、そこにあるでしょうか。
>hideさん、どう思われます?

そもそも師範室って更衣室なんですか?(笑)
男性のほうが圧倒的に多い競技ですから、全員が更衣室で着替えられないっていう解釈は
ダメですか?(^^;
なぎなたなど、女性のほうが多い競技だと、師範室は女性の更衣場所になってるかもしれ
ませんしね(^_-)~☆

お名前: くれーまー   
横から失礼します。

 女性指導者に対して、男性指導者はまず「女の子たちの指導、頼むね。」
 とおっしゃいますよね。
 一見、女性を大切にしていそうなこの発言も、裏を返せば・・・
 「女性指導者は女子指導のために存在し、男子を指導しないもの」という前提が
 無意識のうちになされているのです。

 学生剣道連盟に女子部という部門がありましたが、これも男性主体のなかで新設され・・・。
 女子剣道の振興に反対しているわけではありませんよ。
 ただ、男子部という名称がないことに気づいて頂きたかったのです。

 ちなみに、各種武道館の師範室で更衣される男性指導者のみなさま。
 女性指導者が更衣できる環境が、そこにあるでしょうか。

 hideさん、どう思われます?

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

う〜ん、男性である僕には理解しにくいお悩みのようですね。
でも、すべての男性指導者が指導者に必要なものを兼ね備えていると考えでしょうか?(^^)
みなさん、「もっとこういうところが・・」とお悩みになっておられると思いますけどね
ぇ。

指導者一人一人に持ち味があり、また、自分にないものをコンプレックスに思っているの
ではありませんか? 自分の持ち味を十二分に活かし、不足している部分は自分で補お
うと思わず他の人の助けを借りればいいじゃないですか(笑)
「気力」「気迫」激しさ」を表現できる指導者のところにお願いして合同稽古を組ませて
もらったり練習試合をしたりするのもひとつの方法です。その中から方法論を学べる事も
少なくありませんしね(^_-)〜☆

お名前: りょう   
赤紫様

お返事ありがとうございました。

私も道を志すことに対して男女の差はないと思います。
でも稽古をする上ではやっぱり男女の差はあるんだろう、と思います。
動きの細やかさや、綺麗さ、全体に対する視野、まとまりの良さ。
いままで稽古してきて、女性はそういった点が長所かな、と思いました。
反対にどんなに動きの華麗な男性でも持っている激しさや荒々しさは私には持ち得ないものです。
女子になら、私が一緒に稽古させてもらう意味があるかもしれません。
でも男子に私がしてあげられることってなんだろう?と思ってしまうのです。

私が彼らを見て一番持って欲しいと思うのは「気迫」です。
でも私にはそれが体現してあげられない。
女なりの覇気はあっても、それは男性とはまた雰囲気の違うものだと思います。
せいぜい他の先生をさして「ああいう気迫が欲しいね」って言えるだけで。
自分が持ち得ないものをどうやって伝えたらいいんでしょう・・・。

今までは自分が「女」であることを意識することは、稽古をする上でプラスになっていました。
今ではそれを意識しすぎて捕らわれてしまっている気がします。

ですが、こういった男女感を語る以前に、
指導者1年生としてこれからどうしよう?と途方にくれている部分もあるような気がします。
私が迷っていても容赦なく次の稽古日は来てしまうわけで・・・。
「自分なりの指導」とか「一番良いと思う指導」について語れといわれても、理路整然と話せません。
(上の文章も書いていてだんだん何だかわかんなくなってきました^^;)
とりあえず明日は休みですので、掲示板を端から読んで
私が伝えられることはなんだろう?と悩んでみることにします。
アドバイスありがとうございました。

お名前: 赤紫   
”自分に指導できる事”を指導すれば良いのでは?
また、自分とともに”出来ない事”に挑戦して稽古してみてはいかがでしょうか。

そもそも、剣道においては、男性と女性との区別はないはずでは?
所詮、自分は”今の自分”でしかないことを認識し、
自分を大きく見せる事も、卑屈になる事も、全く必要無いと思います。

”女性だからしてあげられること”を考えるより
”りょうさんだからしてあげられること”で十分ではないでしょうか?

今は、あなたが、”教え子たちの成長するのに良いと思われる方法”が
あなたにとっての一番の指導方法だと思います。

というものの、どんな人にとっても、”剣の道”と同じで、
”一番良い指導方法”にたどり着くのもまた難しい事のようにおもいます。
ですから、あせらず、あわてず行きましょう。

また、ここの指導者の掲示板をすべて目に通すだけでも、
たくさん教えなければならない課題が見つかると思います。

お名前: りょう   
最近、通っている道場で中高生に教えはじめました。
私は20代半ばの女で、中高生は全員男の子です。

彼らに注意したことは、自分も実行するように心がけていますし、
前に立たせてもらうのだから、稽古に取組む姿勢を認めてもらわなければ。
と前より集中して稽古が出来ている気がします。
指導に携わって自分にプラスになったこともあるのですが、
それ以上にコンプレックスに悩まされています。

いざ、教える立場に立つと、
男の先生ならもっとうまく教えられるんじゃないか
と、女性であることに引け目を感じてしまいます。
女だとあなどられてはいけない、とか、
男性のように締まった稽古が出来ていないのではないか、とか。
無意識にそれを補おうとするのでしょう。
気がつくと必要以上にきつい言葉を投げかけてしまい、
自分の迷いを当り散らしてるだけだ、と、後悔と自己嫌悪で落ち込みます。

指導に携わる女性の方、または、女性の指導者が身近にいらっしゃる方。
女性が指導に携わることをどうお考えですか?
女性だからこそしてあげられることはあるのでしょうか?

長くなりましたが、何かアドバイスをいただけるとありがたいです。

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る