記事タイトル:低学年への左手の指導 


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お名前: Hide.    URL
To サボリーマンさん

少しでもお役に立ちますればうれしく存じます。
子どもの指導はただただ根気です。暑い夏ですが頑張ってくださいねヽ(^.^)ノ

お名前: サボリーマン   
Hideさん

お忙しい中レス頂きありがとうございます。
皆様から頂いたご意見をもとに日々の指導に工夫を凝らしたいと思います。

ありがとうございました。

お名前: Hide.    URL
To サボリーマンさん

管理人のHide.です。
合宿&遠征で、レスが遅くなりましたことをお詫びいたしますm(_ _)m


>しかし、その曲がり具合が90度近くになっても良いものでしょうか?
>小生が見たところ他のお子さんと比べて極端に曲がってるのですが・・・・。

握りが悪いことが想像できます。
まれに「さる手」といって、ひじが外からついているような子がおりまして、そうだとす
ると矯正にはかなり時間がかかりますね(^^;


>篭手をつけずに素手でやった方がいいですよね。同時に打突動作のなかで握りを確認して。
>今夜やってみますね(笑)。
正しい握りの習得には、木刀を利用する方法がけっこう近道ですよ(^_-)~☆


>この上下振りの時の左右拳の間隔は通常の間隔でしょうか。
>それとも両拳をひっつけた握りで行うのでしょうか。

私は通常の左右の手の幅で行なうことをお勧めいたします(^^)

お名前: サボリーマン   
親馬鹿一刀流様

>>私は絞れと言わない指導を実践しています。
 なるほど。 絞りすぎは要注意ですね。
 確かにお子さんに「絞れ」って言うと一生懸命絞りすぎて硬くなっちゃいがちですね。
 打ちの強さよりも、全体的な柔軟さに視点を置いて指導してみます。

ありがとうございました。

お名前: 親馬鹿一刀流   
サボリーマンさん
>この上下振りの時の左右拳の間隔は通常の間隔でしょうか。
 それとも両拳をひっつけた握りで行うのでしょうか。
子供一人一人を見ながら通常の間隔のままだったり、若干狭めます。

私の場合
手を絞れと指導しますと一所懸命振ろうとして、右手首を入れすぎる、肘を
かぶせる、肩までかぶせるという動きになりやすいですね。
これは、遅剣の方にも多く見られます。
という事で、私は絞れと言わない指導を実践しています。

固いものを切る、壊す場合は手首を固めるような打ちになると思いますが。
まあ子供達の段階ですから、新聞紙を1枚分切る動作をイメージして指導し
ています。
別の表現をすれば剣道形の1本目ですか。

お名前: サボリーマン   
皆様
ご意見ありがとうございます。

>>「左ひじを伸ばす」は剣道界の迷信と認識しています(^^)
 そうなんですよね。
 両手の長さは同じである以上物理的に左手(腕)が曲がるのが当然です。
 しかし、その曲がり具合が90度近くになっても良いものでしょうか?
 小生が見たところ他のお子さんと比べて極端に曲がってるのですが・・・・。

>>私は空間打突による矯正がいいと考えます。おそらく握りがよくないものと思われます
 ありがとうございます。
 篭手をつけずに素手でやった方がいいですよね。同時に打突動作のなかで握りを確認して。
 今夜やってみますね(笑)。

>>私は理屈ではなく、上下振りを徹底して指導します。
 ありがとうございます。 この方法も効果ありそうですね!!
 この上下振りの時の左右拳の間隔は通常の間隔でしょうか。
 それとも両拳をひっつけた握りで行うのでしょうか。
 (両方なのかも知れませんが・・・・・)

>>まずはゆったりと構えて振りかぶりは背中の筋肉で振りかぶるイメージ・・・
 そうなんですよね、このイメージなんですよ。
 でもこれを低学年のお子さんに伝えるのがいささか厄介でして(苦笑)。

>>言葉でいっても分からない時は鏡の前で振りかぶりの位置を再確認させます。
 なるほど。 自分自身の目で、自分の動作を確認させ、その上で難点を指摘するんですね。
 ウチの道場(小学校の体育館)にも大きな鏡が設備されていますので今夜やってみます。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。合宿中につきレスが遅くなり申し訳ありませんでしたm( _ _ )m

>打突時にどうしても左肘が曲がってしまうお子さんがいらっしゃいます。

まず、サボリーマンさんのこの部分ですが、私は基本的に「左ひじは伸びない」と考えておりますので
なんら問題を感じません。「左ひじを伸ばす」は剣道界の迷信と認識しています(^^)
なにしろ右手と左手は同じ長さであるにもかかわらず、右手前で握っているわけですからね。左ひじ
が伸びてなおかつ当てようと思うと、
 ●手首が立つ
 ●半身になる
 ●左肩をあげて逃がす
 ●左右の握りをくっつける
などの弊害が出てくるはずです(^^;

たぶん、「左ひじは伸ばすように」という教えだったのが、いつのまにか「ように」がとれてしまったので
はないかと推察しています(^_^ メ) 


>これって稽古だけで矯正することは不可能でしょうか?
>小生は素振りから指導し直そうと考えております(勿論併行して稽古させますが)。

そうですね、私は空間打突による矯正がいいと考えます。おそらく握りがよくないものと思われます
ので、木刀などを使って正しい握りをマスターさせるのもいい方法でしょう。
親馬鹿一刀流さんがお書きになっておられる「上下素振り」は正しい握りのチェックに最適ですしね(^_-)~☆

お名前: 親馬鹿一刀流   
サボリーマンさん
私は理屈ではなく、上下振りを徹底して指導します。
時には床にボールを置いて打たせます。
多分ご理解頂けるものと思います。

お名前: ne-mama   
To サボリーマンさん、みなさま

  はじめましてne-mamaです。
私も子供達と一緒に基本を勉強中です・・・どうぞ仲間にいれてください。
 
 振りかぶった時の形が崩れるのは基本が身についていないという事だと思います。
私もそうですが「面を打ちたい」という気持ちが強いと余計な力が入り形が崩れてしまいます。
まずはゆったりと構えて振りかぶりは背中の筋肉で振りかぶるイメージ・・・
そこからまっすぐに打ち込む・・・というのはいかがでしょう。

言葉でいっても分からない時は鏡の前で振りかぶりの位置を再確認させます。
実践の打ちのみの癖でしたら面をつけたまま指摘するのがいいのかもしれません。

形が崩れないようになってから子供同志のお稽古を・・と考えておりますがいかがでしょうか。

お名前: サボリーマン   
剣志郎様、剣道ママ様
ご意見ありがとうございます。

いろいろなチェックポイントや矯正方法がありそうですね。
全て参考にさせて頂き一日も早く真っ直ぐな打突ができるよう指導に努めます。
(とは言っても指導側の焦りは禁物! じっくりヤリますぞぉ。)

やはり素振り、と言うか素手の時点でどうなっているか確認するのが先決のようですね。
幸い小生が見ているお子さんは素直で理解力もある子供さんですので、基本に立ち戻った
あたりから言葉・身振り手振りを交えて説明してみます。

御指導ありがとうございました。

お名前: 剣道ママ   
サボリーマンへ

初めまして。剣道ママです。子どもと一緒に剣道に行っています。
私も、自分の子どもを含めて低学年の子どもたちに教えることがあるので
どういえばうまく伝わるか日々考えています。

ところで、
>打突時にどうしても左肘が曲がってしますお子さんがいらっしゃいます。
 打突時は、左手は曲がっていなくてはいけないのではないでしょうか。
 打突後にのばしていくのは分かるのですが・・・。
 素振りの時、左肘は構えのやや曲がった状態でそのまま前頭部に上がって、
 自分の胃の前方あたりに曲がった状態で降りてくると思うのですが
 どうでしょうか。
 確かに体が傾くくらい右腕に力が入っている子もいるので、
 どう、直して行こうかと私も悩んでいます。
 
私も、かなり最初の素振りが大切だと思いました。
素振りの指導ににかなりの時間をかけている子は
防具をつけてもスムーズに打てているように思います。
素振りですが、私はやはり左手の握りを特に注意させています。
握りをゆるめないことの他に、握りの角度です。
Hideさんが書かれている、おへその前方の合掌からの持ち方です。
子どもには握手の手、とか、「親指と人差し指でVができているかな」と
チェックさせます。この握りができていないと
他を直そうと思ってもうまくいかないことが多いと思いました。
あと、竹刀を握る段階の前に、短い棒を左手に持たせて、
構え、振り上げ、打突をさせて左手の握りと位置、角度を
覚えてもらったりもしました。左手の振りのイメージを作って
もらうためです。

ごめんなさい。ご質問の答えには直接なっていないかも知れませんが
子どもの指導で感じていることを書いてみました。

お名前: 剣志郎   
私は防具をつける前の段階と防具をつけてからの両方で直しています。

防具をつける前
左腕が必要以上に曲がる原因は右半身の打ちの性だと私は考えているので、まず足さ
ばきを徹底します。その後は、大きく振り上げてから真っ直ぐ前に出て打ち込む練習
をさせています。それでも直らない場合は大概、その人の左手が懐に納まっていない
ことが原因に感じます。私は振り切った時、左手の位置は水月の位置にあります。水
月の位置に左手を納めようとすると必然的に体は真正面を向きます。これで右手に力
が入っている場合には切先が右に開いているはずです。そうしたら今度は打ち込み竹
刀を相手の右側に傾けます。すると相手の竹刀は右に流れていくはずです。そうする
と肘を痛める前に、その日の稽古で右腰を痛めて帰るようになるでしょう。(筋肉痛
でね)。そうやって戒めて直します。

防具をつけてから
防具をつけての練習が始まって悪い癖が出てきた場合には、切り落とし面をしてやる
か、面を打たせて、竹刀を面に乗せたまま一緒に真っ直ぐ下がってやります。そうし
て、面のどの位置に竹刀があるかを確認させながら矯正します。上級生になってから
悪い癖が出てきた者や大人の場合にはそうした稽古をした後、面を打たせて脇を抜け
る時に竹刀で腰を押してやります。右に傾いて面を打てば真っ直ぐ抜けるのに時間も
かかりますし、ひどいときはバランスも崩します。(ある程度のスピードです)

私が学生の頃、直していただいた方法は「切り落とし面」と「掛り稽古」だけですの
で、稽古だけでも直せますが、コツを覚えるのに時間はかかります。言葉が先か、体
が先か分かりませんが、直し方はいろいろあると思いますよ☆

お名前: サボリーマン   
小兵衛様

>>稽古の途中で、よく子供達に小手を外させて、手の内を自分で確認させています。
 おぉぉ、これイイですね。
 小生も明日夜の稽古から取り入れさせて頂きます。

>>すぐにまた元に戻ってしまいます(苦笑)
 そうなんですよ。 でも、そこがまた可愛いトコでもあるんですがね(笑)。
 教える側も教わる側も、繰り返し繰り返し、薄紙も積み重ねるような努力が必要ですね。

>>最近、本当に指導することの難しさを感じております。
 同感です。
 「三つ子の魂」の部分に大きな影響を与えることですから・・・、責任重大ですよねぇ。
 今後とも真摯な姿勢で取り組んで行きたいと思います。

>>何となく私の興味のある話題と一致しておりました。剣道形、それから肘の痛み等々です。
 共感頂きありがとうございます。 おっと、肘の方はできれば無い方がイイか(笑)
 何れの話題も話しが尽きないですよね。 できればじっくり意見交換させて下さい。
 小生のメアドを入れておきますので、よろしければ御連絡下さい。

>>以前レントゲンを撮ったら、「骨端軟骨剥離」といわれた記憶があります。
 プロ野球の投手に多い故障ですよね、確か。 お大事になさって下さいね。

>>充分過ぎるほど肘のストレッチをやるようになり、かなり痛みは取れました。
 小生の感覚でもストレッチは効果大ですね。
 きちっと伸ばしてやると不思議なくらい痛みがラクになりますもんね。
 あと、御存知とは思いますが稽古直後のアイシングも効果的ですよ〜。

>>「右手に力が入るとこんなに肘が痛くなるんだよ」という悪いお手本ですね。
 そうなんですよねぇ。
 肘が痛み出した時はどうなることかと思いましたが、最近はプラスに考えるようにしてます。
 剣道の神様が「腕で打つな! 足で打て! 腰で打て!」と訓えてくれたと解釈し
 剣風の改善に取り組んでいます(ただし難航中ですが:苦笑)。

以上です。

お名前: 小兵衛   
To サボリーマン様
早速のお返事、大変恐縮いたします。サボリーマンさんの、過去ログを今一度拝見致しました。
柄の長さの確認方法は、すでにお書きになっておりましたね。「釈迦に説法」で申し訳ありませ
んでした。

私も、稽古の途中で、よく子供達に小手を外させて、手の内を自分で確認させています。しかし
みんなその時は分かってくれるのですが、すぐにまた元に戻ってしまいます(苦笑)もう本当に
子供の指導は、我慢比べだと思います(笑)我々がチビッコだったときにも。先生方は同じよう
に感じておられたのでしょうね。最近、本当に指導することの難しさを感じております。

話題が飛びますが、これまでにサボリーマンさんが興味を持ってカキコされている項目は、何と
なく私の興味のある話題と一致しておりました。剣道形、それから肘の痛み等々です。

実は、私も永年肘の痛みに泣かされてきました。私の場合は、右ひじです。現在は、右手が完全
に伸びません。以前レントゲンを撮ったら、「骨端軟骨剥離」といわれた記憶があります。お医
者様曰く、直すには切って手術しない限りは完治しないとのこと。弱い私は、諦めました(笑)
でも、最近稽古の前後に、充分過ぎるほど肘のストレッチをやるようになり、かなり痛みは取れ
ました。「右手に力が入るとこんなに肘が痛くなるんだよ」という悪いお手本ですね。

話がずっこけて本当にすみません。

お名前: サボリーマン   
小兵衛様
はじめまして、サボリーマンです。

>>お子さんの、柄の長さが長すぎることはありませんか?
 うぅ〜ん。
 先日柄の長さを確認したのですが、今回の場合は該当しないと思います。

>>「振りかぶった時に、右手をパーにする」方法は如何でしょうか?
 この要領を説明しているんですが、どうしても面をつけて打ち合うと右手に力が
 入ってしまうようです。
 ただ、返し技や地稽古の時だけこうなるのではなく、切返しの時にも同じ状態に
 なってるので やはり基本動作=素振りが出来てないかな?
 と考えているのですが・・・・。

>>子供達は、何も言わないで振りかぶると、大概左手の小指薬指が完全に緩んでおります。
 なるほど。
 この点はまだ確認しておりませんでした。 ご指摘ありがとうございます。
 次回の稽古時に篭手を外した状態で素振り、打突させて確認してみますね。

>>思いつくままの取り留めない話で恐縮です。ご意見をお聞かせ下さい。
 とんでもございません。 迅速なカキコありがとうございました。
 これを機に今後ともよろしく御願い致します。

お名前: 小兵衛   
サボリーマンさん

こんにちは、小兵衛です。ご参考になれば、幸いです。お子さんの、柄の長さが長すぎることは
ありませんか?これまでに、私が子供達を見て感じたことです。子供用の2.8尺等の竹刀の柄
が意外と長いのですね。右手で竹刀を持って、右ひじの内側に柄頭がつく程度の、一般的長さに
調整して見ては、如何でしょうか。愚息の場合も、柄を切って縫い直したところ。以外に具合が
良いようです。

あとは、電剣でよくやっている、「振りかぶった時に、右手をパーにする」方法は如何でしょう
か?(あれって、目的がちがいましたっけ?)

もう一つは、振りかぶりの時、左手の小指と薬指を緩めないことも如何でしょうか。子供達は、
何も言わないで振りかぶると、大概左手の小指薬指が完全に緩んでおります。

思いつくままの取り留めない話で恐縮です。ご意見をお聞かせ下さい。

お名前: サボリーマン   
サボリーマンです。

打突時にどうしても左肘が曲がってしまうお子さんがいらっしゃいます。
右手打ちになっているので、右腕が伸びきり、その分左腕が曲がってる状態です。
非力ゆえ利き腕に頼ってるのかな?と思ったのですが、同学年で同じくらいの体格のお子さんは
こう言う状態なっていないのです。

これって稽古だけで矯正することは不可能でしょうか?
小生は素振りから指導し直そうと考えております(勿論併行して稽古させますが)。
何か効果的な方法をご存知の方、同様の指導経験をお持ちの方いらっしゃいましたら
御指導下さい。

To:Hideさん
下のほうに同様のトピありましたが、小生が聞きたい事が書いてませんでしたので
新しく立てさせていただきました。 御了承ください。

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