記事タイトル:剣道形の位置づけ 


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お名前: 小兵衛   
To ナオさん
>ちなみに私、中肉中背の坊主頭ですので、引かないでくださいね〜。
私も、ほぼスポーツ刈りの短髪です(笑)

>今年は丸出しの闘争心は少し押さえて、「内に秘めたる」を信条として稽古していき
>ます。いざ、勝負!!!
「内に秘めたる」なるほどいいお言葉ですネ。私、只今審査に向けて、稽古中でござい
ます。1分間という短い時間の中で、如何にして自分の心栄えを表現するかを、試行錯誤
しております。五月の審査で、見事に落ちまして、その後ある先輩に言われました。
「袴を揺らすな」
アドバイスは、この一言だけでございました。

お名前: ナオ   
>小兵衛さん

いやぁ、性格丸出しです(笑)
当日お会いできるのを楽しみにしております。
ちなみに私、中肉中背の坊主頭ですので、引かないでくださいね〜。

今年は丸出しの闘争心は少し押さえて、「内に秘めたる」を信条として
稽古していきます。いざ、勝負!!!
よろしくお願いします。

お名前: 小兵衛   
To ナオさん
>自分「も」じゃなくて「は」の間違いです(^_^;)
アッハッハ ドンマイです!実は私こそ、カッとなる性格なのです。あるとき、先生に
こう言われました。
「お前はまるで六甲山から降りてきたイノシシだな。TVでやってただろ。山から下りて
きて、コンビニの中を駆け抜け、出口のガラスを割ってそのまんま出て行ったのが。も
う少し、相手の心を読む余裕が無いといかん」
お稽古の後に先生がこの話をされました。皆で爆笑でした。色々な話題を提供できると
いうことは、いいことですよネ。形の会でお会いできます事を、楽しみにしております
いざ勝負!

お名前: ひろ   
剣道形は是非しっかり稽古をした方がいいと私は思います。もちろん理合の勉強に
なるという面が大きいですが、もうひとつは、剣道形が剣道を剣道たらしめていると
考えてます。
つまり、現代の剣道はあれで本当に人が切れるのか?切れる人もいるが、切れない
人もいると思います。ではそれでは悪いのか?私はそれでも良いと思います。防具を
つけての剣道は、「剣術」という斬りあいの技術が発展、変容してできあがったもの
です。そしてその打つべき場面とは、斬るべき場面なのです。
つまり、防具をつけての稽古は「斬るべき場面」の稽古であり、斬り方を学んでいる
とはやはり考えにくいと思います。
では剣道形は?もちろんこれも斬るべき場面の稽古ですが、より剣術に近く斬り方
を学べると思います。
つまり、剣道を「剣」から離れないようにしているのが剣道形であり、「私は剣道
をしている」と主張できるためにも、剣道形は必須のものだと思います。
(剣道形がなければ戦後の撓競技との違いはあるのでしょうか・・・?)

お名前: ナオ   
自分「も」じゃなくて「は」の間違いです(^_^;)

お名前: ナオ   
>小兵衛さん

形の会のスレでもお世話になっておりますm(_ _)m
貴重な実体験に基づくご意見、ありがとうございました。
    
>共に、もう一つ大切なことは、勝ち負けも意識せずに、お相手に集中することですね。
>試合のときは、私が勝敗にこだわらず集中でき、そして先日のお稽古では、お相手の方
>が「無心」となり集中できていたようです。また一つ新たな課題を頂戴致しました。感謝。

自分もカッとなるなる性格で、ついつい冷静さを欠いてしまうのですが、形のお稽古で
そんなところも直せればなぁと思ってます。
4日の形の会でもよろしくお願いします!

お名前: 小兵衛   
おはようございます、小兵衛でございます。私の考えです。剣道形は、実際の試合でも、確実に
生かせます。これは、今年5月の大会で、私が実際に経験致しました。
具体的に申し上げます。私は、左上段と対戦いたしました。結果はメン二本で、私が運良く勝た
せて頂きました。生かした形は、「太刀5本目」の仕太刀の技です。
この大会では、形を打つことになっておりまして、私は大会前一月あまり、ほとんどが剣道形の
稽古ばかりで、地稽古は殆ど行っておりませんでした。「形を間違えたら大変だ」と思いまして
自分の試合どころでは無いというのが、正直なところでした(笑)しかしながら、真剣に形を稽
古させて頂いたお陰で、不思議に技が生かせました。刃引きを生まれて初めて使ったことも大変
勉強になりました。
しかし、つい先日同じお相手と稽古いたしましたら、今度は見事にメンを頂戴致しました。形と
共に、もう一つ大切なことは、勝ち負けも意識せずに、お相手に集中することですね。試合のと
きは、私が勝敗にこだわらず集中でき、そして先日のお稽古では、お相手の方が「無心」となり
集中できていたようです。また一つ新たな課題を頂戴致しました。感謝。

お名前: ナオ   
>くにさん

確かに、言われてみるとそうですね・・・。
奥が深いです〜。自分は奥までたどり着けるんでしょうか(笑)

>Hide.さま

>形ではありませんが、「一人稽古」の大切さにつきましては、「剣道時代」2004年8月号で
>愛知県の東先生が「集中の技術」に書かれてましたしね(^_-)~☆

さっそく探して読んでみます。

お名前: くに   
こんにちは。
横レスになりますが…。

1級ですと3本目まで審査対象になるところが多いようですね。
実はこの3本が先ずできあがった形であるという話があります。
と言うのは、1本目では相手を一刀両断にしていますよね。2本目は相手を傷つけて勝っています。そして3本目は相手を傷つけずに勝つ。だからこの3本に極意があると言うんですね。
この3本は同じように刀を振るっても同じではないと言うことです。
人の受け売りですのでこの程度にしておきますが、そんなことを考えるとけっこう深いな〜と思えるのではないでしょうか?

お名前: Hide.    URL
To ナオさん

>続けることで何か見えることがあるかも、なんて勝手な希望を抱きながら。

そうそう、続けることは大切ですね。
ただ単純な素振りですと飽きてしまうこともありましょうが、さばきに入った形の一人稽
古ですと、精神の集中度合いも違ってきますからね。
形ではありませんが、「一人稽古」の大切さにつきましては、「剣道時代」2004年8月号で
愛知県の東先生が「集中の技術」に書かれてましたしね(^_-)~☆

お名前: ナオ    URL
>Squareさま
レスありがとうございますm(_ _)m

>焦らない焦らない、今のご自分の剣道をジックリ楽しまれる事・・・
確かにそうですね。楽しくなければ続きませんよね(^_^;)
そうやって続けていった先の先で見える物があればいいんですが。
今はとにかく動きや形をきちんと理解する段階だと思っています。
時々、その動作が自分の中で曖昧になって、それを聞いたところ
「そんな細かいこと・・・」と言われてしまったので、それじゃ
形って何なんだろうと思い、ここでこうやって皆様のご意見を聞いている
というわけです。

>Hide.さま
毎回レスありがとうございますm(_ _)m
形に触れていくうちに、もっと知りたいなぁと思って、今は居合にも興味を
持っています。不器用なんで、今は剣道しかできませんが(T_T)
今のところは一人での稽古が多いです。木刀を振り回すだけのスペースが
あればどこでもできますから・・・。というわけで雨の日以外はマンションの
屋上で夜中、木刀を振り回しています(笑)
続けることで何か見えることがあるかも、なんて勝手な希望を抱きながら。

>GENさま

貴重なアドバイス、ありがとうございますm(_ _)m
「間合い」と「拍子」は普段の稽古でも気をつけているつもりですが、形では
まだそこまでたどり着いていません(^_^;)
ただ、形でも常に意識しながらやってみようと思います。

ホントにこの掲示板、勉強になります〜。

お名前: GEN   
ナオさんへ
剣道形の重要性については、多くの先生が語っておられます。
どの点を強調するかも様々ですね。

形稽古を普段の稽古に活かしたいのでしたら、まず「間合い」と「拍子」の訓練から始めてはいかがでしょうか?
間合いと拍子は「距離」と「タイミング」だと思って下さい。


お互い3歩、歩み寄った時、二人の距離は近すぎず、遠すぎず、最良の間合いでなければいけませんね。
打太刀がタイミングに合わせて仕太刀が動いたか?
二人の歩み寄るリズムはあっているか?
打太刀は木刀の切っ先三寸で正確に仕太刀をとらえていたか?
仕太刀の捌く距離は適当か? 大きく捌き過ぎていないか? 
捌くタイミングは速すぎても遅すぎてもダメですね。

身体の大きさ、歩幅、腕の長さ、そして動作の遅速はお相手によって全て異なりますね。
同じお相手でも動作のタイミングが常に一緒とは限りません。
形稽古の繰り返しは、距離感やタイミングを測る感覚を高めることにつながります。

以上の点に注意しての形稽古は、防具をつけた稽古にもきっと役立つはずです。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

ナオさんのお考えはとても立派ですね。
そういう気持ちで剣道形を勉強されれば、きっといい形が打てることでしょうヽ(^.^)ノ

残念ながら、今の日本の剣道界では日本剣道形は「審査のためにやらなければならない課
題」って受け止められていることが多いですね。もちろん動作として正確である事が求め
られますが、形稽古をする目的はそんなものではありません。
 ●呼吸
 ●間合
 ●運足
 ●拍子
 ●構え
 ●太刀筋
 ●体さばきと刀さばき
 ●所作・礼法
などなど、竹刀剣道にも通じる大切な項目を多く含んでいます(^^)
昔は「竹刀稽古と形稽古は半々にしなさい」といわれていたのですが、今の剣道愛好家は
私も含め、そんなに多くの時間を形稽古に費やしていないのが現状です(^^;

ナオさんも、審査が終わった後も、できるだけ機会を見つけて形のお稽古をなさってくだ
さい。お相手がいればベストですが、一人稽古でもかまわないんですよ。お相手がいると
思ってお相手の動きを想定しながら真剣に形を打つだけです。これだけでも十分に勉強
になりますからヽ(^.^)ノ

お名前: Square   
ナオさんはじめまして
ナオさんの考えておられる剣道形の真髄は間違っていないと断言できますよ!

ただ一つ違うかな〜と思うのは剣道形はナオさんの考えている通り奥の深いお稽古だと思うのです。
ですから先生の言う「細かい事」は今の修行段階で知る必要が無い、言葉を変えるとナオさんが
ご自分の修行の中で(ここではこういう風に動くはずだからお相手の心を計ればこうなるはずと)自然に
見えてくるものが「細かい事」に繋がるんだと思います。
それは1級で見えるもの四段で見えるものそして八段になって初めて見えるもの終わりは無いんじゃ
ないでしょうか。焦らない焦らない、今のご自分の剣道をジックリ楽しまれる事が何よりのお稽古だと
思いますよ。

お名前: ナオ   
>みねお 様

ご意見ありがとうございますm(_ _)m
1級だから、みたいなことはあんまり思いたくないんですよね・・・。
同じ道場の中学生は「とりあえずやってます」くらいのつもりみたいです。
でも、こうやって制定されているということは何かしらの意味があると
思うんですよ。だからといってそれを誰も明確に教えてはくれません。

大人になって始めた身からすれば、きちんと納得してやりたいんです。
ワガママで無い物ねだりなのは判ってます。
でもきちんとした説明を受けたい、きちんと教えてもらいたいって思うのは
身に余る要望なんでしょうか・・・?

みねおさんのおっしゃることもよく判ります。
その証拠に、実践でどう役に立つのかなんて、これっぽっちも判りません(笑)
今はまだ、どう生かすのか、どこでつながっているのかは判りませんしね。

お名前: みねお   
はじめまして!みねおというものです。
1級の審査を受けるんですか・・・僕は4年近く前に受けて、しかも場所によって
審査基準が違うので一概に言えませんが、1級だったら簡単に受かると思いますよ。
僕は先輩に2週間前から教えてもらい、当日は受かるのか不安でしたが受験者全員
受かってました。大体受かると思いますよ。中には「こんなんで本当にいいのか」という人もうかってました。
今は2段になりましたが、剣道形が何に役立つのかいまだにわからないです。
昔の剣術流派の技を考慮してできたらしいですが、実践で使える形(竹刀の試合)もあまりないと思いますし・・・
だから受かるためにこういうこともしなきゃいけないんだって考えれば
いいんじゃないですかね。
僕の自論なんで間違ってたらごめんなさい。

お名前: ナオ    URL
ナオ@2度目の質問 です。

来月の中旬に1級の審査を受けることになりました。
で、剣道形の稽古を4ヶ月くらい前から始めたのですが、疑問に思うことがあります。

そもそも、剣道形ってどういう位置づけなんでしょうか。
自分としては審査のための稽古ではなく、理論を学ぶ場として大切にしていきたいと
いう思いもあります。
でも、今日の稽古でも言われたのですが「そんなに細かいことやらなくても受かるから」なんて言われてしまいまい、「む〜」と思ってしまうのです。
審査における形の位置づけって、そんなものなんでしょうか?
まだ先生に何かを言うような立場にはありませんので、その場は「そうなんですか」と
お茶を濁してきましたが・・・。

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