記事タイトル:最も速い面打ち 


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お名前: Hide.   
To ガロアウスさん

>引き面で下がるときには、高々と上げていいのでしたね。なんかこのあたりが、整合性
>がないというのか、首尾一貫してないというのか、私にはさっぱり理解できません。

前に出て打つ技は身体の前進に伴って「押し切り」が可能ですが、引いて打つ場合にはそれ
が出来ません。したがって、打突の勢いを増す方法として「引き上げ」という動作が必要に
なってくるわけです(^^)


>ついでに書くと、私は引き面のときには、足を勢いよくドシンとさせてまし
>たが、教育テレビでやっている剣道講座とか見ると、引き面でそんなことをし
>ている人は一人もいませんでした。

引き技の踏み込み足ですね。実はこれについてきちんと解説のできる人は、日本でも少ない
んですよ(^^;
私は教育テレビの講座を見ておりませんが、たぶんそこでも「送り足で」と解説されていた
のだと思います。しかし、試合では「送り足」で引き技を打ったものは、ほとんど一本になり
ません。引き技においても、「踏み込み足」は必須ですから、間違えて覚えてしまったとい
うわけではありません(^_-)~☆


>一度、剣道ビデオですべて確認してみないと、どうしようもありません。

私も、10年以上前に師匠を亡くしてから、自分の姿をビデオにとってチェックすることが
一番の学びになっております。ホント、ビデオは役に立ちますよヽ(^.^)ノ

でも、他の方の技術を学ぶのに、ビデオは要りません。あ、もちろんあったほうが役にはた
ちますが。実際に、上位の肩の立会いを拝見する中から、さまざまなことを学ぶことができ
るものです。これを「見取り稽古」っていって、剣道では自分でする稽古と同等の重要性が
あると位置付けられているわけですね(^0^)

お名前: ガロアウス   
 蘭崎 剣 さん、HIdeさん、アドバイスありがとうございました。たいへん
参考になりました。
 とはいっても、剣道で一番基本とされる面も、マスターするとなると、なか
なか困難なわけでして、たとえば私は面を打った後の姿勢についても、しょっ
ちゅう叱られます。
 面打ちというのは、面を打った後、しばらく同じ姿勢を保つのでしたね。私
はその姿勢が疲れるので、つい、竹刀を上に高々と上げてしまいますが、これ
でいつも叱られます。頭で理解していても、同じ姿勢を保つというのは疲れま
せんか?
 HIdeさんの本など見ると(すみません。金がないので、借りて読んだだけで
す。金があれば、本当は剣道のビデオを買いたいのですがね。基本を確認する
にはビデオが一番なので)引き面で下がるときには、高々と上げていいのでし
たね。なんかこのあたりが、整合性がないというのか、首尾一貫してないとい
うのか、私にはさっぱり理解できません。
 ついでに書くと、私は引き面のときには、足を勢いよくドシンとさせてまし
たが、教育テレビでやっている剣道講座とか見ると、引き面でそんなことをし
ている人は一人もいませんでした。また一つウソを覚えていたということでしょ
うか。
 一度、剣道ビデオですべて確認してみないと、どうしようもありません。(と
いうか、自分のやっているところをビデオにとって、比較すると、おかしいと
ころがはっきりするのでしょうね)

お名前: Hide.   
to りょう君
>冬休みに時間があるので、基本の面を完ぺきにして、少しずつ小さく速くうてるように
>していきたいです。
そうですね、一見すると遠まわりなようですが、基本をマスターすることが一番。どんな
応用技術も、基本の土台なしでは成しえませんからヽ(^.^)ノ
ガンバってくださいね!

>あと、打つ前の構えの足や重心はどうしてますか?強い人は、攻めて間合いを詰めたと
>き、足幅が前後にかなりひらいている様に見えました。これは速さと関係するのでしょ
>うか?
前後に足幅が開けば開くほど、遠くへは跳べない理屈になります(^^;
重心のかけ方も、遠間と近間では若干違ってきますね。基本は左右5:5ですが、遠間で
は6:4、近間や出鼻狙いの時は4:6なんていうふうに使い分けるんです。むろん、お
相手に読まれないように、構の姿勢が「前傾」や「後傾」してはいけませんがね(^^)


to ガロアウスさん
うーん、カキコを拝読しておりますと、剣先を開きながら面を打つことがクセになってし
まっておられるようですね(^^; ここは「小手を打たせてもいいから面を打つ」という具
合に開き直ってお稽古される以外に方法はないように思いますが(^_-)〜☆

お名前: 蘭崎 剣   
TO りょうさん
重心に関しては左足と右足にそれぞれ6:4の割合で重心をかけています。
というより、左足の蹴る力にかなり注意を払っています。前に重心をかけた方が
出鼻技をだすのに特という人がいますが、スムーズな足さばきを行う時や相手の打ちさばいて
技を出す際、前足に重心があると一度左足に重心を移してから蹴り出すことになるので
よくないと自分は考えています。
あと、前後の足がかなり開いているのが早さに関係あるのかですが、直接にはないと思います。
むしろ、足がかなり開いていても早い面が打てるということは膝のが適度に曲がっていて膝に
「溜め」があるということです。そして、前後に足が開いていてもしかっり左足に重心が
あるから早い面がうてるのだと思います。
私のいったことを鵜呑みにせずに、一度色々試してみてください。
りょうさんは中学生!頑張って!応援しています!!

Toガロウアウス さん
面打ちが曲がる理由の大きな原因のひとつは、「中心」に対する意識が希薄なのが原因かもしれません。ガロウアウス さんは相手が小手を打ってきた時に竹刀を右に開いてよけるとおしゃっています。私の場合、「中心」を崩さないことが剣道における(人生においても同じかも・・・)生命線と考えているので右開き足、もしくはまっすぐ入って相手の打ちを封じ込めたり、あるいは小手すり上げ面を行います。まずは空間打突の時に両手がしっかり体の中心線を
通っていることを意識することだと思います。後、よけ方も空間で相手の打ちをさばくように
習慣づけることが必用と思います。
相手の小手打ちが怖いということですが、面を打つ前の攻めがないのと打ちが単調になり相手が
面打ちを予測しやすいのが原因かもしれません。こっちも面を打たしてもらうのだから、小手ぐらい相手にあげてもいいという気持ちを最後には持つことも大切だと自分は思います。「打って反省、打たれて感謝」でしたっけ・・・

お名前: ガロアウス   
 面の打ち方というのは私もよく理解していません。
 いつも思うのですが、人間の身体というのは左右対称にできています。とこ
ろが、剣道というのは右手を前に、左手を柄のぶんだけ、うしろにしているわ
けですから、そのまま伸ばせば、(よく子供のやる)バンザイ受けのような形
になってしまい、まっすぐいかないのが当たり前のように感じます。
 本を調べると、面を打ったとき、左の肘は少し曲がった状態がむしろ普通と
書いてあるのがあって(巣鴨の小川先生の著書)ナルホドと感じましたが、やっ
てみると、なんか左手に力が入らず、右手だけでやっているような気がします。
 先日の全日本で、安藤選手でしたか、異常に長い柄を使っておられましたね。
あれが私にはなんとも理解不能です。確かに長い柄を使用すると、小手とかは
軽快に打てるのですが、まっすぐ面を打つのが無理なような気がします。
 (私と身長の近い)国士舘の馬場先生は、三九の柄は長すぎるとお書きになっ
てますが、これは私も同感です。身長のない人間にとっては、三九の柄ではど
うも使い勝手が悪い気がします。私は柄は三八のものにしてますが、それでも
まっすぐの面は打てません。
 実は今日も練習に行って、どの先生からも面がねじれていると酷評されてき
たばかりなのです。
 私の場合、面のコースがおかしいのには、もう一つ理由があると思われます。
 私の場合、常に相手の小手を警戒してますが、本当に相手が小手に来たとき
は、竹刀を右に開いて受けて、そのまま振り上げて相手の面を狙いに行きます。
ところが、これが癖になってしまい、普通の面を打つときも竹刀が右から上に
行くというコースになっているようなのです。
 どの先生からも叱られるので、自分なりに考えて、こういう理由だろうと思
いついた次第です。
 直せと言われても、子供の時以来の癖というのは直りませんねえ。小手が怖
ければ、相小手にして、それから面を狙ったらどうかとアドバイスされました
が、なんか相手の小手が決まりそうで怖いです。
 面打ちも、鏡の前でやってみると、まっすぐのように感じるのですが、先生
方とやると、毎回叱られています。叱られるだけならいいのですが、この間は、
「自分にねじれた面を打つとはなにごとか」と立腹なさった先生がいました。
わざとやっているわけではないんですがね。
 まっすぐ速くというのが理想でしょうが、なかなかうまくいきません。みな
さんはどうしてますか?

お名前: りょう   
蘭崎剣さん、Hideさん、詳しく教えていただきありがとうございます。冬休みに時間が
あるので、基本の面を完ぺきにして、少しずつ小さく速くうてるようにしていきたいです。
あと、打つ前の構えの足や重心はどうしてますか?強い人は、攻めて間合いを詰めたとき、
足幅が前後にかなりひらいている様に見えました。これは速さと関係するのでしょうか?

お名前: 蘭崎 剣   
To りょうさん
あと、面を打った時、両手の位置(特に左手かな・・・?)もしっかり中心線をはずれないこととみぞおちより左こぶしが高くならないよう特に意識してます。
ここまで書いてみて、いかに基本打ちが
大事かということが今更ながら自分で気が付きました。りょうさんありがとう。
事実、自分の打ちの調子が悪い時基本打ちをしっかり一本一本丁寧に
することで、本来のスピードを取り戻しています。

お名前: Hide.   
to りょう君

管理人のHide.です。

そうですねぇ、中高生にとっては、やはりスピードはないよりはあったほうがいいです
ね。僕もカラダが小柄だったので、跳躍力やスピードをつけて長身の選手に対したもので
す。その頃鍛えたのが良かったのか、今でも、同年代のオヤヂよりはスピードが速く、そ
れが自分の攻めのポイントにもなっておりますので(^_-)〜☆

鍛え方ですが、やはり走り込みをしましたね。私の場合、階段走もよくやりました。近所
にちょうどいい10階建ての建物がありまして、そこの外階段が格好のトレーニング場で
したヽ(^.^)ノ またランニングにおいては、電信柱が来るたびに飛びつくようにして、跳
躍力も意識しましたね。

稽古においては、ムリムダのない振り方の修得に全力をつくしました。これは「小さく早
く」ではなく蘭崎さんも書かれてますが「大きく早く」を心がけましたね。試合になると
どうしても「当てよう」という意識が強くなって小さくなりがちですので、お稽古の時は
打たれてもいいから「大きく早く」を心がけるようにしました(^^)


こんなところを足がかりに、お稽古してみてください(^0^)

お名前: 蘭崎 剣   
果たしてスピード至上主義の剣道がいいのか自分には少し疑問が残りますが、
りょうさんは中学生ということですので、私自身の方法をよかったら参考
にしてください。
私自身はそれ程自覚していないのでが、面、小手のスピードはかなり早いと
周りの方や先生から指摘されます(自分としてはそれ程嬉しくもないんですが・・・)
左足の強いけり、右足で相手の左足を踏む感覚をもつことで腰からしっかり打つ、
打つ時あごが上がらないようしっかりと引き締める、相手の面の中心線を自分の体で
叩き割る感じで踏み込む(短距離選手のスタートダッシュのように)、手はそのまま面に突き刺すイメージ。したがって、基本の面打ちがしかっりできることがとても重要だと考えます。

私の場合、高校2年の終わりぐらいになるまで、いわゆる小さく振りかぶって面が出来ませんでした。しかし、大きく振りかっぶて面を打っても刺し面の人と相面で負けるようなことはなかったです。大きく振りかぶって面を打つことが身に染み付いているので、手を面に突き刺す感じで
面を打ってもしっかり竹刀が振れていました(ビデオで確認しました)。友達にいわせると僕の
指し面は普通の人の振りかぶって面とあんまり変わらないといっています。

後、私の場合、瞬発力、ジャンプ力が異常なほど高かったです(陸上部よりも速く走り、バレー部よりも高く垂直飛びができた)。こういった意味で、瞬発力を鍛えるトレーニングも積んだ方がいいかもしれません。

最後に、スピードがあるに越したことはないですが、それ程重要とも思えませんが・・・

お名前: りょう   
自分なりには、速い面が打てるように努力しているのですが、全国レベルの
中学生と比べると,まだまだ打ちがおそいです。打ち方が少し違うようにもみ
えます。面を極限まで速くする方法を教えてください。(ちなみに僕は中学生
です)

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