記事タイトル:上段からの片手小手 


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お名前: Hide.    URL
To マサさん

少しでも摂サイトの情報がお役に立ちますればうれしく存じます。
頑張ってお稽古して小手を極めてくださいねp(^-^)q

お名前: マサ   
Hideさんありがとうございます。
さっそく明日の稽古からためしてみたと思います!!

お名前: Hide.    URL
To マサさん

管理人のHide.です。


>片手小手を打つ場合は面と同様に足を相手に向かってまっすぐ出したほうがいいのかそ
>れとも少し左に開き気味に出したほうがいいのかがよくわからないので教えていただけ
>ませんか?

もちろん、やや左に踏み出したほうが打ちやすいですね。
目安としては、自分の柄頭がお相手の剣先を越えるあたりまで踏み出せれば片手小手が当
たる範囲だと思いますよd(^-^)!

お名前: マサ   
大学で剣道してるマサというものです。僕は高校から上段を始めたのですがまだ片手小手をマスターできません。タイミングや打ち方はこの掲示板をみてだいたいわかったのですが片手小手を打つときの足の動きがよくわからないので書き込ませていただきました。片手小手を打つ場合は面と同様に足を相手に向かってまっすぐ出したほうがいいのかそれとも少し左に開き気味に出したほうがいいのかがよくわからないので教えていただけませんか?

お名前: Hide.   
to はらちゃんさん

>なにしろ自分の上段の理想は一撃必殺を目指していますので、
>集中力、気迫とも1時間以上はもたないのです。

おっしゃる通り、上段の醍醐味は「一撃必殺」です。しかし、試合でははディフェ
ンスに力を入れている選手が多いですから、なかなか難しいことと思います。ぜひ
ぜひ気力気迫を鍛練し、1時間でも2時間でもお稽古に耐えられる精神力をヤ養っ
て行くべく努力して行ってくださいヽ(^.^)ノ


>中段の人も時には上段で上段の人は中段の稽古も必要な気がします。

そうですね。
それゆえ、昔の剣道の先生は、ある程度以上の実力があると認めた人に「おあげな
さい」とジェスチャーで示されました。「あなたの中段の実力はわかりました、上
段はいかがですか?」という感じだったのでしょうか。
それゆえ、昔の先生方は、上段も中段もお出来になる方が多かったと思います(^^)

お名前: はらちゃん   
みなさんのご意見ありがとうございました。
なるほどと思い、自分はまだまだ稽古が不足しているのかな
と思いました。
なにしろ自分の上段の理想は一撃必殺を目指していますので、
集中力、気迫とも1時間以上はもたないのです。上段でも中段
のような手数で勝負するかたもいますので、そういう稽古がで
きるのかもしれませんね。どちらにせよみなさんの書き込み
にあるよう上段は中段以上の稽古が必要であると同時に剣道
の本質も見えてきます。中段の人も時には上段で上段の人は
中段の稽古も必要な気がします。

お名前: Hide.   
to えいさん
>走り抜けるというのは体を前に出せるのならそれでもいいと思いますが、
>体重が110kg以上ある私にはとてもとても・・・
うぉう、それは重量級の上段ですね(笑)
主力の技は出鼻面なのでしょうか?(^^)


to 紅星君
>僕は地稽古が異様に疲れますよ。
>なんか、精神力がどんどん磨り減っていくような感じ(わかります?)で・・・。
そうですね、紅星さんのお気持ち、よーくわかります。
基本打ちや技の稽古ではいい技が打てる選手が、地稽古(や試合)になるととたん
に技が切れなくなる礼をいくつも目にします。これは、やはり、上段としての気位
が出来ていないためだと思われます。
「火の位」といわれる上段ですから、一度上げたならば、お相手を焼き尽くすよう
な激しさが必要と思われます。ガンバってくださいねヽ(^.^)ノ

お名前: えい   
toでくさん
私の場合には、外した場合に次の技を出すということを考えているので、
その場で竹刀を元の位置に戻すようにしてます。
走り抜けるというのは体を前に出せるのならそれでもいいと思いますが、
体重が110kg以上ある私にはとてもとても・・・

toはらちゃんさん
Hide.さん、でくさんの言う通り、上段で通せなくてはだめでしょう。
というか、どこの先生に聞いても同じ答えが返ってくるように思います。

お名前: 紅星   
<はらちゃんさん
僕は地稽古が異様に疲れますよ。
なんか、精神力がどんどん磨り減っていくような感じ(わかります?)で・・・。
でも、上段は気持ちで相手に勝ってないといけないから辛いところですよね(笑・・。

お名前: Hide.   
to えいさん
>確かに片手で小手が打てない上段は見ていて物足りないですね。最近は全般的に
>うまい選手が少なくて・・・
そうですね、「小手打ち上段」ってほとんど見ません。
むろん出鼻面は信条だと思いますが、「片手小手の妙」のある上段は、実に巧みな
印象がありますヽ(^.^)ノ


to でくさん
>残心についてなんですが、すいませんお二方とは違う意見です…
完全に当たった場合は、たしかに左上段の位置まで戻さずに決めつけますね。
それでも、左拳と竹刀で、お相手の如何なる攻撃をもしのげるよう(左上段の位置
よりもだいぶ前になりますが)においていると思いますね(^^)

「走り抜ける」は、私は昔からやりませんでしたが、栃木の佐山先生などはそうい
う小手打ちだったと記憶しておりますヽ(^.^)ノ

お名前: でく   
ども。でくです。
>はらちゃんさん
わたしもHideさんと同意見です。
上段を本気で取りたいんであれば、最初から最後まで上段で
通せるくらいの気力と体力が必要だと思います。
・・・ってか、私は上段で稽古するより中段の方が辛かったりして。(笑)

>えいさん、Hideさん
残心についてなんですが、すいませんお二方とは違う意見です…
私の場合は打った後、身体を寄せて完全に間合いを潰すか、
打った後走り抜けて縁を切ります。
外れた場合はHideさんが言うようにすぐさま面をケアするために
振りかぶりますが、残心のを取る場合は逆に左手は上げません。

…混乱させちゃったかな??

お名前: ガムラン   
皆さんの意見大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お名前: えい   
確かに片手で小手が打てない上段は見ていて物足りないですね。最近は全般的に
うまい選手が少なくて・・・

私の師匠も学生時代は上段をとっていたこともあり、私も高校1年から上段を
使っています。で、試合で使いものになるように小手が打てるようになったのは
大学3年の春ごろでした。5年もかかったんですね。

きっかけは平成2年秋頃の剣道日本の特集の”高野佐三郎の基本技術”という
記事の”上段小手”という部分の分解写真のまねをしてみたことにあります。
(実際には、それは相手の右小手の内側を打つ技でした)

と、前置きが長くなってしまいましたが本題です。
よく高校生とかに教えるときには、小手打ちは居合いでやる血振りを左手で
やる感じと教えます。左拳は正中線、というイメージがありますが、上段からの
小手に関してはあてはまらないように思います。
打った体制をまずおぼえ、そこまで如何に体・竹刀を運ぶかという観点から
練習するのも手でしょう。

私の師匠の教え(で覚えているの)は
 ・相手の竹刀に平行に打つ
 ・相手の小手が見えれば打てる
この2つです。実際にその通りです。
焦らずしっかり稽古を積んでいけば大丈夫ですよ!

toガムランくん
痛いのは仕方ありません。かくいう私の打ちもすごく痛いらしいです。
打った後についてはHide.さんの言うとおりでいいと思います。元の
位置に戻れば、次の技を出す体勢も整うものです。

参考になったでしょうか。

お名前: Hide.   
to 紅星さん
>実はもう期末試験なので、当分練習ができないのです・・・残念。
>冬休みにがんばってみようと思います。
小川先生の本、参考になりますでしょヽ(^.^)ノ 部活動が休止のこの時期は、本な
どで知識を吸収しイメージを膨らませておくのがいいと思いますよ。頑張ってくだ
さいね(^^)


to はらちゃんさん
>最後に上段は精神的、肉体的に負担が大きいため稽古の最初から最後もでとりつ
>づけるのは不可能と私は考えています。みなさんはいかがでしょうか?
うーん、私は最初から最後まであげ続けられなきゃ試合じゃ使えないように思いま
すが・・・(^^;

現大阪府警の山本選手と同期なのですが、彼はPL学園時代、上段で皆と同じメ
ニューをやり、なお中段でも同じだけやってました。つまり、彼だけ「倍」メ
ニューをこなしていたんです。強くなりますよねヽ(^.^)ノ

お名前: はらちゃん   
こんにちは
さて私も一言。上段で小手を打つ機会は攻めたときに相手が面打ちを警戒して手元
を上げたときが一番ではないかと思います。面をねらうときや相手がでてきてやっかい
なときに牽制の意味で打っておくと相手にとっては小手打ちのできる上段
は不用意に攻められないため非常にやっかいとなります。
さて小手打ちがいたいといわれるそうですが、小手打ちのあたるときに手のうち
はどうなっていますか?まさか小手打ちが空を切ったときに床をたたいていない
とは思いますが、小手打突時にはての甲が上を向きぎみになるようにすると
寸止めとはいいませんが、最後の決めとなりいいようです。最後に上段は精神的、
肉体的に負担が大きいため稽古の最初から最後もでとりつづけるのは不可能と私
は考えています。みなさんはいかがでしょうか?

お名前: 紅星   
でくさん、Hideさん、どうもありがとうございました。
実はもう期末試験なので、当分練習ができないのです・・・残念。
冬休みにがんばってみようと思います。
あと、『実戦のための剣道講座』買いましたよ、すごくいい本でした。

お名前: Hide.   
to ガムラン君

アハハ、私もでくさんの意見に賛成だなぁ。思い切って打てばいいんですよ。で
も、まだはずしてしまうようなコントロールしかないのなら、打ち込み台などで
しっかりと「目標に命中させる技術」をカラダに覚えさせるのがお互いの幸せのた
め必要でしょう(笑)


>ところでもうひとつはっきりしてないのが片手小手の後の残心です。
>体さばきや拳の位置など、もし良ければ教えて頂きたいです。

上段担当のでくさんのお任せしたほうがいいのかもしれませんが、打ちっぱなしに
しないで、すぐさま左上段の位置まで戻して、お相手の面への攻撃を防ぐのがいい
と思います(^^)

お名前: ガムラン   
ありがとうございます。
ところでもうひとつはっきりしてないのが片手小手の後の残心です。
体さばきや拳の位置など、もし良ければ教えて頂きたいです。

お名前: でく   
ども、上段担当でくです。(笑)

>紅星くん
細かい技術についてはHideさんが解説してるんでもう言う事無いです。
アドバイスとしは、リスクを考えない事。
もちろん中段でもそうなんですが、上段の場合は特に「捨てる」という
気持ちが重要ですね。
要は一撃必殺!!
「斬れなければ斬られてもいいんだ。」くらいの気持ちでやらないと
良い技はでないですよ!
誰だって最初は打たれるから安心して下さい。
俺なんか未だに小手打った後ボコボコ打たれるし。(爆)

>ガムランくん
大丈夫、大丈夫。
寸止めなんて考えたら打てないですって。
外れて隙が出来る事を考える前に相手の右手を切り落とせばいいんですよ!
先輩には「剣道は痛いものなんだ!」って、言い聞かせて下さい。
(それが出来れば苦労しないって…)

とにかく、上段を取るなら気持ちで負けないようにして下さい!!

お名前: ガムラン   
実は僕も今年高校に入学したとき上段をはじめたのですが、片手小手について悩みがあります。
それは、先輩や同級生に「痛い」と言われることです。
単純に僕に竹刀を止める筋力が足りないというのもありますが、それにプラス、
地稽古など(試合にはまだ上段では出たことが無い)では
速く打とう打とうとするあまり、寸止めに気が回りません。
実際、痛がられることも欠点ですが、隙がでかくなってしまうところが一番やバイと思います。
やはり、上段をつかうからには全力で振った竹刀を止めるのは最低条件の一つなのでしょうか?

お名前: Hide.   
紅星君、はじめまして。管理人のHide.です。どうぞよろしくヽ(^.^)ノ

そうですね、たしかに面だけの上段はたいして怖くはありませんね。それでも、諸
手の小手があればまだなんとかなりますが、やっぱ、攻めの定石からいったら片手
落ちです。
上段で一足一刀からの仕掛け技の「攻めの定石」としては、
 1.面を攻めて片手小手
 2.小手を攻めて片手面
 3.面を攻めて諸手面
 4.面を攻めて諸手の面フェイント小手
 5.小手を攻めて払い面
 6.小手を攻めて諸手の小手フェイント面
って言うところでしょうか。1と2が見合いになっていないので、「小手を攻め
て」という部分が利かないわけです。このあたりがステップアップのための課題で
すね(^^)


打ち方ですが、掲示板上でテキストのみで解説するのは難しいですね(^^; 
剣道日本(スキージャーナル)から発売されている小川春樹先生の「実戦のための
剣道講座」が詳しいですから、参考になさってくださいm(_ _)m


機会ですが、お相手の平正眼の剣先が「左拳よりも中」に入っていれば片手小手は
打突可能といわれております。まずは、踏み込まず送り足で、片手小手のコース取
りをしてイメージを作っておくことが大切だと思います(^^)

お名前: 紅星   
僕は高1の夏から上段を始めて、最近は試合にも勝てるようになりました。
しかし、OBの方に「おまえの上段は片手小手が無いから面が恐くない。」と
言われてしまいました。
確かに片手小手は強いと思うのですが、外れた時のリスクが大きくてあまり打てません。
もしよろしければ、片手小手のよい練習法と試合での使うタイミングを教えていただけま
せんか?

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