記事タイトル:こんなことがあっていいのでしょうか!! 


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お名前: Hide.   
To めめさん

剣道関係者として、そういう指導者がいることをとても恥ずかしく、また、
申し訳なく思います。
しかし、剣道は悪くありません。その人(達)の剣道への取り組み方、修業
の仕方が悪かったのです。どうか、剣道そのものをキライにならないでいた
だきたいと思います。

剣道はたいへん封建的な側面を持っておりまして、「上の人の意見には逆ら
えない」という風潮が依然として残っています。
ただ、幸いなことに我々はそうした先生方と主従関係にあるわけではありま
せん。とくに剣道も教育活動の一環ですから、父母の意見を拝聴し子供の指
導に役立てていくといった視点がなければいけないはずです。

>話し合いの事を知ったその代表指導者は、「反乱を起こすような人は、脱
>会してくれ!」 

というようなことを言う指導者からは、何も学ぶものはありません。
剣道場は「面・小手・胴・突の打ち方」という技術を習うところではないか
らです。
剣道は文化であり哲学です。他人の意見を謙虚に聞くことができず威圧によ
って人を従わせようとする指導者からは、子供達は間違った価値観しか学ぶ
ことはできないでしょう。私はお子さんのためにもすぐさま、他の団体に移
られることをお勧めします。

段位は低くても、素晴らしい教育をされる先生の道場や剣友会を、私はたく
さん知っています。どうか、めめさんも、「指導者・子供・父母」が一体と
なって子供の成長を喜びあえるようなところでお子さんに剣道をさせてあげ
てください。

ご希望でしたら、最寄りの道場・剣友会を探させていただきます。
メールでお問い合わせくださいm(_ _)m

お名前: めめ   
Hideさん 回答ありがとうございます。大変よくわかりました。

<級の免状も大切ですが、要は、お子さんがどれだけ努力し頑張っているかと
いうこと。それを一番に理解し、評価してあげられるのは、ご家族だと思い
ます。

本当にそのとおりですね。まったくの親ばかで恥ずかしいです。

でも子供たちの心を傷つけるあの指導者だけは許せません。
本当に一言ではいえないことが沢山あったんです。

私ども学ぶ側の不平不満は誰に言ったらよいのでしょうか。
一度支部ではなしあったことがありました。
話し合いの事を知ったその代表指導者は、「反乱を起こすような人は、脱会してくれ!」 
と言ったのです。

言われた通りやめるしかないのでしょうか。
くやしいですが。

お名前: Hide.   
To めめさん

実は、級位審査に関する規定を全日本剣道連盟では定めておりません。
現場を見ますと、1級と初段から三段までは市区の剣道連盟が(高体連剣道
部でも行なっている)、四・五段は都道府県の剣道連盟が行っています。

2級以下はといいますと、市区町村の剣道連盟で一括して執り行なっている
場合と、道場や剣友会が独自で発行している場合との両方があります。です
から、免状もその組織団体の長の発行となり「全日本剣道連盟会長」名では
ないはずです。


審査会は、剣道を学ぶ側から見ると「目標」であったり「励み」であったり
「技術・技量を示す指針」であるかもしれませんが、連盟を運営する側から
見れば貴重な資金源です。事務費・通信費・審査員への謝礼や昼食代・免状
料など、連盟が捻出しなければならない費用はバカにならないのです。そう
いったものを、連盟への登録料、審査料、段級位の登録料でまかなっている
わけです。

話が少し逸れましたが、ですから、「2級まではどうにでもなる」発言は、
モラルとしての問題は許しがたいものがありますが、本音(真実)であるとい
っても過言ではありません。実際、連盟単位で行っている級審査会で厳密な
基準を設けて実施できているところはそう多くないと思います。なぜなら、
各団体で基本の指導方法が違ったりして、統一の審査基準を作ることが難し
いからです。

私がかつて少年指導をしていた地域でも、市の連盟が級審査を実施していま
した。7級から認定していて、5級から2級までが面をつけての立会でした。
でも、どんな実力の子でも、
  6年 → 2級
  5年 → 3級
  4年 → 4級
  3年 → 5級
が基本方針で、時々、とても上手な子が上の級に合格してるだけなんですね(^^;
基準もへったくれもありませんでした。
私も若く血気盛んでしたから、理事会に乗り込んでいって改革を求め、素案
を作り、全市で統一の基準と実施要領を制作・配付して、技術力(基本力)
に応じた級審査へと作り替えたことがありました。


それに対して、道場や剣友会で独自の級を認定しているところは、その団体
の基本錬成に照らして明確な基準作りが進んでいるようです(^^)


めめさんのご質問に対しての回答になったかどうかわかりませんが、級審査
の実態が多少なりともご理解いただけましたでしょうか?

級の免状も大切ですが、要は、お子さんがどれだけ努力し頑張っているかと
いうこと。それを一番に理解し、評価してあげられるのは、ご家族だと思い
ます。
子供は成長し親に反発するような年頃になっても、やはり心の奥底では「親
に認めてもらいたい(評価してもらいたい)」という欲求を持っているので
す。級審査会の結果を他人との比較による「相対評価」ではなく、我が子の
頑張りへの「絶対評価」にしてあげて欲しいと念じます(^^)

お名前: めめ   
小4の男の子を地元の剣友会に通わせています。
級審査がこの間あったんですが、首を傾げたくなるようなことばかりでした。(うちの子は4級を受けました。結果はまだですが・・・)

まず無級の子供たちの審査からはじまったんですが、ついたてで仕切られていて中の様子がまったくわからないんです。
そのあとの審査の時にはついたては外されましたが、そういうものなんでしょうか。

審査が終わり、いったん集合したんですが、区の剣道協会会長(剣友会の代表指導者もしてます)がこんなことを言ったんです。

「2級まではどうにでもなるんです。私次第ですから。」

そういえば会長の弟子の小2位の娘さんは3級なんですが、審査の間棒立ちで面をうたれつづけていました。

審査以外でも、いろんなことがあったんですが…今はやめときましょう。

こういうことは普通ですか?
どうか教えてください。お願いします。

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