記事タイトル:稽古のしかた 


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お名前: Hide.   
to 春海坊さん

いくつか質問があるようですから、順を追って考えていきたいと思います(^^)

>昇級審査の時に切り返しのあと「稽古!」と声が掛かるんですが、これは「互
>角稽古」のことですか?

そう考えて間違いないでしょう。稽古というよりは「立会い」という感じだと思
いますので、その号令はあまりふさわしくないようですね。日本だと号令は「は
じめ」だけです。
ちなみに「立会い」と「互角稽古」はほぼ同義ですが、「立会い」の方が少し真
剣勝負といった意味合いが強いと考えます(^^)


>日本では昇級・昇段審査は年に何回位あるのですか?

初二三段と初段を受けるための1級の審査は、全剣連から各都道府県の剣道連盟
に委託され、それをさらに下部組織の市区町村の連盟が取り仕切っています。お
そらくそれらは、年に2回なのではないかと思われます。
2級以下は、市区町村で統括している場合と道場や剣友会で独自に出している場
合とがあります。これの実施回数は未定です。年1回のところもあれば、2回、
3回と行なうところもあるのではないでしょうか。級も5級から設定している場
合もあれば、8級や10級くらいから設定しているところもあると思います。大
人の受験も、とくに規定はないはずです。全剣連が認定しているのは初段からで、
それを受けるためには1級が必要だっていう規定だけですから、大人が最低受け
なくてはいけないのは1級からでしょう。


>面を打つ時、一瞬体が沈んでから跳んでいると言われました。腰が床と平行に
>出ていない、というこ訳なんですが足が前後に開きすぎているのでしょうか?

足が前後に開きすぎている場合と、打つ前に左膝が折れてしまっている場合に起
こりやすい症状です。


>小手面で踏み込むときも、なんとなく左脚が遅れているような気がします。ど
>こに気を付けて練習したら良いのか、教えていただけないでしょうか。

小手を打った後、早素振りの要領で素早く左足を基本の足型の位置につけるよう
にします(^^)


なお、素振りは、振りかぶるときに「右手を脱力して左手一本で行なう」といっ
た意識でやってみてください。「振り上げはゆっくり、振り下ろしはシャープに」
です(^^)

お名前: 春海坊   
Hide.さん、案山子さん、大変ありがとうございました。

「地稽古」は一般に「互角稽古」の事だけれど、場合によっては色々なバリエーションを含む
と考えて良いのでしょうか。昇級審査の時に切り返しのあと「稽古!」と声が掛かるんですが、
これは「互角稽古」のことですか?同じ級の者どうしが組むわけだから、互角のはずですけど。
なんか、ややこしくなって来た。話し変わりますけど、日本では昇級・昇段審査は年に何回位
あるのですか?こちらでは一年に一回きりで、大人も子供も5級から受け始めるようです。

この前から、素振りの時に脱力をかなり意識してやってます。右の肩に力が入り過ぎていたらしく
先生から「剣筋が曲がっている」と言われ、鏡の前で振ってみたら右肩が上がってました。
素振りは気を付けてやれるのですが、掛かって行く時にはまだまだ力が入ってしまうみたいです。
相手がおっかない先輩だと余計緊張してしまうし。
素振りは毎日してますが、300〜500本がせいぜいです。今までみたいに速く振る事より、
もっと形とバランスに気を付けて・・・・ともかく頑張ってみます。

それと、これも先生に注意されたのですが、面を打つ時、一瞬体が沈んでから跳んでいると言われ
ました。腰が床と平行に出ていない、というこ訳なんですが足が前後に開きすぎているのでしょうか?
小手面で踏み込むときも、なんとなく左脚が遅れているような気がします。どこに気を付けて練習
したら良いのか、教えていただけないでしょうか。毎回質問ばかりですみません。

お名前: Hide.   
to 案山子さん

私も専門なんていう事はありませんよ。ただの剣道愛好家ですし(笑) もう、何も説明のいらないところまで解説していただきましてありがとうございます(^^)
ただ、地稽古に関してですが、私は少し違った見解を持っています。その点だけ
お話させてください。

地稽古が「地を錬る稽古」つまり「地力をつけるための稽古」であることは間違
いありません。簡単にいうと「総合稽古」のことなんです。
一般的には案山子さんがおっしゃったように「互角稽古」がされていますが、必
ずしもそうではありませんね。下手の方を相手に「互角」というわけにはいきま
せんから当然「引き立て稽古」や「指導稽古」「約束稽古」ということになりま
しょう。場合によっては、それが「打ち込み稽古」であったり「掛り稽古」「技
の稽古」「切返し」のこともあります。
また、ほとんどの方は地稽古の最後に「一本勝負」をしていると思いますが、こ
れなどは「試合稽古」ですね(^^)
つまり、地稽古に決まりきった形式はないんです(^^; こう書くと春海坊さんが
悩んでしまいそうですので、一般的には「互角稽古である」と考えておいて間違
いないでしょう。



to 春海坊さん

>打ち込み稽古の時に、決まった順番というのはあるのですか?

とくに決まった順番というのはありません。ただ、道場や指導者によっては、あ
る一定のパターンを決めて取り組ませる方もありますね。私は学校で指導すると
きは細分化して「パターンの打ち込み」と「総合打ち込み」なんていい方で分け
てやらせることもあります(^^)


>自分でできる反射神経とコントロールの訓練方法、何かありましたら教えてく
>ださい。

「意識」しないとできないことを「無意識」のレベルまで引き上げるのは容易な
ことではありません。ただただ、無心になってお稽古に取り組む以外ありませ
ん・・・と書いてしまえばそれで終わってしまいますので、別のことを書きましょ
う(笑)

私はやはり、素振りをおすすめしますね。一人でもでき、かつ、効果は抜群! 
こんなに便利な稽古法は他にありませんよヽ(^.^)ノ
剣道をはじめたばかりのころは「打つこと」のみに神経が集中してしまいがちで
すが、実は「空間打突」というのが大切なんです。「手の内」「バランス」、案
山子さんがおっしゃっている「脱力」も素振り(空間打突)によって体得できる
んですよ。ここでもう一度基礎に帰って、素振りから見直してみませんか?(^^)

一流といわれる選手や先生も、日々の素振りを欠かさないものです。しかもそれ
を大切にしています。「意識」が「無意識」に昂まるまで振ってみてください!

お名前: 案山子   
春海坊さんへ
私が考えていることを申しあげます。ただ、あくまで私の私見であることをご了承ください。

  愧老慮邸戮箸蓮惴潦儼慮邸戮伐鮗瓩靴討い泙后お互いが自分の持っている剣道力を
  出し合いながら、互角に稽古する・・というものだと思います。もっとも指導者と生徒
  という立場なら、指導者は打たせることもするでしょうけどね。
  『地力をつける』とか『地を練る』というところからきたんじゃないでしようか?

◆‖任噌み稽古の目的は、掛かる方の方に「正確で伸びのある打突」を体得してもらう
  ことにあります。ですから、お相手の業を大きく伸びやかに出させるようにします。
  その意味からも、単純な一本打ちの業から二段打ちへと進んでいくのが妥当だと思い
  ます。春海坊さんのお書きになっていた順番で結構だと存じます。

 反射神経と竹刀コントロールの問題は、肩・腕・右手の使い方にあると思います。
  瞬間的に打突しようとすると、どうしても上記の個所に力が入ってしまいますね。
  右手に力が入っていると、業の起こりから右手で竹刀を『取ろう』としますし、
  振り下ろしの段階でのコントロールに不正確さがでてきます。
  ですから、反射神経の方は若干後回しにされて、まず『脱力』から始めることを
  お勧めします。
  打突の原動力は左手の突き出しと腰の移動です。蹴り足により腰が床面と平行に
  前方へ移動すると同時に、左手を力強く突き出すようにします。右手は竹刀先を
  相手の打突部分へ導くだけです。そして打突の瞬間に手の内を締めるということです。
  決して業の起こりに右手で竹刀を取り起こそうとしないことです。
  こうすると竹刀コントロールがつき難くなり、必然的に反射対応も遅れる結果と
  なります。

あまり回答らしい回答になっておりませんが、何卒ご判読賜りますよう。
本当はHideさんがご専門なので、素人の私がシャシャリでるのはどうかとは
おもいましたが・・・。

お名前: 春海坊   
案山子さん、レスが遅くなって申し訳ありません。
分かり易く説明して下さってありがとうございました。
この次ぜひ、この方法でやってみたいと思います。
皆で意見をいろいろ出し合うのはかなり良い訓練になると思います。
『人のふり見て我がふり直せ』のポジティブな使い方ですね。
ありがとうございました。

質問なのですが・・・『地稽古』ってなんですか?
『打ち込み稽古』は解ります。『掛かり稽古』も解りますけど、『地稽古』とは
なんだろうとずっと疑問だったのです。
剣道用語で、あまりにも常識的(剣道家や剣道部員にとって)なものは、本を見ても
注釈など出ていないので、自分の様に外国でいきなり始めた者にとって、一番やっかい
なのです。
それと、打ち込み稽古の時に、決まった順番というのはあるのですか?例えば、面・小手・
胴・小手面・小手胴という順番で打ち込むと言う様な・・・・?

ここから先はグチです。
同様にやっかいで、おまけにガックリ来るのが、頭で解ったと思っていたはずの動き
方を、体が全く再現してくれない事です。中学生や高校生じゃないから、始めて4ヶ月で
動きにスピードがつくとは初めから思ってはいませんでしたけど、昨日の稽古で自分の
反射神経の無さ加減にガックリ来ました。
先輩がスキだらけにしていてくれたのに、一本も打ち込めず、コントロールも最悪で、
小手を打つつもりがはずれた所を打っててしまい、すごい勢いで怒鳴られました。
落ち込みますョ。これは。くやし〜!練習してゼッタイうまくなってやる!
自分でできる反射神経とコントロールの訓練方法、何かありましたら教えてください。

すみません。パブリック・スペースをかりてグチッてしまいました。

お名前: Hide.   
案山子さんのおっしゃる方法はいいですねぇ。指導者がまず打って見せて、それ
を基準にしてみんなが取り組むっていうところが優れていますヽ(^.^)ノ

私は大人の初級者をまとめて受け持ったことがありませんので、これはいい勉強
をさせていたできました! 案山子さんのこの方法は、子供から大人まで、色々
な年代に応用が利きますね。ただ、示範するのと違って、実際に打たれた感触な
どを体験できる点が、学ぶ側により具体的なイメージを持たせやすいと思います。

いちに会でも、ぜひ、取り入れてみたいと思います。ありがとうございました(^^)

お名前: 案山子   
私どもの少年剣道会で実行している例がありますので、参考になればと思い
カキコします。
―蘓桓堊完に打ち込みの元立ちになってもらい、指導者が打ち込みをします。
 この場合、元立ちの竹刀は打ち込み棒のように使用します。
打ち込みを受け終わった初心者に、指導者の打ちについての感想を述べさせ
 ます。打突の衝撃とか、打突の姿勢とか、もろもろの意見が出るでしょう。
今度は初心者が交代で元立ちと掛りを行います。そのとき指導者が行った
 打ち込みをできるだけ再現させるようにさせます。
ぢ任噌みが終わったら、全員で個々の評価をします。指導者の打ちとどこが
 違うか?どこが良かったか?どこが悪かったか?そうすることで自分の欠点
 に気付くとともに、問題点の洗い出しができる訳です。

できれば一人ひとりがカルテみたいなものを作って書きとめておけば最高でしょう。
要件としては、欠点ばかりを挙げつらわない、上手な人は素直に認めて目標とする
・・といったところでしょうか。
前提条件は自分である程度思考できる大人レベルであることが必要です。
疑問点は後から指導者に質問できるようにしておけばいいでしょう。

お名前: 春海坊   
やっと初稽古に行って来ました。クリスマスから正月休みで3週間休んだら
マメとひびわれは治ったけれど、カラダが全然動きませんでした。
右手に力が入って刃筋はヨタるわ、踏み込みは弱いわ、コントロールはからきしと
最悪。稽古して下さった先輩がフラストレーションたまってました。
反省・・・ド反省! 練習しますっ!!

ところで、初心者だけで練習する時しっかりした稽古をする方法、何かありませんか?
話が漠然としていて申し訳ないのですが、週2回、2時間〜2時間半の稽古で先生か
先輩が、初心者をある程度付き切りで指導して下さる時と、掛かり稽古に混ざって練習
できる時は問題無いのです。が、先生が有段者の指導をなさっていて、先輩も彼等の
稽古に集中している時、初心者だけで練習するのに「ダレず、飽きず、いい稽古」
をするにはどうしたら良いかと・・・・

初心者は大人ばかりですが、レベルも、剣道に対する気構えも一定しておらず、また
剣道を始めて2週間目の人もいれば、半年以上になる人もいます。結局全員(10人程)
で切り返し、面・小手・小手面の練習という事になるのですが、これだけで30分〜
45分集中するのは(基礎が大切と分かっていても)いささか無理があります。
ヘタすると飽きて来てお休み時間になってしまいます。

自分も初心者だし、剣道下手くそだし、大人の集団に「こらぁぁぁぁ、動けぇぇぇぇ!」
などと言う訳にはいきません。実際時々言いたいですけど。
防具なしの基礎練習を面白くする方法、何かありましたらぜひ教えてください。

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