記事タイトル:上段からの片手胴 


書き込み欄へ  ヘルプ
ここは「剣道 いちに会」という剣道専門の個人サイトです!

1.匿名であっても、剣道関係者として気品と礼節あるカキコをお願いします。
2.特定の個人や団体に対する誹謗中傷はおやめください。
3.
個人情報の流出は厳禁です。
  (進路などプライバシーに関わる書き込みは違法行為として罰せられます)
4.書かれた本人や関係者が不快にならないように留意してください。
5.意見と感情論は違います。
  (根拠が明記されていないカキコは意見とは言えません)
6.カキコは書き捨てにしないで最後まで礼節をもってください。

7.ルールを逸脱したトピ・書き込みは、管理人Hide.により削除されることがあります。


このトピは現在書き込みできません。
再開を希望される方はお手数ですが管理人までメールしてください。
お名前: GEN   
3.9の竹刀で苦もなく片手胴が打てるなら、竹刀コントロールが抜群(のハズ)ですから、片手胴に頼る必要もない気がします。
試合では、つかいどころのない技、なのかもしれませんね。

ちなみに私の場合、片手技は3.6〜3.9で稽古しています。
距離の違いを意識する、間合いの調整力の稽古だと思って取り組んでいますから。

お名前: gurece   
二刀をやっている者です。
既に他の方が書かれていますが、二刀の胴は片手です。
しかし、竹刀も軽く短いので39の片手胴と同じかと言われれば、そうではないと思います。
自分は二刀で胴を抜くのは37でも長いと思ってまして、実際に使っているのは35位の長さです。
これは39から切り出した物で、剛性も初めから37の竹刀よりもあり、
胴打ちにきっちり体重がのせらるという理由から使っています。(その分、面は辛いです)


話を戻します。
39での片手胴・・・理合に適わないとも思いませんし、無理だとも思いません。
が、支点と物打ちが離れてますから抑えも効きませんし(撓り過ぎる)、
さらに弱い片手です。
左手を離した面返し胴とは訳が違いますし・・・。

そして、力の向きが外から内(片手胴)と、内から外(両手左胴)では体の締りが違いますから。
一本にする決めを出すには相当の練習が必要だと思います。
機会、振り、体重移動の全てを完璧にこなさないといけないですね。

お名前: Hide.    URL
to sonic of dirty bootsさん

う〜ん、二刀からの片手胴をイメージしておられるようですが、上段と二刀って間合がぜ
んぜん違うのはご存知でしょうか?(^^;
私は何度も二刀の方とのお稽古の経験がありますし、現実に彼らの片手胴も見ております
が、二刀の間合って一刀中段のそれとほとんど変わらないんですよ。

上段でその間合まで入って片手で胴を打つ必然性が思い浮かばないんですよ。
諸手で打ったほうが打突後の危険度も少なくなると思われるだけに疑問ですね(^_^ メ)

お名前: sonic of dirty boots   
言葉だけでの説明では上段からの片手胴のイメージが沸かない人も
いるかと思いますので二天一流武蔵会の公式HP http://musashikai.jp/pc/
の中の「インターネット道場」の中の「稽古会の様子」の中の「基本の胴打ち」の逆二刀の
を動画を見てみるのはいかでしょうか?幸いにもこの動画は会員でない人でも
見る事ができます。動画の中では右手には当然小刀を持ってはいますが、
左手の動きや体裁きなどはこの動画のような上段からの片手胴を自分は手本にしてます。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。
ちょっと出遅れてしまいましたね(^^;

う〜ん、私は残念ながら、上段からの片手胴(左足踏み込み)を拝見したことがありませ
んので、これが一本になる可能性のある打突かどうかの判断がつきにくいですね(^^;

私自身、上段を少しはかじっておりますが、片手胴を打つメリットがあまり感じられませ
ん。
二刀における片手胴は、面を打ってきたものを小刀で受け、同時に大刀で胴を打ちます。
あるいは、小刀で竹刀を強く押さえ、その反発で手元が浮くところを大刀で胴に切り込み
ます。これらは、たいへん理にかなったものだと考えております。

上段からの場合、面を打つアクション(面を攻める)から手元を上げさせて諸手で胴に入
るのは、理合にもかなっており&体も入り身になり十分な一本となりえますが、これを片
手で打った場合はどうでしょうか??(^^;

ともあれ、否定的にモノを考えるのはいけません。
今度お稽古の折に、可能性として確かめてみたいと思います(^^)

お名前: sonic of dirty boots   
みなさんの色々な意見ありがとうございますm(__)m
あくまでも個人的な見解ではありますが、自分が上段からの
片手胴を打つ必然性というかメリットを述べたいと思います。
まずひとつは上段からの片手の面、小手同様に、上段からの片手胴も
片手故にリーチが長くなるので遠間から打てる事です。当然踏み込みは左足です。
そしてもうひとつは上段の対して相手が面か小手がくるだろうという
人が多く胴に対しての警戒が甘く胴が空くことが多いのです。
また片手胴の冴えと強度の問題についてですが
二刀の胴技と違い右手で押して勢いがつくので冴えと強度はかなりつきます。
この上段からの片手胴はなかなかコントロールが難しく最初は
相手が痛い思いをすることがしばしば(^^ゞ
その為片手胴の打ち込みの時には元立ちの人に横を向いてもらって
打ち込みの冴えと強度の強化に協力してもらってました。

お名前: him   
GENさんがおっしゃっているのに近いですが、技にはそれを使う「必然」というものが必要ですから、
なぜ片手で打たなければならないのか?・・・ということを考えてみたらいかがでしょうか。
「どういう局面でその技を使うのか?」ということの合理性・納得性の問題です。
二刀はどれも片手技ですから(当たり前)、両手で打つことは求められませんよね。
隻腕の剣士も同様です。
有効打突としての確実性の要件は、諸手であろうが片手であろうが変わりありません。
上段からの面や小手への片手技は、間合を遠く使える利点があり、それが片手技を使う「必然」というものでしょう。
胴打ちは打って抜き切ることを求められますから、しっかり諸手で打つ必要があるのに片手で打つ必然というのは
なかなかないのではないでしょうか。
もちろん、片手で諸手とまったく同じように打てればOKだとは思いますが(^_^)v

お名前: GEN   
二刀なら当然片手で胴打ちとなりますね。
上段では「やってやれないことはない技」だと解釈しています。
無理して片手で打たなくてもいいわけですから。
邪道ってことはないんでしょうが、変則的な技、といった位置づけでしょうか。
私は、稽古のなかでは使いますが。


試合のとき、審判はどう判断するか?
気剣体が一致したと判断すれば、旗を揚げるだろうし、みなが同じ基準で判定するとは思えないので、なんともいえません。

お名前: まんぽー   
sonic of dirty bootsさん

>上段からの片手胴は簡単にいうと飛び込み胴を片手で打つといえばいいでしょうか。
>飛び込み胴故に体は右ではなく左にぬけます。

なるほど。そういうことですか。
私の個人的な意見ですが、教本等に片手の胴技がないのはそれが一般的な技ではないからだと
思います。しかし邪道かどうかというと私は邪道ではないと思います(もちろん打ち方にもよりますが)。
片手で胴を打ってはいけないという決まりはありませんし、Kazさんコメントにもありますが
気剣体の一致した技であれば理論的には一本とすべき技だと思います。

ただ問題は片手技で竹刀を斜めに振ったときに一本としうるだけの冴えと強度が出せるかどうか
だとおもいます。打ちの冴えと強度を考えると、飛び込み胴ならわざわざ片手で打たなくても
しっかり攻めて相手の手元を浮かせられれば諸手でいった方が安全かつ確実だと思います。

ちなみに私は二刀で相手に対峙する際、右に抜ける飛び込み胴や、左に抜ける胴技としては
相手が面に来たところを小太刀で受けると同時に胴、といった技は使いますが、
左抜けの飛び込み胴は上記の理由から打ったことがありません。

お名前: Kaz   
Kazです。

僕もちょっと気になっていました(^_^;)
以前ある隻腕の上段の方が、左片手で見事に相手の胴を抜いたのを見たことがあるからなんです。
その方は上段から右足を右前に踏み出しつつ右胴を打って相手の左に抜けておられました。
また、国士舘大学の馬場欣司先生も、
「相上段では片手胴を打つこともある。気剣体が一致していれば、一本にはなる」とご自身の著書でお書きなので、
入るのかなぁ、と。
でも、僕が実際に決まるのを見たのは前述の先生だけですし、諸手の上段から片手胴を打って決まるかどうかは分かりません。
そこはどうなのでしょうか?

お名前: sonic of dirty boots   
上段からの片手胴は簡単にいうと飛び込み胴を片手で打つといえばいいでしょうか。
飛び込み胴故に体は右ではなく左にぬけます。

お名前: まんぽー   
こんにちは。
私は二刀をやってます。二刀の胴技を上段で使うとおっしゃいますが、
二刀の胴技にも足捌きによっていくつかあると思います。
具体的にどういう胴技なのでしょうか?
sonic of dirty bootsさんは逆二刀とのことなので左手一本で胴をうたれるのだと
思いますが、ちょっと想像がつきません。

お名前: sonic of dirty boots   
自分は中段メインで稽古してますが、時折上段もやっております。
数年前に二刀の教則本を手に逆二刀もやっております。
二刀の技で当然胴技もあります。その二刀の胴技(片手胴)を
上段で使うとこれが面白いようにきまります。
しかし、高校時代に上段を教わった時も片手胴は教えてもらわなかったし、
教則本でも上段の技で片手胴を載ってるのも見たことはないです。
ましてや他の上段を構えるひとでも片手胴をやってる人は
未だ見たことはないです。上段からの片手胴は
邪道(こういう表現もなんですが)なんでしょうか?


記事一覧に戻る