記事タイトル:小学生のフットワークについて 


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お名前: Hide.   
仕事が多忙で、すっかりと出遅れてしまいまして申し訳ありませんでしたm(_ _)m

豆剣士の父さん、となりのマッツーさん、miaさんのカキコ、たいへん興味深く拝見いた
しました。

お題にもなっております小学生のフットワークについて考えてみますと、小学生、とくに
低学年くらいですと、出鼻をとらえる力や返し技を打つ技術があまりありませんね。そこ
で、前後左右に動きながらタイミングを計って、遠間から勢いをつけて打ちに行くという
のがけっこう功を奏することが多いですね。おそらく、豆剣士の父さんのお子さんも、そ
んなお相手に翻弄されてしまっているのではないかと推察いたします。

しかし、動き回るということはそれだけスキをさらけ出していることにもなります。お相
手の動きを冷静に見て、左右へのさばきを持って動きに対処することができれば、そう打
たれるものではありません。要は、その場に居着いて技を受けてしまっていては、お相手
の思うつぼってことですね(^^)

ただし、フットワークがいいって言うことはそれだけバランスがいいと考えることもでき
ます。バランスよく動けるっていうのはお稽古の賜物ですねヽ(^.^)ノ かかり稽古などに
しっかりと取り組み、どんな体勢からでも打突で切るバランス感覚を身に付けさせること
も対処法のひとつでしょうね(^_-)〜☆

お名前: 豆剣士の父   
miaさん、となりのマッツーさんアドバイスありがとうございます。

>豆剣士の父さんどうも至らぬ書き込みすいませんでした。
とんでもないです。違う剣友会の豆剣士に対して、剣道指導をされているmiaさんから
詳細なご指導をいただき、本当に感謝しています。
また、列挙頂いた豆剣士の特徴も、ご指摘の通りです。

私が見ていると、豆剣士の剣道は間合いを詰めていって打ち間に入ったら
相手と面の打ち合いをして、そこでつばぜり合いになったら引き技を出す
という剣道をしていますね。
そのつよい小学生は、つばぜり合いになる前に(体当たりもなく)、すばやく
引き技を打ってくるのでペースが狂わされるみたいです。

豆剣士の稽古を見ていてフットワークが何かどたどたしているなと感じていたのですが、
軽やかなフットワークを身に付けるには基本の足さばきの練習ですね。
そして、基本の足さばきがすばやくできるようになれば、結果として足を使って相手を
崩しながら自分のペースで試合できるようにもなるのでしょうね。

個人的には、(自宅でも1人でできる)基本の足さばきの稽古をするという結論で
嬉しく感じています。

所属する剣友会は試合も少なく基本の指導を重視しており、豆剣士の練習も自宅での
基本練習がほとんどです。
実際、基本技で勝負が決まる全日本選手権の試合等を見ますと、結局は小手先の技ではなく、
基本がどれだけしっかりできているかで将来差がつくのでしょうね。

足さばきの稽古を含め、基本練習の重要性を再確認させていただきました。
ほんとうに、ご指導ありがとうございました。

お名前: となりのマッツー   
to miaさん

>僕は小学校4年生ぐらいまでは、元気よくどんどん前へ出て打つことが出きれば、それで良い
>と考えています。ただ、その中に正しい振り方、素早い足捌きの練習をたくさん取り入れてい
>ます。応じ技はまだこのくらいの子たちには教えてやってません。

私も少年指導に携わって、10年ほど経ちますが、小学生、特に低学年の子には足捌きと素振り、
切り返しの反復を嫌と言うほどやらせています。そして、私も応じ技は教えていません。教える
としても仕掛け技です。


>確かに、抜き技を覚えたよその剣友会の子はそこそこ勝てるようになりま
>すが、可哀想なことに中学か高校でストップしてしまい、中にはそのギャ
>ップでやめてしまう子も多いように思います。

それは私も感じるところです。というよりは、私どもの道場では、以前(私が入会する相当前の
ことですが…)指導者の一部が勝ち負けにこだわりすぎてしまったが為に、小手先の技を教える
ことに終始し、miaさんの仰るように、小学生の内はそこそこ勝っていたものの、中学・高校
で行き詰まり、剣道から離れていってしまった子が多くいます。ですから、その反省を元に、
我々指導者が考えを新たにして今の我が道場再建に取り組んでいるわけです。地道に基本稽古を
繰り返し、繰り返し行なってきたことで、最近やっと、その芽が出始めてきました。

ともあれ、miaさんも仰る通り、少し論点がずれてきていると私も反省しました。
豆剣士の父さん、足捌きのお稽古ですね。

miaさん、貴重なご意見ありがとうございました。
私も今後の指導に活かしていきたいと思います。

お名前: mia    URL
豆剣士の父さんどうも至らぬ書き込みすいませんでした。

となりのマッツーさん、僕は小学校4年生ぐらいまでは、元気よくどんど
ん前へ出て打つことが出きれば、それで良いと考えています。ただ、その
中に正しい振り方、素早い足捌きの練習をたくさん取り入れています。
応じ技はまだこのくらいの子たちには教えてやってません。
それでも工夫する子は、相手が面を打ってくるときに、出小手や抜き胴を
打ちます。
「先生、胴ってどんなとき打つの?」
「相手が面打つ時って、胴あくだろう」
「じゃあ竹刀が上がるから、小手も打てるね」

確かに、抜き技を覚えたよその剣友会の子はそこそこ勝てるようになりま
すが、可哀想なことに中学か高校でストップしてしまい、中にはそのギャ
ップでやめてしまう子も多いように思います。

「自分のペースで試合を運ぶ」という事について、僕なりに豆剣士君の剣
道を書き込みから想像したのですが、

1.体は大柄(身長も、体重も)、足捌きは遅い。
2.努力家であり、家での素振りは欠かすことなく続けている。
3.初太刀は積極的に自分から打つことができる。
4.初太刀は自分から仕掛けても、連打になると相手に遅れてしまう。
5.つばぜり合いからの引き技は得意である。
6.基本だけはしっかりできる。
7.気合いだけは誰にも負けない。

以上、書き込みの中で拾うことのできた豆剣士君の剣道です。
違っていたらすいません。

ここから豆剣士君のペースの試合を想像すると、

1.一本打ちで決まるダイナミックな試合。
2.一本打ちが決まらなければ、引き技もOK。
3.しかし、初太刀をごまかされてしまうと案外もろい。

という感じになるのですが、弱点は足捌きの遅さではありませんか?
初めのほうの書き込みでフットワークについては、減量させなくては、と
いうことでしたが、あきらめてしまってはいけないと思います。
多少肥満でも、足捌きのいい子や、瞬間の体の切れのある子はいくらでも
います。
自分のペースを考える以前に、足捌きを練習させてあげる事強くなるが近
道ではないでしょうか?
きっと他の子にはないすばらしい面を持っていると思います。

「一眼二足三胆四力」といわれるように、足捌きなくしては剣道の大成は
望めません。

>特に、その子は1本打ってすぐ、角度を変えての2本目の引き技がでる

一本打ったすれ違いざまや、相手に体当たりをしておいて、まっすぐ下が
るのではなく、斜め後ろに下がる引き技だと思いますが、これはうちでは、
小学生みんなに足捌き(開き足)の使い方の練習もかねて、何通りかやらせ
ています。もちろん自分でもできます。
みんなが完璧にできるわけではありませんが、いずれできて当たり前のこ
とになっていきます。

なんだか弱点がどこかへ行ってしまっているようだったので、気になって
いました。

お気に障ったらすいません。

お名前: 豆剣士の父   
となりのマッツーさん レスありがとうございます。

>小手先の技に終始してしまって豆剣士君の剣道が小さなものになってしまわないかと>言う思いが込められているのではない
>でしょうか?(もしかしたら勘違いかもしれませんが…違っていたらmiaさんゴメンナ>サイ)

うちの豆剣士、道場での練習が週2回で後は家で素振りばかりやっているためか
基本だけはしっかりできているというお言葉を頂いています。
また、「気合だけは誰にも(先生にも)負けるな」と私が言い続けていますので、
合同稽古の準備運動から大きな声を出しており、少しはずかしいくらいです。

やはり、小学生の時は試合経験である程度ごまかせても、基本がしっかりでき
ていなければ、大きくなってから伸び悩みますよね。

お名前: となりのマッツー   
to 豆剣士の父さん

>「小学校低学年だから」という発想はあまりありません。
>小学校低学年であっても、自分の稽古を見直して工夫してみるという姿勢を身に
>つけることは十分できると思います。

このお考えには賛成です。老若男女関係なく工夫をしてお稽古に取り組むことは大事だと、私は
思います。
でも。miaさんが仰っている
>大きな声で、どんどん相手に向かっていくだけではいけませんか?
ということも分からないでもないです。
元気良く、どんどん前に出て行く剣道で精進していれば、勝つ楽しさ、負ける悔しさ、いろいろ
と味わうことになると思うんです。miaさんの仰っている言葉には、小手先の技に終始してしま
って豆剣士君の剣道が小さなものになってしまわないかと言う思いが込められているのではない
でしょうか?(もしかしたら勘違いかもしれませんが…違っていたらmiaさんゴメンナサイ)
豆剣士の父さんは勝ち負けにこだわっていないと思いますし、焦っていないとも思います。
でも豆剣士君はまだ小学校2年生なのですから、これから先は長く、正しく強い剣道を身につけ
るには十分な時間があると思うんです。いろいろと工夫をしたお稽古を続けていき、立派な大剣
士になることを望んでいます。

お名前: 豆剣士の父   
miaさんコメントありがとうございます。

焦っていることは何もないのですが・・・。
私としては、豆剣士が強い子供と稽古させてもらっていることをありがたいと
思っていますし、むしろなかなか勝てないことを歓迎しています。

ただ、私の考えとしては、「小学校低学年だから」という発想はあまりありません。
小学校低学年であっても、自分の稽古を見直して工夫してみるという姿勢を身に
つけることは十分できると思います。
(勉強でも音楽でもそうですけど、子供は無限の潜在能力を持っており、「小学生だ
から」という考えはむしろその能力に限界をつくってしまうことになると思っていま
す。実際、豆剣士の話で恐縮ですが、剣道を始めてから、練習した分しか強くなら
ないのだから、趣味で楽しくしたかったらそれでいいけど、強くなりたかったら
それだけの練習をしろよと話したところ、自分で回数を決めて毎日素振りをするよう
になり、息子ながら関心しました。今では、私の方が息子に少しは素振りしろよと
言われている状況です。)

豆剣士自身所属の剣友会ではうまいと言われて週2回の道場での稽古を楽しみに
していますし、他の道場の子供と稽古ができる合同稽古も楽しみにしています。
(合同稽古に参加している強い小学生は強い剣友会の子供で、剣友会のレベルからは
負けて当然の相手ですので、豆剣士は「勝ちたい」とは思ってもプレッシャーには
なってないと思います。実際、豆剣士自身「これで10連敗や」などと話していま
す。)
また、私も合同稽古会に参加するときは、「勝て」というのではなく、負けてもいい
から自分なりに考えて全力でぶつかれ。「試合で負けても気合で負けるな」と言って
います。

ただ、子供の教育の問題では、「ゆとり教育」の問題もありますし、いろいろな考え
があるのでしょうね。議論しだしたら収拾がつかなくなったりして。

お名前: mia    URL
初めから読み返していたんですが、小学校2年生なんですよねえ。
どちらもできすぎですよ。

小2で、合同稽古のビデオを見て、研究し気付いたことをノートに書きと
めるなんて、信じられません。
迂闊にも小2だということを見落とし、もう少し学年が上なんだと思いこ
んでいました。まだ自分のペースだとか、そんなことにこだわるより、大
きな声で、どんどん相手に向かっていくだけではいけませんか?

それよりも、豆剣士の父さん、豆剣士君の剣道を、彼はこういうタイプで、
得意技が何で、こんなところでこんな技をだす。と説明できますか?
わかりません。
今そんな強い子に出会って、何とか追いつき自分の力をアップさせようと
いう気持ちは分かりますが、何となく、親の方が焦ってみえるのではない
かと考えてしまいました。

あまり豆剣士君のプレッシャーにならないように、「適当に」頑張らせて
やっても良いのでは。
いらぬお世話かもしれませんが、気になりましたもので・・・。

お名前: 豆剣士の父   
となりのマッツーさん、アドバイスありがとうございます。

>その良く動くお子さんのお稽古をビデオにとって見てみては如何でしょう。
>参考になる部分はあるのではないでしょうか?
実は、うちの豆剣士はこの子との稽古からたくさん学んでいるのです。
引き技なんかも、この子との稽古をビデオにとって、真似して打てるようになりま
した。同級生(豆剣士とは別の強い道場ですが)ながら、豆剣士の師匠です。

>打突後の残心(というか打ったあとの態勢?)に気を使われてはどうでしょうか?
打突後にすきをつくらないことが大切ですね。
打突後の残心を意識させるようにしてみます。

>自分から打ちに行って、相手にペースを掴ませない様にするのが良いのでは…。
イメージにぴったりの言葉ですね。
このイメージをもって稽古に臨むように言って見ます。

強い子との稽古はためになります。合同稽古のビデオを見ながら剣道ノート
を書いているのですが、この子との稽古についてはたくさんノートが埋まります。

お名前: となりのマッツー   
to 豆剣士の父さん

>うちの豆剣士も最初の1本目は遅れていないのですが、2本目(引き技)で遅れを
>とってしまいます。
 
なるほど。であれば、その良く動くお子さんのお稽古をビデオにとって見てみては如何でしょ
う。参考になる部分はあるのではないでしょうか?
ただ、初太刀を出すタイミングでは負けていなくて、二の太刀、三の太刀で遅れると言うことで
あれば、打突後の残心(というか打ったあとの態勢?)に気を使われてはどうでしょうか?
ウチの愚息にも打突後の態勢を崩してしまうが為に、そこを打たれるケースがあり、打ったあと
の足使いや、相手との対峙の仕方を注意するように話をしています。


>特に、その子は1本打ってすぐ、角度を変えての2本目の引き技がでる

私にも出来ませんねえ(笑)
確かに素晴らしい技だと思います。これが本物であるならば、相当の遣い手でしょうね。
そしてこれを打ちに来ると言うことは、初太刀で豆剣士君が負けていないと言うよりも、相手に
引っ張り出されていると言うことも考えられますね。やはり自分のペースを作る上では、相手の
動きに振り回されてしまってはいけないと思います。自分から打ちに行って、相手にペースを掴
ませない様にするのが良いのでは…。自分がペースを掴み、相手を翻弄することができれば二の
太刀、三の太刀でも打ち負けないと思います。

お名前: 豆剣士の父   
となりのマッツーさん アドバイスありがとうございます。

深い内容について、車の例えも入れてわかりやすく説明下さりありがとう
ございます。
早速プリントアウトして週末考えて見ます。

>まず先に自分から打って出るということです。
うちの豆剣士も最初の1本目は遅れていないのですが、2本目(引き技)で遅れを
とってしまいます。
2本目以後自分のペースで試合をするためにも、最初の1本目を打った後に
体当たりで相手を崩したり、つばぜり合いでも崩されずに相手を崩すには
どうしたらよいかについて考えてみます。

質問をしてとなりのマッツーさんやmiaさんからのレスを読んでいく中で、
「自分のペースで試合を運ぶ」ということについてたくさんヒントを頂きました。
ありがとうございました。

お名前: となりのマッツー   
to 豆剣士の父さん

>自分のペースで試合を運ぶには何が必要なのでしょうか。

これはまさしく、miaさんの仰っている「機会を待つのではなく、自分で作るのです。」だと
思います。
相手に合わせてバタバタと足を動かすのではなく、自分で先をかけて機会を作るということだと
思います。たとえば車にしてもエンジンが止まっている状態からいきなり時速100Kmのスピー
ドは出ませんよね。かといって、エンジンをかけてクラッチを踏んだ状態でアクセルをベタ踏み
していても10m先がヘアピンカーブだったら、これまた急に100Kmのスピードは出せないと思
うんです。エンジンをかけて、先の状態を見極めて、それなりに回転を上げていかなければ、そ
のスピードを出すことはできないと思うのです。その準備段階で、待っているのか、自分から仕
掛けているのかで違いが出てくると思います。
ジっと構えて、動いていないようであっても、実はいつでも素早い打ちが出せる状態になってい
るのが熟練者だと思うのです。それを子供に求めるのは無理かもしれませんが、それに近い状態
を作らせていかなければならないと思います。それにはmiaさんの仰る「一度打ち始めたら打
って打って打ちまくれ、一本取るまでやめるな」ということがベストな方法だと思います。
ただ、ここに私の意見を加えるならば、まず先に自分から打って出るということです。相手が出
てきてから自分が始動すると、子供(特に低学年の子)は得てして受身になりがちです。自分か
ら打ち始めることで、先をかける感覚を持たせるように、私はしています。
それと、少し論点がずれるかもしれませんが、私が子供たちに試合に際してアドバイスすること
のひとつとして、「審判の始めの声が掛かったら、自分から打て!」これは前に書いたとおり。
それともうひとつ「例え相手に打たれて審判の旗が揚がったとしても、最後は自分が打った状態
で終われ!」ということを言っています。これは最後まで勝負をあきらめない、試合には負けた
としても納得できた打ちができるよう、とことんチャレンジする、という意味合いを持っていま
す。

ご参考になったかはわかりませんが、自分の考えを述べさせていただきました。

お名前: 豆剣士の父   
となりのマッツーさん、miaさんアドバイスありがとうございます。

to となりのマッツーさん

>打たれて感謝です。
本当にそのとおりだと思います。
息子の合同稽古をビデオでとって2人で見るのですが、打たれた稽古は本当に
学ぶところが多いですね。

>打たれたら何故打たれたのか考えろ
そうなんです。
なぜ打たれたのかビデオを見ると、よく動く相手を追っかける形になっているのです。
特に、その子は1本打ってすぐ、角度を変えての2本目の引き技がでる
(・・すばらしい・・)のですが、それに対してこちらが追っかける形になるのです。
つばぜり合いでも、その子の方が左右に動き、うちの豆剣士はそれに応じる形です。

>自分のペースで試合を運ぶと言うことだと思います。
これがどうしたら良いのかよくわからないのです。
特に相手が動くときに、どうしたら自分のペースで試合を運ぶことができるの
でしょうか。自分のペースで試合を運ぶには何が必要なのでしょうか。
・・・このレベルになると、初心者の豆剣士の父ではわからないレベルになって
しまう・・。

ただ、実力差がある大人同士の試合では、えてして弱い方が動きますよね。

>勝ち負けだけにこだわらず
私も同じ考えなのですが・・こだわっているように見えるかな。
実際、稽古や試合は問題点を見つけるためのものと思っています。

to miaさん

>じっと狙い澄まして一本のチャンスを待つということは割と難しいことだと
>思います。
>動いて攻めて打ちまくる剣道を指導しています。

そうですね、なかなか大人のようにはいかないんでしょうね。

だけど、相手を翻弄するフットワークを身につけるには減量させねば・・・
豆剣士食いすぎ。小学校2年で、店でどんぶりとざるそばを注文するな!(笑)

お名前: mia    URL
豆剣士の父さん
すいません完全に読み違えていました。

子供同士だということでしたら、私の場合はうちの子供達には、一度打ち
始めたら打って打って打ちまくれ、一本取るまでやめるな、という姿勢で
稽古させています。
子供の特性としまして、すばしっこい・以外と器用・力は弱いなどがあげ
られますが、じっと狙い澄まして一本のチャンスを待つということは割と
難しいことだと思います。

私の性格もありますが、「待つ」剣道はどうも肌に合わず、押しつけかも
しれませんが、動いて攻めて打ちまくる剣道を指導しています。
とはいいましてもみんながみんな同じようになるわけではありません。
やはりそれぞれ得手不得手がありまして、タイプは分かれます。
構えているときから動いて間合いに入ったり出たりしながら相手を伺い翻
弄しながら戦うタイプや、そんなに構えでは動かないが、打ち始めたら息
を抜かずきっちり後うちをどんどん続けるタイプなど様々です。
ただ同じなのは相手を攻める気持ちです。
機会を待つのではなく、自分で作るのです。

先の私のカキコでも触れましたが、私は小学生達と稽古するときは自分の
足捌きの鍛錬の場と考え、子供達以上の速くなめらかなフットワークを心
がけています。
私が子供の頃教わった、故浅川春男範士がやはりそうでした。
いまだに、範士の軽やかで無理のない足捌きが目に焼き付いております。
普段、自分の稽古では小学生を相手にする時のような動きはほとんどあり
ませんが、一般同士の稽古でも、ここぞというときの一歩には素早い足捌
きはなくてはならないと思います。

ですから、剣道の基本を鍛える時期に、足を使い相手に対し自分から攻め
る気持ちと動きと手数で勝負すべきだと思います。

こんな風に考えています。

お名前: となりのマッツー   
to 豆剣士の父さん

私見ではありますが、よく動く相手に対して、ジッと構えていようと、しきりに動くにしても
自分のペース、自分の剣道を見失わないことだと思います。
相手が動くからといって、一緒になって相手のペースで動いてしまっては相手の思う壺ですよ
ね。ジっと身構えて相手が飛び込んでくるのを待っていたとしても、直ちに打てるような身構え
気構えが出来ていなければ、当然いとも簡単に打たれてしまいます。
要は、例え相手が早く動こうとも、構えた竹刀を微動だにせず構えていたとしても、自分のペー
スで試合を運ぶと言うことだと思います。
豆剣士の父さんのお子様も、確かまだお小さいんですよね。小さいうちにいろいろな剣道を見て
勝ち負けだけにこだわらず、数多くお稽古を積まれることが良いのではないでしょうか。

今、私が指導している子供たちには、基本を中心にお稽古させていますが、試合に出るときには
勝ち負けにこだわるな、普段の剣道をやれ、打たれたら何故打たれたのか考えろと言っていま
す。打って反省、打たれて感謝です。
いろいろな子供たちがいて、そういう子達と竹刀を合わせる事が大事なのではないでしょうか。
偉そうなこと言ってゴメンナサイ。

お名前: 豆剣士の父   
mia さん レスありがとうございます。

すいません、私の完全な説明不足でした。(・・・大反省。)

私ではなく、うちの豆剣士(小学生)とその小学生が小学生同士で稽古するときに、
うちの豆剣士が振り回されてしまうわけです。
その小学生は、がんがん動いて、どんどん打ってきます。

そこで、そのような相手とするときの豆剣士へのアドバイスですが、
相手に負けずにもっと動けということになるでしょうか。
それとも、自分はあまり動かず対応することができるのでしょうか。
動く相手には、どのように対応したらよいのでしょうか。

個人的には、動きと手数で勝負するという相手の土俵にのらずに勝負
できたらと思うのですが・・。

>おそらくその子はどこかの試合か、稽古会でそういったスタイルの子を見
>て、自分で工夫しまねをしようとしているのだと思います。

その子は強いですね。

お名前: mia    URL
一緒になって動く必要はないと思います。
子供の動きに負けてしまっているからです。
子供のためにならないからです。
あのおじさん速く動こうとするけど、全然なってなくて、打てちゃうよ。
という感じですか?

ただ私は子供と稽古するとき(特に小学生)は自分の足裁きの鍛錬をする機
会と考え、相手よりも速くなめらかなフットワークを心がけています。
注意することは上下動をしないことと、小さく速いすり足にすることです。
また開き足を素早くできるよう心がけています。

文面から拝見しますと、子供の方が動きの先をとっているようですね。
「豆剣士の父」さんが翻弄されているようです。
「豆剣士の父」さんが今後自分でも剣道をさらに続けていきたいとお考え
なら、今こういう子供達につきあって、擦り足開き足の練習をしておくこ
とは必ずプラスになります。
動く相手を見てから動くのではなく、予想しその先に回り込むことと、相
手をこちらの動きのペースに引き込み自分に有利な方へ誘導するような動
きを心がけてください。きっと頭を使えば子供の上はすぐねらえます。

子供には色んなタイプがあり、それぞれの長所を伸ばしてやりたいもので
す。
よく動くすばしっこい子はやはりそこが長所です。
こちらが動かないで対応し打ってしまうことはたまには必要かもしれませ
んが、子供がやっていることが、もっと上手になったらどうなるかの、先
を見せてやることも必要かなと思います。
幸いまだ私は彼らより動くことができますので、その子の発展した動きを
見せてやることができます。

おそらくその子はどこかの試合か、稽古会でそういったスタイルの子を見
て、自分で工夫しまねをしようとしているのだと思います。

そういった工夫は大事にしてやりたいと思います。

お名前: 豆剣士の父   
いつも質問ばかりで恐縮ですが、ご指導ください。

稽古会に参加している小学生の中で、前後左右によく動く子供がいます。
そのような子供と稽古する場合、相手の動きに対してこちらが追っかけていく
(悪く言えば振り回される)形になるのですが、そのような相手に対しては、
相手に負けずにこちらも前後左右に動く必要があるのでしょうか。
それとも、動く相手に対して、自分はあまり動かずに対応することができるので
しょうか。

大人の場合はあまり動かないと思うのですが、小学生の場合はどんどん動く必要
があるのでしょうか。

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