菊千代さんは臆病だから強いのだと思います。
恐さを知っているから。お相手が攻めても、打っても
なかなか捕らえられないのでしょう。
それも、なにも考えず『無』の状態で。
お相手は菊千代さんを読めないのです。
持って生まれたものなのか、育った環境がそうさせたのか
戦わずして勝つ、対峙しただけで相手を「まいりました」と
言わせるぐらいの覚悟を決めた「面」を磨いてください。

終わっちゃってるようですが、とても素敵なトビなので何と言われ様が参加させて下さい。

大きな面素晴らしいですね。
これは勝ち負けの問題ではなく憧れます。
私なんか背が高いのに「乗る」時以外は「ねじ込む酔うな面」ばかりになってしまって
いつも嫌悪感に襲われます。

意識しないで大きな面が打てるは、自分にとっては一筋ならではいかない課題ですね。

to 菊千代さん

私のカキコが少しでも自己分析のお手伝いになりましたのならうれしく存じます(^^)
これからも、ご自身のお心のままに、技を極めていってくださいね！

あっちさんのいわれるように、私は大きな面なんです。
大きな面しかできなかったというのと、
大きな面で一本うてると、体中に風が
吹き渡ったみたいに感じて気持ちいいもので、
もう一度、あの感覚を感じたいから大きな面を打つ
といいますか。なかなか、思い通りにいきませんが。
おかげで抜き胴や出ごて、たくさんいただきました。
相手をくずして大きな面、頑張ってみます。
ありがとうございました。

「あっち」です。

武専仕込みの先生に師事された菊千代さんは、大きな面を打たれるのだと思います。
このような人は、試合では出小手や抜き胴、返し胴をくらことが
多いと思います。

但し、相面では負けないのではないでしょうか。
面を打つ前の攻めを効かせて、相手を崩して打てるようになれば
出小手や胴はくらわなくなります。

高段者が、打っていって菊千代さんのような大きな面の相面に
負けたと思えば「強い」と感じる筈です。

大きな面を打つということは、「試合、試合で来た人」には難しい
ことなので自信をもって下さい。

書き忘れましたので追加します。
オキクルミさん、HIDEさんのご意見を
伺い、私も自分なりに考えてみることが出来ました。
これも、皆様のご意見があればこそ、出来たことです。
本当に有り難うございます。
剣道、ずっと精進していきたいと思います。
ネットではお年がわかりませんが、私は何をするにも
「どっこいしょ」というような年になりました。
今年は猛暑ということですので、熱中症に気をつけてください。
お体大切にしてください。
剣道続けていればもしかしたらどこかでお会いできるかもしれませんね。
そんな日が来ることを夢見ています。

Hideさん、ありがとうございます。
「動じない剣道」、そんなそんな立派なものじゃないです、
恐縮します。
過去を振り返ってみますと、あの頃は日常生活が
死と隣り合わせといいますか、（戦時中の話ではなくて
昭和８０年代です）。
私よりももっと悲惨な暮らしをしていた方は
恐らくここのサイトを訪れる方の中にも
いると思いますし、話が剣道からそれてしまいますので
お話しませんが、たぶん、私の神経は
道場ではなくて生活の中で勝手に身に付いたのか、
と今、書き込みながら思いました。
恐怖を感じた途端に全身がレーダーみたいになる、
一種のトラウマでしょうか。
昔の話はさておいて、
一度で良いから、Hideさんのような気持ちで
試合にのぞむことができたら、これが悲願ですね。
試合で勝ちたいというのは私の場合、
まだずっと先の望みですね。
どうもありがとうございました。

管理人のHide.です。

たぶん、気持ちの動じない剣道をされておられるのでしょう。ゆえに、「形の上では打つ
ことができたが、心を打つことができなかった」という意味での「強い」なんだと思いま
すよ(^_-)〜☆

試合はいいですよ。
勝っても負けても、自分に多くのことを教えてくれます(^^)
また、あの「非日常」の緊張感もたまりませんね。
私はもう、ほとんど試合に出なくなりましたが、あの緊張感は今でも好きですね(^o^)

オキクルミさん、有り難うございます。
昔を思い出してみますと
始めて剣道を教えてくれた先生が武専というところを出た
８段の先生で、毎回毎回（約１０年以上）きちんと構えて大きくかぶって真っ直ぐの面打ちばかりでした。１０のうちの２か３ぐらいが小手と胴でした。
ですから、私はかかり稽古も地稽古も面ばかりで、というか
他の技を知らなかったんです。ほんとに最近、ここ５〜６年ぐらい前から
小さい面打ちとか諸々の技を子供の稽古に交ざって練習してますが、
体が疲れてくると昔の面になってしまいます。
普段の稽古の時はお相手の方が「打ってくれ」といってるように
感じるときがあって、そういうときはよく面が入ります。
１０年以上試合に出てないので、当時のことを思い出しますと、
試合になると、何と言いますか、すごく、ストレスがたまるというか、
試合ときいただけで事故にでもあって大けがしないだろうか、
とまで考えてしまうんです。
一般の試合はみんなの注目を集めるので、それでまず、萎んでしまって。
防具をつけてる人はみんなすごく強く見えて怖いんです。
面が上手いというのではなくて面しか打てない、それ以外どうすればいいのかと
お相手と構えているときに考えてしまったり、
あれやこれや色んな事がおもいうかんで「嫌だ」になってます。
今でもそうです。
試合が好きとか楽しいとか試合に出たいとか思えるように
一度でも良いからなってみたいと思うのですが、
駄目ですね。これが現在の状態です。

初めまして。

負けた相手に高く評価して貰えるって、凄く羨ましい話です。
菊千代さんの剣道が如何なるものから存じないので、何とも言えませんが、
試合の場でも、姑息な事をしない、堂々と基本通りの技を繰り出してくる。
だから、こっちも正攻法の剣道をせざるを得ない。と、いう事なのでは
ないでしょうか。
「試合が嫌い」と書かれていたので、良くも悪くも試合での相手との駆け引き等が
苦手と思われたのですが、どうですか。

始めまして。
このサイトは読み出したら時間を忘れてしまいますね。
自分の稽古の参考にたくさんたくさんさせて戴いてます。
今から１０年ぐらい前、試合に出たのですが、
３人お相手にして全敗でした。一本も旗はあがりませんでした。
その試合を見ていた当時５段の方が
「菊千代さんはスゴイ強い」といわれたのですが、
ボロ負けしたのにどうして、強いなんていうのか、未だに
不思議なのです。私の剣道は心の底から本当に弱いと思っています。
（私は試合が大嫌いで、今まで片手の指ぐらいしかでてません。
出た試合、すべて負けました。）
ところが普段の稽古では６段の先生や先輩方から
「間合いに入ると強いね」とか
「菊千代さんは全然捕まらない、打ちたくても全然打てない、さっぱりわからない」
ということを言われますがそれもまたどうしてそんなことを
言われるのか不思議なのです。
何か、質問のような質問でないような変な書き込みになってしまいましたが、
ずっと疑問に思っていたことなので書いてみました。