記事タイトル:剣道形三本目と七本目の突きの受け方の違い 


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お名前: Hide.    URL
少しでも拙サイトがお役に立ちますればうれしく存じます。

剣道形はやればやるほど奥深く面白いものです。
たがいに精進してまいりましょう!(^0^)

お名前: H.N.   
有難う御座いました!!

お名前: Hide.    URL
>しかし、寸胴な木刀同士ならともかく、本来の刀のような幅の薄いものなら刃の向き
>が違えば接点はどうしても峰と峰か、峰と横(鎬)になるようにおもうのですが・・・

お相手と刃引きでお稽古してみればわかることです。
小太刀などは刃で受けてしまうことが多く、本当に「難しいんだな」って実感できますの
で(^^)

お名前: H.N.   
有難う御座いました。

しかし、寸胴な木刀同士ならともかく、本来の刀のような幅の薄いものなら刃の向き
が違えば接点はどうしても峰と峰か、峰と横(鎬)になるようにおもうのですが・・・
手元に刀などないので確認しようもありませんが・・・

お名前: Hide.    URL
>太刀一本目はたしか「相手の柄もろとも切り落とすつもり・・・」だったと思うので、
>他の場合より勢いがあるでしょうか。よって深い。(後略)

そうですね、そんな風にお考えになられればいいのです(^^)

五本目は一本目ほど思い切って打ちこむ必要はありませんが、お相手のすり上げられるの
で、体勢や太刀の方向などに変化がありますね。
小太刀一本目は、お相手が「大の間合いから小の間合いに入り身になろうとする」のを嫌
って機先を制して(やや焦り気味に)打ち込んでいくので一本目や五本目に比べて「不用
意かつ不十分な切りつけ」になっていると解釈しています。


>一方三本目については仕太刀は手首をそれほど内転しなくとも良いとすれば、打太刀
>の刀と峰と仕太刀の刀の鎬が接することになるでしょうか。

打太刀もそんなに手首を内転させなくても受けられます。
両者とも適性に手首を返していれば、鎬と鎬が接するように受けられるはずですがd(^-^)!

お名前: H.N.   
太刀一本目はたしか「相手の柄もろとも切り落とすつもり・・・」だったと思うので、
他の場合より勢いがあるでしょうか。よって深い。
太刀五本目は相手の面を狙うので一本目よりは浅い面でしょうか。
小太刀一本目は入り身になろうとされるところを打つので余裕がなくこれも浅い
でしょうか。

一方三本目については仕太刀は手首をそれほど内転しなくとも良いとすれば、打太刀
の刀と峰と仕太刀の刀の鎬が接することになるでしょうか。

お名前: Hide.    URL
>ただ、三本目については、打太刀が右下に刃を向け、仕太刀も右下に刃を向ける以上、
>手首の返しの度合いに関わらず、二つの刀の接点は峰と峰とになってしまうと思いま
>すがどうでしょうか?

うーん、そんなに手首を内転させなくてもよろしいのでは(^^;


>また、同じように見える動きでも意味が異なるということでは、太刀一本目と、四本目
>と、小太刀1本目の打太刀の左上段からの面は、何か打った後の姿勢が異なると以前
>聞いたような記憶があるの(記憶違い??)ですが、違いが有るのでしょうか?

左上段から打ちこむケースですから、お尋ねの「四本目」は五本目の間違いですかね?
そのいずれもが打太刀が打ちこむ気持ちが違う、ゆえに形も違って当たり前です。
ただ、教本などに明記されてはおりませんがね。

それぞれどんな気持ちで打ちこんでいると想像できますか?
それを考えながら打つことが「一人一人の方の解釈=形の味わい」につながるんです。
もちろん、理合をよく熟読し、それから外れないことが大切ですd(^-^)!

お名前: H.N.   
Hide.様

ご丁寧な理合のご解説を頂き有難うございます。
一見同じように見える動きでも意味が全く異なること理解しました。

ただ、三本目については、打太刀が右下に刃を向け、仕太刀も右下に刃を向ける以上、
手首の返しの度合いに関わらず、二つの刀の接点は峰と峰とになってしまうと思いま
すがどうでしょうか?

また、同じように見える動きでも意味が異なるということでは、太刀一本目と、四本目
と、小太刀1本目の打太刀の左上段からの面は、何か打った後の姿勢が異なると以前
聞いたような記憶があるの(記憶違い??)ですが、違いが有るのでしょうか?

ご教示頂ければ幸いです。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

>七本目はこれとは異なり、打太刀が仕太刀の胸部目掛けて同様に刃を右下に向けながら
>突いて来るのを、打太刀は刃を「左下」に向けながらそれを受けると有りますが、
>この2つの動作が異なる背景はいかに?

七本目打太刀の突きは、突きとは書いてありますが「気あたり」です。つまり、「攻撃精
神の現われが突きという形に発して出た」だけで、「攻め」であり「突ききった」わけで
はありません。
仕太刀はそんな「打太刀のはやる気持ち」を、わずかに引きつつ腕を前に出して下から支
えるようにして「そらす」ことによって、次の捨て身の面を引き出しているのです(^^)

三本目は、下段から上がる仕太刀の刀が中段の構えに落ち着く前に、その水月に突きをね
じ込むのです。その突きは七本目のように下から持ち支えられる類のものではなく、仕太
刀は左足から大きくさがり、上から剣先を押さえ「萎やす」ことによってしのぎ、打太刀
の体勢が整う前に、突きから位詰めに突き詰め勝ちを制します。

このように理合が違うのですから、受け方が違って当然ですよねd(^-^)! 


>結果として峰と峰が触れ合うことになり、鎬で受けることにならないのでは?

峰と峰が当たるほど手首を返す必要もないと思われますが(^^;

お名前: H.N.   
剣道形三本目において、打太刀が仕太刀のみぞおち目がけて刃を右下に向けながら
突いて来るのを、打太刀は刃を右下に向けながら手元に引き寄せる様にしていなし
ますが、
七本目はこれとは異なり、打太刀が仕太刀の胸部目掛けて同様に刃を右下に向けながら突いて来るのを、打太刀は刃を「左下」に向けながらそれを受けると有りますが、
この2つの動作が異なる背景はいかに?

また、七本目の場合は互いに刃を寝かせた打太刀と仕太刀の刀が平行となる為、
鎬(つまりは刀の横側?)で受けられますが、三本目の場合も確か鎬で受けることに
なっていたと思いますが、打太刀と仕太刀の刀が互いにあっちとこっちで違う向き
となるので、結果として峰と峰が触れ合うことになり、鎬で受けることにならない
のでは?

基本的なことで恐縮ですが、どなたかご教示頂ければ幸いです。

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