記事タイトル:返し胴は必要ない? 


書き込み欄へ  ヘルプ
お名前: ななし   
返し胴の稽古は絶対に入れるべきだと思います。
もちろん返し胴を一本に出来るようにすることが主たる目的ですが
返し胴を含め応じ技全般の使い方を修得していくといろいろな場面で役に立つ事があると思います。
例えば、鍔競り合いで相手に竹刀を押さえられた時にそれを返して引き面を打つ、とか
って返し技を練習していくと自然と身についていく技です。
しかもこういう何とも言えない(しっかり一足一刀でもなく、完全な鍔競り合いでもない)
ところって試合で大きなウエイトを占める部分だと思います。

是非ともメニューにいれていただきたく存じます。
[2005/07/18 02:20:27]

お名前: GEN   
to Kazさん 

>それだったら出小手や出端面をもっと磨いたほうがいいんじゃないか
もちろんその考えも正しいと思います。
試合本番に「苦手な応じ技でムリして頑張ってでも一本とる」はナンセンスですね。
逆に一本とられてしまいそうですね。
苦手な技の上達には時間かかるし、ちょっとやそっと稽古中に練習したくらいでは試合ではムリですよね。
だからムリしてまで稽古に取り入れる必要はないですよ。

苦手な技の取り組みは、今すぐの実効というより、ずっと剣道続ける上で有益、といったところです。
私の場合、応じ技の稽古も基本技の稽古同様に中学〜大学と部活動を通して続けてきたから一通りできるようになった、といったところです。

でも実は、応じ技を部活の顧問の先生から「こうやるんだ」と、きちんと習ったことはないんです。
上手な先生や先輩のマネ、大会で観察、剣道の本や『剣道日本』を参考にしながら稽古してきました。
最近はいろいろな方からアドバイスを頂けるときは可能な限り頂いています。
どの技も使えるようになりたい、が本音でちょっと欲張りなんですね。
そんなわけで私もまだまだ成長課程です(笑)

正しく指導できる先生が不在のようなので、お勧めの本を紹介します。

『剣道上達BOOK』井上秀克 成美堂出版         すでにお持ちですよね(笑)
『新・剣道上達講座 』伊保清次 スキージャーナル    私のお気に入りです
『実戦のための剣道講座―ここ一番に役立つ技八十九手』 お小遣いに余裕があるならどうぞ

>上手くできるようにするコツを教えていただけないでしょうか?
参考になるか分かりませんが、一例として、
中学時代の同級生、高校時代の後輩に返し胴が上手でした。
竹刀で受けた時、右足はすでにナナメ前方(あるいは横方向)にスライドしていました。
返し技は「受けた、さあ打とう」では間に合わないですね。
試合、大会等で上手な人がいたら観察してみてください。

なんといっても上達のコツは地稽古で積極的に使うことです。
約束稽古の場合、最初はお相手に、ややゆっくり、大きめに面を打ってもらい、ゆっっくりでもいいから返し胴の練習したらいいと思います。
そして地稽古では「受けた場合は返し技」をモットーに、積極的に使う、そして何回失敗してもメゲないことです。
何度もやってるといつかはできるようになる、反射的に技がでる、ですね(笑)
(できるようになっても、Hide.さんがおっしゃる様に、通じるお相手、通じにくいお相手、通じないお相手がいてケースバイケースなのも事実ですが)
稽古に取り入れるなら、こんな感じがいいと思います。

最後にまとめると
「技の練習」として稽古メニューに加えても、地稽古、試合稽古で積極的に使わないと実用レベルに達しないんですね。
ということは、メニューにある技を地稽古等で積極的に試している人ほど、その技を得意技にしやすい、ということでしょうか。
[2004/12/07 21:16:17]

お名前: 元立ちマシーン   
>竹刀が抜けきれなくて・・
返し胴の場合、竹刀を抜かず打った体制から体を相手に向ける。
が正しいと思います。
抜き胴も基本は同じではないかと思います。
4段以上の審査では、相手を引き出して打つが要求されますから返し胴を覚えといて
損はないと思います。
[2004/12/07 19:08:22]

お名前: Kaz   
>>Hide.さん
うちのメンバーでも返し胴を打つ人はほとんどいません……(汗)
返し胴を打ちたがらないメンバーに聞いてみると
「受けるまではできるんだけど、胴を打つと元打ちになるか、竹刀を抜け切れなくて片手胴になっちゃうんすよ」とのことでした。
僕も返し胴はまったくとはいえませんが、ほとんど試合や地稽古では使いませんね。(^-^;
打ちのメンバーの試合を見ていると、応じ技は出小手か相面、抜き胴の3種類に限られてしまっているようです。
しかし、すりあげや他の返し技を覚えようとしても、正しく教えられる先生が
いないもので、どうにもオーソドックスな出端技しかできず、皆マンネリ化しているようです。
僕としては、相手の動きを読んで胴を抜く抜き胴のほうが相手の動きを読む技術もつくし、
他の技にも応用できるんでいいんじゃないか、と思っていますが、愚考でしょうか?(^-^;

……あ、ちなみに面返し左胴ならできますよ、僕(笑)

>>GENさん
はじめまして。お返事ありがとうございます。
メニューにも加えようといつも悩むのですが、「それだったら出小手や出端面をもっと磨いたほうがいいんじゃないか」
「抜き胴のほうが決まりやすいんじゃないか」など、頭の中にいろんな思いが沸いてきてしまいまして(汗笑)
もし返し胴をメニューに加えるとして、できない人(僕もなんですが……笑)に
上手くできるようにするコツを教えていただけないでしょうか?(^-^;
[2004/12/07 10:01:30]

お名前: Hide.    URL
>私の場合、返し胴、抜き胴、試合では両方使います。
>どちらの技がでるかは、その場次第です。

そうですね、おかしなもので「抜き胴は打ちやすいが応じ返し胴は打ちにくいお相手」とか、
反対に「抜き胴はあたらないが、応じ返し胴なら決まる」っていうお相手もおられます。
ケースバイケース、お相手によっても違いますので、両方打てた方がいいと思いますね(^^)
[2004/12/07 07:55:29]

お名前: GEN   
スピードの早い学生の剣道の試合では面返し胴よりも抜き胴のほうが実践的なのかもしれませんね。
それでも私は返し胴の稽古をお勧めします。

剣道では「受けて受けっぱなし、よけてよけっぱなし」は望ましくない、と指導されますね。
「受けたら必ず応じ返せる」ことが理想です。
お相手の面打ちを受けたら胴に返せる、できないよりできたほうがいいですね。

応じ技では、相手の動きを読み見切って一本とることもあります。
でも「とっさに、反射的にカラダが動いて、応じて一本とる」ことだってありますね。
反射的に技がでるには反復練習あるのみです。
また、返し胴、抜き胴、どちらが得意かは人によって異なりますね。

得意な人はいっそう稽古して頼れる武器に、
苦手な人も稽古して人並みに、
そう考えると、稽古のメニューに加えても損はないかな、と思います。

余談ですが、
私の場合、返し胴、抜き胴、試合では両方使います。
どちらの技がでるかは、その場次第です。
意識して使い分ける余裕がないだけかもしれませんが。
でも試合だったら、どちらの技で応じても一本なら結果オーライ、OK牧場(笑)
両方の技を反復練習してよかったなと思っています。
[2004/12/06 17:51:40]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

そうですねぇ、私は入っていてもいいと思いますよ。
面抜き胴と面応じ返し胴はいっけん兄弟関係のように思えるかもしれませんが、まったく
別の技術です。面抜き胴が、お相手の出の瞬間に打ちに入るのに対し、応じ返し胴はもう
少しひきつけてから打ちますね。

高校生ですと体の出が早いですので、応じ返し胴だとリスクが多い。ゆえに「抜き胴」を使
う選手が多いのだと思いますが、「引き付けて打つ」というのも大切な技術。ぜひ、マス
ターしておきたいところだと考えます(^_-)~☆
[2004/12/06 08:17:22]

お名前: Kaz   
Kazです。

今冬の練習メニューを皆で立てているんですが、いくつか質問があります。
特に、一番疑問なのが返し胴をメニューに入れるべきか、ということです。

先日東京都の支部大会がありまして、同輩や後輩たちの試合を見ていても、
普段抜き胴の練習を多くやっているので、面抜き胴は特によく決まっていました。
しかし、他の学校の試合を見ても、返し胴や返し技を決めている試合はほとんどありませんでした。
今冬のメニューはウチの学校のメンバーみんなの課題である
「連続技」「打突力」「応じ技」をテーマに組もうと思っているのですが、返し技、特に返し胴は入れるべきでしょうか?
また、上に上げたテーマで効果があるメニューがありましたら教えてください。よろしくお願いします。時間は3時間ちょいです。
ちなみに、僕らは小手・面・面、小手・面・胴、突き・他の技、素振りを多くする、応じ技の打ち込みなどを考えています。
[2004/12/05 22:00:56]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る