記事タイトル:竹刀と真剣 


書き込み欄へ  ヘルプ
ここは「剣道 いちに会」という剣道専門の個人サイトです!

1.匿名であっても、剣道関係者として気品と礼節あるカキコをお願いします。
2.特定の個人や団体に対する誹謗中傷はおやめください。
3.
個人情報の流出は厳禁です。
  (進路などプライバシーに関わる書き込みは違法行為として罰せられます)
4.書かれた本人や関係者が不快にならないように留意してください。
5.意見と感情論は違います。
  (根拠が明記されていないカキコは意見とは言えません)
6.カキコは書き捨てにしないで最後まで礼節をもってください。

7.ルールを逸脱したトピ・書き込みは、管理人Hide.により削除されることがあります。


お名前: ぽいぽい   
Hide.さんへのレスを考えていたら、しーやんさんの非常にインパクトのある
カキコが飛び込んできてそっちへ引き寄せられてしまったぽいぽいです。

しーやんさんのカキコを読んでいると、しーやんさんのバックグラウンドに
何か大きなコンプレックスを感じます。
それが何なのか知る由もありませんが、私自身の表現力の至らなさも感じています。
しーやんさんには少なからず不快な思いをさせてしまっているようですが、
ここはいろいろな意見を匿名で公開できる貴重な場。
しーやんさんのカキコのエネルギーで否定されると、私以外の人は書き込むのを
やめてしまうのではありませんか?
それはとても残念なこと。自分と違う考えを持った人を認めるのもしーやんさんの
おっしゃる「尊重」ではありませんか?
もういちど私のカキコを読んで私が何を言いたいのか理解しようとしていただけませんか?
心からお願いします。
[2006/12/19 23:45:15]

お名前: しーやん   
悪いけど、もうそういうのは一人で勝手にやっていてください。

もう一度言います。

剣道は相手がいてこそできるもの。相手がいなければ何の意味もない。

一体、刀の操法だとかなんとか言っていても、相手がいなければ誰を斬るのですか?

あなた方がなりたいのは「人斬り以蔵」ですか?「宮本武蔵」ですか?

お相手を尊重できない人間に剣道をやって欲しくはない。

斬るのが目的なら藁束でも試斬して満足していればよい。

最近は皆自分だけが稽古で満足できればよいとばかりに、
相手を如何にして叩くか、当てるか、斬るかということばっかりやっている。
勝手な稽古をするのなら打ち込み台相手に一人でやっていてください。
その方がよっぽど自分の好きなだけ、自由に叩くことができる。

日本刀だの竹刀だの議論する前に、もっと考えるべきことがあるのではないか?

何を使うにしても、危険と隣り合わせ。竹刀は確かに安全ではあるけれども、
無条件で安全を保障するものでもない。
それを使用する人間の倫理が試されます。木刀、刀となればなるほど一層重くなる。

見当違いの話かもしれませんが、自動車を例えにしたらどうなんですか?
あれこそ人を殺すことのできる鉄の箱。
でもそれを動かす人間のモラル次第で、便利な道具にも殺人凶器にも変身する。
最近はそんなことも考えずに携帯片手にTVを見ながら運転する人間が増える始末。
飲酒運転だって一向になくならない。
道路を走れば、周りもよく見ずに身勝手な運転が誠に多い。

剣道も全く同じ。

竹刀剣道よりも「刀」というのであれば「刀」を扱う人間の「死生観」をもっと
大事にしていただきたい。

軽々しく人の生死を引き合いに出さないで頂きたい。
[2006/12/19 22:48:30]

お名前: Hide.    URL
To ぽいぽいさん

>どちらかというと竹刀打ちより軽くても有効としています。

このあたりはどうなのかなぁ。
竹刀には竹刀の有効打突の基準があるはずですから、そこまで曲げるのはいかがなものか
と(^^;

それに、「打突時に止める」というのが竹刀打ち。軽く触れるだけで切れる(かどうか、
試したことがありませんが)のであっても、刀の場合「止める」という操作はしないのでは?
そのあたりは、どうお考えでしょう??(^^)


>あと昔、よく「三九」を切った「三六」で稽古していました。
>応じ技に冴えが出るんですよね。特に重い方が良いんです。

今はやっておられないのですか?
七段審査も3.6で受審されたのでしょうか?(^^)
[2006/12/19 08:01:17]

お名前: ぽいぽい   
刀では危ないから木刀での形稽古が生まれ、
木刀では打ち合いできないから、竹刀と防具が考案されたのです。
そうしたら色々考え方が変わってしまったり、
発祥をそんなに大事にするのなら、竹刀と防具での稽古はやめなさいと言われても、
まじ本末転倒だなって感じがします。
[2006/12/19 00:07:51]

お名前: ぽいぽい   
皆さんのカキコを読んでいて気がついたんですが、
日本刀の操法は打突が強いものだと思われていませんか?
私は触れれば斬れるという考え方なので、
どちらかというと竹刀打ちより軽くても有効としています。

武器の始めはおそらく棒だったのではないかと思います。
でも棒では力の強い人に対しては分が悪いので、
次に用いられたのが刃物だったでしょうか。
それがどのように進化して、あの日本刀の「反り」を生んだかはわかりません。
しかし、反りがあることによって、
敢えて引き斬らなくても、当てるだけでよく斬れるようになったのです。
それから力の弱いものでも勝てるような効果的な「術」が考え出されました。
それが剣術の発祥だと私は勝手に想像しています。間違いかもしれませんが。

ですから、小さな打突でもいっこうにかまいません。
よく相手の親指を斬って刀を握れなくする話がありますが、さもありなんと思います。

あと昔、よく「三九」を切った「三六」で稽古していました。
応じ技に冴えが出るんですよね。特に重い方が良いんです。
返しや擦り上げ面も結構良くあたりましたよ。
自分から相手の打突部位までは同じ距離ですから同じ踏み込みで届きますし
相手は応じ技を恐れてなかなか打ってこられません。
稽古における「入り身」の具現です。
[2006/12/18 23:48:14]

お名前: Hide.    URL
To 三言意見申すさん

私もおおむね、三言意見申すさんと同じ考えです(^^)

繰り返しになりますが、刀で剣道というのはちょいと不可能ですので、そういう繰法を学
びたい方は、居合や古流などを勉強してみるといいと私は思うんですがねぇ(^^;
[2006/12/18 23:43:47]

お名前: 三言意見申す   
私のある発言でこのように皆様から意見を頂き、有り難く存じます。このように、談義が意味深く発展するとは思っておりませんでした。さて、私の意味としたところは、簡潔に申しますと以下のことです。
刀では竹刀のように操作ができない。だから、打たれたところが「刀だったら、」という仮定法は成り立たない。ー実際に竹刀は刀ではないのだから(竹刀を刀のように扱うという概念はべつとして)ー
だから、「刀だったら、」という方がいらっしゃれば、刀で剣道をしてはいかがでしょうか。ー不可能・現実的ではないですねー、というのが概要です。
竹刀を刀の操法で使うのが理想でしょうが、現実として無理があります。竹刀では打った後に手の内をゆるめますが、刀だったら、そのまま切り下ろすことがその原理ではないでしょうか。また、刀なら竹刀のように手首の力とかスナップはあまり関係ないでしょう。言えばきりがありませんが、そのような、単純な理論からでした。
[2006/12/18 16:13:51]

お名前: Hide.    URL
To ぽいぽいさん

お考えおおよそわかりました(^^)

ちなみに、ぽいぽいさんは、竹刀も刀の長さくらいまで切り詰めてお使いになっていらっ
しゃるのですか?
踏み込み足や小さく打つ技などはお使いにならないのでしょうか?
[2006/12/18 08:10:40]

お名前: ぽいぽい   
Hide.さんへ

体さばきと日本刀操法は一体です。
引き斬りのみが操法ではないのでは?
突きなどは面より軽くても一本とすべきでしょう。面は頭蓋骨である程度
守られていますが、のどはやわらかいですから。
逆胴の場合も手首を緩めたりしませんよ。
斜めに斬っていきますから自然と下に抜けます。

古流の方へ話を持っていくつもりはありません。
流派に迷惑がかかります。
あくまでも、剣道の稽古の中での意見です。

質的変化にも限度があります。
日本刀から竹刀になったからといって発祥を棚に上げてはいけません。
その時点でまったく違うものになってしまいます。
それでも竹刀であることを、発祥の日本刀より現在的とするならば
やはり竹刀道になってしまい、ゲーム性が濃くなります。
その割には「当てっこ剣道」と言われ「道」なのだからそれではいけないといわれます。
大きな矛盾。なので斬る考えを高めることで修正します。
それならば触れれば斬れる刀であることが理由となり「当てっこ」であると卑下
すること自体が成り立たなくなります。

「剣道は日本刀が発祥。しかし、質的変化の中で竹刀操法が現在主流になっている。
しかし、あくまでも日本刀であるという考え方を大切にすべきである。
そこで触れれば斬れるとなる。故にいかなる時も相手の竹刀を自分の体に触れさせないように
しなければいけない。臨戦時はそのような心構えが必要だ。」
で、触れさせてしまったのが日本代表であるために、私は油断したと申しております。
日本剣道の審判には油断を許す体質があります。
あれがいけないこれがいけないと理屈を言ってあれこれ制限する体質のことです。

最後に、竹刀を日本刀のように振り回すといっても、上の意見から軽い片手突きであったり
防具の中で身体保護力の一番高い胴を引き斬る打突ならば
相手を痛めないので「困った人」にはなりません。
[2006/12/17 14:29:17]

お名前: 夢   
ところで,最初の一言意見申すさん(=二言意見申すさん?)の意図は,
「竹刀で当たれば切られたことと同然,一本と取られても文句は言えない」という意見に対し,
「竹刀は真剣と違うんだから,そんなことないよ。別物と考えましょう」ということなのでしょうか?
私の読解力不足か,意図がつかみづらかったもので・・・。

真剣でも,当たった=切れるという訳ではありません。刃筋や手の内,力強さ等が備わっていなければ,
怪我したとしても「切れ」はしません。
ですから,そもそも竹刀であっても「当たった=一本」ではないわけですよね。
まぁ,「1kg超の鉄塊を頭部に受けたら,たとえ切れてなくても致命的だろう」と言われれば
それまでですが・・・。
私個人としては,そのような方には刀でなく棍棒を使っていただきたいと思っています。
[2006/12/17 13:41:15]

お名前: 夢   
この手の話題でしたら,はくどー庵のHP
http://hakudoh.com/pc/
左下の「特別コラム」をお読みになってみては?
私は剣居両道を修行中ですが,考えさせられる部分が多々ありましたので。
[2006/12/17 12:55:58]

お名前: Hide.    URL
To ぽいぽいさん

>片手突き、逆胴、左にかわす返し胴は、打突後に体の接触がなく使える技です。
>ですから日本刀の操法に近いと思います。

それは体さばきの問題であって、刀の操法とは別問題だと思います。
唯一、逆胴は「引き切り」になりますので、刀の操法に近いとは思いますけど、それにして
も抜き去るときに手首を緩めなければきちんとした逆胴にはなりませんから(^^)


>打突直後に間合いから離脱するを以って、日本刀操法に近いと言えませんでしょうか?

私は小野派一刀流の組太刀を師匠に習いましたが、少なくともそれの上から考えますと、
刀だからといって必ずしも離脱するような打ち方をしておりませんよ。

ぽいぽいさんに伺いたいのですが、「日本刀の操法」なるものを、どういう方法を持って勉
強され、それを竹刀剣道に応用しておいでなのですか?(^^;


>ですから竹刀≠日本刀と言う意見は現全剣連体制においては「困った人」
>ということになってしまうと思います。

「発祥」とは「物事が起こりあらわれること」です。
今現在の剣道の発祥が日本刀だったとしても、それを振り回せない現代においては質的変
化があってもしかるべきと考え、別に「困ったこと」にはならないと思います。
私にしてみれば、竹刀を刀のように振り回す人こそ「困った人ですが(^_^ メ)

大切にする心につきましては「刀と同等」と考えますしそうすべきでしょうがね。
[2006/12/17 09:37:36]

お名前: ぽいぽい   
一言意見申すさんへ

(日本)剣道の発祥は日本刀にありと明言しているのは全剣連です。
ここでコムド(韓国剣道)の刀剣伝来による発祥の優位性をくつがえしています。
ですから竹刀≠日本刀と言う意見は現全剣連体制においては「困った人」
ということになってしまうと思います。

あと、竹刀は最初は袋竹刀であったようです。
これは現行の四つ割竹刀より重いので、より日本刀に近いです。
袋竹刀を1kgに作って剣道を行うことでスポーツ剣道から離れられるなら
その方が日本剣道のつじつまをあわせるのに効果的だと思います。
[2006/12/17 08:07:04]

お名前: ぽいぽい   
Hide.さんへ

片手突き、逆胴、左にかわす返し胴は、打突後に体の接触がなく使える技です。
ですから日本刀の操法に近いと思います。

打突後に体の接触がある技は、残心という考え方からも危険だ思います。
残心は打突後に尚、相手が反撃できる場合に備えることを言いますから
打突直後に間合いから離脱するを以って、日本刀操法に近いと言えませんでしょうか?
[2006/12/17 07:44:39]

お名前: ぽいぽい   
では、しーやんさんに質問します。

1、竹刀=日本刀ですか?
2、日本刀は何に使う道具ですか?

お答え下さい。
[2006/12/17 07:24:20]

お名前: しーやん   
この手の話題にはそろそろ飽きてきました・・・。

斬る、斬らないは別にして、剣道か剣術かということも別にして、
昔の剣術家(私がよく持ち出す戦前の先生よりも以前の剣術家も含めて)の名声は
人を殺傷することだけが名声ではなかったはず。
この剣術家の技が素晴らしいから、名声を得たのでしょう。
もちろん、宮本武蔵の頃にも真剣勝負での殺傷はあったかもしれません。
しかし殺傷だけが目的であれば戦争で人をたくさん斬った人間が素晴らしいということになりますよね。

またこういうことを言うと物議を醸すのかもしれませんが、
斬ることを考えるのもよいのですが、その斬ることでどれだけ相手や見ている人が
その技に高い評価を下してくれるか?それが剣術家としての評価です。
斬って自己満足しているだけでは周りは立派な剣術家として評価はしてくれません。

残念ながら私はこういう発想は好きではないのです。なぜなら剣道は相手がいてこそ
成立するから。
自己満足で斬ることに専念して相手が何も感じなければただの自慰行為と同じですから。

「七段を持っているから自分は評価された」残念ながら退化の始まりです。
私はこういう考えは嫌いです。
「私は課長だから偉い」と発想が同じです。「課長」だから仕事ぶりを皆から評価されるとは限らないことは一般社会を見れば明白でしょう。
もちろん、誰にでもなれるわけではないのでそれなりの功績がこれまでに評価されているのでしょうが、
周囲で見ている人が「この人はさすが」と認めなければ全く意味がないだけです。
[2006/12/16 22:19:33]

お名前: Hide.    URL
To ぽいぽいさん

>ですから、操法を刀に合わせることが必要です。

私はそれには反対ですね。
竹刀で刀のように振りぬいて打ったら、お相手に怪我をさせることにもなりかねません。
だいたい、刀と違って、竹刀は部位を切って通り抜けません。ゆえに「打った瞬間とめ
る」という竹刀独特の打突技術が生まれたのです(^^)


>現代剣道の刀剣操法と違うところを排除して生来の剣法をやりたいものです。
>なので、片手突き、逆胴、左にかわす返し胴などを多用しています。

ちょっと突っ込ませていただきますが、それが刀法の技術なんですか?(^^;
単に、現代剣道であまり使われていない技ってだけなのでは??
私はぽいぽいさんのおっししゃるところの竹刀道の人間ですが、それら技は大好きで使わ
せていただいてますが(^_-)〜☆

日本刀の技術を大切にしたいのでしたら、居合いを学ばれるのが一番だと考えます。その
理合をよりたい得したいなら古流剣術を修めるとか、いろいろ方法があると思いますが。


>つば競り合いは嫌いです。すぐに離れます。

それには私も同感です。
竹刀道とはいえ、刀のリアリティを意識して行うべきと考えておりますので、現代剣道の
鍔ぜり合いがよろしいとは思えません。
でも、若い人とお稽古するときは鍔ぜり合いにもお付き合いしてあげませんとね(^^;
[2006/12/16 13:59:42]

お名前: まる   
to tomoさん
>剣道の竹刀と防具は約束事のない稽古を安全に行うためのものだったと私は考えます

当然そういう意味はあるでしょう。私はなぜ打突部位が小手面胴突きなのかということを
いいました。それは剣術における形がそれらの部位を斬撃するとしたものが多いからで
はないでしょうか。

>剣道の動きと古流剣術と呼ばれる動きが明らかに違うのは異常だと思うのですけどね

扱う武器が違えば当然身体の使い方、打ち方も違ってくるでしょう。
ただ、剣道は剣術の理論を元にしてつくられているので、古流剣術を学べばより深く
剣道が理解できるのだと考えています。

>同じ一本の判定でも軽く当たっただけの一本で同じことが起こりえるのでしょうか。
真剣なら頭皮に裂傷を負わせた代償に腕一本や気道を潰される、と言う仮定も考えられませんか?

真剣ならばという考えで修行されるのは剣道として正しいと思います。
しかしながら剣道のルールは実際の殺し合いとは懸け離れています。
それを私は<「試合競技」における剣道の(精神修養等の)限界>
と言いました。剣道はここで気剣体一致(残心)、を目指す道を選んだ訳です。
剣道では当たっただけでは一本にはなりません。そこが剣道の良さだと思います。

>対手を攻め立てて脳天かち割ることを活人剣と称するのは疑問を感じるのですが

私の記憶では柳生宗矩の「兵法家伝書」に活人剣が出てきますよね。
戦国の乱世も終わり「敵を殺す剣」では無く、太平の世になり天下を治める剣、つまり
武士が己を修める「剣禅一如」を説いたものでしたでしょうか。
剣道は心と身体の充実した一本を目指します。なので活人剣です。
礼を重んじ、稽古する場所は「道場」とよびます。これは仏教用語です。
そして四角の聖域の中で生と死をくり返すわけです。

もちろん、剣道は刀の操法にそったものであったほうがよいとおもいます。
なのでもう一度剣術家を結集して竹刀剣道をみなおしてもよいかもしれません。
竹刀や残心を変えるだけで全くかわるでしょうね。
[2006/12/16 06:58:25]

お名前: tomo   
To まるさん
試合は実戦の模倣ではないですが、剣道の竹刀と防具は約束事のない稽古を安全に行うためのものだったと私は考えます。
そう言う意味では剣道の動きと古流剣術と呼ばれる動きが明らかに違うのは異常だと思うのですけどね。
そして、多分このスレッドの趣旨は「当たっただけで一本になるのはおかしいんじゃない?」と言うことだと私は解釈してます。
本当に気剣体が一致した素晴らしい面が当たって一本になったのなら死ぬ(勿論仮定です)かもしれませんが、
同じ一本の判定でも軽く当たっただけの一本で同じことが起こりえるのでしょうか。
真剣なら頭皮に裂傷を負わせた代償に腕一本や気道を潰される、と言う仮定も考えられませんか?
あくまでヴァーチャルですし、Hide.さんの仰るような意識の持ち方の1つですけど。
ところで、対手を攻め立てて脳天かち割ることを活人剣と称するのは疑問を感じるのですが、本来の意味をよろしければご教授願いたいです。

To ぽいぽいさん
高段者の方でもそう考えられる方がいるのですね。
私も同感ですが、低段がのたまわるにはかなり風当たりの強い意見です。
剣道で実践するより基本的な動きだけを覚えているうちに特定流派に入門した方が納得いくことができるのかなと思ってます。
[2006/12/16 01:51:50]

お名前: まる   
剣道の「試合」は日本刀による実戦の殺し合いを模したものではないでしょう。
あくまで「形」の実践でありそのために打突部位が小手面胴突きで、気剣体一致を目指しているのでしょう。なので、肩への一撃は絶対「一本」ではありません。

そして、竹刀も「刀」です。つまり竹刀による「一本」は死を意味します。
すべては活人剣だからなのでしょうが、武から懸け離れるのはまだしも「死」を意識しなくなったのでは剣の「道」が失われます。心は、命のやりとりのつもりでなければいけないでしょう。


首でよけるのが好ましく無いのはわかりますが、「試合競技」における剣道の(精神修養等の)限界ではないでしょうか。
個人的には左肩に防具、打突部位をもうけ技ありとする種目でもつくれば良いと思いますが。
[2006/12/16 00:15:21]

お名前: ぽいぽい   
こんばんわ

刀と竹刀で操法が違う???
それは剣道とは言わないのでは?「竹刀道」と改名すべきだと思います。
実際私も竹刀道で七段になりました。でも本当の剣=日本刀
つまり日本刀術を剣道の発祥と考え、大切にしたいです。
ですから、操法を刀に合わせることが必要です。
現代剣道の刀剣操法と違うところを排除して生来の剣法をやりたいものです。
なので、片手突き、逆胴、左にかわす返し胴などを多用しています。
つば競り合いは嫌いです。すぐに離れます。相手が力の強い人の場合はつば競り合いは
不利です。つば競り合いからの元打ちも一本にしましょう。
刀の研ぎ師の方は元までしっかり切れるように研いでくれます。
それをないがしろにしては失礼ではないでしょうか?
[2006/12/15 23:16:37]

お名前: Hide.    URL
To 二言意見申すさん

少しでも拙サイトのカキコがお役に立ちますればうれしく存じます。
試合に際しても、「お相手の竹刀が自分に触れたら斬られてしまう」という意味で「臭い
ところを打たせるな」っていうことならOKですよね(^_-)〜☆
[2006/12/15 22:34:05]

お名前: 二言意見申す   
一言意見申すが二言になってしまいました。
ぽいぽいさん、Hideさん、発言ありがとうございます。
私は居合いも少々やりますので、真剣であれば切られたというように
割り切れません。竹刀ならば、「ポン、ポン」という打つ感覚ですが、
居合いであれば「ブサ、ブサ」です。剣道なら実際に竹刀が肉に
くい込むことはありませんが、居合いでは当方の刃が架空の相手
の肉を斬ることをイメージします。
ですから、刀と竹刀ではその操方に違いが出ます。
まったくのありえない例ですが、剣道防具を付けて、竹刀の変わりに
1kgの居合刀でも持たせ試合をしたとしましょう。竹刀のように
「ポン、ポン〜」と軽快に操作できるとは思えません。初太刀が勝負です。
体のどの部分でも当たれば斬られるのですから命とりになります。
剣道の竹刀を刀に見立てると当たれば斬られるという発想はできますが、
刀では竹刀のような操作ができないのですから現実的ではありません。
ですから、Hideさんのおっしゃるとおり、「刀だったら」と
自分を戒めることはできます。500gの刀ではまず、刀身が曲がり、
刃筋を立てることはできないでしょう。それどころか、簡単に折れてしまいます。
まったく、執りとめもないお話になってしまい恐縮ですが、
私が意味したことはこのようなことでした。
[2006/12/15 12:23:06]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

刀を振りまわして斬り合いをするわけにはいきませんし、刀の操法と竹刀の操法は本質的
に違いがありますので、「斬るように打つ」っていうことは不可能です。たぶん、ぽいぽ
いさんも、刀でものを斬るように竹刀で打突して七段をいただいたわけではありませんよ
ね??(^^;

つまり「観念」の問題なわけですよ。
「真剣だったら」というバーチャルな思いが、自分の中でどれだけリアリティを持たせら
れるかっていうイマジネーションの問題なんじゃないですか(^_-)〜☆

私個人は稽古において、竹刀で打つことを考えておりまして、刀で斬るなんていうイメー
ジは微塵も持っておりません。でも、これが刀だったらということは意識します。ゆえに、
思わず首でよけ方を痛打された場合は「今のはいかんなぁ。刀なら・・・」と反省します
ね(^^)

そんな意識の持ち方で、私はいいのだと考えておりますが。
[2006/12/14 23:50:50]

お名前: ぽいぽい   
こんにちは、世界大会結果のトピでさわれば切れると発言した「ぽいぽい」です。

では、500グラムの刀があればいいのですか?作ればできると思いますよ。

ところで剣道の「剣」は日本刀のことです。これに異論はないでしょう。
「道」は何でしょうか?正確な由来を知っている人は教えてください。
自分の考えじゃだめですよ。

日本刀は何の道具でしょうか。殺傷の道具です。これも異論はないでしょう。
つまり目的は「斬ること」にあります。
ですから、審判の基準も「斬れれば一本」とした方が剣の発祥にかなっていると思いました。

そこに「道」がくっついたからおかしなことになってしまいました。
いろいろ意見を言う人が出てきてしまいました。それはべつにかまいません。
でも、「生きるための殺傷が発祥」であることを忘れてはいけません。
これこそが本道で、「道」がついたことにより「本道」を外れてしまったと言えます。
ですから私のやっていることは「剣術」であって剣道ではないかもしれません。

ただ私は、合格率が低くなってからの七段なので
「剣の理法」には熟達していることを全剣連が認めています。
ですが私は「道」の方はからっきしだめです。よくわかりません。
しかし、わかるように教えてくれる人はいませんでしたから不幸です。
「道」に関しては剣道で修行することは効率的でないと常々思っています。

ということで、剣術を楽しんでいるぽいぽいは「斬ること」や「死んだ後には反撃できない」
ことを大切にしています。
[2006/12/14 22:11:29]

お名前: tomo   
そろそろ食傷気味なのですが・・・単純に重量を増やすと危険ばかり増えると思います。
竹刀と防具が何故必要かと言えば、本気でぶっ叩いても(防具のある部分なら)大丈夫と言うのが大前提だと思うので。
命を落としてもいいなら刃引でも木刀でも使えばいいわけです。
剣術を学ぶならむしろ刃引が理想だと思います。
でも生き残るために剣術を修行しているのに稽古で死んだら本末転倒ですしね。
個人的には、人体の最も頑丈な部分、脳天に刃を当てるだけで一本貰っておいて「気剣体の一致」とか寝言が出てこなければそれでいいなと思うことにしました。
勿論、風評が激しい世界大会でも当たるだけで一本になるとは思いませんしそれこそ気勢よく強く当たらなければ一本は取れないと思うのですが。
[2006/12/14 14:47:54]

お名前: 一言意見申す   
他のいちに会のサイト(世界大会関係)で「竹刀で当たれば切られたことと同然、一本と取られても文句は言えない」云々とありましたが、ちょっと飛躍しすぎではないでしょうか。よくこのようなことをいう方を何人か聞きますが。もともと竹刀はたかが515g〜。真剣なら1k以上あります。剣道と真剣を使った戦いは別々なものではないですか?その意味では剣道は競技種目です。剣道は精神的なこと、礼法・所作等では「武道」で、日本が他の国々に対して誇れる点です。この特色はこれからも維持していただきたいところですがすが、世界のレベルで見ると、今回の世界大会の結果、また会場の雰囲気からして、剣道は「格闘競技」となりつつあるといっても過言ではありません。要するに「アピールする気勢で強く当たれさえすればいい」のです。
さて、本題に戻りますが、剣道が当たれば斬られたことと同じというのであれば、竹刀を規定重量を1kgにしましょう。そのような重さで打たれるとそれこそ命を落としかねません。ですから剣道の戦いと真剣のものとは根本的からその目的が異なるのです。初心者の方でも、まぐれで当たり・かすれますよ。竹刀は真剣ではありえません。竹刀操作を真剣に見立てて議論するのは結構ですが、「当たっていれば、切られたと同然は、1kgにしない限り言えません。」
[2006/12/14 11:51:03]

このテーマについての発言をどうぞ。
氏名
E-mail URL


半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
記事一覧に戻る