記事タイトル:塗り胴職人に憧れて 


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お名前: PAKU   
to Kaz君

胴作りはねぇ・・・胴台を作って塗りを施して胸を付けて安くて5〜6万位
でしょ?胴台は海外の職人さんでは作れないと聞いたことがある。それほど
までに手間暇掛けて作ってる割に商業的に報われないようだよ。
何か良い方法はないものかねぇ。

まぁ、世の中デフレの時代だから、止むを得ないと言えばそうかも知れない
けど、このままだと職人さんのなり手がいなくなっちゃうんだよね。心意気
だけでは飯は食えないし。困ったもんだ。

Kaz君何か考えてよ。
[2005/12/22 12:38:54]

お名前: おだわら   
すみません、↓操作を間違えました。

●Kazくん
> 行き先が経営学部ですので、自分が経営者となったらどうするのか?その視点からも
> じっくり考えるようにもしたいです。。。
経営学も今は幅広くなってますが、基本はさまざまな「資源」、一般的にはヒト・モノ
カネ・情報をどのように有効に組み合わせて(=manageして)、組織の目標を達成する
かを学ぶ学問です。
モノづくりに関していえば、塗胴がわれわれの手に入るまでのプロセス(原料調達、胴
台づくり、塗、流通、販売)がどうなっていて、それぞれの要素がどのような問題を抱
えているかについて勉強すると、Kazくんの問題意識にフィットするかもしれませんね。

身近なところからこれからの人生を考えることはとてもいいことだと思います。
[2005/12/22 12:05:07]

お名前: おだわら   
●Kazくん
行き先が経営学部ですので、自分が経営者となったらどうするのか?その視点からもじっくり考えるようにもしたいです。。。
[2005/12/22 11:58:13]

お名前: Hide.    URL
To Kaz

>もしその道に足を踏み入れるとしても、しっかりとした基礎と技術を身につけるように
>します。

そうだね(^^)
これからの学生生活で、しっかりと考えていくといいでしょう!
[2005/12/22 08:12:37]

お名前: Kaz   
レスが遅れて申し訳ありません(^_^;)

>>Hide.さん
>だとするといい加減なものを作るわけにはいきませんので、しっかりと勉強しなければいけないでしょうねd(^-^)!
そうですね。そのあたりは、剣道と一緒です(^_^;)
もしその道に足を踏み入れるとしても、しっかりとした基礎と技術を身につけるようにします。

>>おだわらさん
どうもです(^-^)
たくさんの銘柄があるのですね・・・・・・僕自身も未だ自分の竹胴を持ったことがないので違いがわからないのですが、
いつかそれぞれを見比べることが出来たら、と思います。
行き先が経営学部ですので、自分が経営者となったらどうするのか?その視点からもじっくり考えるようにもしたいです。。。

>>PAKUさん
胴の本体の製造と塗りは別の仕事なんですね。
と、いうことは、やっぱり本体の製造の職人さんもいないと、塗り胴の完成はないってことですか。。。(^_^;)
僕が以前見たビデオは手作りで胴台を作っておられましたが、なかなかそういうお人もいらっしゃらなくなって来ているんですね。
[2005/12/21 22:59:40]

お名前: Hide.    URL
to Kaz

>僕は何かを作るからにはより多くの人に使っていただいて喜んでもらいたい、と思うほ
>うなんですよね。
>その辺は将来と相談ですね(^_^;)

だとするといい加減なものを作るわけにはいきませんので、しっかりと勉強しなければい
けないでしょうねd(^-^)!
[2005/12/18 07:14:48]

お名前: おだわら   
Kazくん
くにさんとこではどうもでした。
私が知っているところでも「一貫」「浅野」「橘」「浄法寺」「昇龍堂」「高城」
「孝道(もう廃業されたようです)」くらいですね。
「一貫」は体をこわされてもう胴は作れないようです。
「浅野」は私がいま作ってもらっている防具の胴台に使っています。「浄法寺」は
漆の名産地らしく、金閣寺の修復に使われたということで胴だけではなく漆器全般
で有名なようです。
↓
http://www.town.joboji.iwate.jp/

とにかくいい武道具屋さん(その基準は自分で見極めてください)に行って、防具
のいろんな話を聞くことから始めてはどうですか?武道具がいまとても難しい状況
にあることが分かると思います。一方で、若い武道具店の店主たちが新しい試みを
やろうとしていますので、そういう中にKazくんのような若い方の力が必要なのでは
ないでしょうか。

大学に行って自分の将来を見極める時間もあることですから、胴台という一点集中
ではなく、「ものづくり」という視点からいろいろと調べてみてはいかがでしょう?
仕事柄、日本のものづくりの歴史や現状を調べることが多いのですが、ものづくり
を支える基盤がとても弱くなっていると感じています。

お説教じみてすみませんでした。
[2005/12/17 23:40:55]

お名前: PAKU   
to Kaz君
西の一貫・東の橘・・・初めて聞きました。
それではもう少しだけ橘さんのプチ情報を。
胴台の仕入先を変えたそうですよ。今までのは『漆が割れてしまう』と言う
クレームが多かったようです。色々考えた結果、胴台と生皮の接着に若干の
問題があったそうで・・・。

接着強度が弱くて生皮が浮いてきてしまうと。そのために塗が割れてしまう
そうなんですね。これからは多分大丈夫だと思いますとの事でした。

どう?この情報。
[2005/12/17 23:15:06]

お名前: Kaz   
>>PAKUさん
「西の一貫、東の橘」と言われているのは聞いた事があります。
僕がいつも行く防具屋の職人さんは、
「橘さんの胴は、多少重みがあるけど、塗りの見事さといい衝撃吸収の良さといい、素晴らしいものがある」とおっしゃっていました(^-^)
工房は埼玉県ですか。。。ちょっと遠いですけど、長い休みを見て、機会があれば行ってみたいと思います。

>>亀山社中さん
僕も祖父が大工だったので、職人の世界には小さい頃から結構触れていました。
祖父の場合は、「関東で茶の間をふかせたらこの人以上を望めない」と言われるほどの人だったと父から聞いた事がありますが、
僕から見たら寡黙で、妙なこだわりのある、ちょっと偏屈な爺さんでしたね(笑)
それでも、仕事をしているときの真剣な顔は今でも忘れられないですし、今でも尊敬する祖父です(^-^)
なんだか自分もそういう血筋なんじゃないか、と思ってきちゃいました(笑)

>>Hide.さん
う〜ん、でも胴作りは、自分で使う分には趣味の領域でも何とかいけると思うのですけど、
僕は何かを作るからにはより多くの人に使っていただいて喜んでもらいたい、と思うほうなんですよね。
その辺は将来と相談ですね(^_^;)

>>清正鉄心さん
そうですね。僕もまだ大学時代にたくさん挑戦してみたいことがありますし、
いろいろな人の話を聞いて、本当に自分がやりたいことを見極めてみようと思います。
でも、自分が納得するものを作ってみたい気持ちはずっとありますし、
それを誰かに使ってもらって喜んでいただけるのであれば一番いいのは変わらないです(^-^)
(違う道ではありますが)職人だった祖父への憧れの気持ちもありますし。



PAKUさんから橘さんのお話がありましたが、
塗り胴職人さんは他にどんな方がいらっしゃるのでしょうか?
僕が知っているところだと、一貫塗りに京都昇竜堂塗り、東京の高城塗りがあるんですが。。。
[2005/12/17 22:37:16]

お名前: 清正鉄心    URL
Kazくんへ

 そうですか、進学先は決まっているのですね。
 私は、専門は「油絵」でしたので、大学で塗りの技術を身に着けたわけでは
 ありません。
 自分の、やりたい気持ちがあって、後はいろいろ考えながら実践、
 やってみてどうだったか、そして次の工夫と言った感じでやってきました。

 本当の技術を身に付けて、その道に賭けて行こうと思ったら
 本職の方に弟子入りするのが一番だと思います。
 後継者を育てることは、一流の職人さんの願いでもありますから、
 あなたが本気であれば、弟子入りの道は開けると思います。

 大学に進まれるわけですから、先ずは勉学を主として頑張り、
 いろいろな職人さんにお話を伺うと言うことも
 よろしいかと思います。

 あせらず、本当に自分に合った道を見つけられることを
 切望します。

 がんばれ。
[2005/12/16 08:55:59]

お名前: Hide.    URL
To Kaz

>とにかく、手で何かを作ることはある程度得意ですし、大好きです(^-^)

その気持ちが大切なんじゃないかな(^^)
まぁ、本職の職人さんでなくても、清正鉄心さんのように趣味でお作りになられる方もお
られるわけでして、いろいろな考え方もあるでしょうね。
[2005/12/16 07:57:04]

お名前: 亀山社中   
Kazくん

日本文化の原点は、手先の器用な人間が技術系に素直に進んだ結果ではないかと
思っています。
後は日本人の勤勉さに拠ってるのかな・・・。

これは自分の偏見かもしれませんが、
日本はいつのまにか、学力を身に付けた人間が一番、溢れた人間が技術系が
主体に世が回って気がします。

世間一般家庭では、職人を軽視する傾向が加速してるのかも・・・。
今後ヨーロッパのように職人が正当な評価を得られる社会(どんな分野でも)が
出来れば良いと願います。

最近では一級建築士が冷遇されてるようですから・・・。
[2005/12/16 02:56:05]

お名前: PAKU   
to Kaz君

橘さんは関東では有名だよねぇ。関東圏では一番かも?と言う話は
俺も聞いた事があるよ。

橘漆工芸と言ってギャラリーを持っているから機会があれば行ってみると良いよ。

胴を塗る場合はやはり打たれるものだから、工芸品とは勝手が違うようだよ。
厚く塗らないといけないんだけど、あんまり厚くすると割れちゃうって。
しかも経年変化が激しかったりもするから・・・。正直、単純に黒と言っても、
同じ色は出ないって。微妙に違うみたいだよ。

俺も幸竜のお兄さんに連れてって貰ったけど、丁寧に教えてくれたよ。
百聞は一見にしかずというから、行ってみれば良い勉強に成ると思うよ。
[2005/12/16 01:05:49]

お名前: Kaz   
>>PAKUさん
有名な「橘塗り」の職人さんですね。
僕がよく行く防具屋さんも、竹胴は橘が一番!と絶賛されていました(^-^)
そうですね、胴台の塗りもやってみたいですが、他の漆塗りにもとても興味があります。
小さい頃から、あれこれ工夫して(悪巧みして・笑)モノを作るのは大好きだったので(^_^;)
胴の塗り方と他のものの塗り方は、同じなんでしょうか?

>>Hide.さん
>Kazは、燻製作りなんかを見ても、手先も器用そうだしね(^0^)
人間が不器用なので(^_^;)
それに、燻製作りなんて、適当の頂点に位置するようなモンですよ(笑)
とにかく、手で何かを作ることはある程度得意ですし、大好きです(^-^)

>>清正鉄心さん
HP、拝見しました!素晴らしい胴の数々、本当に感動しました(^O^)
清正鉄心さんは、塗りの手法を大学で身につけられたんでしょうか?
残念ながら、僕は大学がもう決まってしまっているので、進路についてはどうすることもできないんです(−_−;)
職人さんに弟子入りすることが、やっぱり一番なんでしょうか。
[2005/12/15 23:29:00]

お名前: 亀山社中   
清正鉄心さんの作品はいつ見ても楽しませて戴いてます。
[2005/12/15 22:28:09]

お名前: 清正鉄心    URL
Kazくんへ

君たちのような若い人が、職人と言う道に興味を持ってくれた事は、
私は、大変頼もしく感じます。
超贅沢な暮らしは難しいでしょうが、それには代えられない「喜び」や
「満足」が手に入るのではないでしょうか。

あなたの大切な進路ですから、軽々しく、「いいぞ、がんばれ。」
とばかりも言ってられませんが、ひそかに応援させていただきます。

職人を目指すのでしたら、芸術系、美術系、工芸系の大学など
よろしいかと思います。(私は美大でした。)

私は趣味で胴の塗りなどをやっています。
暇がありましたら、URLから覗いてみてください。
[2005/12/15 17:42:54]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

おお、いいんじゃないですかヽ(^.^)ノ
PAKUさんがおっしゃっているように胴だけを塗って生計を立てておられるのではないよう
ですし。
Kazは、燻製作りなんかを見ても、手先も器用そうだしね(^0^)
[2005/12/15 07:57:15]

お名前: PAKU   
to Kaz君

一度橘さんの仕事場に連れて行ってもらった事があるよ。そこでは胴だけで
なく、色々な物の塗りをやってたね。私がお邪魔した時には神輿の塗り
(新品と塗り直し両方)をやってたよ。

他にも工芸品としての漆塗りもやってたし、生活は余裕はないんだろうけど、
そういった所まで含めれば、まぁまぁ食えるんじゃないかな?さすがに収入まで
伺う事は出来なかったけど・・・。

職人さんが仕事にアイデアと遊び心を持ってやっていたのが印象的だったね。
『いじってたらこんな色になったよ』とか、『試しにこんな風に塗ってみた』
とか『この後どうやって仕上げようかなぁ?』とか面白がってやってたよ。

漆細工も「こんなのが欲しい」とか、「こんな事出来ませんか?」って言ったら
結構興味を持って聞いてくれてたしね。単純に面白そうだなと思って帰って来た
けどね。

あまり参考にならないけどね。。。
[2005/12/14 18:24:42]

お名前: Kaz   
Kazです。

防具職人さんや、竹刀職人さんについてのスレはたくさんありましたが、
塗り胴職人さんについてのスレはありませんでしたので、新しく立てさせていただきます。

僕は現在高3なんですが、大学卒業後の進路については、実は何も考えていません(^_^;)
大学で剣道をすることは決めているんですが。。。
で、考えているいくつかの進路のうちで、塗り胴の職人さんになってみたい、というのがあります。
きっかけは、高校に入ってからたくさん行くようになった防具屋さんめぐりなんですが、
そのときにたくさん見かけた見事な塗りの胴台をみて、「いつかこんなのを使ってみたいなぁ」と考えているうち、
今度は「こんな胴を作れる人になれたらなぁ」・・・・・・と考えるようになったんです(^_^;)

以前とある番組で、夏場にクーラーもかけずに黙々と研ぎと塗りを繰り返す職人さんの姿を見て、
だいたいこんな感じの仕事なのかな。。。とは知っているのですが、どれぐらいの収入があって、
どんな生活を送っているのか、ということはまだ知りません。
収入を目的にではなく、あくまで自分がいいなと思える胴を塗れたら、と思っています。
もし塗り胴職人さんについて、なにかご存知のことがありましたら、教えていただけないでしょうか。
とても、興味があるんです。
[2005/12/14 17:48:34]

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