記事タイトル:子供達の伸ばし方 


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お名前: Hide.   
to ゆうさん

>僕の最大の目標は、「自分の教えた子供達が指導者となって帰ってきてくれるこ
>と」たとえ1人でもいいんです。
>自分の教えた子供達が指導者となって来てくれ、一緒に次世代の子供達を指導で
>きる「仲間」になってほしいと思ってるんです。

いやぁ、素晴らしい目標ですねヽ(^.^)ノ
剣道は、自分だけが強くなればいいといったものではありません。教えをいただい
たら、それをよく咀嚼し、より高めて次の世代に伝えていかなくてはならない性質
のものです。そういう文化的思想を、少しずつでも子供たちに伝えることができれ
ば、きっとゆうさんの目標は達成できると思いますよ(^^)


>そういった指導者になれるように自分自身も子供達と一緒に「日々精進」だと
>思ってます。

そうですね、共に頑張りましょうヽ(^0^)ノ
[2002/01/21 12:43:27]

お名前: ゆう    URL
to Hideさん
うちの少年団は僕が言うのも変ですが、本当にいい環境でやらせて頂いています。
指導員も常に5名、多いときは10名近くになり「普段の稽古」ではなく
稽古会のような雰囲気になります。
5人もいれば教え方や考え方はそれぞれ違います。
どれが正しくてどれが間違ってるかとは一言ではわかりませんが、
小学生の頃から剣道を始めて厳しい稽古を乗り越えて
辞めることなく今までやって来ることが出来
そして、指導者として違った形で自分がお世話になった少年団・道場に帰ってくることが
出来たのは、今まで指導してくださった先生方の指導の賜物ではないかと思います。
僕の最大の目標は、「自分の教えた子供達が指導者となって帰ってきてくれること」
たとえ1人でもいいんです。
自分の教えた子供達が指導者となって来てくれ、一緒に次世代の子供達を指導できる「仲間」
になってほしいと思ってるんです。
もし、実現できたらこの上ない喜びです。

そういった指導者になれるように自分自身も子供達と一緒に「日々精進」だと思ってます。
[2002/01/20 14:25:46]

お名前: Hide.   
to ゆうさん

ゆうさんの少年団は、「厳しいお稽古に耐えられるような下地」がキチンと出来上
がっているようですね。ウラヤマシイ環境です。ですから、また、成果も上がって
いるのだと思いますよヽ(^.^)ノ


教育には「アメとムチ」という言葉が存在します。「3つ叱ってひとつ褒める」な
んていうのもありますね。優秀な指導者は、そうした「手綱さばき」がお上手なん
だと思いますよ。私も頑張らねば(^^)
[2002/01/19 14:55:34]

お名前: ゆう    URL
確かに俊光さん、Hideさんがおっしゃるように
褒めることは逆に甘やかし、あるいは楽観的な考えを持つようになることが
多いことは十分理解しています。
僕自身も「厳しく伸ばす」パターンで指導を受けてきたので
今の僕の指導法はどちらかというと「厳しく伸ばす」方法です。
でも、厳しいばかりで1つも褒めないと逆に子供達は
俊光さんがおっしゃる通り「これでいいのかな?」と疑問を持ち
不安が募ってくるものです。
僕がそういう体験をしてきたのでわかるんです。
一番始めにカキコした
>褒められることで逆に向上心を持ってくれる子が多いように感じます。
とは常に褒めてばかりではなく、厳しくする中でそういう不安が出る前に
1つ褒めると不安が逆に向上心に変わっていいと思うんです。
僕が学生だった頃は常に厳しくだったのでほとんど褒められたことがありませんでした。
たまに褒められると「えっ?」とキョトンとなるぐらいでした。
その頃に比べると今は厳しくする中でたまに褒められると
「これで褒められたならもっと褒められるように!」と向上心を持ってくれる子が
多いと書きたかったのですが・・・・
説明不足でしたね、申し訳ありませんでした。

>20年ぐらい前の親は、「かたわにさえしなければ、どんなにしごいてもかまいま
>せん。なにしろ鍛えてください」なんて感じでしたが、最近では「お休みを増やし
>てください」と親がクレームをつけてくる始末( -o-) フゥ 指導者なんかやってら
>れませんよ(笑)

うちの少年団では「休みを増やして欲しい」という親はいませんね〜。
逆に「どんどんやってください!!言うこと聞かなかったらボコボコにやっても
結構ですよ〜!!」と言ってくれる親もいますから(笑)
子供達も少年団の練習に飽きたらず少年団が休みの時は高校の部活動に参加したり
剣連の稽古会に参加する子もいます。
うちの親も「死ななきゃ良いんで徹底的にやって下さい!!」と言ってますからね(笑)
中には凄い子がいますよ。
火・水・金は普段通り練習、月・木は隣町の少年団で練習、土・日は高校の部活動で練習。
学校が早く終わった日なんかも高校の練習に行ってそのまま少年団に来てまた練習。
週7日全部剣道の練習してるんです。
高校の練習での最後のかかり稽古なんかでもきつくて泣き出す始末なのに
泣きながらでも必死にかかって行ってるそうです。
そうやって打たれても打たれても立ち上がってくる子は本当に技的な面でも
精神的な面でも強いですね。
ちなみにその子は今小5ですが、4年生ぐらいから続けてるそうです。
今では高校の練習には行ってないみたいですが・・・。

うちの少年団のある先生の指導法は低学年までは楽しませ、高学年からは厳しくする。
Hideさんがおっしゃった通り「まずは剣道を好きになる」ことから始めるように
させています。
低学年のうちはとにかく竹刀を振っていろんな事を褒めて、
「剣道ってこんなに楽しいものなんだ!!」と思いこませて剣道を好きにさせる。
そして、ある程度基本も出来高学年ぐらいになってから厳しくしても
「こういう厳しいこともやらなきゃ強くなれないんだな!」と思えれば
どんなに厳しくしても付いてくるし何より精神的な面で強くなってくれる
そういう話を聞いたとき、「褒める」と「厳しく」の使い分けも大事なんだと実感しましたね
[2002/01/18 15:38:29]

お名前: Hide.   
そうですねぇ、私も「厳しく伸ばす」タイプの指導方法で育てられてきた選手でし
たので、20代のころはなにしろ「褒める」ということがなにしろ苦手でした(^^;

でも、教師をしていて感じたのですが、だんだんと子供の質も親の考え方も変わっ
ていくのがわかりましたね。これは、剣道を習わせる親にしてもしかりです。

20年ぐらい前の親は、「かたわにさえしなければ、どんなにしごいてもかまいま
せん。なにしろ鍛えてください」なんて感じでしたが、最近では「お休みを増やし
てください」と親がクレームをつけてくる始末( -o-) フゥ 指導者なんかやってら
れませんよ(笑)

「優しい時代」といえば聞こえはいいですが、褒められてばかりで育った選手って
やっぱ甘いんじゃないですかね。踏まれても踏まれても立ち上がってくる雑草のよ
うな力強さって育たないのではないでしょうか(^^;


むろん、子供や生徒の意識が高まらないうちにそれをやってはいけまいと思いま
す。最初は、褒め、励まし、ガンバリを評価してあげて「好き」にさせなければい
けません。「好き」になり、本人の意欲が「厳しい指導に堪えうる」という段階に
なったら、その子が耐えうる範囲で少しずつ厳しくしていくのがいいと思うんです
(^^)

競技生活は、自分の思ったようにはいきません。もっぱら、欲求不満との戦いにな
ります。そうした中で力を伸ばしていけるのは「欲求不満耐性」の高い選手です。
それは、けっして「褒めるだけ」の指導では育たないように思えるのですが・・・。
[2002/01/18 12:59:38]

お名前: 俊光   
初めまして

高橋尚子選手は『褒められると伸びるタイプ』のですね
一・二カ月ほど前ですが
僕の学校に「ますこ選手」(漢字忘れました・・・)が
講演会に来ていただきました。

ますこさんの学校のバレー部は
入学して入部したら
バレー部名物がすぐ始まりました
それは・・・うち履きズックのカカトの部分を
スッポリ切り抜いてしますのです。
それで1年間過ごすそうです。

そしてますこさんは
中学校時代に褒められた事がなかった
そうです。
だから高校から推薦がきても
『自分はどこまで通用するのだろうか?』
と思っていたそうです。

っとまぁ〜
厳しくして伸びるのは
精神力が強い=なにがあっても止めないくじけない
って感じの人でしょうか・・・

褒めて伸びるのは
楽天的なひとでしょうか・・・
(意味違ったらすいません)
かなり悪く言うと(こんなこと言ってすいません)
単純なんではないでしょうか?

よく分かりませんが
意味不明ですいません
[2002/01/17 22:37:35]

お名前: ゆう    URL
剣道談話室では今年初めての書き込みになります。
改めてよろしくお願いします。

僕のHPの「剣道記」の中でも取り上げたんですが、みなさんのご意見を
お聞きしたく書き込みします。
年末にあるTV番組にあのシドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子選手の
監督で有名な小出義雄監督が出演されてました。
小出監督曰く高橋選手の指導方針は褒めて伸びる子だからそう思ったから
とにかくいろなんことを褒めたと言ってました。
僕はその言葉を聞いたとき剣道も含めていわゆる「伸ばし方」には
大きく分けて2パターンあるのではないかと思いました。
1つは小出監督がおっしゃった「褒めて伸ばす」
そしてもう1つは「厳しく伸ばす」
の2つに分けられるのではないかと思います。
実際、今の子は前者の「褒めて伸ばす」・「褒めて伸びる」子が多いように
感じます。
僕が学生だった頃は「厳しく伸ばす」やり方が多く感じられました。
「厳しく伸ばす」剣道で言うとかかり稽古でボコボコにするとか
十分良い打ちしてるのに「もっと出来るはずだ!」と思い
あえて「全然ダメだ!!もう1回!」とある意味スパルタ的な要素・・・。
ちょっとうまく説明できなくてすみません・・・・
僕も日頃の指導で感じることは僕が学生だった頃と今とを比較すると
褒めると「これで褒められたからもっと褒められよう」と
褒められることで逆に向上心を持ってくれる子が多いように感じます。

みなさんはどう思われますか?
[2002/01/17 20:54:16]

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