記事タイトル:かかる元立ち 


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お名前: Hide.    URL
To 藍染さん

アハハ、そこが修行ですねp(^-^)q
[2008/12/11 07:34:57]

お名前: 藍染   
 何度もお返事いただき、ありがとうございます。

 〉HIDEさん

 私もスピードはかなり殺して打っているんですが、それでも…です。とは言っても、
まさか小学生に打つようなゆったりしたスピードでは、相手に失礼かな、とも思います
から。それなりに調整しているつもりですが、うまく相手に合わせきれていないんだと
思います。先の先という、自分の得意な状況ですら「相手よりちょっと強く」ができな
いという…。なんともお恥ずかしい事です。



 〉気剣体不一致さん

 そのお父さんは、わりとにこやかな人で、ムッとくることがあってもあまり表に出さ
ず、穏やかに相手をいさめるような人です。

 ただ、最初のスレに載せた私の親しい先輩が、道場の師範代のような立場の人でして。
この人の指導理念が「教える立場が自分に厳しくあってこそ、ようやく自分に科した厳
しさの十分の一を、教え子に求める事ができる」と言う硬骨漢ぶり。そのお父さんも当
然、その事を知っている上で、あえて「指導者の中に混ざって」剣道を再開してくれた
わけですから。根性はある方だと思います。「そろそろきついかな?」と感じた時に
「大丈夫ですか?」ときくと、ぜえぜえ肩で息をしながらも「まだいけますよ」とたの
もしい言葉を返してくれるようなお父さんです。来年には、高校の時に取りに行かなか
った三段の審査を受けたい。とおっしゃられているので、力になれれば…と思うのです
が、まさか転ばせて抱え込んで、というわけにはいきません。やはりHIDEさんの言
う「相手よりちょっと強く」がベストなんですが、これがまた困難で、苦慮しています。
上記した先輩にこれを言ったところ「指導者として身に着けねばならない事」と言われ、
「自分を強くしようと鍛えるより、はるかに難しい事」という、HIDEさんとほぼ同
じ事を言われました。難しい事ですが、体に染み込ませたいと思います。



 皆さんには、何度もの質問に答えていただき、ありがとうございました。「教える」
に対して、考えが甘かったようでもあります。稽古のしかたを、見直したいと思います。
[2008/12/10 22:37:03]

お名前: 気剣体不一致   
To:藍染さん

>動きについていけずに、つっ立ったまま打たれるようなところを、
>その人の子供の前でやっていい物か。という不安もあります。

 そのお父さんは、どんなタイプの方でしょうか?
 立ち向かってくるファイタータイプ、それとも勤勉実直な感じの
 方でしょうか。ファイタータイプなら多少は良いと思います。
 私などは先生に転かされるわ、抱え込まれるはと色々とあります
 が、そこを「なにクソ」と年甲斐もなく向かっていくタイプなの
 で気にしていません。
 子供達も「お父さんは先生より(かなり)弱いけど剣道が好きな
 んや。一生懸命に上手になろうと頑張ってるんや」と思っている
 みたいです。
 だから子供も「今日、お父さん○○先生に怒られてなぁ。」など
 といいます。「お父さんなぁ、□□が出来へんねん。剣道って難
 しいなぁ。そやけど、そこが面白いねん」という感じです。
 40代で学生さんや選手のようなスピードある剣道は無理です。
 機会を捉えて打つ、相手を崩して打つなどが出来るようなお稽古
 が望ましいと思います。
 
そのお父さんには剣道を修行しているという意識もあると思います
し、高校時代よりも上手になりたいと思ってらっしゃるでしょう。
出鼻の捉え方や、相手を崩す攻め方などを教えてあげて下さい。

前回のカキコミに書き忘れていましたが、藍染さんもリバ剣お父さ
んも相互に尊重されていて素晴らしいと思います。
『以心伝心』というように、こちらが相手を尊重していれば相手に
もちゃんと伝わります。
指導者の中には、いい歳をして剣道上の上下関係が何処でも通ずる
と勘違いしているバカな人もいます。それに引き替え若いのに真摯
にお悩みなる藍染様の姿を快く思います。
どうか、リバ剣お父さんが剣道を楽しめるようにサポートしてあげ
て下さい。
[2008/12/09 23:51:05]

お名前: Hide.    URL
To 藍染さん

>先を取らない、についてですが説明が足りませんでした。最初のころは私も「止まっ
>てる」と思ったところを打つようにしていたんですが、「反応できていない」ようなん
>です。

アハハ、そんなに早く打たなくてもいいではありませんか。
スピードを殺して、かつ、しっかりと打ち切るのですd(^-^)! 


>私からしかける、というのはどうにも「自分の得意なところで勝負している」ような気
>が拭えず、件のお父さんを相手に使っていい物か考えてしまいます。

私の「ちょっと強く」は「お相手の得意なところで勝負する」ってことです。
応じ技が得意でないなら、「引き出して打つ」をテーマに腰を据えた取り口を勉強させて
いただけばよろしいのではありませんか(^_-)〜☆


>アドバイスの方法、ありがとうございました。

どう言葉を選ぶかも剣道の修行だと思いますよp(^-^)q
[2008/12/09 22:52:59]

お名前: 藍染   
 重ねてのご意見、ありがとうございます。

 先を取らない、についてですが説明が足りませんでした。最初のころは私も「止まっ
てる」と思ったところを打つようにしていたんですが、「反応できていない」ようなん
です。気剣体不一致さんがおっしゃられているように、大人の稽古中も、そのお父さん
の子供は見ています。受けようとしたけど打たれた、ならばともかく、動きについてい
けずに、つっ立ったまま打たれるようなところを、その人の子供の前でやっていい物か。
という不安もあります。

 もう一つ、私自身の問題ですが「じっくり腰を据えて」という剣道が苦手でして。打
たれてもいいから、がんがん攻めて先に打つ。というほうが得意です。応じ、出ばなは、
攻められて苦しくなった相手が焦って出てきた時に、とっさに出る粗雑な物です。でき
れば自身のためにもそういう「引き出す」部分で勝負したいと思いますし、私からしか
ける、というのはどうにも「自分の得意なところで勝負している」ような気が拭えず、
件のお父さんを相手に使っていい物か考えてしまいます。

 アドバイスの方法、ありがとうございました。言葉で教える時に、どうしても後輩や
子供に言うような言葉遣いになってしまうので、今までは口出しを控えていました。気
をつけて、アドバイスしていきたいと思います。
[2008/12/09 21:26:50]

お名前: Hide.    URL
To 藍染さん

>私がそのお父さんとの稽古で気をつけているのは、以下のようなことです。

ハイ、よろしいかと存じます。
ただ、私もお響さんと同じく、先はかけてもいいと思いますよ。お相手が居ついていたり
受けに回っている、迷っているなどのケースでは、しっかりと打ちに行ってあげるべきで
しょうd(^-^)! 


>HIDEさんの「相手よりちょっと強く」ですが、難しいです。ひどくちぐはぐな剣
>道をしてしまいそうです。具体的に、どういう点に気をつけるべきでしょうか?

そう、自分のスタイルを崩さずにこれを行なうことはとても難しいのです。お相手の技量
を正確に測り、真剣に対峙しながらも「接戦となる」よう調整します。決してお相手の合
わせることではなく、かつ「合気を作る」ってことが肝要です(^^)


>また、くせなどに対する指摘などは、立場上は問題ないでしょうか?もし指摘する場
>合の注意点などありましたら、ご意見をお伺いしたいと思います。

「こんなふうになってますので、こうなるのだと思います。ゆえに、こんな感じでやって
みたらどうでしょうか」と、アドバイスをする感じでいかがでしょう。
あくまでも謙虚にね(^_-)〜☆
[2008/12/09 07:46:45]

お名前: お響   
私ごときが僭越かとも思いましたが、お許しください。
同じようにリバ年長者さんの上に立たせていただくことがある立場として。。。

5つ書かれたうちの、最後の「自分からは先を取らない」は
控えられたほうが良いように考えます。
機会に打って頂く事も重要なお稽古。

先、先でいけば、一方的な稽古になるようであれば、
「先を取らない事もある」ぐらいでいかがでしょう。
[2008/12/09 06:49:07]

お名前: 藍染   
 お忙しい中たくさんのご意見、ありがとうございます。

 やはりそうですよね?皆さんが言われるとおり、そのお父さんに「かかる」というの
はむちゃだ、と私も思います。何故「もっとかかるべき」と注意を受けたのか分かりま
せんでした。

私がそのお父さんとの稽古で気をつけているのは、以下のようなことです。
 :突き、引き技、連打を打たない。
 :三所よけを使わず、なるべく体の前で捌いて返す。(ただし迎え突きはしない)
 :仕切り直しの時、相手が構えてから自分も構える。これは、相手のペースに合わせるためです。
 :体当たりは相手の体勢を崩さない程度に止める。
 :自分からは先を取らない。
 この上で、「これも気にしたほうがいい」ということや、「これはやめておいたほう
がいい」ということがありましたら、教えていただきたいと思います。

 HIDEさんの「相手よりちょっと強く」ですが、難しいです。ひどくちぐはぐな剣
道をしてしまいそうです。具体的に、どういう点に気をつけるべきでしょうか?

 また、くせなどに対する指摘などは、立場上は問題ないでしょうか?もし指摘する場
合の注意点などありましたら、ご意見をお伺いしたいと思います。

 何度も質問ばかりで、もうしわけありません。よろしくお願いします。
[2008/12/08 21:32:49]

お名前: 義   
To 藍染さま
福岡の義と申します。
私も大学卒業以来15年物のリバ剣として復帰して最初の2年間は一からやり直すぐ
らい結構大変でしたが、早くも9年が経とうとしていてやっと年齢にあった動きが出
来るようになった気がしています。

私の考えですが、基本的には年長の方も、今回のようなリバ剣の方やずっと続けられ
ていても、昇段審査を受審していない方などざまざまですので今回のように一言上座
へと言った対応がベストと思います。何れにしましても人生の先輩に対する配慮や礼
を失することが無ければよろしいのではないでしょうか。

お稽古の内容ですが、皆さんからいろんなお話が出ていますので、私は藍染さんへの
お願いを含めて書かせていただきます。
25歳バリバリの方がほやほやのリバ剣オヤジに掛かって行くなんてとんでもないで
すよ。40台のオヤジの身体は自分が思っている以上にガチガチでそのくせ頭の中で
は若い時のイメージがあるのでつい勘違いして無茶をしてブチッ!なんてアキレス腱
を切る方を多く見て来ていますので、今の自分に合った動きが出来てくるまでは無理
をさせないように教えてあげて下さい。

結論は、今のままでよろしいのではないでしょうか。
掛かる時はその掛かりなさいと言われた先生達にがんがん行っちゃいましょう。
[2008/12/08 13:32:54]

お名前: 気剣体不一致   
40代でリバ剣2年目突入の気剣体不一致です。

高校の部活以来という事で私と似た状況、お稽古を頂く立場として
発言致します。

藍染さんのような剣歴の方に本気で懸かられると太刀打ちできない
所か怪我をしてしまいます。また、親という立場もあるでしょうし…
私の場合は自分も修行者と思っておりますので、親という立場はあ
んまり気にしていません。むしろ、歳を取っても一生懸命に取り組
む姿勢を子供達に見せたいと思っております。

とはいうものの、先生方は体力面なども含めてご配慮して下さりま
す。この点は時として大変ありがたい時があります(^.^)
再開した頃には体力的について行けず途中で一度面を外した所、師
範代の先生から「そんな事では、小中学生に示しがつかんぞ」とお
叱りを。また、先日も「『ヤメ』が掛かるまでの切り返し」で手と
足がバラバラになりはじめると笑いながら竹刀で腿を叩かれました。
元来の体育会系の気質でスポ根ドラマ育ちの私には妙に嬉しかった
りして、誠に勝手な微妙なオヤジ心です。(^_^;)

結論的には、お相手のご性格を見ながらHide.さんのいう、「お相
手より少し強く」が一番良いと思います。
[2008/12/08 10:58:59]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

私も昔からそんな場面の数多く出くわしてまいりましたが、まずお相手に上座を譲り、そ
れをご辞退された場合は自分が上座に立たせていただいてまいりました。

稽古においては、手抜きをすることや指導稽古をすることはありません。かといってかか
る稽古をするわけでもありません。
私が指導者になるにあたって師匠から「常にお相手よりもちょっとっと強く使うのじゃ」
と戒められてまいりましたので、真剣に対峙しつつそのようにお稽古させていただいてお
ります。

これは言葉でいう以上に難しく、自分のお稽古にもなりますよ(^_-)~☆
[2008/12/08 08:11:56]

お名前: だみ声   
あくまで指導者の立場で接していただきたいです。
話題のお父さんもそこをわきまえておられるから、ご自分が下座に(稽古いただく側)に
着かれるわけで、ご自分のレベルなどが分かっておられます。

もちろん稽古以外の部分では、年長者として付き合うべきでしょうが、稽古に関しては技
術を伝授されるよう「指導」する立場を貫かれるのが筋というものです。
しかも全国レベルの選手で活躍された方の激しい掛かりを受けるのは、不可能でしょうし
驚きと失望で剣道をおやめになられては、本末転倒です。

案外そういうことをご存じなくて、年長だから自分が元に立つと言う方のほうが始末が悪
いですね。さらなる高齢者の先生などから説明があればいいのですが、案外錯誤されたま
ま、というのもいただけないし、どなたかあの人の首に鈴をつける人いませんか?と言い
たくなりますね。

25歳で五段といえば、ほとんど一回でクリアーして来られたと思いますし、正直年長の
初心者との稽古を「どんなもんだい」とばかりに打ちのめして…ということもあり得るわ
けです。 その方が配慮が足りない若者で、われわれ年長者が諭していかねばなりません。

藍染さんが、このような質問をされること自体、今までの選手生活の中で、技術だけでな
い、いわゆる「長幼の序」なども十分習得されており、立派な剣士なのだろうと想像され
ます。

どうぞ今後も、年長の弟子から「先生」と親しみを込めて呼ばれる指導者を心がけていた
だきたいです。
[2008/12/08 01:20:46]

お名前: 通行人   
私も転勤で道場を転々としています。現在、30代後半の錬士六段ですが、剣道稽古
においては、年齢はあまり気にしていません。(稽古後は別ですが・・)
段位や技量が上であれば、手を抜くという訳ではありませんが、指導するという
スタンスで対応しています。(もちろん、自信も出鼻や応じ技等、真剣に稽古して
います。)藍染さんの状況で、本気で掛かる稽古をした場合、せっかく剣道を再開
した方が、逆に苦痛に感じ、辞めてしまうのではという方を危惧します。
少なくとも私の経験上は、段位も経験も技量も上なのであれば、指導的立場で対応
する方が良いと思います・・。
[2008/12/08 00:00:54]

お名前: 藍染   
 いつも参考にさせていただいてます。皆さんのご意見をききたいと思い、トピックを
おこさせていただきました。

 私がお世話になっている個人道場は、館長をのぞけば若手の先生達ばかり。これまで
こちらのサイトでいう「リバ剣」や「遅剣」という方が、当方の道場にはいませんでし
た。それが先月から、子供がやっているのを見て、とお父さんの一人が剣道を再開して
くれ、一緒に稽古をさせていただいています。この方は40代後半。剣道は高校の部活
を引退して以来だそうです。対して、私は25歳で五段。自画自賛は恥ずかしいのですが、高校、大学と全国総体、全国学生選手権にも出させていただきました。

 お伺いしたいのは、「相手が年長者で、自分の方が技術が上の場合は、どうお相手したらいいか」ということです。普段、子供たちと稽古する時、私は元立ちに立つのですが、
このお父さんはどうやら、私の「先生」という立場を重く見てくれているようで、大人
どうしの稽古でも、私が下座に移動しようとすると「いえいえ、そのままで」と示して
くれます。

 これまでは「自分の苦手なところ」で勝負しつつ、なるべくお相手の体力面を考えて
稽古相手をさせていただいてました。つまり多少なりとも手加減していたんですが、他
の先生から「自分が元立ちでも相手が年長者の時は、もっとかかるべき」という注意を
受けました。その時は「分かりました」と言ったのですが、先に載せたように技術は私
のほうが上。私がかかる稽古をすれば、一方的に打ちまくる事になってしまいます。そ
れではいくらなんでも配慮の欠けた行為と思いますし、品格の上でも好ましくないので
は?とも思います。

 同じ道場で親しい先輩に質問したところ、「今までどおりでいいんじゃないか」と言
われ、どうしたものか、と考えています。皆さんのご意見をお伺いさせていただきたい
と思います。
 乱文、失礼しました。
[2008/12/07 19:44:51]

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