記事タイトル:段審査改革論 


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剣道 いちに会はネチケット強化月間です!

1.匿名であっても、剣道関係者として気品と礼節あるカキコをお願いします。
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3.
個人情報の流出は厳禁です。
  (プライバシーに関わるカキコは違法行為として罰せられます)
4.書かれた本人や関係者が不快にならないように留意してください。
5.意見と感情論は違います。
  (根拠が明記されていないカキコは意見とは言えません)
6.カキコは書き捨てにしないで最後まで礼節をもってください。


お名前: Hide.    URL
To 腹三段さん

管理人のHide.です。

同感です。
けっこう基本の下手な高段者って多いんですよね(^^;
切返しなんかまともにできる人が少ないかも(^_^ メ)

おっと、軽口が過ぎると多方面からお叱りのカキコが来そうですm(_ _)m
[2006/08/18 18:22:34]

お名前: 腹三段   
昇段試験に基本を入れてもらえませんかねぇ。
実技1次審査は1級審査の基本を。
小手、面と小手および面を出来ない6・7段居るんじゃないかな〜。
[2006/08/18 15:06:36]

お名前: Hide.    URL
To 虚式さん

>はい、見事に勘違いしてました。すいません。流石に毎日とは思っていませんでしたが、
>週一位かなと。

アハハ、そんなに頻繁にやらなくたって、更新に対応できると思いますよ(^^)


>元々の最高段位が十段だったから。では理由になりませんか。

私も九段と十段を廃止したことは納得がいきませんが、それを復活させるために「何が必
要なのか」ということが考え付きませんのでお伺いしてみたわけです(^^;
ゆえに、私自身の改革論では、そこは手付かずになっているわけでして・・・。


>「審査」のための打突、「審査」のための稽古、「審査」のための剣道・・・
>学校のテストじゃないんだから、「審査用」なんてせずに普段の稽古の「勝つための剣
>道」で審査を受けるのが、最も自然とは思いませんか?それで「試合」が一番有効だと
>思ったのですが・・・

そうしたダブルスタンダードに陥っているのは若年層だけですよ(^^;
中高年はもとよりたいして試合に縁がありませんので、「試合用」も「審査用」もないと
思いますけどね。
ゆえに、七段八段の高段位においてまで「試合」を課すことは、まったく無意味と考えま
す。


>ちなみに、剣道型廃止については、現在の剣道型では、実戦的ではなく、試合では使えず、
(後略)

お言葉ですが、まったく剣道形の本質を理解しておられないカキコと考えます。
日本剣道形は審査のための形ではありませんよ。また、現代剣道(竹刀剣道)に役立たな
いものでもありませんd(^-^)! 
これは、ここ以外の別トピで論じられておりますので、そちらをご参照くださいm(_ _)m


>実力主義を通すためには、こういった弱肉強食的な方法が良いと思ったんですが、シビ
>ア過ぎましたか。

柔道が勝ち抜き方式を採用しているんでしたっけ?
それはどう運用されて位おるのかわかりませんが、そうしたところから学ぶ余地はあるか
もしれませんね(^^)


>前述の「名誉段位は認めるが、実力での段位とは差別化する」とは、そういうことです。
>「段位はあげるけど、審査はもちろん弟子をとることも認めない」と。つまり形だけっ
>て事。

実力で獲得した段位と混同される懸念が生じますが、どのように区別していくのでしょう
か?
何か具体案はお持ちですか?(^^)
[2006/08/07 22:30:40]

お名前: 虚式   
やはり突っ込まれましたね。やはり安直だったようで・・・
とりあえず反論、と言うよりもむしろ言い訳を・・・

>ひょっとして何か勘違いされてませんか?(^^;
>段位の更新は、免許の更新のように、毎日行なっているものではありませんよ。
はい、見事に勘違いしてました。すいません。流石に毎日とは思っていませんでしたが、週一位かなと。

>ぜひ、最重要と思われる理由をお教えください(^_-)〜☆
元々の最高段位が十段だったから。では理由になりませんか。
個人的感情の意見になってしまいますが、私は最高段位を八段に下げた事に対して、
「それって九段になれる人物がいないってことか?だから最高を八段にして誤魔化すのか?」
と安直にもそう感じてしまったもので・・・

>すべて審査内容を「試合」としているようですが、試合に規定する意味はどういうことでしょうか?
少々乱暴な表現かもしれませんが、稽古って結局の所「試合」に勝つためのものではありませんか。
「審査」のための打突、「審査」のための稽古、「審査」のための剣道・・・
学校のテストじゃないんだから、「審査用」なんてせずに普段の稽古の「勝つための剣道」で審査を受けるのが、
最も自然とは思いませんか?それで「試合」が一番有効だと思ったのですが・・・
ちなみに、剣道型廃止については、現在の剣道型では、実戦的ではなく、試合では使えず、
試合前の演武の時位しかお目にかかる事がなく、また、昇段審査の時にしても、
手順を覚える以外の意味が見出せず、まったく意味がないと思ったからです。
学科試験は必要だと思います。考えること、知識を得る事は大変重要です。剣道家以前に人間として。

>たいへんな時間がかかりますね(^^; 審判もたいへんそうです。
確かに時間がかかりそうですね。(変更の余地あり)でお茶を濁したつもりでしたが、
やっぱりどう変えても無理そう・・・

>かなりの人が不合格となる恐れが出てきませんか(^_^ メ)
実力主義を通すためには、こういった弱肉強食的な方法が良いと思ったんですが、シビア過ぎましたか。

>九段十段という高段位も「試合によって決定」ですか(^^;
>囲碁や将棋とは違いますので、けっこうたいへんそうですなぁ。
囲碁や将棋についてはよく知りませんが、やはり実力主義なら「試合」かな、と。

>その場合の審判は、どうなりましょう?
>八段、七段の者があたるのでしょうか? それとも、名誉段の授与者が審判するのですか?
これは難しいですね。高段者同士の試合は、それこそ実力伯仲、微に入り細を穿つ戦いでしょうから、
相当の眼力がなくては・・・会長じゃ無理そうだし・・・
ただ、名誉段はありえませんね。
名誉段はとは、純粋に全剣連への貢献(金とか権力とか)によって与えられるものなのですから。
実力も眼力もない人に審査させるわけにはいかないでしょう?
前述の「名誉段位は認めるが、実力での段位とは差別化する」とは、そういうことです。
「段位はあげるけど、審査はもちろん弟子をとることも認めない」と。つまり形だけって事。

・・・あれ?となると「7、高齢、その他の事由で今後試合に臨めぬ者は、現状の段位のまま名誉段位とする。」と矛盾が・・・
この場合の名誉段は、試合が出来なくなっても高段者なら審査能力も指導力もあるわけだから
・・・あれ?
・・・そういった方のための別枠を設ければいいのかな。

と、言い訳と主張と自爆が混在するものとなってしまいました。それとも全て自爆か?
[2006/08/06 02:22:55]

お名前: Hide.    URL
To 虚式さん

管理人のHide.です。真剣にお考えくださいましてのご意見、うれしく存じます(^^)


>と、仰いましたが、これは難しい、と言うより不可能に近いと思われます。何故なら、
(後略)

ひょっとして何か勘違いされてませんか?(^^;
段位の更新は、免許の更新のように、毎日行なっているものではありませんよ。
今の審査会よりは頻繁になるでしょうが、一月に1回とか2ヶ月に1回ってなもんです。
それにどこの都道府県も「武道館」ぐらい持ってますよね。そうした施設を使えば、一般
の公営体育館よりは会場確保もしやすいと考えますが(^^)

審査員は、たしかに確保が大変になりますね。そこに具体案はありませんが、連盟のお仕
事ってことでこの場はお茶を濁させてくださいm(_ _)m


>2、最高段位は十段とする(これ最重要)

最重要の割にその理由が明確ではありません。
ぜひ、最重要と思われる理由をお教えください(^_-)〜☆


>3、審査内容の刷新として、剣道型及び擬似試合形式を廃止し、筆記試験を行った後、
>合格者による試合を行い、一定の勝利数を達成したものを合格、
>逆に敗北が一定数に達したものは降格とする。(ここらへんは変更の余地あり)

これ以降のご提案では、すべて審査内容を「試合」としているようですが、試合に規定す
る意味はどういうことでしょうか? 現行の立会いでは、技術内容を図れませんか?(^^;

なお、「一定の勝利数」ということですが、リーグ戦のようなものを行なうのでしょうか?
何名リーグになるのかわかりませんが、たいへんな時間がかかりますね(^^; 審判もたい
へんそうです。
また、「一定の勝利数」をいくつにするかによっても異なりますが、かなりの人が不合格
となる恐れが出てきませんか(^_^ メ)


>4、十段はただ一人とし、九段の試合での優勝者が現・十段と試合い、勝者を十段とし、
>敗者を九段とする。
九段十段という高段位も「試合によって決定」ですか(^^;
囲碁や将棋とは違いますので、けっこうたいへんそうですなぁ。
その場合の審判は、どうなりましょう?
八段、七段の者があたるのでしょうか? それとも、名誉段の授与者が審判するのですか?
[2006/08/03 16:13:07]

お名前: 虚式   
管理人さんの改革論。かなり革新的なものだと思います。
特に、段位の降格というのは今までになく、これにより緊張感が生まれ、向上心に繋がると私も思います。

ただ、たこやきさんとのやりとりで、
>車の免許の更新も1ヶ月前からできるんですよ。
段位の更新を半年ぐらい前からできるような制度にすれば、こうした問題も起こりえませ
んね(^_-)〜☆
と、仰いましたが、これは難しい、と言うより不可能に近いと思われます。何故なら、
1、会場はどうするのか。
免許の場合は専用の施設で行われるのですが、段位は体育館、武道館のどちらからか場所を借用して行います。
これには料金が発生する場合がほとんどで、長期間の利用は膨大なお金が掛かります。
それに、当然ながらそこは審査のためだけの場所ではないので、
他の行事が滞ってしまう恐れがありますし、剣道以外の利用者の妨げにもなってしまいます。
2、審査員はどうするのか。
剣道のみで生活していらっしゃる先生なら問題ないでしょうが、ちゃんと仕事についていらっしゃる方がほとんどでしょう。
その先生方は当然、仕事の合間を縫って御自身の稽古、及び門下の指導にあたられていらっしゃるのでしょう。
更にその合間を縫って半年間も(交代制を設けたとしても)会場に通い詰めて審査するとなると、
まず不可能。普通なら過労で倒れてしまいます。
なんだか重箱の角を突付くような意見をしてしまいましたが、剣道以前の、周囲の現実にも目を向けて下さい。

愚考ながら私の案を出しますと
1、審査の回数は現状維持(で構わないと思います)
2、最高段位は十段とする(これ最重要)
(ここからメイン)
3、審査内容の刷新として、剣道型及び擬似試合形式を廃止し、筆記試験を行った後、
合格者による試合を行い、一定の勝利数を達成したものを合格、
逆に敗北が一定数に達したものは降格とする。(ここらへんは変更の余地あり)
4、十段はただ一人とし、九段の試合での優勝者が現・十段と試合い、勝者を十段とし、敗者を九段とする。
5、十段不在(会場に、ではなく剣道界に)の場合は、九段の試合の優勝者を十段とする。
なお、最下位となったものは降格とする。
5、名誉段位は認めるが、実力での段位とは差別化する。
6、病気、その他の事由で審査を受けられない者は、現状維持を考慮できる。(ここも変更の余地あり)
7、高齢、その他の事由で今後試合に臨めぬ者は、現状の段位のまま名誉段位とする。

と、こんな感じでどうでしょう。まあ、半分思い付きみたいな物なので、却下と言われれば引っ込めます。
我ながら突っ込み所が満載に思えますし・・・
[2006/08/03 02:09:13]

お名前: Hide.    URL
To たこやきさん

>いえいえ、大丈夫です。先ほど述べたように休憩時間を使って書き込みしていますので、

私はこの段位制改革論を10年以上前から提唱してきました。
つまり、時間をかけて考えてきたことなんです。
願わくばたこやきさんにも、試験勉強の合間ではなく、じっくり腰をすえて問題点を考察
していただきたいと申し上げているのです。

お判りいただけましたか?(^_-)〜☆
[2006/07/19 22:50:18]

お名前: たこやき   
>車の免許の更新も1ヶ月前からできるんですよ。
段位の更新を半年ぐらい前からできるような制度にすれば、こうした問題も起こりえませ
んね(^_-)〜☆

それは知りませんでした。ご説明ありがとうございました。
2、3の問題については心配は要らないようですね。

>そんなことまでして既得の段位にしがみついても、すでに世の中が「更新制=実力主義」
に傾いていれば、防具をつけてお稽古することができなくなってご自分の首を締めるよう
なもの。問題はないと考えます(^^)

なるほど。納得しました。

>レスは試験が終わってからでけっこうですので、そちらに専念してください。
成績が悪くても、いちに会ならびに管理人はなんら保障できませんのでm(_ _)m

いえいえ、大丈夫です。先ほど述べたように休憩時間を使って書き込みしていますので、
私はテスト勉強をするとき、計画表を作って、あとは計画表を守るだけです。
自分の責任でしっかりとやりますからご安心を。
[2006/07/19 09:23:11]

お名前: Hide.    URL
To たこやきさん

>とにかく、濫用の可能性をなくすために更新休止の条件を厳しくすべきと
>存じます。

そんなことまでして既得の段位にしがみついても、すでに世の中が「更新制=実力主義」
に傾いていれば、防具をつけてお稽古することができなくなってご自分の首を締めるよう
なもの。問題はないと考えます(^^)


>上の文の車の免許を剣道の更新におきかえると、
>上司「ばかもん!!!んなことしている暇があったら仕事に来い!」
>といわれそうで怖い。

車の免許の更新も1ヶ月前からできるんですよ。
段位の更新を半年ぐらい前からできるような制度にすれば、こうした問題も起こりえませ
んね(^_-)〜☆


レスは試験が終わってからでけっこうですので、そちらに専念してください。
成績が悪くても、いちに会ならびに管理人はなんら保障できませんのでm(_ _)m
[2006/07/18 22:51:50]

お名前: たこやき   
今、休憩時間なので忘れないうちに書き込ませていただきます。
管理人さん、すみません。いまのところ具体的な提案は思いつきません。
更新性について、提案と疑問が三点あります。
1、更新の休止について
 これを濫用する可能性がありうるため(更新前に休止をすることによって降段
 の可能性をゼロにし、上の段の審査日に休止を取り消す。もし落ちたらまた休止を
申請する・・・既得権に近いようなもの)(こんなことをする人は絶対いないと
思うがほかに濫用の方法がありそう?)  この文に怒りを感じたらごめんなさい。
とにかく、濫用の可能性をなくすために更新休止の条件を厳しくすべきと
存じます。

2、更新についての社会の理解の問題。
剣道の段は車と違って必要性がかなり低い。(社会人にとって)
だから以下のことが起こりうるかもしれない
上司「明日は休日だが、急に仕事が入ったから、会社に来い。」
部下「すみません。明日は車の免許の更新があります。」
上司「そうか、車は大事だからな。仕方がない」

上の文の車の免許を剣道の更新におきかえると、
上司「ばかもん!!!んなことしている暇があったら仕事に来い!」
といわれそうで怖い。剣道は公というよりも趣味にちかいと社会によって
認識されているから、社会の
理解を得られるかという問題が生じるかもしれない。
私は大学生であり、車の免許のシステムや会社のことをあまり知らないので、
上の文はイメージで書いたことをお断りします。間違いだらけかもしれません。
3、剣道をやっている先生がいます。
運動会と更新日がかさなってしまいました。
その先生はどうしたらいいでしょう・・・。
教師の場合、剣道ができるから更新休止する理由が思い当たりません・・・。

上には更新休止の条件を厳しくせよ、と申しましたが、先生にケースの場合
穏便にしてとおもっちゃいます。
改めて」読み返すとすっごく矛盾していると自分でも思います。

2,3の問題の対策としては自分としては段が
失効しない期間をちょっと長くする代わりに更新審査はぎりぎりではなく
都合のいい日ならいつでも受けれるようにすべしだと思う。
(極論で言えば合格した翌週に更新することもありうる。)
管理人さんいかがでしょうか。
また文がめちゃくちゃになりました。ごめんなさい。
[2006/07/18 21:13:11]

お名前: Hide.    URL
To 番付さん
管理人のHide.です。ご賛同いただきましてありがとうございました(^^)

「段位の上の人が元立ちに立つ」などの慣習もあり、どうしても「他人との比較材料」とし
て段位が使われることもありますが、そのあたりを「先輩(年長者)が元立ち」という形に
変化させていけば、段位による妙なこだわりがなくなってすっきりすると思います。
段位が純粋に「自分の技術の目安」「修行の励み」となるためには、こんな部分にもメスを入
れなければいけないかもしれませんね(^_-)~☆


To 武道初心者さん
管理人のHide.です。ご意見ありがとうございました(^^)

>しかし、初心者を評価するのであればいざ知らず、いわゆる高段者の実力を客観的に
>評価すること自体困難でしょうし、困難である以上にデメリット(不必要な権威付け、
>技法の画一化、審査に阿った技法の矮小化)の方が大きいように思えてなりません。
高段位の審査は現在も行なわれており、それはさほど難しいものではありません。
段位が既得権であるが故、権威付けが行なわれている現状があると愚考するものです。

>?段位と各種権益、資格を完全に切り離す
これは重要なことですね。
全剣連の「老害」も懸念されておりますゆえ・・・(-_-)

>?段位は初心者の奨励用と位置づけ、初段から3段までは審査による昇段とし、4段以上
> 8段までは、剣道に対する貢献を評価し、純粋に名誉段として授与する
これには反対です。
他の武道は、高齢者になって若者と台頭以上に張り合うことが難しいのかもしれませんが、
こと剣道は、そうではありません。
高段者といえども、修行の励みは必要なはず。名誉段などになったら、ますますそれを求め
て醜い争いが勃発しそうな懸念があります(^^;

>?伝統ある流派の免許皆伝等を認知する(伝統技法の評価、継承)。
これは各流派において今でも行なわれていませんかね(^^)
[2006/07/18 07:55:32]

お名前: 武道初心者   
 hideさんが提案されている段位改革論、拝読させていただきました。
 私は最近2段を取得し、高段者の方の審査を拝見させていただいた程度の者なので、
ど素人の妄言かもしれませんが、若干の感想と意見を述べさせてください

 段位につきましては、3段くらいまでは初心者用の目安(奨励)として、まあ良いと思
います。
 しかし、初心者を評価するのであればいざ知らず、いわゆる高段者の実力を客観的に
評価すること自体困難でしょうし、困難である以上にデメリット(不必要な権威付け、
技法の画一化、審査に阿った技法の矮小化)の方が大きいように思えてなりません。
 高段者の昇段審査合格をテーマとしたハウツー的な書籍が多数出版されていること
自体、常軌を逸すること甚だしいと思います。柔道、空手、拳法等でもそのような書籍
は見たことがありませんし、実力段は3段位までで、これ以上は何らかの功績に対する
名誉段と認識されていると思います。

私は、ごく単純に次のような改革が適当なのではないかと思います。
?段位と各種権益、資格を完全に切り離す
 (審判、各種審査等の資格については、別途審査制度を構築する)。
?段位は初心者の奨励用と位置づけ、初段から3段までは審査による昇段とし、4段以上
 8段までは、剣道に対する貢献を評価し、純粋に名誉段として授与する(少年の段位
については、hideさんの提案にほぼ賛成です)。
 従って、剣道の「け」の字もやったことがない人でも、4段以上を授与される可能性が
あるようなものであると認知する。
?伝統ある流派の免許皆伝等を認知する(伝統技法の評価、継承)。
 高度な技術の伝承や格付けは、師匠と弟子の関係でなされるのが本来の姿であり、
本質的に師匠の主観に委ねられるべきものと思います。ある程度の客観性が要求される
昇段審査は、技量のレベルが高度となるにつれて、不合理でデメリットの多いものと考
えます。
[2006/07/17 23:54:52]

お名前: 番付   
hideさんの提唱する「段位更新制度」は稽古の糧になると感じます。
やはり昇段したものは守りたいし、下がったり落ちたりしたら見っとも無いですから。
詳細システムはイロイロあるでしょうが、
段位取得後も更なる試練・修行・稽古することが「剣道」として自然な気がします。
私は「剣道」には段位継承救済措置は不要と思います。
[2006/07/17 19:33:30]

お名前: Hide.    URL
To たこやきさん

そうですね、まずは試験に専念なさってください(^_-)〜☆
[2006/07/17 07:06:13]

お名前: たこやき   
返信ありがとうございました。
ちょっとも時間くらいならパソコンはできますが、
この問題はかなり頭をひねらないと・・・ システムをつくるからには
できるだけ長い時間をかける必要があると思います。
テストが終わるのが、七月の終わりくらいになると思います。
テストが終わり次第がんばって考えたいと思います。
[2006/07/16 22:36:33]

お名前: Hide.    URL
To たこやきさん

>段審査をベストな形にするのは難しいし、全員が満足できるようなシステムを
>作るのは非常に難しい。でもよりよいものを作りたいですね。

私はあなたからの疑問に誠心誠意お答えしました。
格言などではなく、試験が終わりましたらあなたご自身のご意見によりますよき提案をい
ただけますことを楽しみにいたしております(^_-)〜☆

試験頑張ってくださいね!!
[2006/07/16 21:42:45]

お名前: たこやき   
こんにちは、たこやきです。今、テスト勉強があった忙しいので詳しい意見は
また今度書き込みさせていただきます。
ひとつ、格言を送りたいと思います。
人は一流の機械を作れるが、法は三流である。

段審査をベストな形にするのは難しいし、全員が満足できるようなシステムを
作るのは非常に難しい。でもよりよいものを作りたいですね。
[2006/07/16 09:09:18]

お名前: Hide.    URL
To 梅雨明けさん
管理人のHide.です。ご意見ありがとうございます(^^)

>段位は自己満足であって、剣道に対する技術・精神・知識が永久に認められる
>ものではなく、やはり、段位の更新があってこそ、日々努力があり、剣道界の
>レベルの向上につながるものだと考えます。
段位は本来「自分自信のため」にあるもの。でもそれが「他人との関係の中で比較に使われ
るもの」になったときに誤りが生じやすいようです(^^;

>そもそも、この「道」の世界は何で段の数が多いのでしょうか?
>スポーツ界のように、SA級・A級・B級の3つぐらいでは
>だめなのでしょうかね。
戦前は五段までしかなくて、あとは、錬士、教士、範士だったそうです。
そんなモンでいいかもしれませんね(^^)


To 剣士さん
>処で質問ですが、若し、降格段があるとすれば、其の審査は誰がするのでしょうか?
>審査委員ですら、降格があるかもしれない状況な訳ですから、降格するような審査委員
>から審査をされてでも、それが本当に正当な判断が出来る物なのか如何もいかがわしく
>成りませんか?
アハハ、あまり考えたことがありませんでしたが、ご自身が剣道をする力が衰えたとしても、
見る力まで衰えるとは限りませんね(^^) ゆえに、そのあたりはクリアできるのではない
でしょうか(^^;

今はそういう制度がありませんが、「審査員」という制度を作ってもいいかもしれません
ね。たとえば、
 ●八段まで到達した経験のある人・・・1級審査員
 ●七段まで    〃     ・・・2級 〃
 ●六段まで    〃     ・・・3級 〃
 ●五段まで    〃     ・・・4級 〃
なんてね(^_-)~☆
[2006/07/15 09:30:02]

お名前: 剣士   
Hideさん
昇段審査改革論、面白く読ませていただきました。

処で質問ですが、若し、降格段があるとすれば、其の審査は誰がするのでしょうか?

審査委員ですら、降格があるかもしれない状況な訳ですから、降格するような審査委員

から審査をされてでも、それが本当に正当な判断が出来る物なのか如何もいかがわしく

成りませんか?

地方審査では5段まで、それを、審査する7段以上の先生方が降格する危険性が在るわけ

ですから、実際には困難があるのかも知れませんね。
[2006/07/14 09:54:05]

お名前: 梅雨明け   
 段位の更新は賛成ですね。
 私も少年剣士の審判をしますが、そのときによく見る光景は
 「準決勝、決勝戦は○段の先生で審判をお願いします」とか
 「審判主任の先生が審判員の段位を尋ね、主審・副審を分けたり」など。
 <段位=剣道のレベルが高い>と勘違いが多いということです。
 現在の段位に対し、上の段位を取得するために修行を行っていることは
 分かりますが、その段位が永久なものとして自己満足に陥っている方が
 たくさん存在し、修行を怠り、その結果、少年剣士たちの放った一本の
 見極めができず、いろんな問題を起こしているものかと考えます。
 必ずしも自己の修行が剣道の向上につながり、すぐれた審判員になるとは
 思いませんが、やはり問題は、段位の肩書きが「えらい」と勘違いしている
 ことだと思います。
 段位は自己満足であって、剣道に対する技術・精神・知識が永久に認められる
 ものではなく、やはり、段位の更新があってこそ、日々努力があり、剣道界の
 レベルの向上につながるものだと考えます。
 
 そもそも、この「道」の世界は何で段の数が多いのでしょうか?
 スポーツ界のように、SA級・A級・B級の3つぐらいでは
 だめなのでしょうかね。

 段位の更新について、7・8段の先生方の意見が聞きたいです。(落ちたら怖い?)
 
[2006/07/14 09:40:23]

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。
私の更新制に対してご意見をいただきましたことを感謝いたします。
なかなかまな板の上に乗りませんので、皆さんにご披露する機会がありませんから(^^)

ここで、私の段位制改革論につきましてざっとまとめてみますので、その上で、皆様から
のご意見・ご質問をいただきたく存じます。
また、たこやきさんからも、再度ご意見を頂戴できればと思います(^_-)〜☆


●段位更新制の趣旨
 ・段位が剣道技術の目安であるとするならば、技術が落ちれば段位もさがり、技術が上
  がれば段位も上がるのが自然である。
  段位を既得権とせず、真に修行の目安、励みとするためには、更新制こそ望ましいと
  考える。
 ・それに伴い、現行の「修行年限」の考え方を廃し、1年ごとに上の段位に挑戦できる
  システムとする
 ・降段した人も、すぐに次の審査会で昇段にチャレンジできるシステムとする。

●段位更新制の実施具体案
 ・基本的に、各段位とも、現段位取得後3年に1回更新試験を受けるものとする。
 ・更新時審査と新規昇段審査は別に行なうものとする。
 ・更新は昇段の審査ではなく、現段位に足る実力があるかどうかの審査である。
 ・更新をしなかった段位は失効する。
 ・仕事や病気、出産育児や、その他私的な用事で更新ができないときは、その旨を連盟
  に届け出、失効しないようにすることができる(更新の休止)
 ・加齢や病気、その他の理由で更新が続けられなくなった会員は、その旨を連盟に届出、
  「永世●段」の授与を受けることができる(永世登録料と毎年の年会費は支払う)

●メリット
 ・審査の機会が増え、審査量&登録料を現行よりも安く抑えても、連盟の収入は増える。
 ・審査員に支払う謝礼が増えることにより、剣道で副収入を受けられる人の数が増加す
  る(剣道の活性化につながる)
 ・昇段審査が真の剣道修行の目的となり、試合偏重の傾向に歯止めをかけることができ
  る。

●デメリット
 ・降段した人に屈辱感が残る。→相撲界で「最高位は大関」というのと同じように「最
  高位は○段なんだよね」と軽く言えるような剣道界になれば問題なし。


●平行して「少年段」を設ける
 ・小学生から18歳までは、少年段の対象とする。
 ・少年段は、初段から十段までとし、年齢や修行年限に関わりなく、毎年上の段を受験
  できるものとする。
 ・少年段は更新の必要はない。
 ・19歳以上になり、一般段に移行を希望するものには、以下のようにスライドして段位
  を授与する。
    少年段 十段&九段 → 一般段四段
        八段&七段 →    三段
        六段&五段 →    二段
        四段&三段 →    初段
        二段&初段 →    1級

●メリット
 ・全剣連公認の段位ということで、子どもたちの稽古の励みとなる
 ・大人の初心者と、小学校6年間剣道をやってきた子が同じ1級や初段を受験する際に生
  まれるひずみや戸惑いを払拭することができる

●デメリット
 ・明確な基準の設定が難しいと思われる
 ・毎週のように大会がある現状を考えると、審査日と審査員の確保が困難と思われる。


現行の段位制では、段位が既得権になってしまっているため、昇段すると修行を怠り、段
位の上に胡坐をあいてしまう高段者が少なくない。剣道が「死ぬまでの修行」であるなら
ば、いくつになっても「自己を高めるための努力・修行」を怠るべきではない。
まして、そのときの調子やお相手との相性で合格した人がいるとするならば、真の段位の
実力を身につけられたかどうかを3年毎の更新で確かめるのは有意義なことではないだろ
うか(^^)

更新時にスランプで降段したとしても、翌年には新規に昇段審査を受けることのできるシ
ステムなら、傷も広がらないはず。多くの人にチャンスを与えることこそ、段位制が真の
剣道修行の励みとなりうると考え、これを提唱するものである(^_-)〜☆
[2006/07/13 21:07:56]

お名前: たこやき   
管理人さんの改革論を拝読させていただきました。
その感想や疑問点を述べさせていただきます。
私は更新性については理念はわかりますが、ちょっと
急進的だと思いました。
更新制についての疑問
1.段を取った後、まじめにやった人でも、降段される可能性がないとは
言い切れない。例・スランプとか(車は一度できたらよほどのことがない限り
更新でも問題はないと思うが、剣道はちょっと事情が違う。車の運転にスランプはないと思う。)
(車は運転のうまさは関係なく、安全であればOK。これは剣道でたとえるなら
八段でも、四段でも一級レベルができれば合格になるようなもの。でも、
剣道の更新は八段は八段、四段は四段らしさというハードルがあるし、やや高いと思う。)
2・通常の審査でもかなり時間がかかる上に(特に都会)更新制を
導入したら、さらにもっとかかる。段級審査はボランティアみたいなものだから・・・
(金は取るが、私欲のために使うことはない。)審査員もそんなには時間が取れない。

管理人さんの考えはちょっと急進的だと思い、上のようなえらそうなことを申しましたが、
対案は今のところ思いつきません。すみません。
[2006/07/13 15:46:08]

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