記事タイトル:スポーツチャンバラについて 


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お名前: Paladin of Spochan   
toスポちゃんさん
    
スポーツチャンバラに、剣道の代わりがつとまるかどうか怪しいところですが
「習いはじめてすぐに試合ができる」
「格闘技のわりには怪我が少ない」
「やる気になれば沢山の武器を使える」
「護身道が源流なのでいざって時に役に立つかもしれない」
「市大会から世界大会まで自由に参加できる」
が魅力でしょうか。

あと性格ですが、よほどの臆病でもない限り楽しめると思いますよ。

お名前: Hide.    URL
To スポちゃんさん

管理人のHide.です。

「剣道の代わりにスポーツチャンバラ」ということでしたらおやめになられた方がいいと
思いますよ(>_<)
スポーツチャンバラはスポーツチャンバラとして取り組むのであればOKですが。

でも、もし剣道がおやりになりたいのであれば、部活はあきらめて、道場などに通う道を
お考えになるのも一手だと思います(^^)

お名前: スポちゃん   
はじめまして(^U^)ちょっと相談です。。。
スポーツチャンバラが新しく学校の部活でできたのですが、入ろうか入らないかもの凄く悩んでいます。剣道部に入りたかったのですが、剣道部がなくスポーツチャンバラができて入りたいなと思ったんです!!でも、やりたいんですけどあたしの性格にはどうもあってナイなぁと・・・。部員も男子しかいないのでもっと悩んでます。。。なので、スポーツチャンバラの魅力やなんでもいいので教えてください(>−<)

お名前: Hide.    URL
To Paladinさん

なるほど、難しいもんですねぇ。
まぁ、スポーツチャンバラは「新しい文化」と考えた方がいいのかもしれませんね(^^)

お名前: Paladin   
もちろん今は持ち直して、護身道時代よりも世間に認知されています。
武道の要素は「基本動作の部」で生き残っているだけなので、根っからの武道家は馴染めなかったのかもしれません。

お名前: Hide.    URL
To Paladinさん

>小太刀で戦う「小太刀護身道」と、長剣で戦う「護身剣道」がスポーツチャンバラの前
>身です。
>二刀や棒、槍が導入された事がスポーツチャンバラへ変化するきっかけになりました。

なるほどぉ。
より、幅広い間口を考えたっていうことなんでしょうかね?

剣道も、二刀や上段、なぎなたとの異種稽古などをしますと、たいへん刺激になり楽しい
ですからね(^0^)


>余談ですが小太刀護身道(護身剣道)から、スポーツチャンバラに名称を変えたら弟子
>が半分になったという逸話があります。

アハハ、そうなんですか?(^^;
たしかに「道」がついていたものからカタカナに変われば、なんとなく「軽くなった」っ
ていうイメージがありますものね。
今は、以前より以上の隆盛を誇っておられるのでしょ?(^^)

お名前: Paladin   
hide.さんこんばんは(おはようございます、こんにちは)。

>それにしても、いろいろな長さ&形状の警棒を想定しているんですねぇ(^^;

警棒として想定していたのは、小太刀と長剣だけです。
小太刀で戦う「小太刀護身道」と、長剣で戦う「護身剣道」がスポーツチャンバラの前身です。
二刀や棒、槍が導入された事がスポーツチャンバラへ変化するきっかけになりました。

余談ですが小太刀護身道(護身剣道)から、スポーツチャンバラに名称を変えたら弟子が半分になったという逸話があります。

お名前: Hide.    URL
To Paladinさん

管理人のHide.です。


>警棒は円柱形の鈍器なので何処を使っても、それなりのダメージを与える事ができます。
>よって、スポーツチャンバラでは刃筋を無視するようになりました。

なるほど、そうだったんですか!
それは存知あげませんでした。
情報のご提供感謝いたします(^^)

それにしても、いろいろな長さ&形状の警棒を想定しているんですねぇ(^^;

お名前: Paladin   
スポーツチャンバラで刃筋が一本に関係無いのは、剣道とは得物が違うからです。
剣道は打刀、スポーツチャンバラは警棒を想定しています。
打刀で有効なダメージを与えられるのは、刃に限られています。
警棒は円柱形の鈍器なので何処を使っても、それなりのダメージを与える事ができます。
よって、スポーツチャンバラでは刃筋を無視するようになりました。

お名前: 語聖   
To ケンタさん
>刃筋はないです。というか、刃筋は打突した際にが当てたところが
>刃になっていると思ってください。

幾ら何でも四方が刃部になって居る刃物なんて皆無ですよ。精々日本
刀諸刃拵でも二方向しか無い訳ですから。後、体術の中には剛体法を
具えて居る者が多数在り、鳥渡やそっとの打撲では武器其の物を破壊
して終う事が在る様です。此れ等の武術を舐めては行けません。刃部
に在らざる所は受け止める事も可能な訳ですから、武器丈しか遣えな
い人は此の点に於いて攻撃方法が限定されて来ますから体術遣いに遅
れを取る事必定です。角度に因っては素手で真剣等簡単に圧し折れま
すよ。是を考えるならば、やはり他の剣道の方々が言われる様に刃筋
は大事だと思います。

お名前: Hide.   
to SAIさん

その調子で頑張ってくださいねヽ(^0^)ノ

お名前: SAI   
試合では、まあまあの成績を残すんですがねえ・・・・・・・

お名前: Hide.   
to SAIさん

あと10年も頑張ってたら、五段になってますよヽ(^.^)ノ

お名前: SAI   
高校生になったら、剣道やめようと思ってましたが、やっぱりつづけようと思いました。

お名前: Hide.   
to SAIさん

僕が中学生の時は初段でしたよ(^^)

お名前: SAI   
まだ、二段です・・・・

お名前: Hide.   
to SAIさん

長いこと続けてれば、SAIさんだって六段や七段だってとれますよ。
段をすごいと言っていただくより、そこまでやめずに続けてきたことを褒めてい
ただきたいですね(^^) もう、30年以上やってますから・・・。

お名前: SAI   
す、すげー。

お名前: Hide.   
to SAIさん

今、六段をいただいております(^^)
あまり段にはこだわっておりませんので、七段の受験は数年前からやめておりま
すが(^_-)〜☆

お名前: SAI   
hideさんは、ただいま何段ですか?

お名前: Hide.   
to SAIさん

さぁ、育英高専の稽古風景を見たことがありませんから、「地獄」の正体は不明
です(笑)
でも「きつい稽古でも明るく楽しくこなそうじゃないか」っていうノリなんじゃ
ないでしょうかね。そういう気持ちで取り組めたら、どんどん強くなると思いま
すよヽ(^.^)ノ

お名前: SAI   
どのようにして地獄を見るのですか?

お名前: Hide.   
to IMAINGさん

きっときっといつの日か、って僕は思ってますけどね(^_-)〜☆


to SAIさん

まさにおっしゃる通りで!
育英高専の剣道場に昔、「明るく楽しく地獄を見よう」と書かれていましたが、好き
でしたね、あのフレーズはヽ(^0^)ノ

お名前: SAI   
剣道は辛く楽しいものなり!!

お名前: IMAING    URL
確かに、寂しいことではありますね。
まあ強制されても結局は続かないし、「楽しい剣道」を目指す我々と違ってしまいますから(^_^;)

でもケンタさんの書き込みを見てると「剣道が好き」に見えて仕方がないのですが。
そこまでしてしまったケンタさんの昔の指導者に怒りさえ覚えますね。(*_*)

お名前: Hide.   
to IMAINGさん

メールでも伺ったのですが、ケンタさんのこの決意は堅いようです。
まぁ、剣道サイトに通う剣道愛好家にとっては心寂しいことですが、これもひと
つの選択であり価値観ですから強制することはできないのでしょうね(^^)

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>IMAINGさん
 残念ですが、剣道をするつもりはありません。それに私のいる所では選手が
足りないので、剣道にもう一度したくてもすることができないのです。
しかしながら、私としては手助けをしたくて訪れたのです。スポーツチャンバ
ラで学んだことを剣道に生かしたくて訪れたのです。
お怒りになるかと思いますが、以上です。
追伸
剣道をしたことについてはまったく問題ありません。むしろ、剣道をしたこと
がスポーツチャンバラに生かせたのですから感謝しています。
問題なのは高校のころに部活の指導者、すなわち、顧問の先生です。
高校の部活のことについては述べたくありませんが、高校の部活でのつまずき
がなければこのまま続けていたと思います。
以上です。
追伸
 部活の引退の日に私は「剣道は2度としない」と誓いを立てました。
今はそれを守り通したいです。

お名前: IMAING    URL
ところでケンタさん、スポーツチャンバラでなく「剣道」のサイトにこれだけ出てこられると言うことは
そろそろ剣道への気持ちも改まってきたのでは無いですか?
嫌な思い出もあると思いますが、ここまで剣道サイトに来られるのはやはりケンタさんも
剣道が好きで、やりたい気持ちが捨てられないのだと思いますが。
もう一度、剣道をやってみましょう!!(^^)
そうやって再開する人は絶対少なくないはずです。

お名前: Hide.   
to ケンタさん

ナギナタや槍にしても新しい素材の開発によって改善されるかもしれませんね。
そうなれば、さらに競技人口も増えることでしょう! 楽しみですヽ(^.^)ノ

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>Hide.さん
>そうした自由度の高さと発展性が魅力的ですね
 私もそう思います。もっとも、事故を防ぐことも大切です。
そう思うと、ナギナタや槍の構え方が制限されているのを考えると、少し
悲しいですが、これは仕方がないですね。
以上です。

お名前: Hide.   
to ケンタさん

ありがとうございます。
人気、不人気は得物の操作性の良し悪しにあるようですね。逆には、操作性の難
しい得物の腕前を磨けば、不利を有利に転換できるってことも言えるようですね。
いずれにしても、そうした自由度の高さと発展性が魅力的ですね(^^)

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
書き落としがありました。
 まずはナギナタと棒ですが、操作が難しいのは得物全体の長さが長い
ので扱いづらいからです。そのため、誤って柄を当ててしまって反則負
けになりやすいからです。また、棒は柄が中央にあるため、そこ以外は
持つことができないので(構造上だけでなく、柄以外の場所は刃がある
ということになっているため持つことができない)得物全体の長さを生
かすことができず間合いが短くなります。金剛杵を思い浮かべればこの
ことが分かるかと思います。
また、杖は長さが短い割には棒と同じ扱い方をするので使い勝手が悪く、
使っている方は一人しかいません
 あとは、追伸にある「盾長剣」ですが、読み方は「たてちょう」です。
「盾槍」はそのまま「たてやり」と読みます。いずれも、正式な種目に
なっていません。
以上です。

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>Hide.さん
 人気のある得物は槍と小太刀と長剣フリー、二刀です。
人気のない得物はナギナタ、棒、杖、盾小太刀、長剣完全両手です。
なお、人気のある得物と人気のない得物についてですが、世界選手権大会や
全国大会(いずれも種目ごとに分かれて個人戦を行う大会です)を見た上で
す。
 人気のある方ですが、小太刀と長剣フリーは大会には必ずある種目で、ま
たどこでも必ず行われているので人数が多いです。
二刀も、小太刀と長剣さえあればできるので割と多いです。
槍については、大会の得物自由でも多いのですが、長さの関係で有利になる
ので割としている人が多く、そのため、している人が多いと思います(私の
推測ですが)。
人気のない方ですが、ナギナタと棒と杖は操作が難しく、また、柄に当たれ
ば自動的に反則負けのなるのでしている人は少ないです。
盾小太刀は最近(1998年)に正式な種目に採用されたので、している人
が少なく、また、盾があるので防御の面では有利であっても、得物が小太刀
であるため、短いので攻撃の面で不利になるので、この点でもしている人は
いません。
長剣完全両手も操作が難しく、長剣フリーで慣れてしまっているため誤って
片手で数回打ってしまうので人気がありません。
以上です。
追伸
 長剣は片手で操作するのがやりやすいです。利き手で持つ関係で、両手よ
りも片手で持ってしまうと思います。
あとは盾長剣は肘を痛めてしまうので行われません。
面白いところでは、盾槍というのもありました。出も、これは槍の操作が難
しく、いまだに正式な種目に採用されませんが。

お名前: Hide.   
to ケンタさん

団体戦に関するカキコ、ありがとうございます。
なるほど、得物によって多少の有利不利がありますから、それを補うためにポ
ジションによっての指定があるわけなんですね(^^)

つかぬ事をお聞きしますが、得物によって競技人口の違いがあると思うのです
が、人気の得物、人気のない得物なんていうのがありますか?(^^;

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>Hide.さん(今までピリオドを入れるのを忘れていました。ごめんなさい)
 団体戦もありますが、剣道のように単一の得物を使うのはなく(ただし、私の
知っている限りではですが)、それぞれ使う得物が異なります。
すなわち、先鋒は小太刀、次鋒は長剣、中堅は得物自由というようになっている
のです。
なお、大会で行われる団体戦は三人の形式(先鋒、中堅、大将)で行われ、先鋒
は小太刀、中堅は長剣、大将は得物自由となっています。
それと、関東選手権大会では七人の形式(先鋒、次鋒、四将、中堅、三将、副将、
大将)となっていて、先鋒は小太刀男子、次鋒は小太刀女子、四将は長剣男子、
中堅は長剣女子、三将は二刀(性別は問わない)、副将は得物自由女子、大将は
槍男子となっています。以前は副将と大将は得物自由で副将が女子で大将が男子
でしたが、去年あたりから今の形になったようです。
ちなみに関東選手権大会についてですが、関東の各都県から7人の選手を選出し
ての団体戦です。なお、この大会では個人戦は行われません。でも、面白いこと
に、個人の成績で一番良かった選手は各種目ごとに表彰されます。個人の表彰は
優勝だけで、それ以外はありません。
 表彰と関連して、通常の大会の表彰ですが、個人、団体とも四位まで表彰しま
す。
内容については、優勝、準優勝、三位、敢闘賞となっています。
三位と敢闘賞は三位決定戦をおこなって、勝者が三位で敗者が敢闘賞となります。
優勝と準優勝については決勝で決め、勝者が優勝、敗者が準優勝となります。
今回も長々と書きましたが、以上です。

お名前: Hide.   
to ケンタさん

いつもスポチャンのカキコありがとうございますm(_ _)m

ところで、スポチャンには団体戦ってないんですか?

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
前の文に書き落としがありました。
 実はスポーツチャンバラは基本的には一本勝負です。決勝に限って三本勝
負です。
まあ、護身術の要素があるので「当たったら負け」ということで一本勝負な
のですが、優勝候補が予選で負けたり、無名の選手が優勝したりと、時に一
本勝負が面白いことになったりすることがあります。
以上です。
追伸
 初めて大会に参加した際に一本勝負だと聞いて驚きました。
剣道では三本勝負だったので、スポーツチャンバラも三本勝負かと思ったか
らです。

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
一応、スポーツチャンバラでも時間制限はあります。
時間は3分間で、決着がつくまでですが、実際のところは当たれば一瞬のうちに
勝負がつくので時間内に決まってしまうのが多く、また制限時間ごとに止めると
選手のやる気が失われる(推測ですが)のと、ストップウォッチがない場合はど
うなるのか、という関係で時間を測っていないようです(実際に見た訳ではない
のでなんとも言えませんが)。
以上です。

お名前: Hide.   
to ケンタさん

スポチャンは、実践的に考えられてる部分と遊び感覚の部分がミックスされてい
る点が興味深いですね。
もし剣道でより実践的なものを目指していくなら、三本勝負をやめて一本勝負に
するべきでしょう。個人戦なら制限時間はいりませんね。団体の場合は、どこか
で区切らないと困るでしょうが(^^)


to 剣道日曜さん

>私も同感です。欲をいえば野球はサッカーのように審判のプロか必要ではない
>でしょうか?

私もずーっとそれを考えています。全剣連など連盟がなかなか公認審判員制度に
踏み切れませんから、民間の「登録審判員協会」の様なものが作れればいいと考
えているのです。剣道の段位に関わらず、審判技術のみの研修を行ない、「小中
学生」「高校生」「大学生」「一般初二三段」「一般四五段」「一般高段位」な
どの試合者のレベルに応じたクラス分けをして登録しておくのです。これを、大
会の要請に応じて派遣するシステムです(^^)

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>剣道日曜さん
 ライトセーバーと言うよりも棒ですね。
もっとも、打ち方に関しては刀の使い方だけでなく棒の使い方(小太刀なら
警棒、長剣なら警杖あたりでしょうか?)もあります。刀として考えると扇
打は峰打ちになってしまいますから(笑)。扇打に関して言うなら、斬る、
と言うよりも叩くのが近いです。
このことに関しては説明不足でした。ごめんなさい。
 あとは、ナギナタや槍の構え方が制限されていたり、振りまわしが禁止さ
れているのは柄が固いからです(固いといっても、木製の柄ですが)。
柄が固いためケガをする恐れがあるので振りまわすと危険です。ましてや、
柄の当たり所が悪ければ大ケガをしたり、死に至るのです。
本当なら、私も柄も空気で膨らませるものが出るといいなと思うですが、今
のところはできないので残念です。
その理由についてですが、空気で膨らますのもので柄を作るとフニャフニャ
になって扱いづらいからです。
いずれは改良されると思いますが、今はあるものを使うしかありません。
以上です。

お名前: 剣道日曜   
To ケンタさん
>刃筋はないです。というか、刃筋は打突した際にが当てたところが
>刃になっていると思ってください。
ライトセーバーと理解すれば良いのでしょうか?
でも刀(日本刀)とイメージするなら
やはり、刃筋の意識は必要なのではないでしょうか?
>槍やナギナタは柄が当たった場合、故意であってもそうでなくても、自動的に反則負けになります。
>上段や脇構えなどの振り回しやすい構えは禁止になりました。
得物が自由に選べるのに制限がつくのはどうかな?ちょっと前の上段に対する胸突きみたいですね。
事故防止の意味合いからでは、仕方ないですね。安全な道具のさらなる改良が必要でししょう。
どちらにしても、競技者のレベルやモラル、向上心が必要と感じます。そのへん剣道と同じですね。

To Hide.さん
>検査役というのはいいですね。相撲でも行司以外に勝負審判がいますが、
>剣道にもある程度そういった制度が必要かもしれませんね(^^)

私も同感です。欲をいえば野球はサッカーのように審判のプロか必要ではないでしょうか?

お名前: 剣道日曜   
To ケンタさん
>刃筋はないです。というか、刃筋は打突した際にが当てたところが
>刃になっていると思ってください。
ライトセーバーと理解すれば良いのでしょうか?
でも刀(日本刀)とイメージするなら
やはり、刃筋の意識は必要なのではないでしょうか?
>槍やナギナタは柄が当たった場合、故意であってもそうでなくても、自動的に反則負けになります。
>上段や脇構えなどの振り回しやすい構えは禁止になりました。
得物が自由に選べるのに制限がつくのはどうかな?ちょっと前の上段に対する胸突きみたいですね。
事故防止の意味合いからでは、仕方ないですね。安全な道具のさらなる改良が必要でししょう。
どちらにしても、競技者のレベルやモラル、向上心が必要と感じます。そのへん剣道と同じですね。

To Hide.さん
>検査役というのはいいですね。相撲でも行司以外に勝負審判がいますが、
>剣道にもある程度そういった制度が必要かもしれませんね(^^)

私も同感です。欲をいえば野球はサッカーのように審判のプロか必要ではないでしょうか?

お名前: ケンタ   
 書き落としがあったので追加します。
まずは、得物を落としても「やめ」はかけません。落とした場合はすぐに拾う
か相手の得物を奪うか場外に逃げるかのいずれかをします。二刀の場合は残っ
ている得物で戦うのもできますが、いずれにせよ、場外に逃げる方が安全で早
いので、そちらになってしまいます。なお、場外に逃げ切れずに打たれた場合
は有効打になります(キチンと当てればですが。)。
 転倒した場合も同様です。こちらの場合は転倒した後(つまり、寝そべりな
がら)で打ったりするのも有効です。でも、場外に近ければ転がって逃げるの
も手です。でも、正直なところ、これはかなり格好悪いです。
これも、転倒した直後であれ、転倒した後であれ、当てられれば有効打になり
ます。
 最後に、構え方は自由です。だから初心者でも上段に構えても問題ありませ
ん。しかし、槍やナギナタは危険防止のためこの限りではありません。
その理由として、槍やナギナタは振りまわすと非常に危険です。特に柄に当たっ
たら骨折などをする恐れがあります。なお、柄が当たった場合は故意であって
もそうでなくても、振り方の強弱に関係なく自動的に反則負けになります。
また、ある大会の得物自由で、ナギナタの選手が縦に振りまわした際に柄が面
に当たって、当てられた人が気絶してしまい、救急車を呼ぶと言う事態になっ
てからは、上段や脇構えなどの振り回しやすい構えは禁止になりました。
長々と書きましたが、以上です。

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>Hideさん
 「かばい手」ですが、前に挙げたものについては片手で得物を扱うから「か
ばい手」ができるのであって、両手で扱う得物でした場合は負けになります。
両手で扱う得物である槍や棒やナギナタや長剣両手は無論のこと、二刀でもこ
れをしたら負けです(二刀の場合は小太刀で受け損ねた場合になるのでしょう
か?)。
 スポーツチャンバラでも当てるのは難しいですが、中段に構えれば両手で扱
う得物でしたら小手はどちらに当てても有効打になります。もっとも、上段に
構えれば当てられないこともないです。
以上です。

お名前: Hide.   
「かばい手」ですか、面白い制度だなぁ。でも、刃筋は通ってなくても打突部位
を打てばいいんでしょ? そこんところが、なんともユニークですねぇ(笑)
それに、短刀、小太刀、長剣片手っていうのも面白いですね。結局、他の得物は
両手で扱うものだから、「かばい手」は禁止なんですね。もし、「かばい手」の
ようなことをしてしまったらどうなるのでしょうか? 反則? 負けですかね?

ということは、両手で扱う得物の場合、右小手でも左小手でも有効なんですか?
打突部位についてもう少し詳しく教えてくださいm(_ _)m

検査役というのはいいですね。相撲でも行司以外に勝負審判がいますが、剣道に
もある程度そういった制度が必要かもしれませんね(^^)

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
最後に「かばい手」と「抗議」について説明します。
 短刀、小太刀、長剣片手の3つについては1回だけですが、「かばい手」
ができます。
これは相手の攻撃を得物を持っていない腕(もしくは手)、例えば、右手で
得物を持っていたら左手で相手の攻撃を受け止めることができます。
なお、受け止めたらその手は使えませんので、もう一度しないように手を腰
のあたりにつけたり、背中に回したり(帯を着けていたら、帯に手を挟んだ
り、手をそれにかけます。)します。なお、「かばい手」をしているのにも
かかわらず、もう一度「かばい手」をした場合は自動的に負けになります。
ただし、相手の得物をつかむのは相手の攻撃を妨げる行為として反則となり
ますし、突きを受け流す場合は「かばい手」として取られません。
なお、「かばい手」と同時の攻撃は有効打になります。つまり、相手の攻撃
を「かばい手」で受け止めるのと同時に攻撃するのは問題ありません。
 あとは抗議ですが、審判の裁定に不服がある場合、例えば、明らかに当たっ
ていない場合にもかかわらず審判が当たったと判定をした場合、つまり、相
手の打突が空を切っていたり、袴などの裾や袖に当たっているのにも関わら
ず当たったと判定したら、抗議することができます。ただし、その後につい
ては審判の意見に従わなくてはいけませんが。
なお、審判とは別に検査役というのがあって、審判を補佐したり、審判の判
定に対して助言を行ったり、場合によっては審判の判定を取り消したりする
権限を持っています。審判のスーパーバイザー的なものでしょうか?
以上です。

お名前: Hide.   
うわぁ、ケンタさんの登場で、スポチャン関係のカキコが一気に膨れ上がりまし
たねヽ(^.^)ノ それだけ、剣道関係者にも関心が高いっていう事でしょうか。
かく言う私も、スポチャンには興味・関心がございます。やはり、一度は経験し
てみたいものですね。得物が自由に選べるっていうところが、剣道よりも自由度
が高くていいですよね(^^)
子どものころチャンバラごっこをしましたが、当たると痛くて「痛くないチャン
バラができればな」と思ったことがありました。まさに、その感覚なのでしょう
ね(笑)

ケンタさん、今後とも、スポチャン情報、引き続きお願いいたします!

お名前: ケンタ   
 再びケンタです。
書き忘れがあったので書き足します。
前に「どこを当ててもキチンと当たれば一本になります」と書きましたが、打
突部位となると少し違います。
剣道と同じく「小手」と「面」と「胴」と「突き」(発声はそれぞれ「コテ」
「メン」「ドウ」「ツキ」です)はありますが、剣道にはない「足(あし)」
があります。足を打突した際の発声は「アシ」です。
以上で書き忘れを書き足しておきます。

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>剣道日曜さん
 刃筋はないです。というか、刃筋は打突した際にが当てたところが刃になってい
ると思ってください(詳細は分かりませんが)。
でも、残心は剣道のと違い、上に持ち上げずに刀で斬った後の動作になっています
(もっとも、打った後で元の構えに戻すので厳密には少し違いますが)。
打ち方の関係上、剣道の残心をすると打ちが弱くなってしまうからです。
うまく説明できませんが以上です。

お名前: 剣道日曜   
ケンタさんはじめまして!
スポチャンは4.5年前からテレビ等で見て知っておりました。
得物が自由に選べること、競技者の技量に応じて一対多、また多対多(合戦)のような
戦い方も出来ると聞いておりバリエーションは豊富で、剣術(チャンバラ)のもう一つの方向だと思います。
私の住む町にもスポチャンの教室があり機会があれば挑戦したいと思っております。

(質問)
私が、テレビで見た時はやはり小太刀でスネを切っているところでしたが、刃の部分で切っているようには見えなかった(刃筋が通っていない)ようでしたが、
スポチャンでは刃筋が、通った通らないで勝敗が左右されますか?

お名前: 剣道日曜   
ケンタさんはじめまして!
スポチャンは4.5年前からテレビ等で見て知っておりました。
得物が自由に選べること、競技者の技量に応じて一対多、また多対多(合戦)のような
戦い方も出来ると聞いておりバリエーションは豊富で、剣術(チャンバラ)のもう一つの方向だと思います。
私の住む町にもスポチャンの教室があり機会があれば挑戦したいと思っております。

(質問)
私が、テレビで見た時はやはり小太刀でスネを切っているところでしたが、刃の部分で切っているようには見えなかった(刃筋が通っていない)ようでしたが、
スポチャンでは刃筋が、通った通らないで勝敗が左右されますか?

お名前: ケンタ   
 ケンタです。
>himさん
決まり手はないです。というか、キチンと当たればどこでもいいのです。
剣道では高校以上でないとできない突きもスポーツチャンバラでは小学生
がしても大丈夫です。
himさんがおっしゃっているようにどちらかというと膝や踝を打つのが
多いです。
なお、基本的な打ち方があるので挙げておきます。
 押打(おさえうち)
読んで字のごとく、押さえつける打ち方です。単に打つ、というよりも押
さえつける打ち方なので、あえてこのような表現にしました。
 回打(まわしうち)
上の押打と似ていますが、押さえつけないで手首を縦に回して打ちます。
テニスのスマッシュに似ていますが、打った後で手首を回してもとの構え
に戻すが大きな違いです。
 扇打(おうぎうち)
手首のスナップを使って、扇を開くように打つ打ち方です。テニスのバッ
クハンドを思い浮かべれば分かるかと思います。
掬打(すくいうち)
金魚すくいの要領で手首を返す打ち方です。テニスのフォアハンドを思い
浮かべれば分かるかと思います。
以上で打ち方について述べました。
追伸
テニスのことをご存じないのでしたらごめんなさい。

お名前: him   
ケンタさん、はじめまして。

先日、NHKの番組にスポーツチャンバラの小学生チャンピオン(女の子)が出ているのを拝見しました。
物凄い迫力で長剣を振り回しておられましたが、個人的には「剣道とは全く別なもの」という
印象を受けました。
と言うか、なまじっか剣道なんか知らない方がいいのではないかなぁ?と思いましたが如何でしょうか?

試合風景も出ておりましたが、相手の脛や踝辺りを狙うのが多かったように感じましたが、
決まり手にはどんな技があるのでしょうか?

面白そうには思いましたが、私はあの子には勝てないなぁ(^^;

お名前: ケンタ   
 補足です。
今の得物は空気を入れて膨らませるものになっています。
構造は自転車のタイヤとほぼ同じです。異なっている点として、タイヤの部
分は布製やパラシュートの傘を使っている(今はパラシュートの傘をそのま
ま使うと中にあるゴムの風船が割れやすいため、傘に使っている糸を編んで
いるのを使っています)のと、タイヤの中にあるチューブはそれよりも薄い
ものを使っています。あとは輪になっていません(笑)。
膨らませる際には自転車のポンプ(空気入れと言うべきかな?)を使って膨
らまします。
衝撃は曲がることで吸収されます。車のエアバッグが近い所でしょうか?
以上です。
追伸
昔はウレタン製の得物がありました。構造はほぼ同じですが、異なっている
のが中にウレタンを入れていることです。
もっとも、叩いているうちに中のウレタンがつぶれないように、中心部に硬
い芯を入れていたため、ウレタンがちぎれた状態で使ったために事故を起こ
すのと、事故防止にためいちいち検査しなければならないので非常に面倒だ
ということで空気を膨らます形になりました。

お名前: ケンタ   
 初めまして、ケンタと申します。
ゲストブックに書き込みましたが、この掲示板には初めて書き込みます。
 さて、私がしているスポーツチャンバラについて説明します。
今から30年ぐらい前に田辺哲人(たなべてつんど)という方が作り出した武道です。
感じとしてはチャンバラごっこをスポーツにしたものでしょうか?
 剣道やフェンシングに近いものがありますが、剣道と違い全身の防御を重点に置い
ており、キチンと当たればどこを当てても一本となりますし、相打ちはお互いが戦えな
いため相打ちをしたもの同士が負けとなるなど少し変わった面を持っています。
なお、使う道具(以降、得物)は次の通りです。
 
           短刀(たんとう) 45センチ
          小太刀(こだち) 60センチ
           長剣(ちょうけん) 100センチ
            杖(じょう) 140センチ
            槍(やり) 195センチ
   ナギナタ(ひらがなの「なぎなた」と区別するためカタカナ表記)
                195センチ
            棒(ぼう) 200センチ
 
 ナギナタと槍は同じものを使います。形としては100センチの柄に長剣の刀身(柄
を除いたもの)の部分をつけたものです。ひらがなの「なぎなた」よりも刀身はかなり
長いです。なお、違いについては後で述べます。
棒と杖は形としては「スターウォーズ エピソード1」に出てきたダース・モールの持っ
ているライトセイバーを思い浮かべれば分かるかと思います。
違いは、中央にある柄に長剣の刀身を両端に着けたのが棒、小太刀の刀身を着け
たのが杖です。
 
 種目ですが、単一の種目と、後述の得物自由とに分かれます。
まずは単一の種目からです。単一の種目は次の通りです。
 短刀は突きが主な攻撃になりますが、それとは別に蹴り技(キック)も有効です(た
だし大会によっては危険防止のため禁止されている)。なお、切りつける場合は面
以外は無効です。
 小太刀ですが、後述の長剣フリーと同じようなものですが、片手で持つことと、あま
り長くないため、初めてする方はこれが基本となります。もちろん、種目としてあります。
長剣は片手が主体の長剣フリー(両手で持つのもよいが、ほとんどの人は片手で持っ
ている)長剣完全両手とに分かれます。
 長剣フリーはイメージはサーベルが近いところです。突きだけでなく切りもあるのあ
えてサーベルとしました。
 長剣完全両手はその名の通り長剣を両手で持つのですが、基本的には両手で打
ちますが突きに限っては片手でも有効です。
なお、片手打ちをした場合、1、2回までは大丈夫ですが、あまり頻繁にすると反則と
なります。
 槍とナギナタですが、違いは、槍が突きが主な攻撃で、足は払う(払う際には引き
ながら切りつける要領で払わないと無効)だけしかできないのに対してナギナタは、突
きだけでなく、全身を切りつけることができる(とはいえ、危険防止ため振りまわすの
は禁止されていて、大会によっては足だけしか切りつけられない(切る際には引きな
がら切るだけでなく、叩きつける切り方も可)、もしくは小手と足だけ切りつけられる、
というようになっている)のが違いです。
もっとも、槍を使う人が多いため、槍は単独の種目となっているのに対して、ナギナタ
はあまり使う人がいないため、後述の棒や杖といっしょにすることがあります。
 棒と杖ですが、両方とも杖術の要領で使います。つまり、両側の刀身で叩いたり、突
いたりします。もっとも、なぎなた(「ナギナタ」ではない)の石突きを使う要領で返しの突
きもあります。
 二刀(二刀流だが、種目では二刀)では小太刀と長剣を使います。もっとも、小太刀
二刀と言って両方の手にそれぞれ小太刀を持つのもありますが、ほとんどないです。
 盾小太刀(呼び方は「たてこ」)はその名の通り、片方の手に小太刀を持ち、もう片方
の手には盾(空手のキックミットを流用したもの。形は縦長の台形)を持って行う種目で
す。イメージとしては西洋の騎士とか古代ローマ軍の歩兵(どちらかというとこちらかな?)
が近いところでしょうか? 
 最後に得物自由ですが、これはその名の通り自分が好きな(あるいは使ってみたい
(笑))得物を使う種目です。
好きな得物ですので、小太刀や長剣(いずれもこの種目では不利であるため、それ
らを使う人はあまりいませんが)はもとより、二刀や槍、ナギナタや棒や杖で出ても良い
種目です。でも、悲しいことにナギナタや棒や盾小太刀は使う人が少ないためこちらの種
目に出るのが多いです。
それと、この種目は好きな得物で出るので、二刀対槍とか、盾小太刀対ナギナタというこ
とが良くあります。
大抵は長い得物が勝つのですが、時には短い得物が勝つことがあります。
以上でスポーツチャンバラについての説明をしました。
追伸
 私がスポーツチャンバラを始めたのは今から5年前です。
それと、スポーツチャンバラはニュースでたまに出ることがあるかと思います。
ブームになったのは今から4年前の「3年B組金八先生」からです。
もっとも、あまり知られていないので知っている人が少ないのが難点です。

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