記事タイトル:ちょっと、考えてみませんか? 


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お名前: Bulldog   
Sugooooku nagai sure desune. (Betsuni warui kotodewa naidesuga.)
Tanoshisou (?) nanode watashi mo chotto...

Kenpou 9jou ni tsuite:
GHQ no saikai ni chikai, wakai gunjin ga ichinichi-hutsuka de kakiageta soudesu. Sorewo goshou 
daijini shitekitanokato omouto chotto haradatashii youna kiga shimasu.

Jieitai no iraku haken ni tsuite:
Kojinteki niwa hantai desu. Kenpou no kaishaku wo mage ni magete chotto moushiwakenasasouni,
hokano kuni no yakkai ni narinagara iku nante, nanka "haken no tame no haken" mitaide sansei
dekinai nodesu. Jissai, minkan no jindou shien dantai karawa meiwakugarareteiru soudesushi.

Sensou ni tsuite:
Kore mo mata, hantai desu. Demo, rekishi ga shimesu toori, jinrui wa korewo sakete toorenai
nodeshou. Jieitai wa saisentan no gijutsu wo tsukatta buki nadomo motteimasuga, heiwaboke
shita nihonjin de dekiteimasukara, ikura kunren shitemo ikigomi ga chigauto omoimasu.
Senjitsu Asahi.com de iraku ni itteiru jieitaiin ga "kome to misoshiru ga hoshii" to itteita, toiu
houdou ga arimashitaga, ikanimo heiwaboke shita nihonjin no hatsugen dana to omotte shimaimashita.
(Itta hou mo houdou shita hou mo.)
Kitachousen mondai nadowo kangaeruto nihon mo rekki to shita gun wo motsubekidewa naika to omoimasu.
Shikashi, gun wo motsukaraniwa gun wo ugokasukotono sekinin no juudaisa wo uketomerareu seijika to
kokumin ga hitsuyoudesu. Ima no nihon ni sorega dekiruka, watashi wa gimon ni omoimasu.

お名前: ガロアウス   
 一般に、日本の教会では、プロテスタント系が牧師を、カトリック系が神父を用います。
教会といっても、日本だけで膨大な数があり、立場もさまざまです。(たとえば、「進化論」
を認めるかどうかとか)
 でも、全体的に、理想主義に走る傾向がありまして、共産主義、社会主義を理想と考えた
人が多かったのは事実です(あくまで、日本の教会の話ですよ。アメリカとなると、また話
が違います)。
 私は渋谷のY教会と書きましたが、ここは日本の平和運動では有名な場所なのです。テレ
ビにも頻繁にとりあげられたようですね。
 日本の平和運動がどういう問題を抱えていたかを示すのに一番適当なのは、原水爆禁止運
動でしょうか。
 「原爆反対!水爆反対!」を叫ぶ運動ですから、問題が起きるはずもないと、若い方はお
考えでしょうが、これがとんでもない話です。
 日本の平和運動家たちには、ソ連こそ平和国家などと信じた人が少なくありませんでした
から(私は、牧師さんの講演会で「アメリカよりソ連の方が平和主義」とはっきり聞かされ
ました)共産主義国家の核兵器をどう認識するのかが大問題となりました。
 つまり、アメリカの核兵器に反対するのは、みなさん同意できたのですが、共産主義国家
の核兵器に反対するかどうか意見が割れたのです。
 「共産主義国の核兵器も含めてすべての核兵器に反対する」人達と、「共産主義国の核兵
器はいい核兵器だから反対しないが、資本主義国の核兵器には反対する」という立場の人た
ちで分裂が起きたのです。これが「原水禁」と「原水協」の分裂騒動です。いわゆる、社会
党系と共産党系で分かれたわけです。
 原水爆反対運動には、さらに自民党系のものもあるのかな。
 私はあほくさくて、その運動を詳しく調べる気にもなれませんが、お若い方は、「原水協」
と「原水禁」などのキーワードを用いて、ネットで調べてみることです。
 「原爆反対!水爆反対!」を叫んで、罵りあい、喧嘩をして分裂を続け、夏になると自分
たちの喧嘩を棚に上げて「世界に向けて平和を訴えよう!」なんて気勢をあげています。
 世界に向けて平和を訴えるより自分たちが仲直りするほうが先決じゃないかと私は思いま
すけど、みなさんは、バカらしいと感じませんか?
 この渋谷のY教会の牧師さんは、この原水爆禁止運動に関係なさっているのです。彼がど
の立場に属するか書くのは遠慮します。彼は彼の立場に同意せずに出ていった人達のことを
怒ってました。私は「ついていけなくて当たり前じゃないか」と思いながら聞いてました。
 日本の平和運動は、あまりに世界認識のおかしな人達に率いられていたので、北朝鮮を礼
讃した土井たか子さんは、決して例外ではなかったのです。

お名前: ガタガタ   
レス遅れてすいません。
To ガロアウスさん
神父さんの話とかって、聞きに行ったことないんでわからないんですが、
アメリカが北朝鮮を侵略したっていう内容なんですが、それは神父さんの
考えで、最後まで聞くべきであったのではないかと思います。
まぁ、我慢できなかったんでしょうが・・・。
○○党というのは、なぜ分かったんですか?そういう党が主催して、講演をするんですか?
あまりそういうことを知らないので参考にしたいと思います。

To 怒髪天さん
>つまり「愛」や「平和」の賛美なんて聞こえは良いが
>形を変えた布教活動であったりするわけです。
たしかに、そういう利益を求める集団とかがそういったことをするんでしょうが、
実際、愛とか平和とか、よく分からないものなんですよね。
目に見えるわけではない、心で感じるものですからね。
そういう形のないものって、私たちが、次の世代の子達に教えていかなきゃいけないん
ですよね。銃をもたせて戦争にいかせるよりも、お金をかけて、いいトコの学校いかせる
よりも、もっとそういう事を教えることが平和とか、愛とかってことにつながるのかなって
思うんです。そういうものを求めるのは、人間が元々持ってる心だと思うんです。
だから、それを親が子に、子から孫に伝えていくというのが一番平和、戦争のない
世界への第一歩かな、と最近思います。

お名前: 怒髪天   
o ガタガタ君

言わんとしていることが分かってくれてありがたく思います。
ちょっと長すぎたけど、理屈っぽい性格なので(笑)

>私の言う正しいこととは、「良心に誇れること」ですね。人それぞれ違うでしょうけど。
>良心に誇れることといって、人を殺したり、ハイジャックしたりはないでしょう??
>それも人それぞれなのかな・・・。

「良心に誇れること」この気持ちは大事ですよね。
でも「正しい」とは私の場合はニュアンスがちょいと違うかな?
「良心に〜」は時には「正しくない」時もあると思うんですね。
つまり「良心」には確固たる基準が無い。おっしゃるように個人差もあるでしょう。
「正しい」は何か比較するものがあるから、それに照らし合わせて「正しい」。
だから「正しい」はなんらかの基準があるはずなんです。だから、
よど号ハイジャックや政治犯なんてのは自分の思想に忠実に「正しい」人なんです。
オウム信者もオウム真理教では「正しい」人、優等生だったんです。
これは「良心」が「正しい」に敗北したんですね。
実行犯の中で。これが恐ろしい。あらゆる場面でこれらに遭遇します。
よって価値の相対化が大事になります。聞く耳は持っても、相対化すべきだ。
自分のなかに判断基準としての「神」を置かない。考え続けなければいけない。
「基準」に安住してはいけない。
それは○○教経典なんてものものしく書いてあれば誰も手にとりはしないが
巧妙に生活に溶け込んでくる。
新聞だったりテレビだったり・・つまり「愛」や「平和」の賛美なんて聞こえは良いが
形を変えた布教活動であったりするわけです。(ちょいと大げさかな)
ニュースステーションあたりでも注意深く見ていれば分かるけど「警察」の不祥事に
ついては大げさにやるけれど上記した、「百人斬り」のように自分達の思想の根幹に
関わるものには蓋をする。謝罪してもダイオキシン騒動がせいぜいでしょう。
で「じえ〜たいを〜」のデモのオバちゃん大フューチャーして右翼がそこに
「オラ〜!」とか文句言っている所を見せて「野蛮な右翼」「右翼はヤクザ」
(実際、多いし、馬鹿者だが)のイメージを植えつける。

ここで「自衛隊ー右翼が応援ー軍国主義ー危険思想」が出来上がる。
ね?巧妙に出来てます。こう言う罠。

沖縄の成人式の時も(私も良くNステ見てるな)非常識なトサカのリーゼントに
笑点みたいな派手な紋付来た若者達(仮装パーティか?)がオープンカーに
乗って街をパレード!(馬鹿もここまで来ると同じ人間にすら思えん)
した時にメガホン(ご丁寧に電池式の奴)で「我々は国家権力に屈しませ〜ん!」
とかほざいたんだよね。どこでそんな言葉覚えたんだかさ。
その時いくら久米でも怒るだろうと思ったんだけど笑いながら
「いや〜成人式ってのももう必要なんですかね〜?」と、警察に迷惑かけてた不快な映像
の後でニコニコしてたね。さすが元学生運動家。三宅さんなら血管切れてたね。

お名前: 怒髪天   
T0 ガロアウスさん

そうなんですよね・・。思うに現在の「世論」は盗聴を警察が可能になった時に
マスコミが挙って「世紀の悪法、治安維持法の復活を杞憂する」と言った趣旨の
態度を取った時もそうだったのですが自衛隊が海外に出動、となると
軍国主義の復活等の意見に結びつかせる事がインテリな態度と思っている、
よくよく考えてみたらかなりの発想の飛躍のあるこの論法の愚を私は憎みます。
これは考える事の放棄であると。

私は常に混沌としてしまっているのでここでの書き込み等で他人の意見を聞く事
によって客観しようとしています。混沌としている、と言うと聞こえが悪いですが
世の中、上記の人々の様に妙に頭が整理整頓されている人ばかりなのでそれも
まあ良いかなぁと思っております(笑)
言葉は悪いですが国民を上手くカタに嵌めたのだなぁ、と思います。

中国を好意的に思わせてしまうマスコミ。そりゃそうですよね、団塊世代は
毛沢東の思想やらに直撃してますしね。左翼に言わせれば北朝鮮は「楽園」だったわけですし。
これでも本当に最近になってやっとそれを「おかしい」と言えるようになりつつあり、
良い兆候も世には出てきていると思いますが。
「とりあえず反体制」な視点を疑うようになったのだと思います。
戦前戦中にはインテリは国体側にいたが戦後は反体制側に行ったと言う経緯があります
から国民がそれを真似るのもいたしかなかったのか。それと「やっぱりおかしかったんだ」
って思うようになったというか。やっとそれらが時代遅れになってきたってことかな?
この不況でそんな考えは単なる子供の甘えだな、と気がついたのでしょうね。

体制に疑いを持つ視点は必要ですが反体制は答えではない。あまり知られていませんが捏造、
犠牲者の水増しを行っている所謂「南京大虐殺」(蒋介石が否定)これの槍玉に
挙げられている、「百人斬り」。士気を鼓舞させる為に朝日新聞がをこれを捏造したとの
事で遺族が現在、朝日新聞相手に訴訟を起こしていますね。記事に載った人はこの記事が
もとで処刑されてしまったのですよね。気の毒な話です。こういった事件については
ほとんど報道しませんよね。都合の悪いものは隠蔽。国民の知る権利も放棄。
自衛隊派遣よりよっぽど恐ろしいですよね。
かようにして手を代え品を代え啓蒙してきたんでしょうね。そして戦時中の反省も無く
未だに同じ体質である、という事なんですなぁ。「大学受験に問題が出る新聞」か・・
自分で言うな。って気がしますが(笑)
大分話が逸れましたが・・

>繰り返しますが、私はいまのアメリカのやり方には、確かに問題おおありだと思いますよ。
>てすが、だからといって国連を待つ気にはなれません。

私もそう思います。ベストではないがベターだ、と言ったところでしょうか。
アメリカと言うのも自分たちでぶっ壊しておいて良い面の皮だとも思いますが
イラクを支援して上げる事は最優先すべきですしね。私はむしろ自衛隊の建設的な
起用法である面も見えると思いますが・・

私はアメリカ人の言う「人道支援」には偽善そのものを感じますが・・
何と言うか腹ではやはり白人以外は1ランク下に見ている人が多いですよね。
どこかで読んだのですがガロアウスさんは経堂あたりにお住まいのようですから
小田急線に乗ってる外人さん達(多いですよね)はどうか分かりませんけど・・・。
私の父が昭和15年生まれですので戦後、ジープに乗った米兵がチョコレートを投げる姿を
良く見ていたそうです。あれほど屈辱的な事は無いと言っておりました。
アメリカ人は日本の子供を可愛がったそうです。そう、まるで動物を可愛がる感じだったそうですよ。
父はガキ大将だったので拾った子分をぶん殴って歩いたそうです。人に物を投げてよこすなんて
馬鹿にしやがってと思ったそうです。(私の父は頭はそんなに良く無いし商売も下手ですけど
こんな誇り高い所はちょっと自慢なんです。へへへ。)
良く戦後の風景として子供を並ばせて頭から消毒薬をブッかけて蚤、しらみを駆除する映像を
やりますけど丁度、家畜にああいうやり方をしますよね。
人間上から見下ろしていると相手の頭しか見えませんが
下から見ている人間には鼻毛まで丸見えなものです。

つまり未だにそうだろう事は想像がつきますよ。最低でも彼らは英語が通じない人には敬意を表さない。
あの、イラクと言う芳醇な歴史を持った国で傲岸不遜な態度をとっているんだろうなカウボーイは。
(国は違うけどトゥルシエにも同じ物を感じたな。早くクビにしろって思ってました)
と思うのです。ベトナムでのジャングルとの疑心暗鬼な戦いと同じく砂漠や言葉の通じないイラク人
に必要以上の畏怖を抱いているのだろうな。とも思うのです。

私の友人が一昨年、音楽活動でバグダッドに公演に行った時の話しを聞いたのですが、人の真面目さ
親切さに感動したそうです。泥棒なんてまずいないそうです。(やったら凄い刑もまっているのでしょうが)
「アメリカが入ったら乱れた国になるんだろうなぁ」と嘆いていましたっけ。風俗的には普通にNBAの
Tシャツとか着てる人が多いらしですが。

・・私は「日本の自衛隊は他の国とはちがうな」と言うところを見せて来て欲しいなと思うし
  やってくれると思っています。そして「こういう支援活動をすべきだ」と言う話し合いが
  なされていない事も残念です。行くのなんか大前提でここから始めなきゃ本当は。

                              
                          そういえばイラクに剣道家はいるのかな?

お名前: ガロアウス   
 1980年の夏だったと記憶しますが、間違っているかもしれません。
 ある日、新宿を歩いていたら、過激派のお兄ちゃんたちが演説してました。いまはすっか
りなくなりましたが、かつてはそういう光景は日常的だったのです。
 立ち止まって聞いていると、連中が私に話しかけてきました。
 私が二言、三言、言い返すと、一人の若者が、
「きみ!ポーランドのほうが日本よりよほど自由があるんだよ。きみは世の中を知らん
ね!」
 と言いました。
 私はあきれて、議論を打ち切り、立ち去りました。
 当時、ソ連軍がポーランド国境を包囲していて、いつソ連軍が攻め込むのか、世界が注目
していたのです。
 なぜ、攻め込むのかですって?
 ポーランドの人々が「自由をくれ!」と言ったからです。

 それから数年後のことです。
 私は調べ物のために、毎日、国会図書館に通っていました。
 ある日、渋谷のY教会の牧師さんの講演会があると掲示が出てましたので、面白半分で参
加しました。
 この講演、聞いていてびっくりしました。
「朝鮮戦争におけるアメリカの侵略は……」という調子なのです。
 私は聞いていていらいらしてきましたから、途中で手を挙げて、議論をふっかけました。
 すると、怖い○○党の人が出てきて、「きょうは、××先生の平和活動について聞くのが
目的だから、やめるように」と言われました。
 「あんたらが、そういう活動やめるほうが、よほど世界の平和のためになるが……」と内
心思いましたが、おとなしく引き下がりました。

 この二つのケースは、別に例外ではありません。
 もう廃刊になりましたが、昔『朝日ジャーナル』という雑誌がありました。
 そこの投書欄に、ポーランドから脱出してくる人々をけなして、「日本の労働者のほうが
よほど悲惨なんだ」という投稿があったものです。
 日本は「世界の非常識」の議論を戦後五十年間やってきたのです。

お名前: ガタガタ   
すいません、調べてみたら、スウェーデンも永世中立国でしたw
訂正します。

お名前: ガタガタ   
To ガロアウスさん
別に気に入らないわけではないんですけどね。
>永世中立・・・・
ということはスウェーデンじゃなくて、スイスじゃないんですか?
高福祉社会ってのは、「ゆりかごから墓場まで」のこと?
永世中立っていうのは、やっぱりスイスのことじゃ?

それはいいとして、私は武装しちゃっていいと思いますよ。
国を守るためなら。自衛隊は、ちょっと受身過ぎだと思いますね。
どうせなら、思い切って、北朝鮮を攻撃すればいいと思います。
だって、北朝鮮は私たちを標的として狙っているんですから。立派な国防だと
思いますけどね。
でも、戦争と国防の違いはいったい・・・?一つ間違えれば戦争勃発、というより、
そうなると戦争なのでは・・・?紙一重ですね。

でも・・・・・・、結局、年は答えてもらえなかったし、職業もわからなかったw

怒髪天さん、どうも。
憲法を改正すれば、たしかにそういった人たちを抑えることができるでしょうが、
今のままでいいんではないですか?
司法とか、立法とか、行政のように、また、与野党のように、抑制と均衡の関係
があることで、平和への意識が出てくるっていう事もあるんだと思うんですが。

たしかに、私の考えは甘かったです。それは認めます。
自衛隊があることによって、私たちは守られている。安心して暮らせる。
たしかに、それだったら、怒髪天さんの言うように、憲法を改正して、
堂々と、国を守る意思を大いに表に出してもいいと思います。

正しいことは疑うべし。ですか・・・。正しい行いをすることがすべてではありませんが、
私の言う正しいこととは、「良心に誇れること」ですね。人それぞれ違うでしょうけど。
良心に誇れることといって、人を殺したり、ハイジャックしたりはないでしょう??
それも人それぞれなのかな・・・。

お名前: ガロアウス   
 怒髪天さん、こんにちは。
 ダライ・ラマというと、ネットで情報を調べると次のような話が出てます。

>> ダライ・ラマ14世はこれ迄10回訪日したが、政治家との会談は
>>中国の妨害で、極めて限定されてきた。しかし、今回は国会議員による
>>招待とあって中国政府の神経を苛立たせている。

 中国からの圧力に日本は弱いんですよね。情けない話ですが、どうにかなりませんかね。
石原慎太郎あたりだとダライ・ラマに会ったりするのでしょうが、中国に頭が上がらない河
野洋平とか、田中真紀子だと最悪です。
 河野洋平は、飛行機トラブルで台湾の空港に降り立ったことがあったそうですが、中国政
府に言い訳して、「自分は飛行機から一歩も外に出なかった(つまり、台湾の土地は踏まな
かった)」と言ったそうな。
 ここまで台湾の人を傷つけて中国の機嫌をとりたいのかね?
 こんな人間が外務大臣をやっていたのですから、日本の外交は最悪です。
 昔、浅沼稲次郎という社会党委員長が、「アメリカ帝国主義は日中共通の敵!」と発言し
たことがあります。つまり、日本は、アメリカより中国につけという発言ですが、そんなに
中国がいいですかねえ。私にはさっぱり理解できません。
 なお、今回のイラク派遣に関して、「アメリカ主導だからけしからん。国連主導ならば…
…」と民主党議員などが主張してますが、私は同意しかねます。
 たとえば、こんな例を考えてください。
 日本の警察、とくに神奈川警察は不祥事がたくさん伝えられています。誤認逮捕もあった
りするのでしょう。警察だけじゃありません。裁判所だって無実の人を有罪にしたりするケー
スもあるのかもしれません。
 だからといって、「人間が人を捕らえたり、裁いたりするから問題が起きる。悪人はいず
れは神が裁いてくれるのだから、神様の裁きを待とうじゃないか」と言う人がいたら同意し
ますか?
 どなたも納得しないでしょう?
 人間の裁きに問題があるのはわかっていますが、それでいくしか選択がありません。神様
の裁きを待つのは宗教家の発言としては満点ですが、政治家の発言ではありません。
 同様に、私は「国連主導で……」などという発言を聞くと、「国連が有効に機能する日と、
神様の裁きとどっちが早いんだ?」と訊きたくなります。私には、どちらも百万年くらいあ
とではないかと思えますけど……。
 繰り返しますが、私はいまのアメリカのやり方には、確かに問題おおありだと思いますよ。
てすが、だからといって国連を待つ気にはなれません。
 そういば、国連職員というと、先日、攻撃されて、真っ先に逃げ出したんじゃありません
でしたっけ?
 国連なんてそんなものです。頼りになる存在ではありませんし、これからも決して頼って
はいけないのです。
 ところで、ガタガタさんの質問に答えてないと怒られてますから、少し補充します。
 スウェーデンに対して「スウェーデンというと、日本では平和というイメージが強いです」
と書いたら、そんなことはないとのご意見ですが、ネットでは「百六十年の永世武装中立の
国防軍、高福祉社会」など当時の理想国家と称されていたこの国を取材するため……」など
という発言がすぐ見つかりますよ。ガタガタさんは、「武装」という所が気に入らないのか
な?昔はスウェーデンというと、誉める人が多かったものですけど、いまの人は違うのかし
らん?

お名前: 怒髪天   
Toガタガタさん 凄く長いです。

>自衛のための軍備をどうするのかという疑問があったと言われていますが、つまり、
>私たちは戦争を捨てきれなかったのでしょう。

この発想の飛躍の根拠は?単なる一学生の予測に過ぎない無責任な発言に見えますが・・
こういう滅茶苦茶な考えはどこからでてくるのでしょうか?
ちょっと理解の範囲を越えます。辻本きよみみたいですな。

だから、「戦争=絶対悪」という貴方の脳内の便利な図式を外しましょうよ。
議論が平行線なのは貴方の持っているその「絶対性」の殻から出てこないからですよ。

「平和」「戦争」全て相対化して見ましょうよ。「正しい事」なんて存在しないのです。
そんなもの北朝鮮や宗教家しかありませんよ。あってはいけないのです。
赤軍派だって東アジア統一武装戦線だって「正しい」事を自分ではしているのです。

絶対性があればその図式に当てはめて議論するだけなので簡単なものです。
「平和教」信者なだけです。そして幻想を信じているだけですよ。
ここまで平和を唱えている事の愚かさが暴かれているわけですから。

世に跋扈するそういった気分としての(これが厄介だ)「人道主義」
これらは一見人間の気持ちとシンクロするので唯一無二のものと捉えられがち
だがこれは立派なイデオロギーの一形態に過ぎない。良いですか?
「過ぎない」のです。それを忘れると思考停止してしまうんです。

これはフランス革命以降の物ですよ。たかだか200年程前に出来たものです。
そしてこの人道思想と言うものは他の「共産主義」「封建主義」「キリスト教思想」・・
そう言った諸々のイデオロギーと同列の物なんですよ。
これはどちらが優れていると言う事は決められないのです。決められる物差しと
言う物が存在しないからです。あるわけはないのです。言葉は忘れてしまいましたが
かつて孔子は「今日真理がわかったら明日死んでも良い」と言ったそうです。
そんなものは宗教家しか持って居ない。そして宗教の本質は「狂信」である。
(このあたりはニーチェの宗教批判のくだりでも読んで見て下さい。)

しかしながらソ連の崩壊とともに共産主義は滅んだ。共産主義とは元は人道主義なのです。
資本主義は人を競争させて人間らしさを奪ってしまう。もっと人道的に優れた思想がある筈だ
と考えられ構築されたものです。つまり「人道主義の最終形態」なのです。ここまで書けば
もうお気づきだと思いますが「共産主義の崩壊〜人道思想の敗北」でもあるのです。
そして、それらの思想が「連合赤軍」も産んでいます。あなたが否定したテロルの組織です。
人道思想はテロも生み出しているんです。彼らからすれば「世の為、平和の為」です。
何て危険な思想なんだ!ね?首謀者は無責任にさっさと死んじまうし。
今、世を仕切るのは所謂「団塊世代ー全共闘」世代が多いんです。
よってさほど赤軍を悪く言われなかったり「気持ちは分かる」とか言っちゃったりとかね。
要は未だに「総括」やってるんだろうね。あれは。自分らの世代の象徴だから。

平和を語るにあたりこれらを頭に入れて相対化した上で語るべきです。
まだガタガタ君はそれらの人道主義者のエッセンスがつまった教科書、ドラマ、テレビ
それらに知らないうちに取り込まれている気がする。「正しい事」は疑うべし。
「人道思想」は疑うべし。

長くなりましたが結論を言えば「それで済んだら自衛隊はいらん」と言う事です。
そんなに甘く無いですよ。北方領土が何で存在するのか知っておりますか?
自衛隊と米軍が居なければあっと言う間にロシア、北朝鮮が来ますよ。強姦、略奪。
簡単な話ですよ。好むと好まざると戦争は起きるんです。
貴方の言っている事は「泥棒なんか来ないから家の門取っちゃおうよ。鍵も要らない。」
と聞こえます。韓非子が言いましたが「人間の性、悪なり。」備えあれば憂いなし。
自分で自分の身を守れずに何の国家か。それこそ他の国の迷惑だと。そんなものは国じゃないんだ。

・議論と言うものは目的や具体性を持たなければただの言葉遊びになってしまう。

>国を動かすのは、政治家ではなく、「国民」です。私たち一人一人です。

言うが安し。具体的に何かやっておやりですか?口舌の徒となっていませんか?
それに、何でこういう意見が出るのか良くわかんない。ガロアウス氏もそう思っておら
れるからかように博識なのでしょう。しかし何でもやれば良い訳でもないとも思いますが。
駐屯地近辺で行われていろあのクッダらないデモ。「じえ〜たいをイラクにだっすっな〜」
あれは本物の馬鹿でしょうね。滑稽ですな。哀れみすら感じます。思考停止の典型。
今から命をかけて行く人間を送り出すにはあまりに無常で安っちい行動。
みな、プロフェッショナリズムを持って自分の仕事を遂行しに行く所に。
ああいう焦点のボケたことやって自分が良い事した気になって満足しちゃう。偽善だな偽善。
「自衛隊行かせるのを止めますから希望者を取りますので誰か給料出しますからイラクに
行って頂けませんか?」と聞いたら何人手を挙げますかね?そういうハンパ者だ。
安全を守って貰って何言ってやがる。という事ですよ。上でも述べましたがこれら人道主義
(までも行っていない)人々は時に偽善のマスターベーションだけならまだしも人の足まで
引っ張る。見送る仲間からしたら射殺したくなるでしょうね。きっと。私はなったもん。

こうした「愚民」にはガタガタ君にはなって欲しくは無いので長レスしました。

Toガロアウスさん
始めまして。
私は自衛隊は違憲だとは思います。つまり憲法改正した上で堂々とやるべし。と考えます。
そうすれば上記の馬鹿左翼の付け入る隙が格段に減りますしね。

>ダライ・ラマは世界で平和を訴えてノーベル平和賞をもらいましたが、だからといって、
>中国軍が去っていくわけではありません。ダライ・ラマは平和運動家としては、百点でしょ
>うが、政治家としては零点です。

この点なのですがダライラマは宗教家としての自分の立場を最大限利用し発言していると思います。
中国の蛮行を世界に訴えると言う点では評価出来ると思います。本業は仏教家なので政治家として
0点でも問題は無いと思いますが・・何れにしろ宗教家としては多くの人間に安らぎを与えている
人物であるという点で評価すべき人間であると考えますが。

お名前: ガロアウス   
 私の歳を聞いてなにか意味があるかしら?とも思いますが、あなたの歳だけ聞いているの
ではフェアでないと言われれば反論できませんから、言いますが、私はここの管理人、Hide
さんと同年です。芸能人でいうと、桜田淳子、山口百恵、森昌子、岡田奈々と一緒。どの人
も知らないと言われちゃうかな?それだけオジンになったということでしょうか。
 職業は教師。といっても現在、休職中だから元教師としておいてください。
 さて、ガタガタさんの書いたものを読んで思うのですが、もっと歴史の本を読んでくださ
いね。「世界の非常識」を主張なされたいのなら、それなりに歴史上の根拠が必要です。根
拠を抜きにした議論は、「独りよがり」と言われても反論できません。
 歴史から二つ、ポイントを考えてみます。
 第一次世界大戦というのがあります。われわれは第一次と呼んでますが、むろん、昔の人
がそう呼んだわけではありません。
 戦争直後の人達は「戦争を終わらせる最後の戦争」と呼んだそうです。
 つまり、戦争の災害があまりにひどいので、「もう人類は二度と戦争しないだろう。する
とあの戦争はすべての戦争を終わらせるための最後の戦争だったのだ」というわけです。
 その後になにが起きたのかは、みなさん御存知の通りです。
 1980年代の終わり頃、人々はなにを言っていたでしょうか?
 「ついに冷戦は終わった。世界は平和になったのだ」と言ってましたね。
 ところが、1990年8月二日、イラクのクウェートへの電撃侵攻。そして、翌91年一
月十七日。多国籍軍のイラク攻撃が開始されるのです。
 この二つからなにがわかるでしょうか?
 わかるのはたったひとつ。大きな戦争が終わるたびに「世界はついに平和になった」と人々
は言いますが、その平和が長続きしたことはないという冷厳なる事実です。
「戦争があってはならない」とは人々の希望ですが、「戦争は決してなくならない」という
のが歴史的事実です。
 ガタガタさんの議論は、希望と現実を混同しているところがおかしいのです。
 日本の憲法作成者たちは、その世界の厳しい現実を知らなかったわけではありません。だ
から苦労して芦田修正をつけたのです。日本人は、チベットのような空想的平和主義を唱え
る間の抜けた政府を持たなくて幸福だったのです。
 先日、フセインは逮捕されましたが、金正日はまだ健在です。
 では、金正日がいなくなれば、独裁者は消えるのでしょうか?
 違いますね。また新たな独裁者が出現することでしょう。そして、その独裁者が消えれば、
また別の独裁者が……。
 これが歴史です。
 きょうもどこかで殺人事件が起きてます。「殺人はあってはならないこと」と評論家は叫
びますが、明日もどこかで殺人事件が起きることでしょう。
 これが人間です。そして、その現実を読み違えたときに、クウェートやチベットの悲劇が
待っているのです。

お名前: ガタガタ   
つまり、ガロアウスさんは、現実をもっと見ろとおっしゃいたいんですね?
私の考えは、卓上の空論ということですか?
ガロアウスさんは、結局、自衛隊は必要だといいたいわけですね?憲法第9条は
必要ないというわけですね?
自衛のための軍備をどうするのかという疑問があったと言われていますが、つまり、
私たちは戦争を捨てきれなかったのでしょう。

ガロアウスさんは、全くの誤解をしていらっしゃるようです。
国を動かすのは、政治家ではなく、「国民」です。私たち一人一人です。

現実は政治家が国家を運営してるんでしょうがね・・・。

私は全く、ガロアウスさんの意見には賛成しかねます。
今後、10年、20年経てば、日本にも必ず、平和の名のもとに救世主が
必ず現れると信じています。(大袈裟ですがね)

私とあなたの意見は全く、平行線ですね。
だいたい、政治の話というのは水掛け論的なものですからね。無理もないですが・・・。

それから、私の質問にお答えしていただきたい。
あなたは、おいくつですか?ご職業は?この2点だけでも・・・

お名前: ガロアウス   
 あの憲法は、当初から自衛のための軍備をどうするのかという議論がありました。
以下は岡崎久彦「百年の遺産-日本近代外交史」からの引用。

 新憲法案は、六月に衆議院に上程され、十月七日可決され、十一月三日公布されました。
その間修正は三十カ所でしたが、ほとんど全ては、GHQの指示によるもので、GHQの意
向だと囁(ささや)かれるだけで、もう誰も異議を唱えず採択されました。唯一日本側の重大
な修正は、憲法九条の芦田修正でした。
 この修正で、憲法は自衛戦争を禁止せず、自衛のための軍備を持てるという解釈の余地を
残しました。
 それはまた、自衛権まで否定すべきでないというケーディスの考えと合致し、ケーディス
は二つ返事で、この修正を受諾します。
 極東委員会も、この修正が再軍備につながる点に気づき、文民統制条項を挿入させました。
つまり文民統制があれば、自衛のための再軍備を許容するのが極東委員会とGHQの判断で
した。
 しかし、吉田茂は「近年の戦争は多く自衛権の名において戦われた」などと言って、国家
の正当防衛権を否定する答弁を繰り返します。
 芦田均にもケーディスにも極東委員会にも明確に見えていた問題の本質が吉田には見えて
いなかったのです。
 これがその後の憲法解釈の混乱のもとになります。

 これを読んでもおわかりのように、憲法九条には、いずれ自衛権の問題が起きるというの
は、憲法作成者が既に予想していたのです。そこで、日本側としては、連合国を怒らせない
ように、しかし自衛隊は持てるようにと、最大限配慮したうまい文言を考えだしました。そ
れが芦田修正です。
 ところが、憲法九条をありがたがっている人は、たいていその苦労をまるで理解してませ
ん。あの部分を文字通り解釈するのが、憲法作成者の意図かと勘違いしてます。
 そうではないのです。
 ところで、「自分たちの国がよければ、戦争に勝てば、侵略されなければ、それでいいん
でしょうか?」というのは、具体的になにが言いたいわけですか?
 もっと具体的に書いてください。
 たとえば、湾岸戦争のとき、クウェートの王族たちは、自分たちは戦いたくないので、先
頭を切って逃げ出しました。クウェート回復のために戦ったのは、主に他国の軍隊だったわ
けです。あなたは、クウェート王族の真似でもしたいのですか?
 もっと、現実の世界、現実の戦争に照らし合わせてものを言ったらどうでしょうか?
 よく朝日新聞の投書欄に「戦争より平和が大切だと思います」といった小学生の投書が載っ
てます。学校の先生には誉められているでしょうけど、現実世界にはなんの意味も持ちませ
ん。
 「平和、平和」と言葉を弄んでも、現実の平和となんの関係もありません。
 ダライ・ラマは世界で平和を訴えてノーベル平和賞をもらいましたが、だからといって、
中国軍が去っていくわけではありません。ダライ・ラマは平和運動家としては、百点でしょ
うが、政治家としては零点です。
 机上の空論を振り回すのが学生の特権ではありますが、世界はそれでは動かないのです。

お名前: ガタガタ   
まず、憲法第9条についての私の意見を書かせていただきたいと思います。
というより、憲法全般についての意見といった方がいいかもしれませんが。

日本の憲法は戦後、GHQの草案が基幹となりつくられたと考えます。しかし、最近の
研究では平和主義は、日本の草案にとりいれられたものだという可能性が浮上したという
ことはご存知でしょうか?まだ、確実というわけではないようですが。
ガロアウスさんの書き込みを見ていると、与えられた憲法という感じがあります。
しかし、GHQの草案を元にして、日本政府が考えたのが日本国憲法であると思うんです。
たしかに、現代においては適応しなくなってきている部分があるのは事実ですし、でも、
だからといって、最初から考え直していたら、今の政治のスピードから言って、公布されるの
にあと100年近くかかるでしょう(言い過ぎかも・・・)。ガロアウスさんが軍隊に
関して、育成するのに時間がかかるといわれましたが、このことと同じですね。
つまり、直すとこだけ直せばいいんです。

第9条、いったいドコが問題でしょうか?
まず、ガロアウスさんの言うように他国からの侵略に関して、防衛がうまくいかない、
ということ。ガロアウスさんの意向に沿うようにすれば、戦争の抑止になんら関係ない、
意味がないということでしょうか?というより、全く、無意味で、むしろ
邪魔といったほうがよろしいでしょうか?
平和憲法について、他国に失礼だ、他国の憲法は戦争憲法か!とおっしゃっていますが、
そういう意味で平和憲法といっているのではなく、特に、我々が交戦権をもたない、
戦力の不保持を訴えているという意味で平和的な憲法であるということで言っているんです。
なにも、他国の憲法なり、法律なりに偏見をもっていっているわけではないです。

戦争をしたことで何を学んだのか?それが一番大切なことです。つまり、戦争は
繰り返してはいけない、してはいけないという事を学んだんじゃないですか?
失礼ですが、ガロアウスさんはおいくつでいらっしゃいますか?私より年上の方のように
思われますが、・・・。

私自身は戦争を経験しませんでしたが、私の祖父は戦争を経験しました。
何をやってもノンキで気ままなおじいちゃんでしたが、あるとき、学校の宿題で、戦争に
ついて作文を書きなさいと言われたことがありました。その時、おじいちゃんに話を聞きました。
いつもノンキで気ままなおじいちゃんがその話の時だけ、なんともいえない目をしました。
私はあの目だけは、忘れられません。絶対に忘れてはならないんだと思います。
戦争は終わりました。戦争は過去の話です。歴史の中の1ページです。だからこそ、学ぶところ
があるんではないでしょうか?

ガロアウスさんは、戦争は他国からの侵略があって、その侵略さえ防げばいいと考えて
いらっしゃるかもしれませんが、戦争は自分もいますが、相手もいるんです。
殺す相手にも家族がいる、自分にも守らなきゃならない家族がいるんです。
自分たちの国がよければ、戦争に勝てば、侵略されなければ、それでいいんでしょうか?
私はそうは思いません。平和憲法は、私たちの平和を願うと同時に、世界の平和、恒久に
続いていく平和を求めているんではないでしょうか?

これが、私の平和憲法の考え方です。ですから、私は日本は決して、与えられて、仕方なく
憲法を制定したんではないと考えます。

お名前: ガロアウス   
 日本があの憲法を持つことになった理由などはあきらかじゃないですか。 
 以下、品のない表現が出てきますが、あくまでたとえ話と思って読んでください。
 あなたが、やくざとけんかして、勝ったとします。一度勝ったとはいえ、いつ復讐にこな
いか不安でしかたないでしょう。そうするとどうしますか?相手を殺さないまでも、半殺し
の目に遭わせて、二度と病院から出てこれないようにするのが、一番安全でしょうね。
 そのために作ったのが憲法九条です。
 つまり、日本を骨抜きにして、国家として体をなさないために作ったのが憲法九条です。
 ところが、日本人はころっとだまされました。
 元々、日本が平和国家となるために作られた憲法ではありません。日本が国家として立ち
直れないために作られた憲法です。そんなものありがたがっても仕方ないと思うのですが、
なぜか未だに信者が多いのには困ったものです。
 「私は火事が嫌いだ。火事で消防車が来ているシーンなど見たくもない。だから、わが街
には消防署は不要だ」と言う人はいません。同様に、
 「私は犯罪は嫌いだ。そして、わが街では永久に犯罪は禁止する。したがって、わが街に
は警察署は不要だ」と言う人もいません。
 ところが、憲法や自衛隊については、大まじめに、このレベルの議論をする人がいるわけ
です。
 どうなっているんですかね。少し考えればわかりそうなものです。
 かつて、クウェートがイラクに侵攻される直前に、アメリカの雑誌が「なぜ、イラクによ
るクウェート侵攻の可能性が高いか」を論じていました。
 まず第一に、クウェートが防衛努力を怠っていること
 第二に、クウェートが主要国と軍事同盟を結んでいないことが問題点としてあげられてい
ました。
 さて、ガタガタさんは、日本の政府が憲法九条を文字通り信じて、防衛努力を怠るような
政府であって欲しいのですか?
 憲法九条などというものは、日本の平和になんの関係もありません。元々、その目的では
ありませんし、作った本人たちも、いずれこの憲法では問題が出てくることなど、百も承知
だったのです。

お名前: ガタガタ   
別に、笑わない国があると思うから私は平和憲法を良いといってるわけではないんです。
分かっているとは思いますが。
現実には、日本の憲法を他国が見ると、笑ってしまうような憲法なのかもしれません。
でも、日本が平和憲法を制定した理由はなんでしょうか?あの、広島、長崎の原爆ではない
ですか?あの悲惨な戦争を繰り返さないためではないですか?

ところで、なぜ、スウェーデンといえば平和のイメージなんでしょうか?
私にはそういったイメージはないですが・・・。

笑わずに憲法を聞いてくれる国を探す必要はどこにもありません。
それより、なぜ平和憲法がいけないのか、それを聞かせていただきたいです。
平和を追求していくことがどうしていけないのか?それが私の一番の疑問です。

ただ、私にも、憲法の中におかしい部分はあると思います。改善すべきところは
たくさんあると思います。しかし、ガロアウスさんの言葉を聞いていると、
憲法第9条に関して、否定しておられる気がするのですが…。
私の勘違いでしょうか?

お名前: ガロアウス   
 ガタガタさんは、「日本の憲法は世界の笑い物」というのに不同意のようですが、ではいっ
たいどこの国があの憲法を笑わずに聞いてくれると言いたいのですか?
 たとえば、クウェートに行って、「あんたらが日本の憲法を真似ていたら、イラク軍は来
なかったんよ」と言ったら真面目に聞いてくれるでしょうか?大笑いされておしまいでしょ
う。これは同意してくれますね?
 真面目に聞いてくれる国として、むろん米英ロなどの大国を想定しているわけでもありま
すまい。これらの国々は現実的に考えているのであって、憲法九条とは程遠いですね。
 ではヨーロッパの小国でしょうか?
 ヨーロッパの国々は戦争の厳しい現実を見てますからね。理想で国が守れないことは、子
供でも承知しているはずです。
 たとえば、スウェーデンというと、日本では平和というイメージが強いですが、かつてス
ウェーデンの海域にソ連の潜水艦が浸入しては、スウェーデン海軍が攻撃するという事件が
頻発してました。
 ともかく、笑わずに聞いてくれる国として、どこの国を想定しているのですか?私にはさっ
ぱり思いつきませんが……。(ひょっとして中南米のコスタリカかな??)

お名前: ガロアウス   
 世界史の時間に「不戦条約」というのを習ったと思います。
 ネットで調べると、次のように書いてあります。

  1927年、フランスのブリアン外相は、米仏間の戦争違法化条約を提案し、これを受けた
アメリカ国務長官ケロッグは、これを多国間条約とすることを逆提案し、1928年には、日本
を含む15の原加盟国によって調印された。
 後に、加盟国は60ヶ国に拡大し、条約は現在でも有効とされるが、参加国の多くが自衛の
ための戦争の権利に関して留保し、また違法行為に対する罰則が定められていないため、実
質的な戦争抑止効果はなかった。

 「憲法九条」を、さも世界初の快挙のようにおっしゃる方がいますが、なんのことはない、
この不戦条約の焼き直しにすぎません。
 そして、この不戦条約はなんの意味も持ちませんでした。社民党あたりが、世界に向けて、
憲法九条のありがたさを説いても誰も聞かないのは当たり前です。世界は既に「不戦条約」
という実験をやり、そして見事に失敗したのです。
 チベットという国があります。
 御存知、仏教がベースになった国です。当然、軍隊などというものには、あまり熱心では
ありませんでした。ところが、ある日やってきた中国軍。あっというまに征服され、ダライ・
ラマが世界を転々としながら、訴えていることは(露骨に中国の非を言うことは避けている
ようですが)みなさん、御存知の通りです。
 誰か助けにいくでしょうか?
 行きませんよね。「憲法九条的感覚で政治をやったあんたらが悪い」としか言いようがあ
りません。
 ベルギーという国があります。平和とか中立とか言ってましたよね。さて、この国は第二
次世界大戦のとき、安全だったのでしょうか?ヒトラーは「あの国は平和とか中立とか言っ
ているから遠慮しておこう」と考えたのでしょうか?
 それは、ぜひ若い方に自分で調べて頂きたいですね。
 繰り返しますが、不戦条約は既に歴史の笑い話です。それを真似ただけの「憲法九条」は
どうなのでしょう?
 ついでですが、「平和憲法」という言葉を使うのは、他の国に対して失礼です。どこの国
の憲法が「戦争憲法」だと主張したいのですか?どこの国も自分の国の平和を考えて憲法を
作っているのです。どうしても使いたいのなら、○○の国の憲法は「戦争憲法」だと示して
からにしたほうがいいです。

お名前: ガタガタ   
こういった場で議論をするのは初めてなんですが、文章というのは難しいものですね。

私は今年で17歳になります。学生ですが、責任を持たない発言はしません。私の言葉は、
私の考えから出ています。私の口から出た言葉にはちゃんと責任を持ちます。そして、
私の考えが間違っていたら、私の考えが間違っていた、とちゃんと認めます。
ココは、はっきりしておかないといけませんでしたね。裁判の時の宣誓みたいなものですか。

>日本の社民党の人など、「平和憲法」とか言って、やたら有り難がりますが、そんなに立
>派な憲法なら、どこか真似する国がありそうなもんですがね。
>ああいう世界の笑い物の憲法は一刻もはやく改正すべきです
ガロアウスさんは、平和憲法に否定的なんでしょうか?これを見る限りはそう思えますが…。
つまり、日本に平和憲法は必要ないし、もし平和憲法がすぐれているなら、他国がマネする
はずじゃないかと、こういうわけですね。
ガロアウスさんはどこが「笑える憲法」だと思うのですか?世界は笑ってるらしいですが…。

>北朝鮮軍があっというまに、韓国軍を追い詰めて、そしてその陰にはソ連がなにを企んで
>いるのか……という不安に包まれているときに、
>「若者よ、来たれ!」で素人を集めて、まともな軍隊に成長するのが二十年後──??
軍隊を育成するのに時間がかかるということですか・・・。日本の危機に「若者よ来たれ」
と言って、家族を守るために行くなら雇われ軍隊よりも、志は立派なんでしょうが・・・。
そういうきれい事は通用しないんでしょうね、きっと。そうなると、やはり経験者が必要
という事ですか…。

>「自衛隊が日本にあるメリット、またはデメリットはなにか」などという
>議論につきあわされるのは、ご勘弁ください。
そうですか。もともと、平和憲法というもの自体がおかしいとお考えなのでしたら、
そういった議論はむしろ必要ないのかもしれませんね。わかりました。

私としては、警察予備隊が組織されたことについては、現在の自衛隊となり、平和憲法を
犯しているのではないかという部分に引っかかるので、また、軍事的な意図があった
ということから、疑問の余地があったのですが、その当時の世相、そして、日本が侵略される
恐れがあったという点から、大部分納得できました。

わたしが納得できていない部分は、平和憲法というものについてです。
平和憲法のどの部分に問題があるのでしょうか?平和を求めることは良いことではないんですか?
平和を求める上で、戦力を保持しないのではないのですか?私の考えは間違っているのでしょうか?

お名前: ガロアウス   
 あのですね。
 学生さんというのはわかってますが、もう少し責任ある議論をして下さいよ。
 北朝鮮軍があっというまに、韓国軍を追い詰めて、そしてその陰にはソ連がなにを企んで
いるのか……という不安に包まれているときに、
「若者よ、来たれ!」で素人を集めて、まともな軍隊に成長するのが二十年後──??
 そんな政治を誰がやりますか。
 もう少し考えてからものを言ってください。
 よくテレビ討論会で日本共産党がそのレベルの話をしますね。
 日本共産党によると、「自衛隊は不要で、もし他国の侵略があったときは、市民によるゲ
リラを組織して──」てなことを言ってます。
 「泥棒を捕らえて縄をなう」という諺がありますが、共産党はその諺通りのことを言って
ます。
 彼らは政権を握る可能性がないから、無責任の極致を言っておられるわけです。
 責任ある政党というのは、そんなことを言っておれません。
 私は既に書きましたが、日本の新聞は、「学生、主婦、無職」という人達に、どんどん発
言の場を与えて、無責任な意見を広めることに熱中してきました。
 結果、あのおかしな憲法がそのままになってしまったという弊害を生みました。
 ついでですが、「自衛隊が日本にあるメリット、またはデメリットはなにか」などという
議論につきあわされるのは、ご勘弁ください。
 あなただって、「警察が存在することのメリット、デメリットはなにか」などという議論
はしないでしょ?
 どうしてもそんな議論をしたいのなら、「○○という国は軍隊がないそうだ。それでうま
くやっているらしい。どう思うか?」だったら、まだましでしょう。
 日本の社民党の人など、「平和憲法」とか言って、やたら有り難がりますが、そんなに立
派な憲法なら、どこか真似する国がありそうなもんですがね。
 ああいう世界の笑い物の憲法は一刻もはやく改正すべきです。
 私はそういう立場で見てますから、あなたの「警察予備隊はやはり軍隊ということに
なってしまうのでは?」と言われる意味がわかりません。軍隊であるのは当然だし、それが
悪いとも思いません。
 妙な名前にしたのは、むろん当時の世論を慮ったのだし、それほど当時の人達が憲法に幻
惑されていたのです。
 

お名前: ガタガタ   
確かにそうですね。しかし、そうなると、警察予備隊はやはり軍隊ということに
なってしまうのでは?結局、人材として元軍人を採用しているわけですから。
つまり、「軍人の育成」をするのに時間がかかるから公職追放者を採用した。

ということではないですよね。(変な文章ですいません””)
日本を守るためには対抗できるだけの人間が守らないと
いけませんからね。そういう点では確かに元軍人を使うのは効率的でいいかもしれません。
しかし、私なら、「日本を守る警察予備隊を組織するので、志ある若者は“〜”に集え」
といったふうにしたいですね。
イラクでは、アメリカの指導のもと、現地で警察が組織されているのでは?(間違っている
かもしれません。)そういった風にすればよかったんではないでしょうかね?

それから、話は変わるんですけど、自衛隊が日本にあるメリット、またはデメリットはなにか
というのをガロアウスさんの考えで聞かせていただきたいんですが…。
私としては、自衛隊があることのメリットは、他国の侵略をけん制することができる、
ということだと考えます。また、デメリットは、兵器があることで、それを悪用するテロリスト
や、そういった人間が出てきてしまうんでは?という事だと思います。
どうでしょうか?

お名前: ガロアウス   
 ポイントが多いので、何回かに分けますので悪しからず。
 まず、簡単に答えられる点から。
>>警察予備隊には公職追放された、元日本軍の人たちも採用されたとかいうこと
です。これは余談のような、重大な問題のような

 これは問題にするほうがおかしいと考えます。
 たとえ話でいきましょう。
 どこかの消防署の職員が不祥事を起こしたとしましょう。結論は簡単です。その
人をクビにすればよろしい。
 ところが、全国津々浦々のすべての消防署で不祥事があったらどうしますか?全
員クビにしますか?そんなことできるわけがありません。一人前の消防署員を育て
るには何年もかかります。
 それと話は同じなのです。
 旧日本軍の人を採用しないで、まったく新しくなどと考えるのは、机上の空論で
す。
 かつて、ソ連でそういう問題がありました。
 スターリン時代に、たくさんの軍人が粛清されたのです。スターリンにしてみれ
ば、補充すればいいやという気分だったのかもしれませんが、簡単に補充がきかず、
ヒトラーとの戦いに苦戦します。優秀な軍人の育成には時間がかかることを忘れて
いたのです。
 ところで、戦時中のことですが、戦いに敗れて軍艦が沈むというときに、問題が
おきました。
 たいていの艦長は「自分は敗戦の責任をとって艦と運命を共にする」とやったの
です。
 ところが、艦長は大きな問題を忘れていました。
 軍艦を指揮できる優秀な人材は簡単には育たないのです。十年、二十年かかって
ようやく育てられる人材を、「責任を取る」の一言で死なれては、あとに残された
者たちが困るのです。
 いま振り返ると、「艦と運命を共にする──」という決断は格好はいいが、大局
的に考えると、正しい判断だったのか疑問視されています。
 次の問題はまた次回。

お名前: ガタガタ   
怒髪天さん、レスありがとうございます。
文章を読んでいると言い合いのように思えてしまいました。私の勘違いなようで…。
怒髪天さんも私の警察予備隊に関する意見について疑問をお持ちのようですので、下の
方に書きますので見てください。

ガロアウスさん、すいませんでした。
>一対一のメールであなたをやりこめようという
>発想は私にはないですね。
そういう意味で書いたんじゃないんですけどね。
個人的にガロアウスさんに興味があったというだけのことでして。ですから、一対一で
もっと話してみたいなぁ、という気持ちも込めて書きました。なにせ、こういった
話題を同年代にふっても「やっぱ、変わってるよなぁ、お前」って言われて話にならない
ものですので、・・・。ココで話せばいいですよね。掲示板で・・・。
私のカキコの仕方、考え方が問題でしたね。すいません。

という事で、新しいカキコと、前のカキコとをあわせて考えたことを書かせていただきます。

日本に警察予備隊ができたきっかけは、朝鮮戦争、で間違いないと思います。
朝鮮戦争で在日アメリカ軍の出撃があり、その間の軍事的空白をうめるために、
警察予備隊ができた、と、私は認識しています。(間違っていれば指摘してください。)
そこで、まず朝鮮戦争のことを考えてみようと思いました。朝鮮戦争の原因は??

朝鮮戦争は、北朝鮮が、中国の革命成功に刺激されて、北緯38度線を越えて、進軍した
ことから始まりました。つまり、先に攻撃したのは北朝鮮です。この点でガロアウスさん
の意見と一致しますよね?

ココから先は、私の思い違いの可能性、というより、推理の域を出ないことですので、
間違っていればご指摘ください。

北朝鮮が進攻したのをアメリカは黙ってみているわけにはいきませんでした。それは、
ソビエト、中国に続いて、北朝鮮、韓国までもが社会主義国家になる恐れがあったから
です。そこで、アメリカは国連の「北朝鮮が侵略国である」という、決議を受けて、
朝鮮戦争へと介入しました。ただ、この時の国連の安保理事会には、ソビエトは
不参加、つまり欠席でした。

そして、アメリカは在日アメリカ軍を指揮して、(在日アメリカ軍だけではないでしょうが)
北朝鮮に武力制裁を加えたのです。

その時の軍事的空白をうめるために、GHQが指示し、警察予備隊ができた。
というわけです。
ここで問題なのは、警察予備隊は、はたして、日本国憲法の平和主義に反するかどうかです。
私としては、警察予備隊自体は他国と「交戦できる力」をもっているとは
いえないと思います。しかし、日本が、軍事的な理由で武力を持ったことにかわりはない
はずです。
この時点では私は憲法に違反しているとは思いません。

しかし、今日の自衛隊は、確実に兵器を保持しています。他国に交戦できる力を持っています。
国会では、武器の開発の制限を緩めようという意見さえ出ています。

私は、自衛隊自体は悪いとは思いません。災害時には助けてくれるし、もし、他国の侵略が
始まれば私たちを守ってくれることでしょう。しかし、自衛隊には改善すべき個所があると
思いませんか?
年間とてつもない金額のアメリカの「おさがり」兵器を買わされて、日米安保条約があるから
自衛隊を派遣して。(日本が人道支援のためにイラクに自衛隊を送ったんでしょうか???)

結論から言いますと、武器を持つのもいい、兵器を持つのもいい、開発だって大目に見ます。
しかし、条約のため、国際協調のため、そんな理由で、政治の駒を動かすように、国民である
自衛隊員を使っていいのでしょうか?私が言っている、「正しい」ことの正しいとは、
私たちの中にある、善の心です。例えば、一般的に良いことといわれることをすると、
私たちは、すがすがしい気持ちになります。表現はいろいろありますが・・・。
そういった、当たり前のことなんです。犯罪者が大手を振って歩くことは正しいですか?
暴力をふるう人は正しいですか?極端にいえば、正しいことは、「正しくないこと以外」
とも言えます。
私たちは考えることができます。「人間は考える葦である。」というパスカルの言葉のように
、考えなければただの葦に過ぎません。正しいことは考えることです。考えることで、
自分の意見をもつことです。そうやって、私たち一人一人が考えて、自分の意見をもつことで
世の中は自然と正しい方向に向くんじゃないでしょうか?正しいって、一人で決められるもの
ではなくて、ある意味、世論というか、そういった感があるように思います。

と、話が段々違ってきたような…。
私は警察予備隊ができた背景に、アメリカの軍事的な意図があったと考えて、
そして、今日の自衛隊の装備、憲法の平和主義を考えて、警察予備隊に
関して、「産み落としていきましたが・・・。」という表現をしました。

まだまだ、勉強不足だと思いますが、これが私の意見です。

あ、それから、警察予備隊には公職追放された、元日本軍の人たちも採用されたとかいうこと
です。これは余談のような、重大な問題のような・・・。
この点はどうなんでしょうか?考えを聞かせていただきたいです。

お名前: ガロアウス   
 1950年一月十二日、アメリカのアチソン国務長官が有名な演説をします。こ
の演説にはアメリカの防衛ラインが示されていました。つまり、「この国が攻撃さ
れたら、アメリカはその国の防衛に立ち上がる」という線引きです。
 この防衛ラインの中に日本は入っていましたが、韓国は入っていませんでした。
 同年六月二十五日、北朝鮮の電撃侵攻が始まります。
 むろん、アチソンはこのときの演説を(北朝鮮の侵攻の原因となったと)後に非
難されることになります。
 1990年8月、イラクがクェートに侵攻しますが、このときも同じ状況があっ
たと指摘されています。つまり、フセインがアメリカ駐イラク大使を呼んで、「イ
ラクがクェートにちょっかい出した場合、アメリカは介入するだろうか?」と尋ね、
この大使が「介入しないだろう」と答えたので、クェート攻撃に踏み切ったという
ものです。なお、この件は、日本の評論家に言わせると、イラクにクェートを攻撃
させるためのアメリカの陰謀なんだそうです(私が同意しているわけではありませ
んので念のため)。
 ところで、朝鮮戦争については、日本の本では世界の常識が書かれていませんで
した。つまり、誰が最初に攻撃したか?ということについてです。
 日本の歴史家には左翼の人が多くて、「(共産主義の)北が攻撃した」とは書く
ことができなかったのです。というより、若い人には信じられないでしょうが、北
朝鮮がまともな国家でないことも、つい最近まで書くことができなかったのです。
 日本の防衛問題はすべて朝鮮戦争から始まるのですが、
「朝鮮戦争が勃発した」と教わった人と、
「ある日、突然、北朝鮮が攻めてきた」と教わった人では、防衛に関する意見が異
なってくるのは当たり前の話です。
 日本の悲劇は、「朝鮮戦争が勃発した」と習った人達が防衛問題について議論し
ていることにあります。現在も、五十年前も、「北朝鮮は狂気の国である」という
ことを認めることから、議論をスタートすべきだと考えます。

お名前: 怒髪天   
ちょっと横から失礼します。
To ガタガタさん
>私の思い違いかもしれませんが)段々と言い合いに
>なってきてしまっていると思います。

言い合いになっていないと思いますよ。第三者からも非常に有意義であると考えます。
また、ここのトピ主さんも戦争についての意見交換を主としているので問題無いと
思いますよ。掲示板に書き込むと言う行為は公的に発言すると言う事なのです。
自分の意見を発表し、議論する。ここはそういう場所ですよね。発表したと言う
事は反論から逃げてはいけませんよ。あらゆる反論に付き合う事は発言者の「責任」
です。また、そこからご自身の成長があると思うのですが・・
私も貴方の「警察予備隊云々・・」の下りにはちょっと疑問な点がありますものですから。是非。

何故に自衛隊等にネガティブな考えを持つか、その貴方の思想の根幹はどこ
から来るのか?それ自体を問え、と。
「正しい」と言うが「正しい」とは何か問え、と。
それがガロアウス氏の問うところでありましょう。氏の意見を他方で良く拝読しており
ますがそれでは到底納得出来ないと思いますよ。「あさま山荘」関係のトピを拝読しました
ので私はガロアウス氏の思想的立場も理解しているつもりですので。(それに100%共感している
訳ではないのですが)

>事実というのは、いろんな角度、視点から見ることによって、様様に色や形を
変えていきます。
>そして、議論していくことで、それは淘汰され、真実が出てくるんだと思います。

そうですよ。さあ、やって下さい。

一応言っておきますが、私も怒ってないですよ(・∀・)ピース、なんつって。

お名前: ガロアウス   
 いや別に怒っているわけではありません。
 私がいきなり、江田島がどうの……と下に書いたのは、ワンクッション置いて書
いた方が読みやすいかなと考えたからなので、いきなりどうでもよい話題を書いた
意味が伝わらなかったかもしれません。
 ただ、私はガタガタさん一人に向かって書くのはあまり気がのりませんね。
 たとえば、私が残留孤児の話を書いたのは、決して代弁者さんに向けてではない
のです。このサイトをお読みのすべてのみなさんに向けて書いているつもりです。
 あの問題にはこんな面もあったのか……と、読者のうちのたった一人にでもわかっ
ていただければいいかなという気持ちで書きました。
 同様に、別の所で、留学志願の方にもコメント書いてますが、これまた、その人
に向けて書いたというより、同じことを考えているすべての人に向けて書いたつも
りです。
 一人が発言すれば、そのかげに、同じことを考えている人が十人はいるでしょう。
私はそれを意識して書いているつもりです。
 そういう意味では、この問題で、一対一のメールであなたをやりこめようという
発想は私にはないですね。
 下に書いたかもしれませんが、若い人が「回天」を知り、「朝鮮戦争」を知って
いるということはすばらしいことです。おおいに誇ってもいいと思います。
 ただ、若い人が歴史や政治に興味を持つと、たいてい、ある失敗をします。
 それはなにかといいますと、新聞、それも投書欄に影響されてしまうということ
です。
 世の中で新聞の投書欄ほど歪んだ場所はありません。きわめて意見が偏っている
のです。ウソだと思うなら、投書者の職業を調べてご覧なさい。
 学生、主婦、無職、この三大職業で、投書者のほとんどを占めてませんか?
 若い人はこの投書欄を読んで、「これが世論か」と思いこみますが、世の中そん
なものではありません。また、その投書者が現実の政治や歴史を理解しているわけ
でもないのです。
 若者は、投書欄にある意見を読んで、「政府は国民の声を無視している」と怒り
だすのです。
 日本はずっとそういうことをやってきました。
 世の中には「声なき声がある」(少し間違っているかな?)と言ったのは、昔の
岸首相だったでしょうか。確かにそういう面はあるのです。

お名前: ガタガタ   
ガロアウスさん、そんなに怒らないで、冷静になってください。
私と言う人間がある、ということは、私の考えがある、ということです。
ガロアウスさんがある、ということは、ガロアウスさんの考えがあって
差し支えないんです。
事実というのは、いろんな角度、視点から見ることによって、様様に色や形を
変えていきます。
そして、議論していくことで、それは淘汰され、真実が出てくるんだと思います。

一応、私が日本の総理だったらということ、答えさせていただきます。
たとえ、総理だったとしても、GHQに反発できたかどうか、肝っ玉の小さい私ですので。
警察予備隊をつくることに、少なくとも賛成はしないとは思いますが・・・。
もちろん、憲法9条(その頃は8条かもしれませんが)をただただ、唱えるなんてこと
はしません。でも、平和について考えることはしてもいいんじゃないかと思います。
憲法9条は、平和を考えるきっかけと言ったものですかね。
韓国の総理だったら、正しいと思うことをしたいですね。恩返しで戦争に国民をやって、
人殺しをさせることはしたくないです。もちろん、アメリカに対する恩を忘れてもいい
わけじゃないですけど、そういった恩返しはどんな形でもできるものではないでしょうか。
恩を売るために戦争に国民は出しません。国民を守るために、国があるんです。税金を
納めているのは、国に守ってもらってるからだと思うんですが・・・。
と、総理になる器ではないんでなんとも言えないんですがね”(×_×)”

あの、このスレをこれ以上長くするのはどうかと・・・。
というより、このレスにおいて、発言するのはいいと思うのですが、
(私の思い違いかもしれませんが)段々と言い合いに
なってきてしまっていると思います。
これは、個人のための掲示板と言うわけではないと考えますし、二人で議論するのであれば、
メールで十分ではないでしょうか?
私は議論することはすばらしいことだと思いますが、その議論で熱くなりすぎて、
冷静な判断が失われてしまうのはどうかと思います。
勝手ながら、できたら、一対一で話してみたいとも考えますので・・・。
たびたび、失礼なことを言ってすいません。

知り合いも増えますし、できたら、他の方も意見をお寄せくださいね^^

お名前: ガロアウス   
 ガタガタさんにお聞きしたい。
 あなたは、朝鮮戦争をきっかけに自衛隊ができたことに否定的な書き方をしてま
すが、では日本政府はいったいどうしたらよかったと思うのですか?
 あのときの戦況を調べていただければわかりますが、北朝鮮軍の進撃はすさまじ
く、あっというまに、韓国は滅亡の一歩手前までいきました。
 まさか、「憲法九条の念仏を唱える会」を開こうというわけではありますまい。
 あなたが、総理をやっていたとしたら、何をするのですか?
 韓国は国連軍の介入でようやく救われました。むろん、国連軍といっても、主力
はアメリカ軍ですし、国連軍は国連の命令を聞いて動いていたわけでもありません
が、とにかく滅亡から救われたのです。
 韓国がその後のベトナム戦争とか湾岸戦争に必ず兵を送ったのは、そのときの恩
義に報いるという意味があります。
 ひょっとしたら、またアメリカの助けを請う場面があるかもしれない。助けを呼
ぶには、アメリカが困っているときには、助けておかなければならない──そうい
う原理で韓国は動いてきました。
 あなたが日本国総理だったら、朝鮮戦争時、何をしたんですか?
 あるいは、韓国総理だったら何をしたのですか?

お名前: ガタガタ   
ひばりさん
ありがとうございます。
そうですね、私はもう少し物事をいろんな視点からみることを努力してみたいと思います。
しかしながら、私はそれほど人間ができているというわけではありません。
私にもアシタカほどの心があればいいんですが、真面目ではありますが、周りからは変人
扱いされておりますし(笑)、人と違うことをするのが好きといいましょうか。人が常である
と思われていることに疑問を持つといいますか、反発するといいますか(笑)
ただし、間違っていると思うことはしません。どんなことでも絶対に!
心に従うことが素直というなら、私はまだまだだと言わざるを得ません。
心のままに従い、そしてそれが道理にかなうようになれば一人前といえるのでしょうが、
私には到底およびません。まだまだ、修練の余地アリですね。

ガロアウスさん
私も歴史というのは難しいと感じています。人によって、見方、感じ方はもちろん違いますし、
先入観によっても事実はゆがめられてしまう可能性があります。そういった点では歴史は
事実を知るにはあいまい過ぎるんでしょうか・・・。
やっぱり、ガロアウスさんの言うように、歴史は難しいものですねぇ。裏に隠された事実
を見つけることがまた、勉強でもあるんですがね・・・

私は、いつか日本中をめぐって、戦争というものを考えてみたいと思ってます。
「戦争を知らない世代」だからこそ、「平和な世代」だからこそ、もう一度、
平和のありがたみを知るべきであるんじゃないかと思います。
そして、正しいことをやってのける、そういった力が私につくことを祈って、
剣道をはじめたんですがね^^
ココは剣道のサイトですから(笑)忘れるトコでしたね(笑)

お名前: ガロアウス   
 子供の頃に広島の江田島、呉をまわったことがあります。
 その後、二度と行ってませんが、当時は興味持てませんで、えらく退屈しました。
江田島の記念館に回天は置いてあったように記憶してますけど、古い記憶ですから、
なにを見たのやら、判然としません。
 兵士の遺書とかはあったようです。
 当時の私としては、遊園地にでも連れていってくれるとありがたかったのですが、
いまならまったく逆ですね。ディズニーランドより、江田島や呉で一日過ごすほう
が楽しいなあ。現在、江田島や呉で調査したいことが山ほどあるのですけど、大人
になると、簡単に旅行する時間がなかったりしますから、皮肉なものです。
 ところで、アメリカのテロについて、書き足りなかったので補充しますと、いま
から五十年たって、歴史の証言を募集したとしたら、必ず、
「あのときのテロで一万人以上死んだ」
 と証言する人が出てくるでしょう。当時の報道が頭に焼き付いていますからね。
 歴史を考えるにあたって、直接体験した人の目撃談は無視できませんが、かといっ
て、直接体験者が、必ずしも全体像をつかんでいるわけではありません。
 そこに歴史の難しさがあります。

お名前: ひばり   
がたがた君へ

おらはがたがた君には良い印象ばもっとるとです。真面目で素直な人や思うちょりますよ。
何だかもののけ姫のアシタカみたいだぞな。一生懸命変えられないものを変えようと
するのは悪いことではないだに。だから長すぎるとも言えるレスをつけたんだに。
おかがましいのだけどもうちょっと視点の多種多様性をわかってほしかっただ。
世の中のあたりまえと思ってることに疑問をいつも思うことは大事なりと言いたかっただねおいらは。

お名前: ガタガタ   
To ガロアウスさん
歴史というものは事実を知る上での参考であると私は考えています。また、
これからの未来をよいものにしていく指標でもあると考えます。歴史は人間の歩んだ
足跡であり、足跡は時が立つにつれて段段と分かりづらくなってきます。
私は歴史を否定したり、肯定したり、こうであるとか決め付けるのでなく、あくまで
歴史の本や、いろんな人の話を参考に、自分自身の頭で考えることにしています。
そうでなければ、ガロアウスさんの言われるとおり、「歴史を知ること」というのは
難しくなってきてしまいます。
つまり、歴史は事実ではなく、あくまで指標として参考程度に考えることが大切という事です。
私はあいまいな歴史を事実として捉えたりはしないように心掛けています。そして、
歴史は知るのではなく、学ぶためにあると考えます。
人間が生きられるのは長い人でも一世紀くらいのものです。私たちが発展してきた理由は
知識をつないできたからだと思います。その上で歴史を学ぶことが大切というわけでして…。

と、こういったことを議論していると、熱くなってしまいまして。どうもこういった話を
するのが私は好きなものですから。もし、お気を悪くなされた方がいらっしゃいましたら、
申し訳のないことをしたと思います。すいません。
ただ、歴史とか、人間とか、考えると、それだけ奥が深いってことでしょうか??
まだまだ知識が浅いもので、すいません。と、また議論が再発してきそうですね(笑)
人間と言うのは考えることが好きですね。人間のそういうところ好きですね。私は…。

お名前: ガロアウス   
 遠慮しておこうかとも思ったのですが、一言だけ書いておきます。
 ガタガタさんは、お若いのに歴史の勉強がお好きのようで、それは大変けっこう
なことなのですが、歴史の読み方は難しいです。一冊読んですぐにわかるものでは
ありません。
 例をあげます。
 私の母は、戦時中、軍需工場にいましたが、その工場は回天を作っていたとされ
ています(母はそう信じています)。ところが、資料をいろいろ探してみると、ど
うもさまざまな意見があるのですね。回天については、どこの工場でどれだけ作っ
ていたかは、けっこう謎でして、全体像をつかんでいる人はごく少数のようです。
つまり、その工場で勤めていた人の証言をそのまま信じたりすると、間違うことも
あるということです。
 有名な南京大虐殺についても、現在の歴史家には三つの立場があります。ここで
詳述することは避けますが、いろいろ比較すると、歴史を知る難しさがわかってき
ます。
 若い人にもわかりやすいのは、アメリカ9月十一日のテロでしょうか。
 あの事件では結局何人死んだのでしょうか?
 事件当時、一万人、一万人近い、いや六千人以上、いろいろな数字が流れました
ね。でも、事件から月日がたち、落ち着いてくると、三千人未満などといってます。
 これが歴史です。
 この事件を教訓に過去の歴史を知ることがいかに難しいか考えてみることです。

お名前: ガタガタ   
ひばりさんは私よりずいぶんと年上の方なんですね。

事実はそうかもしれないですけど、世界はそうかもしれないですけど、私は自分の
力で変えられるところまで変えてみようと思っています。
人の気持ちを考えない人、命の重さが分からない人、人の痛みが分からない人、もっと
身近で言うと、タバコを吸ってる未成年、酒を飲んでる未成年、人の弱い部分に漬け込む
闇金や、詐欺、医療ミスを隠す病院、医療ミスをたびたび起こすリピーター医師、
金が目的で国民のことを考えない政治家、・・・。挙げたらキリがないですが、少なくとも、
私たちは世の中のおかしいところを直すべきだと思います。
なんで、悪人が甘い汁を吸って、一生懸命働いてる人が痛い目を見ないといけないん
でしょうか?青いって言われるかも知れません。でも、おかしいじゃないですか?
私は私のできる正しいことを人生の中で精一杯するつもりです。正しいことをすることが
すべてを正しい道へ導いてくれると信じています。
今回のこのスレで多くのことを学びました。ひばりさん、ならびにスレを立てられた代弁者
さんに感謝いたします。ありがとうございました。
また、高校生で若輩者ではありますが、よろしくご指導のほど、お願いいたします。

お名前: ひばり   
・・・・・でも大量虐殺って嘘だに。
死んだ人間の数が当時の満州の人口よりも多いダニ。中国は外交が上手いだよ。
まえもいったけど日本のマスコミは中国韓国の方むいて報道をしてるだに。
外顔ばかり良いだ。つまり家庭を大事にしてないお父さんだに。

ちなみに虐殺じゃなくて便衣兵って民間人に化けた兵隊と戦っただけぞな。
証拠写真もたくさんあるだが全部合成ばかりぞな。同じ人ばかり写ってるのだに。
中国で戦後、マスコミがそういう写真を高くかってくれたからみんなで作ったぞな。
つまり死んだ人をネタにデッチ上げたんだに。上手いことやるもんだに。

昔の日本人たちは純粋で真面目だから言い訳しないだに。沈黙は美徳なんだに。
もっと周りがそれをわかってやるだ!

それに他の国の教科書にまでイチャモンつぉけてくるのはおかしいことなり。
これでは中国韓国に都合の良い子供ばかり作られてしまうのはあたりまえなり。
ここはどこの国なんじゃろうか?

これは文句を言うことによって外交での立場を有利にしようと言う駆け引き
なんだに。骨までしゃぶられる覚えはないだに。

なんでそんなことになってるかていうとアメリカ人は原爆を日本に落としたけど
恨まれたくないから贖罪意識を植え付ける洗脳政策を日本人にやっただよ。
世界史からみてナチスなみの事をやってるだよアメリカさんはさ。今でも。
今まではもっと巧妙だったけどブッシュは馬鹿だからわかりやすい奴なり。
国連より強いから国連の言う事なんて聞く必要がないなり。

国際社会では常に「勝者が正しい」だけなんだぞな。そんなもんだに。

世界は人道思想で動いていないのを知っていないと駄目なり。
そこを勘違いしては駄目なんだぞな。
日本も被害者ぞな?原爆は動物実験なり。大量虐殺なり。冷静に考えてみれ?
日本がアメリカに戦後保障のことなんか言ったことないだに。全部お父さんお母さんが
がんばって今の日本にしたなり。

はやく目を覚ますなり!

だから日本のマスコミはおかしいだに。朝日新聞なんて戦前はさんざん日本軍に都合の
良い報道しかしなかった新聞なり。そんなことしらんぷりして今は中国韓国の太鼓モチ
やってるぞな。国民が知る自由すら歪曲させているぞなよ。国民を煽動した癖に謝罪すら
シテナイなり。今でものうのうとハイヤーで取材に行ってるふざけた奴らなりよ。
国がなんかやるとすぐ文句を言う。「いけない、ごめんなさい」だけだはなく現実も見ないと
駄目なり。「庶民感覚で」なんて言葉に騙されちゃいけないなり。新聞記者はサラリーマンでは
トップクラスの高給取りだからすでに庶民感覚なんてあるわけ無いぞな。

卑屈な精神からは卑屈な人間しか出来ないなり。堂々とするなり!
平気で英語で話しかけてくる外人に良い顔しちゃ駄目なり!「日本語で話せ!」って言うなり!
英語がスタンダードなんて嘘だに。オランダ行けばオランダ語だに。これは言葉の植民地化なり。
本当のことは新聞にも教科書にもでていないなりよ。久米さん筑紫さんにだまされちゃ
いけないなりよ。

戦後保障のお金を日本が払っていることで北朝鮮が日本を狙うミサイル作ってること
わすれちゃいけないぞな。馬鹿なはなしぞな。盗人に追い銭と言うだ。
のんきに謝っていたら全員あの世行きなんだに。

日本人より一枚上手だに世界の人々は。したたかなんだに世界の人々は。

逆に戦争の被害者をネタに金をゆすっているのは死者への冒涜だに!

日本ではそんな事する人は軽蔑されるだに。火事太りのヤクザだに。
いまの日本人が思ってるより世界は怖いだぞ〜!その結果どんな事がおこるかって、
拉致被害者の報道は全然取り上げなかったぞな。何十年とたってやっと動いただぞ。
それも北朝鮮に文句を言うとマスコミがギャーギャー騒ぐ世の中を作ったからぞな。
「被害者をいたわる」お人よしの感覚を世の中に作ったからなりよ。あんただったら
どうするだ?そんな世の中なのだぞ!誰も助けてくれないなり。

自分の国を大事に出来ないから日本の常識がおかしくなっているなり。
もっと大事にしてやるなりよ。自分達に平和をくれた恩人ぞな!
命の恩人を大事にするんだぞな。そえれが人の道なりよ。

おいらが中国韓国人だったらそんな当たり前の事が出来ていない人間の
謝罪なんて信用しないずら。うわべだけの人間のうわべだけの挨拶ぞな。

公式参拝はして良いのですだ。それにすら文句を言ってくるのはこれは
「駆け引き」なんだぞな。中国政府(その国にくらす人たちはべつぞな)
はそういう国だって認識してないと足元救われるぞな。

「加害者」「被害者」これは戦争じゃお互い様なんだぞな。同じように悲劇があるんだぞな。
俺っちのおじいさんは結婚して3ヶ月しか一緒に暮らしてないそうだに。
そりゃそうだに。志願して3回も戦場にいって戦死したなりよ。
偏屈なおばあちゃんだったけどそうなって当たり前なりよ。

もうおいらの方がおじいさんより年上になっただに。

お名前: ガタガタ   
ひばりさん
たしかに、靖国神社が戦争を美化しようと言うものではと思います。今の私たちが生きている
のは、いろんな命が犠牲になって生きているわけだし、私たちの発展の足元には、たくさんの
人の犠牲があるんですよね。忘れてしまいがちですが・・・。
原爆はどんな国でも持っていてはいけませんよ。例え日本でも、人間のエゴと欲のために
使われかねません。原爆と言うのは誰も持ってはいけないんです。だから、私たちの国家には
非核三原則があるんですよ。
それから、靖国神社の公式参拝ですが、私たちは自分たちのことばかり考えては
いけないと思います。日本軍は中国で数々の大量虐殺をしたと言う事実は消えません。
そういったことを重く受け止めて、小泉総理も参拝しているのだと思います。
我々は戦争の被害者というだけでなく、戦争の加害者でもあるんだという事もまた事実です。
年月を経ても歴史の事実はけして消えません。
でも、こういった経験をしたことで、日本という国は平和国家へと着実に歩を進めています。
まだまだ、問題もあるんでしょうが、日本人として、平和を志す気持ちを忘れないことが
大切だと思います。

お名前: ひばり   
政治的、作戦的にはとんでもないし美化しちゃイカンのよ。とんでもなさ過ぎますわいな。
でもこの人達の気持ちを美化してやろうってのは日本人なら自然だよ。してやらなきゃ
浮かばれんでしょ・・。
最近はなんかそういう事をいけないって思わされちゃってるしおいらもそう思ってただ。
でも、違うんだ。もっと、死んだ人の顔を見てあげて!って思うのだ。
この人達は心に花束を持っているよ。人間、自分の為に出来る事なんてたかがしれているんだ。
みんながいるから生きている。だから、みんなの為に頑張った。ぼくらの為にがんばった。
それだけなんだと思うのです。それがそのときできた全てなのだろう。戦争と言う大きな
波で、もがいて、それしか無かった。それは戦争美化じゃないぞな、立派な反戦ぞな。

戦争を知りたい人には靖国神社に行くことをお勧めするぞなもし。
ちょっと身近になるぞな。自分の生きている世界と戦争が地続きだッっつう事が
わかるんだぞなもし。回天も桜花もあるでよ。歴史を肌で感じられる
貴重な場所ですだ。。あそこは戦争美化なんかしてないぞな。人を愛する場所ですだ。
日本のマスコミは中国韓国の方向いてニュースやるから総理の公式参拝とかを変な報道
するけど。本来国が手厚くやってあげるものだに。普通の事だに。それが反戦だに。

ちなみにがたがた君の住んどる街にだって戦没者慰霊碑がどこかに
あるはずだに。ワシなんぞは中学のころには招魂祭ていうのをやっててな。
そこで慰霊剣道大会やってたものよ。
友達のうちに行けば特攻隊の写真が仏壇にあったものよ。
近所のお爺ちゃんが南の島で食い物なくて人の肉くった話とかも聞いた事ある。
木の葉っぱから木の皮根っこまで食ったお話も。それはとんでもない昔ではなくて
その人たちから見ればついこの前・・・。

それこそみんなわすれがちだけど原爆を落とすってとんでもないことだゾナッ!
同じ人間に出来る行為ではないぞな。死ぬのは一般人。
良く戦争のお話になると日本軍の悪さばかり言うけどもさ。まだ!苦しんでいる人が
いっぱいいるだよ。それはいつ発病するかもわからん病気に何十年もつきまとわれながらも
生きているって言う気が変になりそうな大変なものさ。

俺は核もつ資格があるのは日本だけだと思うとるゾナ。

お名前: 代弁者   
回天・・・美化してはいけない!と、思いつつも・・・涙が止まりませんでした。

お名前: ガタガタ   
ひばりさん、見ましたよ。というか、見る前から回天のことはよく知っていました。
回天とは、天を回(めぐ)らすと言う意味でつけられたんだそうです。
たしか、慰霊碑が建てられているはずですが・・・。

お名前: ひばり   
ついでにこれも見て考えてやってくれよ。俺は泣いた。

http://members.at.infoseek.co.jp/almond_choco11/kaiten.html

戦争について。俺たちの爺さんだ。

お名前: 代弁者   
私は専業主婦で 今まで社会の事にあまり興味を待たず、育児に専念していました。
あるきっかけで、中国人の方と知り合いになり、通訳の方のお母さんが残留孤児
でしたので 色々なお話しを聞く機会が出来ました。世間話の中で色々な過去を語って頂き、
あまりにも知らなかった事が多い事に驚き、また、戦争の悲惨さ 本当の出来事を
知らずに 過ごしていた事を知りました。
私は田舎の方の出身なので、両親とも空襲などの経験が無く、年齢の事もあって 記憶も
あいまいで、あまり戦争の話しを聞いた事がありませんでした。
(食料を確保する術や、お腹を満たす事に精一杯だったそうです。)
私が この話しを聞いて思った事は 私の2人の子供の事でした。
同じ年齢の11歳と8歳で、遠い異国の地で 親と離れ生きていけるのか?
こんなに 物の豊かな日本の中に暮らしていて 生きていく力・・と言うか、生命力が
 弱っていないだろうか・・?とか・・・
また、今のこの時期に 戦争の臭いがして来た事に 何かしら 考えを持ってほしいと・・

残留孤児の方の その後の事とか、過去の戦争の意味とか あまり考えず、このトピを
立ち上げました。
これをきっかけに 私も学んで行きたいと思いました。ありがとうございました。

お名前: ガタガタ   
戦争というのはどういうものなのかが、私には全く分かっていません。
というより、わからなくて当然だと思います。日本は戦後の急激な成長の中で、
戦争の恐ろしさを忘れてしまったと思います。
確かに、戦争は恐ろしいものですが、それだけしか、分かってないと思います。
(お気を悪くなさらないでくださいね。急になにを言い出すかとお思いでしょうが、
まぁ、ココは一つ私の意見を聞いてください。)

今、アナタは戦争の加護を受けています。と、少々オーバーな言い方をしましたが、
このWebページをみている方、つまり、この文章を読んでいる方、アナタは今戦争の副産物
を利用していると言っても過言ではないと思われます。実際に戦争で使われたわけでは
ないですが、インターネットは元々、軍事用にアメリカが開発したものでした。
それが私たちの利用している今日のインターネットになったわけです。ご存知の方も
いらっしゃると思いますが・・・。
私たちは、戦争を非難していますが、戦争がなければあり得なかったこともあると思うんです。
だからと言って、戦争がイイと言ってるんではなくて、戦争の根本的原因はドコにあるかを
考えるべきだと思うんです。つまり、「戦争について」話し合うことでなく、
「戦争の原因、意義は何か」ということを話し合うと言うのはいかがでしょうか。
過去の戦争は止めることはできませんが、これから起こる戦争を食い止めることは出来ます。
過去の戦争を教訓にして、日本国憲法は出来ているんです。我々の国は平和主義国家ですよ!!
しかし、自衛隊がいて、思いっきり戦力を保持していたり、イラクに派遣しちゃったり、
平和主義と言う理念はドコに?って感じデスヨ。ホント・・・。(自衛隊の方を悪く
言っているわけではないですからね)

でも、戦争がなかったら、日本は経済的に成長は出来てなかっただろうし、・・・。
つまり、朝鮮戦争のことですね。そのおかげで日本の経済は成長したと言えるんじゃないかと
思います。ただ、警察予備隊を産み落としていきましたが・・・

戦争の原因は利己主義にあると、私は考えます。ただ、利己主義が悪いんじゃないと思います。
だって、利己主義がないと、現在の生活水準はなかったでしょうから。
資本主義というのは、個人の利益が集団の利益になり、組織の利益になり、そして、
社会の利益になっていきます。つまり、利己主義の延長と言っていいんじゃないでしょうか?
ただ、利己主義の上に、もっと、人間らしい考え、つまり、「当たり前の考え」というのを
持つべきだと思うんです。例えば、人殺しは悪いこと、と言うのは誰でも知っています。

結論を申しますと、私の考えでは、利己主義には大いに賛成。しかし、道理をわきまえる
必要がある。ということになります。みなさんも、「戦争は悲しいこと」「繰り返しては
いけない」というだけでなく、もう少し、戦争と平和について立ち入って
考えることが大切だと思います。
中学生諸君、(私は高校生なのでw)こういう事を考えるには、歴史を学ぶことも必要でしょ?
「何のために歴史の授業があるんだ〜!!」と思ってる人は特に、このカキコを読んでもらいたいですね。
と、長々と、失礼しました。こうして私の考えをカキコできる機会を与えてくださった
いちに会、ならびに管理人のHideさん、スレッドを書いていただいた代弁者さんにお礼を
申し上げます。自分自身いま一度、考えることが出来ました。ありがとうございました。

お名前: ガロアウス   
 残留孤児の問題を描いたドラマはなんといっても、『大地の子』が最高でしょう
が、満州からの脱出を描いた小説というと有名なのが二、三あります。
 一つは藤原ていの『流れる星は生きている』。
 知らない人はここでも見てください。
 藤原ていさんはずっと新聞の人生相談を担当なさってました。最近では息子さ
んの数学者藤原正彦氏も人生相談をおやりです。
 もう一つ、田宮虎彦氏に『幼女の声』という作品がありまして、児童文学全集に
入っていますが、これもお勧めです。
 知らない人はここでも見てください。
 と、偉そうに書いてますが、私は(時間があれば読もうとしているのですが)ま
だ前者は読んだことはありません。
 後者は子供の頃に何度か読みました。児童文学全集に入っているくらいだから、
やさしい文章ですが、いささか暗いです。田宮虎彦は奥さんに先立たれ、自らも後
年、自殺したほどですから、人生の暗さをずっと引きずって生きたのでしょうね。

お名前: ガロアウス   
 最初の残留孤児訪日の時だったでしょうか。全国からたくさんの寄付金が集まり
まして、孤児一人につき(たしか)二十万円ずつ分配したことがあります。
 ところが、二回目には、前回ほどの寄付が集まらず、分配金は前回の半分となり
ました。
 ところが、これが大問題となります。
 孤児の間で、「日本に行けば大金がもらえるそうだ」という噂が広まっていまし
たから、孤児の中には借金してまで、訪日の手続きに奔走した人がいたのです。
 そういう人たちが、「どうしてくれるんだ!」と善意のボランティアの人たちに
詰め寄る騒動となりました。
 日本側にしてみれば、善意の寄付金を分配しているだけの話で、いくらでなけれ
ばならないという性格のお金ではありません。
 ところが、孤児にはそれが通じず、険悪な空気が流れたのです。
 ところで、「肉親判明率」などという言葉が使われますが、文字通り信じてはい
けません。
 とくに初期のものについては、孤児の訪日以前にかなりの調査が終わっていて、
事実上、「肉親判明率百パーセント」だったのです。
 ところが、肉親が現れない。わからなかったのではなく、わかっていて現れなかっ
たのです。
 これは当然の話です。
 みなさんだって、数十年前に別れた親類がいきなり、それも一人ならともかく六
人、七人現れて、「めんどう見てくれ」と家にあがりこまれたら、どうするでしょ
う?歓迎しますか?
 現実の世界は『大地の子』よりはるかに複雑でどろどろしてまして、きれいごと
ではすまなかったのです。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

代弁者さん、考えさせるトピの立ち上げ、ありがとうございます。
私の母も終戦直前に満州から引き上げてまいりました。もし、あと少し遅れていた
ら・・・。母もどうなっていたかわかりません。
私にとっても決して他人事ではないことなんです。

年々、戦争の記憶が薄れ、また、残留孤児の方の残された当時の年齢が下がり手がかりが
薄れてきており、肉親とめぐり合える率が少なくなっているようで心が痛いですね。

お名前: 代弁者   
マル 様

いいですよ。どんどん離れて下さい。色々考えてみませんか?
家族と色々な事、今の幸せや 食べ物の事、普通にお風呂に入れる幸せ、生きていく事
など、どんどん語り合いましょう。


ガロアウス 様

そうですね。そんな一面もありますね。主人公の女性は 中国で受けた恩、日本人に対する
差別なども 色々語ってくれました。今中国から来ている 一部の中国人の行っている事にも
心を痛めていらっしゃいました。
中国で受けた恩、日本で受けた恩に とても感謝していて、この恩を孫達にも伝えている とも
おっしゃっていました。
感謝の気持ちが どんどん伝わっていけたら 素敵ですよね。

お名前: ガロアウス   
 私はこの問題を描いたドラマ『大地の子』が大好きです。しかし、ドラマの感傷
的な世界と、現実の世界とを混同するのは禁物です。
 たとえば、残留孤児の「帰国」という表現を使ってますが、事実はほとんどの残
留孤児が満州生まれで、日本での生活体験はありません。
 つまり、日本での生活体験がなく、ほとんど日本語もできない人たちについて、
「日本帰国」などといっているのです。
 もしみなさんが、ずっと日本で生活して四十歳、五十歳になって、「実はお前は
残留孤児だ。おまえの本当の国籍はフィリピンだ」とか養母に告白されたらどうで
しょうか?「よし、フィリピン帰国するぞ」などと言いますか?
 帰国というより、「移住」という言葉のほうがしっくりくるのではないでしょう
か?
 もし、この人たちが取り残されたのがアメリカだったらどうだったでしょうか。
戦後何十年もたって、「日本帰国」などと、誰も言い出すわけありません。肉親と
会ってみたいと言い出す孤児はいたかもしれませんが、日本帰国を望む人はいなかっ
たでしょう。
 ほとんどの中国残留孤児が「日本帰国」を望んだのは、たった一つの事実がある
からです。
 それは中国という国があまりに悲惨だったということです。
 マスコミはその事実を無視して(隠して?)感傷的な報道に終始したのですが、
この話を聞く方は、この点を意識しないと、本質を見失います。
 こんな例がありました。
 ある残留孤児が、どうも肉親らしいと思われる人を発見したのですが、はっきり
確かめようと血液検査をしようとしたら、孤児が拒否したのです。
 つまり、血液検査をして違うと言われれば、日本行きの夢が断たれるが、あいま
いのままのほうが、「とにかく残留孤児だ」ということで、日本行きの望みがある
ということなんでしょう。ともかく感傷的に残留孤児が「肉親に会いたい」という
気持ちだけで面接をやっていると捉えると間違います。
 前々から、日本に行くことだけが目的の「ニセ孤児」が混じっていることは噂さ
れていますが、マスコミはあまり触れないようにしてます。
 この問題はなかなか複雑で、一筋縄ではいかないのです。
 「もしも中国以外の国だったら、白髪が混じるような歳になって、別の国に移住
するだろうか?」という観点から見ると別の面が見えてくるのです。

お名前: マル   
現代の平和な社会に暮らす私たちには、遥かな遠いところのお話しのように思ってしま
いがちですが、そうじゃ無いんですよね 戦争はもう半世紀も前のお話しだと思って
いても 体験されたされた方にとっては現在進行形の実体験なんですよね

昨日も実の子を虐待して、食べ物を与えずに衰弱させた親が捕まりました 先日は、生
まれたばかりの赤ん坊をバックにいれて道端に棄てていたという事件が報道されており
ました 戦争が人間を異常にすると言っておりましたが、この平和だと言われている
日本でなんでこんなに実の子を苦しめる親が多いのだろう 同じ子供を持つ父として、
私はニュースを聞くたびに涙が溢れてきます 

私の祖父は兵隊体験者でしたが、一度も銃を打つ事はなかったそうです 人が人を傷つ
けるのは間違っているというのが祖父の考えでした ですから軍隊に入隊した時に、日
本を守る=家族を守る 敵を打つ=人を傷つける このジレンマに随分悩んだそうです
私が子供の頃、偶然見つけた祖父の軍隊手帳を手に「じぃちゃんは兵隊さんだったの?偉かった?」の問いかけに複雑な表情をして、戦争の事には一切触れようとはしなかっ
た事を思い出します 今、イラク派遣問題で国会では揺れておりますが もし日本がま
た半世紀以上前の悪夢に放り込まれてしまったら・・・私も祖父と同じように悩むのだ
ろうか? それとも・・・

トピ主さんの孤児の話からそれてしまい申し訳ありません 

お名前: 代弁者   
それは、戦争が終わったすぐでした。満州の田舎から、35歳の母と11歳の私、8歳の妹
5歳の弟が38度線を目指して、逃げていました。
もう何日も何も食べていませんでした。お腹が空いて、お腹が空いて、死にそうでした。
お父さんとは、もう何ヶ月も連絡が取れず 日本に帰ればきっと会える。と、信じて歩き
続けました。途中で中国人の男の人が 物を売りに来るのですが、もう金目の物は何一つ持っ
ていなかったし、何も交換する物はありませんでした。
弟をおぶった母は、私達よりも辛かったようでしたが、どうにか食べ物を工面しながら
進みました。でもある日、ある中国人が 私達姉妹を売ってくれないか?と、相談にきました。
私と妹は泣きながら「嫌だ」と言いましたが、このままでは4人とも死んでしまう。
絶対に迎えに来るから、と、説得され、母と弟、私と妹は離れ離れになりました。
妹は 子供のいない農家にもらわれていき、養子として育てられる事になりましたが、
私は、大きな農家の 子守りとして働く事になりました。
冬の中国東北部はとても寒く、両手両足がしもやけと、あかぎれでパンパンに 腫れ上がりま
した。牛や豚と一緒のような扱いでした。でも、今ごろ妹は暖かい場所で、美味しい肉まんを
食べている。お母さんと弟はお父さんに会えて、もうすぐ私を迎えに来る。
そう信じて待つ事が私の唯一の楽しみでした。
日本の子供で言えば、小学校5年生。毎日毎日、「おかぁさん」と、口に出して呼んでいま
した。そうしないと、日本語を忘れそうでしたから・・・



そして・・・50年がたちました。
今は、日本に帰ってきました。日本の名前を 憶えていたので、私達姉妹は幸せでした。
私は中国人と結婚したのですが、とても良い人で 2人の息子に恵まれ、息子夫婦も
日本で暮らしています。夫は3年前に病気で亡くなりましたが、孫も出来、幸せです。
中国で別れた母は、無事日本に戻れたのですが父とは会えませんでした。
そして、別の人と所帯を持ったので、私達姉妹と住む事も出来ませんでした。
弟は帰国途中に 餓死していました。



これは 先日 私が聞いた話しです。
戦争が招いた不幸の一つです。
いまだに中国に残された 残留孤児と呼ばれる人たちが大勢います。
日本人は メディアで取り上げられていないと、すぐ忘れてしまいがちですが・・・
もう、孤児と呼ばれるには年を取りすぎた人たちです・・・
私自身も何もしてあげれないのですが、話しを、伝えていきたいと思い、書き込みさせ
てもらいました。
もしよければ、これを機会に 戦争について 家族で話し合ってみませんか?
ながながと、申し訳ありませんでした。

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