記事タイトル:100年前の恩を返す(小梅) 


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お名前: Hide.   
>やっと見つけたその場所は、住宅街の一角にある「空き地」に古い井戸がある程度の場
>所でした。苦労してやっとたどり着いた場所がこんなものだったとは・・。と一瞬ムカ
>ッときましたが、都市化が進む中、形はどうであっても、後世に伝えるために保存する
>ことは意義あることで、きっとその空き地の土は当時を知っているのだろうなあ。と再
>考したしだいでした。

まさに、温故知新ですねヽ(^.^)ノ
私たちは、このめまぐるしい21世紀の毎日において、まさに目の前の出来事にのみ心をと
らわれて生活しているようです。先の見えない不況に、将来の夢を観たくても靄がかかって
よく見えません。ひびの暮らしを精一杯生きることで、明日への不安を消そうとしているの
かもしれません。

しかし、ふと、あたりを見渡してみれば、私たちよりも古い世代が大切に育てはぐくんでき
たものってたくさんあるんですよね。その人たちも、今の私たちと同じように、ひびを生き
ることで精一杯だったに違いありません。そんな中にも、心有るものがたくさん感じられま
すね。そうした感性まで鈍らせないようにしたいものです(^^)

お名前: 小梅   
 大阪観光話で恐縮ですが、「千利休の屋敷跡」なるところへ行ったんです。ガイドブックには
所在地しか明記されておらず、地下鉄と路面電車を乗り継いで探しました。
 やっと見つけたその場所は、住宅街の一角にある「空き地」に古い井戸がある程度の場所でし
た。苦労してやっとたどり着いた場所がこんなものだったとは・・。と一瞬ムカッときましたが
、都市化が進む中、形はどうであっても、後世に伝えるために保存することは意義あることで、
きっとその空き地の土は当時を知っているのだろうなあ。と再考したしだいでした。
 新しいものと古いものが混在する大阪。奥深いものです。

お名前: Hide.   
うーん、考えさせられるお話しでしたね。
今の日本、1年前の恩も覚えていられるかどうか・・・。非常に人心が乱れていて寂しい限り
ですね。
100年前の恩を返すっていうことは、親から子へとそれを語り継がなければいけません。親
も子も忙しくなりすぎて、どれだけの語らいが持てているのでしょうか。人心を支える基本
は、まず、親子の語らいなのではないでしょうか。子どもの顔を見れば二言目には「勉強」の
二文字が出てくるようでは、親子の語らいは不可能ですね(^^;

大阪の池田小学校の宅間被告、「いくら勉強しても、俺のようなつまらんおっさんに殺され
ることもあるという不条理さを教えようと思った」と血の凍るような言葉が今日の朝刊に
書かれておりました。許しがたい罪ではありますが、この被告もまた、語らいのない家庭で
勉強という呪縛から逃れられなかったのではないかと考えました。
尊い命を失うことになった子供たちのご冥福を心より祈ると同時に、100年前の恩を返せ
るような語らいのある家庭を目指したいものですね(合掌)

お名前: 小梅   
久しぶりの小梅です。昨日7月10日、渋谷公会堂にさだまさしのコンサートをかみさんと
聞きに行きました。今回のコンサートはアコースティックコンサートでして、生ギターと
バイオリン、など電子楽器を使わないスタイル。さださんと伴奏2人のトリオでしたが、その
音の深みは素晴らしいものでした。
 さださんのコンサートは講演(MC)で笑わされて歌で泣かされるので有名ですが、この
日のいい話。
 奈良県に十津川村という小さな村があるそうです。この村が昔、水害で全損に近いダメージを
受け、神戸に大勢の人が避難しました。そのとき、神戸の人たちは十津川村の人に大変やさしく
してくれました。その理由は、100年前、神戸が同じような災害にあったとき、十津川村の人
が神戸の被災者にやさしくしてくれたので、以来代々、神戸の人たちは十津川村の人には恩を
忘れてはならないと、言い聞かされていたからなのだそうです。100年前の恩を果たす。
 すごいことです。
そして、3時間弱のコンサートを終え、夕飯をサイゼリヤで食べて店を出ると、外は暴風雨!!
スーツも靴もかばんもグショグショになりましたが、それでも行った甲斐がありました。

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