記事タイトル:生徒から弟子へ 


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お名前: Hide.   
To tokuさん
カキコありがとうございます。ホント、いい師匠におつきになっていらっしゃる。うらや
ましい限りですヽ(^.^)ノ
私はもう14年も前に師匠を亡くしました。以後、「先生に教えをうけたら・・・」といろ
いろな人に勧められましたが、師匠以上の先生など見つかるわけもなく、現在にいたって
しまいました。現在では、師匠の言葉やしぐさ、技を一つ一つ思い出しながら、先生の教
えを反芻する日々です。あの世に行って先生と再会し、あの嗄れ声でしかっていただくの
が唯一の楽しみになってしまいました(笑)
師匠っていいですよね(^^)


to ヒロさん
「この方」と決めた先生がいらっしゃるのでしたら、tokuさんのようにとことん食らいつ
いていってみてください。道が開かれるかもしれませんヽ(^.^)ノ
師弟の思慕の情は、恋愛などと違って告げたことによって破局が訪れるなってことはあり
ません。また、何年かけようが、先生が亡くならない限り、タイムリミットなどありませ
ん。「道」を歩くときには、目標となるものが必要です。闇雲に歩き回っても、疲れるばか
りで、なかなか目的地にはたどり着けないでしょう。師というのは、果てしなき修行を続
けるわれわれを明るく照らしてくれる灯台のような存在なのだと思いますから(^^)

お名前: ヒロ   
to Hide先生
 お忙しいなか、いつもどうりの丁寧なご回答有り難うございます。
さすがにHide先生です。「弟子の浅はかな考えなど、師にお伝えせずとも、師はちゃんと
理解してくださっておられます。」まったくそのとうりでした。思い当たる節が・・・・・・
この掲示板によく登場されるloveさんはHide先生のような立派な師匠がいらして
お幸せですね。私にもずっとついていこうと思っている先生がいます。まだ、剣道を始めて
まもないのでそれほど長いおつき合いではありません。努力することだけはできると思っています。もし、私に才能があれば、弟子にしていただけるかもしれませんが、また゛解りません。
ただ、先生のおっしゃることを素直に聞いてお稽古に励もうと思います。

to tokuさん 初めまして、カキコどうも有り難うございました。
 すばらしいお話ですね。感動いたしました。私も先生にいただいた年賀状が、とても大切で
数行の先生の直筆の私へのメッセージを何回も読み直していました。
とにかく頑張って修行に励もうと思います。ステキなお話ありがとうございました。

お名前: toku   
toヒロさん

 横からカキコさせていただきます。居合をメインに修行していますtokuと申します。
師弟関係が発生するには、Hide.さんのおっしゃるとおり「食いつき」が一番大切だと
思います。私にも心から尊敬する師匠がおりますが、最初は相手にしてもらえませんで
した。でも、私は挫けずに「食いつき」ましたよ。
師匠が抜いているときは、一方的に師匠に合わせて抜く稽古をしました。師匠が休憩に
入ったら押しかけていき、「稽古をみてください」と頼み込みました。酒席では、なん
としても師匠のそばに座り、師匠の話を聞き漏らすまいとしました。そういう日々が2
年も続いたころ、師匠がある先生に「これは私の弟子のtokuといいます。」と紹介して
くださったんです。その日は、家に帰って涙がでました。
 でも、Hide.さんのおっしゃる第2条件の「才能」は、私には辛いですね。私には、
師匠の万分の一の才能もないんですから。今の師匠に師事して15年以上になりますが、
一度も誉めていただいたことがありません。いつも、「まったく駄目。修行が足らん。」
です。昨年、昇段したときも「まだ早いな。」で終わりでした。
ただ、後日、一通のはがきが届きました。内容は、
「前略 此の度 審査会に於いて御昇段なされました事は誠におめでとう御座います
心から御祝い申し上げる次第です 想うに此れまで修行されて来た御努力の賜と敬意を
表します 今後も人生道として継続を 甚だ簡記にて失礼  合掌」。
師匠っていいものでしょ。このはがきは私の宝物です。
 最後に、師匠の業は良いところ悪いところすべてが一体となって出来上がっているも
のと私は思っています。一人前になるまでは、弟子はそれをまるまる吸収することが
必要ではないでしょうか。俗に、弟子は師匠の咳払いまで真似をしろといいますよね。
 なにか師匠自慢になってしまいごめんなさい。ヒロさんが運命の師匠にめぐりあえま
すように祈っております。合掌

お名前: Hide.   
>では、どうしたら一生徒から弟子になれるのでしょう。言い換えれば、師匠の側からす
>れば、どういう生徒を、どういったとき弟子とおみとめになるのでしょう。教えてくだ
>さい。お願いします。

そうですねぇ、やはりまずは「どれだけ自分に食いついてくるか」っていうところではな
いでしょうか。それが第一条件で、次がやはり「才能」でしょうか(^^)
たとえ「才能」があっても、自分に食いついてきてくれないようでは困りますし、反対に、
食いついてきてはくれるが「才能が今一つ」っていうのも・・・(^^;
恋愛と同じように「両思い」であることが、師弟関係のも大切なんだと思います。


>それから、師匠のおっしゃることは、特に初心者のうちは、たとえ、白いものを黒いと
>いわれても、従わなくてはならないといわれていますが、そうでしょうか。

そうですね。師匠の言動に「疑い」をもってはなりません(^^)


>私は、むしろ信頼し好きな先生だからこそ、その先生の前では、気持ちを偽らず自分
>の思うことを率直に申し上げたいと思うのです。ただハイハイ言っていたのでは
>自分の本当の考えや気持ちが先生に伝わらないのではないかと思うのですが、

師は弟子の全人格まで含めて掌握しているものです。弟子の浅はかな考えなど、師にお伝
えせずとも、師はちゃんと理解してくださっておられます。そのくらい信奉できなければ、
師弟関係とはいえないと思いますけどね(^_-)〜☆

お名前: ヒロ   
to Hide先生
 いつもこちらのサイトでお世話様になっております。
勝手にシリーズ「わたしの師匠」のトピを読ませていただいて、生徒と弟子の違いは、
Hide先生のおっしゃるとうりだと私も思います。では、どうしたら一生徒から弟子に
なれるのでしょう。言い換えれば、師匠の側からすれば、どういう生徒を、どういったとき
弟子とおみとめになるのでしょう。教えてください。お願いします。
 それから、師匠のおっしゃることは、特に初心者のうちは、たとえ、白いものを黒いと
いわれても、従わなくてはならないといわれていますが、そうでしょうか。
私は、むしろ信頼し好きな先生だからこそ、その先生の前では、気持ちを偽らず自分
の思うことを率直に申し上げたいと思うのです。ただハイハイ言っていたのでは
自分の本当の考えや気持ちが先生に伝わらないのではないかと思うのですが、
Hide先生はどう思われますか。

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