記事タイトル:児童虐待問題について 


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お名前: Hide.    URL
To 赤胴ちゃん

管理人のHide.です。

うーん、その若い父親気になりますね。
坊やの先行きが心配です(>_<)

とはいえ、それ以上どうにもしてあげることはできませんものねぇ…。
祈ることだけでしょうか(-_-)

お名前: 赤胴ちゃん   
心に深い傷を負わされてしまった子供達を、少しでも助けてあげよう、としている
BPM220さん己磨さん達は、悪人をぶっとばさないけれど、子供の(子供の心から抜け
出す事の出来ないでいる人の)本当のヒーローだと思います。

先日も、ぐずり泣き止まない1歳半くらいの坊やを(まだやっと歩いてる1歳だぜ…)、
いいかげんにしろよー!!!!、とか切れそうになっている若ママちゃんに、
彼は不安な気持ちだから抱っこしてあげたら、とおせっかい介入しました。

この歳じゃ、まだ言葉の意味分からないわよ、と笑顔でさりげなく伝え、
そーかそーか落ち着け〜、と坊やの、頭をなでようとしたら、
悲しみと悔しさの溢れている目でこぶしを握って叩いてくるのです。
お〜お〜強い強い、なんてカワイイ彼を受け止めていたら、
ママも、有難うございます〜、なんて、少し落ち着いた様子。
実は、このママちゃんはよかったのです…。

これはマズイな、と思ったのが、近づいてきた若パパのほう(ストリートヤンキーみたい)、表情が無い、本当のパパか分からん…。
ものすごい憎悪の眼つきで、坊やをにらみつけながら、無言で近づいてきた、
オバサンの事は無視、ママがとっさに抱き上げる。
ありゃ父親のカオじゃないなぁ、自分が子供みたいだ、というのがオバサンの印象。

子供って、こちらが怒ると、返って不安定になるよ、大変だけどがんばってね、
と二人に言い残し退散…。しかし、あれじゃ、幼児を蹴り倒しそうな雰囲気だったな、
と、かなり心に残ってしまいました。

自分が思うのは、彼ら若パパママの周りに、上手く声をかけてくれる大人
(あえて子供を育てられる人が大人だと言う事で…)がいてくれる事が必要
と思うのです。

心を崩されてしまい、救済治療されている子供達に、触れている
BPM220さん己磨さん達。
その外側で、予備軍が日々作り出されそうになってしまう…、
周囲が、気付き、ケアの感性を向上させて、予備軍の段階で、
治していく事も、これから、もっと大切になるでしょうね。

小さい一石ですが、気付き、おせっかい、頑張りますね。




私も、おせっかいオバサンしています

お名前: BPM220   
to 己磨さん

ご指摘ありがとうございます。

>児童福祉の世界では、試し行動といいます。
 しかとはいけません!!BPM220さんが信頼できる大人か試されてるんです。

 そうだったんですね・・・。子供が突然豹変したようになることがあるんでちょっと
困っていたんですが、そういうことでしたか。
 そういう子にはどうやって接していけばいいのでしょうか?普段は「近づくな!!」
とかいわれると、「お前は嫌かも知れないけど、俺は好きだから何度でも近づくぜ!」
って言って、悪口に関しては「シカト」。右から左に流してます。

>愛着障害の可能性が高いです。試し行動をとる児童よりも厄介です。
 詳細はネット検索等でヒットしますのでお調べください。

 調べました。試し行動も「愛着傷害」によるものなんですね。無知でした。
いきなり、抱きつかれてもどうしたらいいのかわからなくなりますよね・・・。
 今は普通に接してますが、寮の中では突然泣いたりしてしまうそうです。
あと、いろんなものを突然こわしたりも・・・。

 でも、最初は「安易に踏み入れるんじゃなかった・・・」と後悔してましたが、
最近は結構楽しいです。あいつらを笑顔にさせるにはこっちがいつも笑ってることが
一番だってことにも最近気づきました。

>もちろん教育でもいいですが・・
 福祉学・児童心理学等々の学問も非常に役立つと思います。

ありがとうございます。早速図書館に行って借りてきました。

お名前: 己磨   
to BPM220さん
児童養護の現場目指していただけるのであれば、大変うれしく思います。
ありがとうございます。

>学士入学をし、一から教育を勉強しなおしていきたいと思います。
とのことなのでちょっとした情報提供しておきます。

>都立の施設で、
現在都立児童養護施設はありません
おそらくBPM220さんがボランティアされているのは
旧都立施設だと思われます。ですが
民間の施設に比べると、財政面・職員配置は
非常に恵まれた環境にあります。民間はもっともっと厳しいです。
さらに言うと、地方はもっと悲惨です。。

都内にある旧都立施設となると・・・ BPM220ぜひ民間施設もチェック入れてください
さまざまな施設が存在します大抵の施設は柔軟に施設見学を
受け入れてくれるはずです、、それを繰り返すと私に会えるかもしれませんし(笑)。
ちなみに東京都には現在58施設(都外に有る施設も含み)存在。
全国でおよそ600弱の施設があります。


>挑発をしてくる子供もいます。
児童福祉の世界では、試し行動といいます。
しかとはいけません!!BPM220さんが信頼できる大人か試されてるんです。
この業界では、措置児童のほとんどが行う行動ですので、、、
がんばって振り回されてください(笑)
それを克服した後は、より強い関係が待っています。

>その一方、妙に人懐っこい子供もいます。きっと愛情に飢えているんでしょう。
愛着障害の可能性が高いです。試し行動をとる児童よりも厄介です。。
詳細はネット検索等でヒットしますのでお調べください。

>教育を勉強
もちろん教育でもいいですが・・
福祉学・児童心理学等々の学問も非常に役立つと思います。

がんばってください。。
BPM220さんと児童養護業界で一緒に働ける日を楽しみにしています。

お名前: Hide.    URL
To 己磨さん
恐れいります。
お目にかかれるチャンス、楽しみにいたしております(^^)


To BPM220さん
ぜひ、電剣東京においでください。
お待ちいたしております(^0^)

お名前: BPM220   
申し訳ありません。こんなにいろんな人が来てるなんて思わなかった・・・。

> 己磨 さん
「曲った愛情」ですか・・・。根本的な原因が「愛情」そのものにあるとは思いませんでした。まだまだ私は無知ですね。

申し訳ありませんでした。

僕の行っている施設は都立の施設で、結構ぼろいです。そんな中でも子供たちは自分の
運命と必死に戦っています。

子供からのメッセージなんでしょうか?挑発をしてくる子供もいます。基本しかとです
けどね。おそらく「こういうことを言われてきたんだろうなぁ」とちょっと悲しい気持
ちです。

ただ、かかってきたら思いっきりぶつかってやるつもりです。

その一方、妙に人懐っこい子供もいます。きっと愛情に飢えているんでしょう。


一回剣道を教えたことがあります。でも「凶器になるんでやめてください」と注意され
ました。

僕が今できることは、子供たちに「人生いいことも一瞬だけど、悪いことも一瞬。いい
ことは必ずあるから人生捨てたもんじゃない」と日々言って聞かせてやることだけで
す。

僕は今、自分の進むべき道が見えたような気がします。しかしそのためには、また一から勉強しなければなりません。

でも、彼らを本当に救ってあげたい。いや、救うなんて大したことはできないけど、
ちょっとした光を差してやることはできるかもしれません。

学士入学をし、一から教育を勉強しなおしていきたいと思います。


P・S
来年こそは電脳剣士稽古会に参加させていただきます。

お名前: 己磨   
to Hide.さん
>チャンスがありましたら、ぜひ己磨さんもお目にかかってお話してみたいものです。

ありがとうございます。そうお言葉頂きうれしく思います。
正直なところ、チャンスはあるような気がします。
(きっとどこかの試合会場で・・等々・・)
当方も虎視眈々とそのチャンスを模索させていただきます(笑)

万が一
チャンスの見込みがなければ、愚息と共に防具持って押し掛けますので!!
その時はよろしくお願いします。

お名前: Hide.    URL
To 己磨さん

>私はケアワーカーではなく、、、
>管理栄養士(スーパーメタボですぐぁ)としてその業界に
>身をおいております。今後ともよろしく願います。。

そうなんですか。
たいへんなお仕事、頭が下がりますm(_ _)m


>そんな子供たちに、個人競技(スポーツ)が合っていると常々思っておりました。
>そんな折。。リバ剣することになり、剣道やっぱ最高かなぁって思っています。

そうなんですか。
剣道はたいへん教育的に有用な側面を持っていると思いますが、指導者次第のところも少
なからずあります(>_<)


>皆様

>そのような子供たちに
>少しでも気持ちを向けてやってください。。

ありがとうございます。心がけます。
もし、チャンスがありましたら、ぜひ己磨さんもお目にかかってお話してみたいものですm(_ _)m

お名前: 赤胴ちゃん   
子供が好きでない、という親は知っています。感情や感覚が欠如しています。自分の欲ばかりこいています。それでも、経済があれば自分だけで生きていけるのです。でも、本質的な愛情が無いので、本質的に一緒に居られる家族が持てません。嫉妬や世間体感情は、かなり強いので、嘘をついてまで、家庭を演習します。


そういう親の処に出現してしまった子にとって、愛情のある他者の存在が、絶対的救済条件です。


幼児期感情精神発育期に、たとえ、どんな小量の、ひとしづく、であっても、子供の心に垂らしてあげれば、生ようと云う意志の塊である子供は、その思い出を、自分を生かす材料として、膨ませる事が出来ます!。

何か、関わって行きたい、と思います。

お名前: 己磨   
TO Hide.さん
ワザワザ返信ありがとうございます。

こんな場所で身の上話をすることになるとは・・・
いやいやお恥ずかしい限りです。。

ついでに言ってしまうと
私はケアワーカーではなく、、、
管理栄養士(スーパーメタボですぐぁ)としてその業界に
身をおいております。今後ともよろしく願います。。
(ここまで言うと、わかる方には私が誰かわかってしまうかも知れませんが)


<「養育放棄」のような形になって現れるように思えます。
これもまた今児童を取り巻く環境の中で、非常に大きなウエイトを占めています。
養育放棄=ネグレクト
これこそ究極の児童虐待です。これをされてしまった児童は、その傷がいえるのに
ものすごいエネルギーを使います。
自己肯定感がまったくない児童が多く、さらに信用できる大人を作ることも
ままなりません。つまり対人関係を作るスキルを奪われてしまっているのです。

ここからは持論ですが・・・
そんな子供たちに、個人競技(スポーツ)が合っていると常々思っておりました。
そんな折。。リバ剣することになり、剣道やっぱ最高かなぁって思っています。

剣友会等なら月謝も安いし・・・・

もちろん剣道にこだわらず、学習ボランティア)
(施設の子供たちは少なからず、勉強の面で不利な面があります)
ただ訪問して遊ぶだけでもかまいません。
どの施設でも
困っているはずです。。

皆様
そのような子供たちに
少しでも気持ちを向けてやってください。。

お名前: Hide.    URL
To 己磨さん

管理人のHide.です。
そうですか、そういうところで専門の職員としてお仕事をなさっておられるのですね。
「上手に愛情表現をできないだけです。本当は大好きでしょうがないのに言葉で伝えるこ
とができず・・・ってのがほとんどです」という一文、ある意味ショックです。

たしかに、育児ノイローゼも、子どもが嫌いだからなるのではありませんよね。
子どもが嫌いなら、単純に「養育放棄」のような形になって現れるように思えます。虐
待というのは、やはり「愛情のゆがんだ形」の現れなのでしょう。


>施設の子供たちに、その楽しさ教えてあげてください。
>その子供たちの視野を、社会を感じさせてあげてください。
>また、興味のある方は一緒に働いてください。

我が家の近所にそうした施設があるかどうか存じ上げませんが、心がけたいと思います(^^)

お名前: 己磨   
>BPM220 さん
>皆様・・・
はじめまして、己磨です。

実は私、児童養護施設職員として働いています。
児童虐待が起こる要因は数あれども、
>「子供を愛していない親なんかいない」
というのは間違っていないと思います。

確かに虐待は許されるものではありません。
でもそれをしている、血縁関係のある親御さんのほとんどは、
そのことを自覚し後悔し、悩んでいます。
上手に愛情表現をできないだけです。本当は大好きでしょうがないのに
言葉で伝えることができず・・・ってのがほとんどです。さらに
親御さんが精神疾患や知的障害を抱えている事例も多くの割合を占めます。

それでも肉親からの愛は偉大です。それこそが虐待に拍車をかけているのも事実です。
虐待を行ってしまう←(私はあえてこう言います)
親御さんにとって必要なのは、親御さん本人へのケアだと考えます。

多くの児童もまた、親との生活を望みます。
お互いに裏切っても裏切られても、親子は親子、到底他人には越えることのできない
強いきずなを持っていると私は思います。

>現在児童養護施設は、入所者増による深刻な資金不足・職員不足に直面しています。
時間のある方、どうか子供たちのために積極的にボランティアに行ってあげてください。

ほんとにお願いします。特に特技持っている方・・もちろん剣道でもいいです!!
施設の子供たちに、その楽しさ教えてあげてください。
その子供たちの視野を、社会を感じさせてあげてください。
また、興味のある方は一緒に働いてください。
養育家庭制度・フレンドホーム制度(ちゃんといくばくかの報酬もあります)
等々さまざまな、形で児童のケアに参加できます。

どうしても行政からの資金だけでは、満たしてあげることができません。
施設養護だけでは、子供たちは、育つことができないのです。
地域の人々の助けを必要としています。
しかも
そこで働く職員は数が少なく激務です、拘束時間も・・・恐ろしく長いです
家庭を持つと、完全に2重生活です。(どっちが自分の家だか分らなくなります)
さらに
児童養護施設のほとんどが、戦災孤児収容を事業の初としていることもあり。
8割以上の施設では、躯体が老朽化し建て替えを迫られています。
しかし、その資金を自力で調達できる施設はごくわずかです。
家庭から分離されて、傷ついている子供たちが
物理的にも精神的にも豊かな生活(贅沢にとはいきませんが)をすることは困難です。

皆様、
近くに施設がお在りなら、せめて施設見学で構わないと思います、
関わりを持っていただけると、もっともっと施設の状況は改善されると思います。
よろしく願います。

思いが先行して
とりとめがありませんことを、お許しください。

お名前: Hide.    URL
To BMP220さん

>僕は、もし子供ができたら完璧でない自分のような人間を目指してほしくはないし、自
>分で自分の道を切り開いてほしいですね。

そうですね、親になった人がみんなそう考えてくれればいいのですが、親になる前にそう
思っていたとしても、どういうわけかコロッと変わっちゃったりするんです(>_<)

また「自分ができが悪いから、子どもには」なんて力の入っちゃう親もいるようで。
しょせん自分の子ですから、大それたものにはならないんですがね。

お名前: 赤胴ちゃん   
とにかく、おせっかい、であるべきだと思います。

自分は小さい子は大好きです、赤ちゃんも良い匂いだし、
世話はめんどくさいけれど、自分の手が子供に関われている
という事が嬉しいなあ、と思います。子供を隣に寝かせて、
くんくん匂いを嗅いでいると、最高に幸せでした。

ほっぺたもフワフワだし、感覚的に大好きです、多分、
多くの女性(男性でも)が、小さいものに対してカワイイ!
と感じる、と思うのです。

生き物に、餌をあげて、食べる様をみて、楽しいな、と思える、
これは、自然の事だと思います。お互いに生きられるのですから。

私は、今日のいびつな虐待は、自然破壊と、食品の添加物、
価値観が拝金主義に偏った弊害等、が原因だと思っています。

生きよう、生かそう、という自然の感覚や欲求が、妨げられている、
と思います。

こんな事は、利権ばかり追いかけている感覚の、政治家や、官僚や
経営者に、言葉で伝えても、分かる筈ない。

身近なところで、気になる、親子や子供がいたら、自分が、知り合いが、
他人が、声をかけたり、気にしているよ、というメッセージを伝える事が、
まず抑止する、第一歩だと思います。

おせっかいオヤジ、おせっかいオバサン、が増えるといいと思います。

お名前: BPM220   
to Hideさん
 まさしくそれも問題だと思います。「自分のようになってもらいたい」と思っている
親はたくさんいると思います。がしかし、子供には子供の夢があるし、何より「大人に
なればカンペキなの?」と疑問を持ちます。僕は、もし子供ができたら完璧でない自分
のような人間を目指してほしくはないし、自分で自分の道を切り開いてほしいですね。

to まささん
 「人の気持ちになれない親」が最近増えてきています。モンスターペアレントもその
例です。表面ばかりを見て、本質が理解できてない。そして、自分の主張を一方的に
突き通す。虐待も、関わりがないとは思えません。確かに教育の面では「叩く」ことも
必要となってくることがあるでしょう。しかし、虐待する親は「加減」を知りません。
「叩くことも必要」という表面だけを見て、叩くことだけに集中し、または、「自由にさ
せることも必要」という言葉を表面だけ理解し、その結果起こる「ネグレクト」。
もちろん、これらは一部の例に過ぎませんが、想像力が乏しいということは原因のひとつではあると思います。

to 春龍さん
 いえいえ、僕のかかわっている寮の子供たちには好かれていますが、それ以外の寮
(いくつかある)の子供たちには未だに怖がられています。でもこの場所で子供たちと
信頼関係を作るということは、やっぱりかなり難しいです。特に壁の向こうから
半分顔を出して、じぃーと疑いの目で僕を見る子が一番大変でした。無理に近づこう
とはせずに、近づいてくる機会をじっと待ってましたね(こんなとこでも剣道が役立っ
た)。
 子育てにかなり悩んだように思われます。現在は日本には様々な教育観があふれて
います。それが、虐待だけでなく様々な教育問題へと発展していっているものと考え
ます。
 教育の本質とは何なのでしょうか?これは、教育方法ではなく「哲学」の部類に
入ってくると思いますが、「教育とは人間が人間なること(カント)」だと思います。
未熟なものとして生まれてきた人間を自立できる人間に育てるという意味です。
そこには「勉強で一番にさせる」とか「将来はあとを継がせる」とか大人の個人的感情
は一切ありません。カントの教育観が教育の本質であり基本だと思います。
 剣道も同じではないでしょうか?
 日本を代表する剣士の中には宮崎先生のような柔軟な剣道をする剣士もいれば、
栄花先生のようにグッと中心を取る剛剣をする剣士もいます。また、激しくせめて
から、出端をとらえる選手もいれば、返し技などを中心とする選手もいます。
 しかし、我々だったらわかると思いますが、「剣道の基本」はどんな道場でも
教わっていることは一緒なんです。なのになんで、こんなに様々なタイプの剣士
が生まれるのでしょう?
 教育も一緒だと思います。

お名前: 春龍   
BPM220 様

 児童養護施設での学習ボランティアに従事との事、感銘いたします。
 また施設でお子さんたちに懐かれる、心優しい方なのですね。

 「虐待」...私自身が「もしかして、これは虐待?」と悩んだ事があります。
 
 子を持つと誰もが「無事生まれて来て良かった」と思い、次は「這えば立て、
 立てば歩めの親心」を持ちます。
 幼稚園に行く頃には「頭が良く、心は優しく、運動が出来て、人気もの」に
 なれば良いなと希望を持ちます。

 子供の様(さま)がイコール親の育て方であり、それは親の評価の様に母親
 としては感じてしまいます。

 「どうしてこの子はこれが出来ないの?」と悩みます。

 そのイライラ感を「しかる」を代名詞にし、言葉や手で、子供にぶつけてしまう
 時が続いたりします。

 でも「自分が子供の時はどうだった?」を思い出し、時間が経てば「出来る
 時がくればちゃんと出来る様になる」という事に気づいてから気持ちの持ち
 様が変わりました。

 「個性を大事に」と言いながら、「皆と同じ様に」の世間の意識。
 本当に親になるのは難しいです。
 子供と一緒に親も育つのかなぁと思っています。

 今はこんなですが、当時は「虐待なのか?」に悩み色々な資料を読み
 漁りました。
 虐待は根が深く、ドメスティックの他に、ネグレクト(育児放棄)等
 その親が育って来た環境も深く関わるそうです。
 また少子化の中で「パーフェクトベビー(完璧な赤ちゃん)」願望の親が
 増えた事も一因だそうです。

 ....ながながと書いてしまいました。とめどない文章の中でBPM220さんに
 なにかヒントの欠片でもあれば....と思います。

お名前: まさ   
>BPM220さん
はじめまして。

想像力の乏しさから、こういった事件事故が起こるのだと思います。結果が想像出来な
いのでしょう。

我々大人から見ると、子供達の言動にはもどかしさを感じる事があると思います。です
が彼等は驚くほど周りを良く見ております。ただ表現するのが未熟なだけです。

書いた事は某TV番組の受売りではありますが、それに気付く事が出来れば虐待に限ら
ず、事件事故も減るのではないかと考えます。

お名前: Hide.    URL
管理人のHide.です。

子どもは自分とは別人格だという認識が欠如してしまっている人が多いのかもしれません
ね。「子どものペット化」でしょうか。

子どもは何でも自分の言うことを聞くものと思いこんでしまう。ところが現実は全くと言
っていいほど真逆です。

 自分の意にそわない→気に入らない→虐待

こんな図式なのではないでしょうか(>_<)

お名前: BPM220   
なぜ虐待は起こってしまうのでしょうか・・・・?

僕は不思議です。自分の生んだ子なのに・・・。可愛くないんですか?

虐待する親は、暴力を受ける子供の身になって考えたことありますか?

圧倒的な威圧感と力。あなたたちが子供だったらどう思いますか?

子供の叫びを聞いてあげてください。子供の痛みをわかってください。

子供を褒めてあげてください。ちょっとでもいいことをしたら褒めてあげてください。

「テストの点数が一点上がった!」。そんなのでも、いっぱい褒めてあげてください。

悪い事したときは、叱ってください。しかし、叱り過ぎないで下さい。

過剰に子供をぶたないで下さい。怒ったことは親がすぐに忘れてください。

子供は心の中で叫んでます。

「ママ・パパごめんなさい。もう許して。」

「パパ・ママ。僕はここにいるよ。気づいて。僕を見て。」

未来ある子供を、大切に、大切にしてください。



養護施設で学習ボランティアをはじめてからどのくらい経っただろう。勉強教えてる以外
の子供たちにもなつかれ(学習ボランティアなんだけどなぁ?なぜか子供たちの遊び
相手)、けっこう慣れてきました。最初、不信感を僕に対して抱いていた子供とも
仲良くなりました。

しかし一方、施設に相談しに来る人がやっぱりいます。もちろん虐待の問題だけではない
と思います。教育に回すお金がなく家庭内では育てられないなどといった理由もあり
ます。しかし、虐待によって預けられた子供もいることも事実です。私の言っている
施設では、そんな様々な事情がある子供達が100人以上生活しています。

児童養護施設の入所者は、近年右肩上がりです。全くもって喜ばしいことではありません

なぜ、虐待するという行為が起きてしまうんでしょうか?Hideさんやその他の剣士の
皆さんは、よく「子供を愛していない親なんかいない」といいます。でも、僕は現実を
目にして、「それは間違い」とはっきり言います。事実子供を愛さない親は存在します。

虐待は何が原因なんでしょうか?どうすれば虐待はなくなるんでしょうか?

未来のために、皆さんの意見をお聞かせください。お願いします。

P.S
現在児童養護施設は、入所者増による深刻な資金不足・職員不足に直面しています。
時間のある方、どうか子供たちのために積極的にボランティアに行ってあげてください。
お願いします。

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